「ねえ遊希。ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
時は数日前に遡る。学内対抗デュエル大会が開かれることが決まり、生徒たちはそれぞれ自分のデッキの調整に勤しんでいた。そんな中、鈴は同室の遊希に思い切って聞くことにした。
それは夕食を食べ終えて寝る準備を済ませた夜のことで、遊希と鈴はベッドの前で互いに背中合わせで座っては黙々と手持ちのカードをいじっていた。10代女子高生の行動としては一般的に見れば実に異様な光景であるが、デュエリストにとっては日常的な光景である。そしてその当たり前の時間はデュエリストにとっては誰にも介入されたくない大事な時間でもあった。
「……何? 今集中してたんだけど。用があるなら手短にお願いね」
その大事な時間に横槍を入れられた遊希は眠さも相まってかややご機嫌斜めといった様子である。それでも彼女は鈴と背中合わせのまま話を聞いてくれるようだった。
「あたしと遊希はさ、デッキのエースがドラゴン族じゃない」
「うん」
「もしドラゴン族に強いデッキを使うデュエリストと当たったらさ、遊希だったらどうする?」
デュエルモンスターズには様々なデッキがある。しかし、どのデッキにおいても数の多いドラゴン族や戦士族、魔法使い族といった種族のモンスターは自然と入るため、それらのモンスターを止めるためのメタカードを入れるデュエリストも少なくない。もちろん遊希に意見を求める前に、鈴は自分でその解決策を考えた。しかし、自分で納得の行く解答を得ることはできなかったのだ。
「さて遊希、ここで問題よ。ドラゴン族ばっかりの【青眼】でどうやってドラゴン族のメタを突破するか。答えは三つ。正しい解答をひとつだけ選びなさい」
「……なんで三択?」
「一つ、オシャレで美少女の鈴ちゃんは突如打開するためのアイデアがひらめく。二つ:遊希がアドバイスをくれる。三つ、どうにもならない。現実は非情である。さあ、どれでしょう」
何処かで聞いたことのあるような質問の仕方であるが、恐らくこの手のネタに詳しい皐月あたりからネタを仕込んだのだろう、と遊希は推測した。
「四つ、ふざけてる鈴の質問をスルーして可愛い遊希ちゃんは寝る」
真剣な表情でふざけたことを言われるのは真面目に聞こうとしたこっちがアホらしくなるというものだ。そう言って予備のカードをケースに戻して、二段ベッドの下の段に潜り込もうとする遊希。そんな彼女の腰に縋りつくかのように鈴が飛びついたのは言うまでもない。
「ごめん! 真面目にやるから! でも自分で可愛いとか言っちゃう遊希マジ可愛い!」
「五つ、褒め殺し作戦は成功しない。現実は非情である、と……そもそも私のデッキが何から何までドラゴン族のデッキかというとそれは違うわ? 機械族のサイバー・ドラゴン・インフィニティもいるし、同じ銀河眼でも銀河眼の光子卿は戦士族のモンスターよ」
「あっ、じゃあやっぱりデッキをある程度弄らなきゃいけないのかなぁ……」
「でも当たるかどうかわからないメタのためにデッキを下手に改造するのはハイリスク。メタを意識しすぎた結果デッキ本来のバランスが崩れて普通なら勝てる相手にも勝てなくなってしまうケースも決して少なくないから」
遊希はプロ時代にデュエルをする相手から銀河眼に対するメタを数多く張られてきた。当然普通のデュエルをする時より苦戦を強いられることは多かったが、遊希はそれを様々なカードを駆使して突破してきた。
光属性モンスターに対するメタカードである《閃光を吸い込むマジックミラー》や特殊召喚を封じる《虚無空間》など魔法・罠カードによるメタであれば《サイクロン》などの除去カードを使い、戦闘や効果をに対する耐性を持ったモンスターであれば【壊獣】によってリリース。
デュエルモンスターズには多種多様なカードがあるが、完璧なカード、完璧なデッキなど存在しない。どんなカードにも弱点はある。特定のカードに対するメタカードであっても、そのカードに対する対処の方法があるのだ。
「だからもし私ならまずそのメタを相手にした場合はそのメタカードを引かれる前に倒す。どんなに強いカードでも使わせる前に叩いてしまえばそれはただのカードだから」
「……それは遊希だからできるんじゃないかな?」
遊希のことだから最終的にレベルを上げて物理で殴る、的な脳筋丸出しな解答もあるのではないか。と思っていた鈴だったが、まさか真っ先にその答えが出てくるとは流石に思っていなかった。
「ううん、竜司さんやミハエル先生だって現役時代はそんな感じだった。やられる前にやれ、っていうのがプロの世界。でもそう上手く行かないのがデュエルモンスターズ。相手が先攻でそのメタを揃えてきた時、デュエリストにできる手段は自然と限られるわ。大事なのはそれに当たった時冷静に対処できるかどうか」
「冷静に……」
「こういう大会とかに不慣れだと焦る気持ちはわかるわ。私もそうだったから。でも焦ると何でもないことでも思っている以上に大きなものに見えてしまうもの。意外と落ち着いて考えてみれば、抜け道を見つけられるはず……ふわぁ」
そう言って遊希は本当に下の段のベッドに潜り込んでしまった。入寮初日はどっちがベッドの上の段で寝るかどうかで長い時間揉めに揉めた二人であるが、いつの間にかに遊希は鈴が眠っている下のベッドで眠ることが多くなっていた。色々と気難しいところがありながらも、自然と擦り寄ってくる様は何処か猫のようだ。
(落ち着いて考える、か……色々と気負い過ぎてたのかな、あたし)
鈴は小さくふぅ、と息を吐いた。遊希の言う通り、肩の力を抜き、穏やかな気持ちで現実を見つめてみれば見えることがあるのかもしれない。疲れていたのか、数分も経たぬうちにすやすやと愛らしい寝顔を見せる遊希を横目に、鈴はもうしばらくの間カードとにらめっこを続けるのであった。
*
(あたしがすべきこと……相手がフィールドを完成させる前に叩く!)
☆TURN04(鈴)
「あたしのターン、ドロー!」
桜のフィールドにはバスター・ブレイダーと黒鋼竜を装備したレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンが存在している。バスター・ブレイダーは鈴のフィールド・墓地のドラゴン族モンスターの数だけ攻撃力を上昇させ、レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンは1ターンに1度、手札・墓地のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できる。そのため、鈴はこの2体をこのターンのうちにまとめて除去しなければならなかった。
(よし、これなら!)
「あたしは手札1枚をコストに魔法カード、ドラゴン・目覚めの旋律を発動! デッキから攻撃力3000・守備力2500以下のドラゴン族モンスターを2体まで手札に加えるわ! 手札に加えるのは青眼の亜白龍とブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンよ!」
「いくらドラゴンを手札に加えたところで同じこと。バスター・ブレイダーの前では無力ですわ!」
「本当にそうかしら? あたしは墓地の《伝説の白石》の効果を発動!」
《伝説の白石(ホワイト・オブ・レジェンド)》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/ドラゴン族/攻300/守250
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。デッキから「青眼の白龍」1体を手札に加える。
「デッキから青眼の白龍を手札に加える。そして手札の青眼の白龍を見せることで、青眼の亜白龍を特殊召喚するわ!」
バスター・ブレイダー ATK3600→ATK4600
「フィールド・墓地にドラゴン族が増えたことでバスター・ブレイダーの攻撃力は更に1000アップしますが……除去効果を持つ亜白龍ならばバスター・ブレイダーを効果で破壊できる。しかし、同じことですわ!」
亜白龍は効果を発動したターンは攻撃することができない。そのため仮に亜白龍の効果でバスター・ブレイダーを破壊したところでダークネスメタルの効果で墓地の黒刃竜を蘇生すればすぐにバスター・ブレイダーを装備カードとして装備させる。そうすれば流れは前のターンと同じ。黒刃竜と亜白龍を相討ちさせ、バスター・ブレイダーを蘇生すればいいだけの話だ。
「いや、同じじゃないわ。あたしは手札の青眼の白龍をコストにトレード・インを発動。デッキからカードを2枚ドロー!」
バスター・ブレイダー ATK4600→5100
「そして更に儀式魔法、カオス・フォームを発動! 墓地の青眼の白龍1体をゲームから除外して儀式の生贄に捧げるわ!」
「カオス・フォーム!? まさか今のドローで……」
「こればっかりはあたしも自分の悪運の強さを感じるわね……でもそれだけあたしとこの子の絆が深いってことなのかもね。儀式召喚! 来て! ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン!!」
墓地から青眼の白龍1体が減った代わりに、フィールドにカオス・MAX・ドラゴンが儀式召喚されたため、バスター・ブレイダーの攻撃力は変わらず5100のまま。攻撃力だけで見れば《F・G・D》をも上回る。しかし、バスター・ブレイダーにあるのは攻撃力だけだ。
「バスター・ブレイダーを対象に青眼の亜白龍の効果を発動! このターン、亜白龍の攻撃権を放棄する代わりに、対象のモンスター1体を破壊するわ! 消えなさい! バスター・ブレイダー!!」
亜白龍の一撃でバスター・ブレイダーが爆発と共に消滅する。力の象徴である青眼に搦手を以て対処されるというのは何とも変な感覚であった。
「っ……」
「あたしはまだ召喚権を使っていない。チューナーモンスター、太古の白石を召喚! あたしはレベル8の青眼の亜白龍に、レベル1のチューナーモンスター、太古の白石をチューニング!“太古の世界において人々を守護せし白き龍よ。今一度精霊となりて光の力で闇を祓え!”シンクロ召喚! 青眼の精霊龍!! そしてバトルフェイズ! ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンでレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを攻撃! 混沌のマキシマム・バースト!!」
「その戦闘の前に、私はリバースカードを発動しますわ! 永続罠《真紅眼の鎧旋》!!」
《真紅眼の鎧旋(リターン・オブ・レッドアイズ)》
永続罠
「真紅眼の鎧旋」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「レッドアイズ」モンスターが存在する場合、自分の墓地の通常モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合、自分の墓地の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
「私は自分の墓地の通常モンスター《真紅眼の黒竜》を守備表示で特殊召喚しますわ!」
《真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラック・ドラゴン)》
通常モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
真紅の眼を持つ黒竜。怒りの黒き炎はその眼に映る者全てを焼き尽くす。
(守備表示……カオス・MAXの効果で貫通ダメージを与えられるとはいえ、ここでダークネスメタルを放置する意味はないわね)
「攻撃対象は変わらずダークネスメタルのままよ!」
ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン ATK4000 VS レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン(+黒鋼竜)ATK3400
桜 LP5000→4400
「っ、ダークネスメタル……! ですが装備カードとして装備されていた墓地の黒鋼竜の効果を発動しますわ!」
「させない! あたしはその効果にチェーンして精霊龍の効果を発動!」
チェーン2(鈴):青眼の精霊龍
チェーン1(桜):黒鋼竜
「チェーン2の精霊龍の効果で墓地で発動する効果を無効にして破壊するわ! 黒鋼竜の効果は無効!」
「ええ、チェーン1の黒鋼竜の効果は無効になりますわ……」
「精霊龍で守備表示の真紅眼の黒竜を攻撃!“バースト・スピリット・ストリーム”!」
青眼の精霊龍 ATK2500 VS 真紅眼の黒竜 DEF2000
「よもや私のフィールドのモンスターをこうもあっさり全滅させてくるとは。青眼の白龍の名は伊達ではありませんわね」
「あたしだってこのデッキを使うことの意味はわかってるつもりよ。そこにどのくらいの覚悟が必要かってね。あたしはバトルフェイズを終了。これでターンエンド。そしてエンドフェイズに墓地に送られた太古の白石の効果で白き霊龍をデッキから守備表示で特殊召喚。特殊召喚に成功した霊龍の効果でその真紅眼の鎧旋をゲームから除外するわ」
真紅眼の鎧旋は相手の“効果で破壊され墓地へ送られた場合”に二つ目の効果が発動する。しかし、白き霊龍によって除外されてしまった以上はその効果を発動できないのだ。
桜 LP4600 手札2枚
デッキ:29 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:0 墓地:9 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:14(0)
鈴 LP6000 手札0枚
デッキ:25 メインモンスターゾーン:2(ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン、白き霊龍)EXゾーン:1(青眼の精霊龍)魔法・罠:1 墓地:11 Pゾーン:青/赤 除外:1 エクストラデッキ:14(0)
桜
□□□□□
□□□□□□
精 □
□□霊□M□
□□□伏□
鈴
☆TURN05(桜)
(カオス・MAX・ドラゴンが存在する限り、壁モンスターは恰好の獲物。かと言ってこのターンで防げるモンスターを出せなければ私の負けは必定となりますわ。彼女が前のターン、トレード・インの効果でカオス・フォームを引き当てられたのであれば……彼女より強い私にできないわけがありませんわ!)
「私のターン、ドローですわ!……私はこのカードに己の運命を懸けますわ! 魔法カード《紅玉の宝札》を発動します!」
《紅玉の宝札(こうぎょくのほうさつ)》
通常魔法
「紅玉の宝札」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札からレベル7の「レッドアイズ」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。その後、デッキからレベル7の「レッドアイズ」モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
「私は手札のレベル7の真紅眼の紅炎竜1体をコストとして墓地へ送り、2枚ドローします! そして更にデッキから2体目の紅炎竜を墓地に送りますわ!」
(ここで藤堂先輩もドローソースを引き当てるか。自分で言うのもなんだけど、なんともドラマチックなデュエルよね)
「……あなたにはとっておきのモンスターを見せて差し上げますわ。まず私はチューナーモンスター《破壊剣士の伴竜》を召喚します!」
《破壊剣士の伴竜(はかいけんしのばんりゅう)》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/ドラゴン族/攻400/守300
「破壊剣士の伴竜」の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「破壊剣士の伴竜」以外の「破壊剣」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードをリリースして発動できる。自分の手札・墓地から「バスター・ブレイダー」1体を選んで特殊召喚する。
(3):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「バスター・ブレイダー」が存在する場合、手札から「破壊剣」カード1枚を捨てて発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。
「召喚に成功した破壊剣士の伴竜の効果で、デッキから破壊剣カード1枚を手札に加えますわ。《破壊剣士融合》を手札に。そしてこのカードをリリースして効果を発動。墓地のバスター・ブレイダー1体を特殊召喚しますわ! バスター・ブレイダーの攻撃力はあなたのフィールド・墓地のドラゴン族モンスターの数×500ポイントアップします!」
鈴のフィールドにはカオス・MAX、精霊龍、白き霊龍の3体。そして墓地には5体のドラゴンが存在する。よってその合計分バスター・ブレイダーの攻撃力はアップする。
バスター・ブレイダー ATK2600→ATK6600
「攻撃力6600……!?」
「驚いていらっしゃるようですが、自分で蒔いた種ですわよ? バトル! バスター・ブレイダーで青眼の精霊龍を攻撃しますわ!」
バスター・ブレイダー ATK6600 VS 青眼の精霊龍 ATK2500
(精霊龍を……?)
「青眼の精霊龍の効果を発動! このカードをリリースし、エクストラデッキから光属性・ドラゴン族のSモンスター1体を守備表示で特殊召喚するわ! あたしは《蒼眼の銀龍》を特殊召喚する!」
《蒼眼の銀龍(そうがんのぎんりゅう)》
シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。自分フィールドのドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2):自分スタンバイフェイズ毎に自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
バスター・ブレイダー ATK6600→ATK7100
「特殊召喚に成功した銀龍の効果。次のターンの終了時まであたしのドラゴン族モンスターは効果の対象にならなくなり、効果では破壊されない!」
「では銀龍を攻撃します! 破壊剣・一閃!」
バスター・ブレイダー ATK7100 VS 蒼眼の銀龍 DEF3000
「これで銀龍の効果でモンスターを蘇生させることはできませんわ」
「でも守備表示の銀龍を攻撃したところでダメージは与えられない。カオス・MAXを攻撃した方が良かったんじゃ?」
「……やれやれ、無知は恥ずかしいですわね」
「無知……?」
「私のバトルフェイズはまだ終わりませんわ! 手札から速攻魔法《破壊剣士融合》を発動!」
《破壊剣士融合(はかいけんしゆうごう)》
速攻魔法
「破壊剣士融合」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札及び自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「バスター・ブレイダー」を融合素材とするその融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。
「破壊剣士融合……さっきの破壊剣士の伴竜でサーチしたカードですか。でも先輩のフィールドにはバスター・ブレイダーしか……」
「破壊剣士融合の融合素材は相手フィールドのモンスターも使用できるのですわ! 私はバスター・ブレイダーとあなたの白き霊龍を融合!」
「私のフィールドのモンスターを!?」
「“竜を斬る剣士よ。白き精霊の龍よ。今一つとなりて、あらゆる竜を撃ち果たす戦士となれ!”融合召喚! 来なさい!《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》!!」