この静かに暮らしたい殺人鬼に平穏を! 作:究極生命体になりかけた男
一応名前は伏せておきますが、誤字報告してくださる方には感謝しきれないです。
このすばの新しい映画が出るらしいですね!
「紅伝説」ってタイトルにあるけど5巻目内容をするんじゃないだろうな…ッ!?
ワガママだけどそれは3期で見たいな…。
5部のアニメはアバとジョルノとフーゴ、みんなカッコ良かったね(小並感)
次回はやっと生ハム兄貴だ(歓喜)
いるか分かんないけどジョジョ見てない人も次回だけは見てくれえええ!
え?来週はジョジョの特番?
ふざけんなああああああああああ
放送は土曜深夜一時(金曜二十五時半)ですッ!
…ジョジョの一番くじ、爆死しました。
フィギュア欲しい…。
このすばは引いてないです。ごめんなさい。
あ、最終回っぽい題名ですが全然そんな事ありません。
異論は認めないのでご了承ください。
これが俗に言うデジャヴというものであろうか。
私はまた同じ光景を見ている気がする。
「いい加減しろおおおお!!」
街の外には大勢の冒険者が集まり、いつにも増した緊張感を漂わせている。
冒険者達の視線の先に見えるのは見覚えのある首無しの黒馬に跨る黒騎士の姿。
そこには魔王軍の幹部デュラハンがいた。
何と言っているか分からないが、デュラハンは丁度一週間前に来た時のように怒鳴り散らしていた。
悪の手先だというのに地団駄でも踏んでいそうな怒り具合には、マヌケなイメージを覚える。
「わざわざ一週間前に忠告しにきてやったというのに、懲りずに俺の城に爆裂魔法を打ち込んできやがってえええ!!」
アクアに訳の分からんクエストに連れていかれ、転生者の小僧と決闘してストレスが溜まっているというのに、デュラハンはやってきた。
爆裂魔法がどうとか聞こえたが、まさか頭のおかしい小娘が馬鹿の一つ覚えのように爆裂魔法を打ちにいっていたというのか?
だとしたら、【キラークイーン】で吹っ飛ばしてやらねばならん。
「おい、めぐみん、お前また爆裂魔法を打ちにいってたのか?」
「欲求がどうしても抑えられなくて…」
「貴様か!紅魔族の娘!爆裂魔法をポンポンと撃ち込んできたのは!!」
「ええ、いかにも。あなたの城に爆裂魔法を放ったのは私です。我が名はめぐ…」
「この前の【キラークイーン】とかいう変な精霊みたいなのを操る男はどうした?」
「ちょっと待てい!私の自己紹介を聞け…って、確かにヨシカゲの姿が見えませんね」
私は門の上から双眼鏡を片手に、デュラハンとそこに駆けつけた冒険者達はじっと眺めている。
デュラハンが何を言っているのか分からなかったのは、そういう理由があるからだ。
怖いから指をくわえて陰から傍観している訳ではない。
「そういえば吉良さんがいない。アクア、吉良さんがどこにいるか知らないか?」
「私がそんな事知る訳ないじゃない。ダクネスはどうなの?」
「私も知らない。ついさっきまで一緒に行動していたはずだが…」
「何でこんな肝心な時に限っていないんだよ…」
カズマが落胆している様子がよく見える。
どうせいつもみたいに文句を垂れているのだろう。
「爆裂魔法の件のついでに、影の薄そうな男と途中邪魔が入って終わらなかった戦いの決着をつけてやろうと思っていたが、いないものはしょうがあるまい」
まだ戦闘が始まりそうにないが、こちらにとっては好都合だ。
私が人目に付かない門の上にいる理由は、ここからデュラハンを攻撃して
【キラークイーン】の射程距離は精々一、二メートル程度。
こんな離れた距離からデュラハンに攻撃が届くのかと思うかもしれないが、私には作戦がある。
「ウニャアアア!!」
私は宿屋の花壇でのんびり日光を浴びながら気持ち良さそう昼寝していた【
そのせいで【
良心の呵責というか、私には人の幸福を邪魔して喜ぶ趣味は無いので、【
安眠を妨害する事が何よりも愚かな行為だという事を私は知っている。
だが、
「【
【
「【キラークイーン】第一の爆弾…」
【
今回の場合は、触れれば爆発する【接触弾】に変えた。
私の考えた作戦とは、門の上から映画に出てくる
「そんな事よりも俺は爆裂魔法を撃ち込んできて調子に乗っている貴様ら人間が気に入らん!駆け出し冒険者の街だから手を出してこなかったが、一人残らず皆殺しにしてやる!!」
デュラハン目掛けてユラユラと飛んでいく【接触弾】。
デュラハンは相変わらず怒鳴っているが、それを待ってやるようなお人好しではない。
戦闘が始まらない事は、デュラハンが無防備な状態でいてくれるから好都合なのだ。
特に【接触弾】の場合は、対象に触れなければ爆発しないので、なおの事好都合だ。
【接触弾】は【着弾点火弾】のように爆発させるタイミングを選べない代わりに、接触して初めて爆発するのでより強い威力を期待できる。
「『我が名はベルディア』『我が軍の城の平穏のために!』『我が主人魔王様の覇業の成就のために』………『この俺が貴様らを地獄の底へブチ込んでやる』人間共…………」
針に糸を通すように精密に、メジャーリーガーのイチローがレーザービームで補殺するように的確に、デュラハンを狙いを定める。
手で大雑把な距離を図り取り、ブレのないように【接触弾】を操作する。
【接触弾】は着実にデュラハンに向かって近づいていく。
着弾まであと三十メートル、二十五メートル、二十メートル…。
「ベルディアッ!あんたの野望、私が打ち砕く!【ゴッドブ…」
「アンデッドナイト達!!出てきてこいつらにファンファーレという悲鳴を吹かしてみろッ!」
「「「WRYYYYYYYYY」」」
「ええええ!!なんかいっぱいで出てきたんですけどおおお!!」
チッ、何という事だ…。
地面からアンデッドが大量に現れるだと…ッ!
これじゃあデュラハンを狙いにくいじゃあないか!
「おれの名はペイジ」
「ジョーンズ」
「プラント」
「ボーンナム」
「「「「血管針攻撃!」」」」
「ふるえるわハート!燃えつきるほどヒート!!刻むわ血液のビート!【ゴッドレクイエム】!!」
「「「「タコス」」」」
「どんなもんよ!ってまだまだ全然いるんですけどおおおお!!」
アクアがアンデッドを数体まとめて倒すが、アンデッドの数がキリが無い程多い。
デュラハンの奴め、厄介な事をやってくれたものだ。
自分の立てた計画が上手くいかないのは実に腹立たしい。
いや、ここはアクアがアンデッドに強いアークプリーストだという事が不幸中の幸いと思っておくべきか。
「え、ちょっ、嘘でしょ!?」
「「「UREEEYAAAAAAAA!!」」」
「私のそばに近寄るなああーーーーーーーーーーッ!!」
アークプリーストだという事で期待していたアクアだったが、尻尾を巻いて逃げ出した。
問題ばかり起こして、少しは役に立てないのか。
「ちょっと何で私ばっかり追ってくるのよおおおおおお!?」
「「「KUAAAAAAA!!」」」
邪魔だったアンデッド達がアクアに吸い寄せられるかのように、アクアを追いかけ始めた。
少しも役に立たないというのは訂正しよう。
ちゃんと役に立ってくれた。
ただし、アンデッド達を誘導する
これで心置きなく【接触弾】をデュラハンに撃つ事ができる。
「おいめぐみん!あっちの丘で爆裂魔法を唱えて待機していろ!」
「爆裂魔法ですか!?任せてください!」
「俺が合図したらアンデット達に爆裂魔法を撃ち込むんだ!」
「分かりました!」
カズマがめぐみんに何か指示を出したようだ。
それを聞いためぐみんが丘の方に走り出した。
そして、何かブツブツと唱え始めた。
ま、まさか
「…紅魔族随一の魔法の使い手にして、爆裂魔法を操りし者…」
頭がおかしい小娘の爆裂魔法を撃ち込まれたら、せっかく撃ち出した【接触弾】が風圧で弾け飛んで無駄になってしまう。
さっきはカズマ達に気を取られていたから良かったものの、今のデュラハンは完全に戦闘モードに入っている。
神経が研ぎ澄まされたデュラハンに【接触弾】を撃ち出す事は、容易な事ではない。
「だから何で私ばっかりいいいい!!」
「【キラークイーン】ッ!【接触弾】を戻…」
「今だ!めぐみん!!」
「【エクスプロージョン】!!」
「爆裂魔法だと!?しまっ…」
爆裂魔法が盛大に炸裂した。
門の上にいる私さえも吹き飛ばされそうな程の風圧が生まれ、視界が黒煙に覆われた。
「やったか!?」
「あの頭のおかしい小娘、やりやがった」
冒険者達がざわめき始める。
大方デュラハンを倒したという期待をしたものだろう。
私もデュラハンが
それなら【接触弾】がデュラハンに命中しなくても文句は無い。
そして、徐々に煙が晴れる。
「あ、あれは…」
「嘘…だろ」
期待に満ちていた冒険者の顔が一瞬にして絶望の色に染まる。
爆裂魔法によって出来たクレーターの上に立つ
「フハハハ!!今の爆裂魔法でこの俺が倒せると思っていたのか!残念だったな。俺の鎧は魔王様の加護を受けた特別製なのだよ!」
煙から現れたのはデュラハンだった。
予想はできていたがデュラハンは生きていた。
地面にクレーターを作る程の威力の爆裂魔法を受けたのにも拘らず、ほとんど無傷でピンピンとしているとは全く恐ろしい奴だ。
ただし、馬は綺麗さっぱり吹っ飛ばされてしまったようだ。
アンデッド達も吹き飛んでしまっている。
「あの小娘、どれだけ私の邪魔をすれば気が済むのだ…ッ!」
無傷のデュラハンに対し、【接触弾】は見る形も無く消し飛んでしまった。
つまり私の作戦は無駄になってしまったのだ。
「このクソカスどもがァーーーッ!!」
「ん?今何か聞こえなかったか?」
しまったッ!
私が門の上にいるのをデュラハンに見つかってしまったか…ッ!?
どちらにしろ、しばらく身を陰に潜めるしかないな。
「気のせいか…?まあいい。この俺に爆裂魔法を直撃させるとは対した奴だ」
「嘘だろ!?めぐみんの爆裂魔法をモロに喰らってこれってありえねえええ!!」
「わ、私の爆裂魔法が効いていないなんて…。あ、もう、体力が持ちません………」
「ワハハハ!!この紅魔の娘に免じて、この俺、ベルディアが直々に貴様らの相手をしてやろう!」
デュラハンの高らかな笑い声以外は何の音沙汰は無い。
どうやらバレていないようだ。
そうとなれば再び【接触弾】を撃ち出すとしよう。
「【接触弾】…ッ!!」
次こそは絶対にデュラハンに【接触弾】を当ててやる。
「魔王軍幹部を倒せば一攫千金だ!俺は行くぜ!」
「俺も行くぜ!独り占めにはさせねえ!」
「多勢に無勢だ!やっちまおうぜ!」
「「「おう!!」」」
何があったか分からないが、デュラハンは堂々とした立ち姿をしている。
自ら戦いに出る事という事か。
誰か知らない屈強な男が先陣を切り、大勢の冒険者が前線に出始めた。
ええい!これじゃあさっきと同じじゃあないかッ!
また【接触弾】が狙いにくくなってしまう!
「俺達も続くぞ!」
「行くぜオイ!」
前衛の冒険者に続く形で他の冒険者達も走り出す。
「数で攻めれば勝てると思っているんだろうがそれは甘い!」
…ま、呆気なく切り捨てられて終わるのがオチなんだろうが。
「この程度の意思の冒険者がこの俺に勝てると思うなよ!!」
「「「何!?」」」
デュラハンは腕に抱えた自分の頭を空高く投げ上げると、大剣を華麗に振り払った。
瞬き一つした時には、すでに剣で斬られ倒れた冒険者達の姿が見えた。
デュラハンは投げ上げた自分の頭をキャッチする。
邪魔にはなったが、【接触弾】をデュラハンの間合い近くまで飛ばすための時間稼ぎにはなってくれた。
「フフフ…苦労したがこれでデュラハンに【接触弾】を命中させられる。デュラハンまで残り十メートル。まだ気づく様子は無い…ッ!」
「つまらんな。さっきの爆裂魔法には感心したが、所詮は駆け出し冒険者の街の冒険者だな。さっさと終わりにしてやる」
「待て!次の相手は私だ!」
「貴様、クルセイダーだな?紅魔のアークウィザードといい、アンデッドナイト達に追いかけられていたアークプリーストといい、骨のある奴もいるようだな」
急に前へと飛び出すダクネス。
ダクネスの背後には【接触弾】が迫っている。
急に飛び出してくるんじゃあないッ!
少しヒヤリとさせられたが、今は
デュラハンはダクネスに気を取られ、目の前の【接触弾】に気づいていない。
これはチャンスだ…!
「面白い。かかってくるがいい!」
「行くぞ!はああああああ!」
堂々と構えるデュラハンにダクネスが果敢に斬りかかる。
その隙に【接触弾】をデュラハンの背後に旋回させて…。
「何だ?この
「は?何を言っているのだクルセイダー?」
デュラハンに立ち向かった思えば、急に立ち止まるダクネス。
「触ってみるか」
次の瞬間、
ダクネスは吹き飛ばされ、その勢いで宙を舞う。
「うおおおおおおおおおお!!」
「な、何が起きたのだ!?」
叫び声を上げるダクネスと戸惑うデュラハン。
それを見ている冒険者は何が起きたのか分からず混乱している。
ダクネスは倒れ気絶した。
デュラハンはあまりの出来事にまともなリアクションも取れず茫然している。
「ダクネスうううううう!!」
「何なのあの爆発!?訳が分からないんですけど!?」
「まさかあの爆発って吉良さんじゃ…」
「え?ヨシカゲの?」
カズマとアクアの驚く声が聞こえる。
ダクネスが【接触弾】に触れて自爆しただとおおお!!
これじゃあただのマヌケじゃあないかッ!
やや問題のある性格さえの除けばアクアやめぐみんよりも常識があると思っていたが、このクソカスがァ~~~~ッ!!
何を考えているのだ!!
『オイ、コッチヲ見ロオオオオ!!』
「次は何だ!?」
『コッチヲ見ロォォォオオオ!!』
「なあにいいいいいいい!!」
続けてもう一度爆発が起こり、デュラハンがその爆発に巻き込まれた。
爆風によって巻き上げられた砂埃が霧のように立ち込める。
「こ、この声と爆発って【シアーハートアタック】だ!」
「え、カズマ、どういう事よ!?」
「よくは分かりませんがヨシカゲはもうすでに近くに来ていたようですね」
不意を打つために【キラークイーン】第二の爆弾【シアーハートアタック】を射出しておいて正解だった。
【接触弾】が爆発する際に発生する熱を狙って【シアーハートアタック】を射出したのが表に出た。
「そこかああああ!!」
私の方に向かって何か飛んでくるぞ!?
あ、あれはデュラハンの大剣!!
「【キラークイーン】ッ!私を守れッ!!」
『しばッ!!』
私は反射的に【キラークイーン】を出してガードした。
しかし、デュラハンの大剣がここまで飛んできたという事は、デュラハンは
おまけに私がいる場所もバレた!
前線から遠く離れた門の上にいるというのに、だ。
「何なんだ今のは…?人間共が作り出した魔道具か?」
「狙った獲物を絶対に仕留めるという威力では、絶対的な信頼を感じている【シアーハートアタック】の爆破を喰らって生きているだと…ッ!」
【シアーハートアタック】の爆破を受けて多少のダメージで済むと奴は化け物か?
異常な程のタフさと私がいる場所に勘づいた事には恐れ入ったが、デュラハンもまた
「チャンスだ!あいつ、武器を捨てたぞ!」
「あ…」
「喰らえベルディア!!【リトルフィ…【クリエイト・ウォーター】AND【フリーズ】ッ!」
カズマが魔法で出現させた水をデュラハンに浴びせる。
デュラハン少しばかり大袈裟に水を避けようとするが避けられなかった。
しかし、ダメージは期待できない。
デモ鎮圧用の放水車くらいの水圧ならまだ威力に期待できるが、カズマが魔法で出した水は
「何っ!?」
カズマが魔法を唱えデュラハンの足ごとばら撒いた水を凍らせた。
魔法を二重に掛けてデュラハンの足止めをするとは、カズマも中々頭がキレるようだ。
三人の馬鹿がいるパーティーのリーダーをしているだけはある。
そういうところだけは敬意を表する。
「初級魔法を組み合わせて使うとは悪くない考えだ。戦いの参考にさせてもらうぞ。…だがまだ甘い!」
「クソ!」
「初級魔法でこのベルディアを縛ったままにしておけるかッ!」
動きを封じ込められたと思ったデュラハンは、凍った地面から軽々と自分の足を引き抜いた。
初級魔法ではどうにもできない。
これがレベル差というヤツか…。
『今ノ爆発ハ人間ジャネェ!』
「だから何なのだこいつは!?」
『コッチヲ見ロッ!』
「野郎おおおお!」
デュラハンが【シアーハートアタック】を殴りつけた。
それと同時に【シアーハートアタック】は爆発した。
しかし、先程同様デュラハンにはほとんどダメージは無い。
「痛ってえええ!どんだけ硬いんだこの魔道具!」
『痛デデデ…ッ』
「痛デデデってこいつには意思があるのか!?」
『今ノ爆発ハ人間ジャネェ…」
「当たり前だ!俺はデュラハンだ!ってか全然話が噛み合っていないですけど!」
『コッチヲ見ロッ』
「意思があるのか無いのかはっきりしろおおお!」
「間一髪で助かりはしたが打開策が見つけられない。どうすれば…」
あの派手な爆裂魔法も効かなければ、【シアーハートアタック】の爆破も効いてない程の不死身さを前に動揺するカズマ。
私自身、サクッと終わらせるつもりだったが、度重なるハプニングとデュラハンの耐久力には正直焦りを感じている。
このままでは泥沼の戦いも避けられないか…。
クソッ!【キラークイーン】第一の爆弾で始末するしかない!
「そういえば確かゲームではデュラハンの弱点は水だったはず…!」
「ハハハハ!もう何も打つ手無…」
『コッチヲ見ロッテ言ッテルンダゼッ』
「おい!落ち着けって!ちょ、やめろ!」
「戻れ!【シアーハート…、いやこのままでいいか」
ダメージは期待できなさそうだが、足止め程度には使えるから【シアーハートアタック】は戻さないでおくか。
デュラハンの妨害になるのならそれでいい。
「そうだとするならベルディアが【クリエイト・ウォーター】を大袈裟に避けようとしていたのも説明がつく」
『コッチヲ見ロッ!』
「もしかしてこいつ、俺の事が好きなのか?激し過ぎるアプローチも悪くは無いがお断りだああああ!」
「こいつただの遠隔自動操作なんだが…じゃなくて、皆!デュラハンの弱点は水だ!」
カズマが何か提案を思いついたのか、冒険者達に何か呼び掛ける。
あの二人が関わらないないなら安心だが、戦術には長けているモノがあるからとりあえず様子を見させてもらおう。
「水ですって!?」
「水だな!それなら【クリエイト・ウォーター】ッ!」
「私も!【クリエイト・ウォーター】!」
「「「【クリエイト・ウォーター】!!」」」
「「「【クリエイト・ウォーター】!【クリエイト・ウォーター】!クリエイト・ウォーター】!」」」
カズマの呼び掛けに応じるかのように、ウィザード達が一斉にさっきカズマが唱えた水の魔法を唱え始める。
確か【クリエイト・ウォーター】と言ったか?
どうやらカズマが思いついたのは【クリエイトウォーター】をデュラハンに撃つ事らしい。
だとするなら実につまらん策だ。
「うおっ!危なっ!」
デュラハンが【クリエイト・ウォーター】を焦って避ける。
さっき大袈裟に避けたのは気のせいではなかった。
まさかデュラハンの弱点は水なのか!?
カズマはそれに気づいて…。
そうと決まれば私も門の上から降りて援護に行くか。
もう居場所はバレてしまっている訳だしな。
「おいアクア!お前の出番だ!」
「え?何?あのデュラハン、水が弱点な訳?」
「そうだ!デュラハンの弱点は水だ」
「よし!それじゃあ行くわよ!」
アクアが冒険者達の前まで駆け出す。
マズい!アイツは絶対に何かしでかすッ!
奴を調子に乗らせてはならないッ!
「【シアーハートアタック】ッ!どうにか小娘を止めるんだッ!」
「水の女神、アクアが命ず…。【セイクリッド・クリエイト・ウォーター】ッ!!」
アクアが魔法を唱えると、何処からとも無く大量の水が出現した。
そして、大量の水はその周辺一帯を押し流してしまった。
「誰がそこまでしろと言ったああああ!!」
「いいや限界だ!押すね!【バイツァ…ゴボゴボ…」
目の前で起こっている事に絶望のあまり【キラークイーン】第三の爆弾【バイツァダスト】を発動させそうになるが、その前に門が崩れて私は大量の水に押し流されてしまった。
この後の惨状は凄まじかった。
守るはずの街は半壊状態、大量の水に流された冒険者達がそこらに倒れ込んでいる。
まるで大量破壊兵器によって攻撃された後のような光景だ。
何を勘違いしたらこうなるまで水を出せるのだッ!!
「よし!これでデュラハンはかなり弱っているはずよ!」
「この小娘がああああああ!!【キラークイーン】!!」
「吉良さん、落ち着いてくださいいい!!」
「え?何!?きゃああああああああ」
「あーあ、やっちゃったか…」
アクアは始末した。
黒焦げの状態で地べたに這いつくばっている。
後はデュラハンの息の根を止めるだけだ。
「お、お前はいつぞやの冒険者か!?」
「言い残すのはそれだけか?」
「言い残すだと?フ、あのアークプリーストを吹っ飛ばしたのは悪手だったな。いくら弱った俺でも貴様には倒せん!」
「【キラークイーン】ッ!!」
『しばッ!』
デュラハンは【キラークイーン】の拳を受け止める。
「貴様には俺を倒せんと言ったろう!」
「【キラークイーン】は『触れた物何でも爆弾に変える』能力がある。あのアークプリーストを吹っ飛ばしたのもそれだ」
「…ふ、触れた物を爆弾に…?冗談はよせよ………」
「【キラークイーン】!!第一の爆弾ッ!!」
「うおおおおおおおおお!!」
【キラークイーン】のスイッチを押す。
すると、デュラハンは跡形も無く爆発して消え去ってしまった。
「「「やったぞおおおおおおおおお!!」」」
「カズマとおっさん、やりやがった!」
「す、すげえ!」
「あのおっさんってこの前もデュラハンと戦ってた人じゃねえか!?」
「あのおっさんもカズマのパーティーメンバーだろ?」
「マジだ!あのおっさん、すげえよ」
冒険者達からの歓声が上がる。
私はデュラハンを倒した。
我々の勝利だ。
アクアが魔法で門を破壊した時にはどうなるかと思ったが、無事に終わった。
しかし、この戦い、いやアクアのせいで私が寝泊まりしている宿屋は
ようやくこの世界に来て住み慣れた宿屋だというのに…ッ!
あの小娘、絶対に許さんッ!!
気が治るまで【キラークイーン】で吹っ飛ばしてやるッ!!
こうして『『
『ニャン♪ニャン♪』
「?」
【
まだ使いたいジョジョネタあるけど延期。
「だが断る」みたいになりたくないから。
中の人ネタ
アクア「え?カズマがスタンド使い?」
カズマ「【リトルフィート】っていうんだが小さくなったり小さくしたりできる」
めぐみん「変態の能力ですね」
ダクネス「全くだ。小さくなってあんな事やこんな事したり…。くっころ」
カズマ「おい待てや。何も言ってないだろ」
吉良「新手のスタンド使いだとッ!始末せねば!」
カズマ「え!?」
???「私は上院議員なんだ!」
???「容赦せん!」
???「LUCK幸運を、PLUCK勇気を」
カズマ「誰だあんたら?」