ケレンツェラ~世界の墓場・異常者の楽園~ 作:(´・ω・`)レンジ
黒服に案内された場所は自分の部屋であろう場所であった。
「ここが今日から、藤城君が住む場所となる2人一組の共同寝室なのでよろしく頼む、何か質問等あれば受け付けるが?」
俺はその部屋を確認して把握する。
部屋はホテルでもあるベットが二つある部屋でキッチン・トイレが着いてあり、シャワーのみ完備してある、風呂に入りたければ共同浴槽を使えとの事である。
「男女とかの性別で分けられてるんですよね?」
男は不思議そうにこちらを見た。
「何故分ける必要がある? スペースの無駄なだけであろ? そんな事などしてるのはレートF以上からだな。」
俺は唖然とした。
「じゃ…。じゃあ!!時間指定は!?」
黒服は同じ反応を示し
「決める必要があるのか? 甚だ疑問に思えるがな?」
「レートEまでは性別で仕切る事のないルールだ、無論共有トイレもだ!!」
どういう事だよ!!! こんな所も異常なんて思っても見なかったぞおい!!
「じゃあ、せめて相方の性別を教えてくれませんか?」
黒服の答えは簡単だった。
「そんなもん自分で見てみればよい話しだろう?」
おかしい!! おかしい!!ナニを見るの!? ナニヲミレバイイノ!?
黒服は笑いながら言った。
「下の奴が有れば男だ。無ければ女だ。解りやすいではないか!!」
薄々予想はしてたけどお前は幼稚園児以下か!!
俺はあくまで自分は正常だと思って行動する!!こんな所まで異常になってたまるか!!!
「俺は一人の男として!! 一人の紳士として生活したいので時間指定をして下さい!!!」
いやね…。女子のたくさんの裸を見ながら風呂なんて夢にまで見たけどさ!!
こんな所でハーレムルート突入しても良いかもしれないけど!!男のロマンだよ!!
逃したくないけど!! 俺はこいつらと一緒じゃない!! 俺は正常なんだ!!
そこで、この部屋に急接近する足音が廊下から聞こえた。
ドドドドドドドドッ!!!!!
いきなり黒服の男が吹き飛ばされて俺の目の前の現れたのは…。
「ふ~っ…。邪魔なんだよデスタ、もう少しその無駄にデカイ体何とかならねえのか? それともアタシが縮めてやろうか? むしろよこせ!!」
俺の目の前に立っていたのは、綺麗な金髪のショートヘアで身長は155前後で、まだ発育途中なのか胸は残念ながらどうがんばってもBとはいえない貧相なバスト、今の行動を考えると結構ボーイッシュ…。いや…。かなりかな?
「何だよお前? ここはアタシの部屋だぞ?よそ者は帰った帰った!!」
俺に気づいたみたいだが全く動じてないみたいだ…。何故だ!?何故パンツ一枚で男の前に立てる!!
黒服のデスタが起き上がりその少女に説明する。
「ディーナよ…。クローバーJの言葉を聴かなかったのか? 今日の新人で唯一初期からレートD入りを果たした優等生が来ると…。」
クローバーJ? 気になる言葉がでてきたが…。多分、島越さんの事か…。
そういえば彼女はどのレートに居るのか聞き忘れたな…。
ディーナはデスタに勢いよく反論する。
「そんなの知らね~よ!! 確かにアタシの部屋はアタシ一人だけど!!レートDにはまだ空き部屋があるはずだぞ!! 何でアタシの部屋で暮らす事になってんだ!! 納得いかね~ぞ!!」
デスタは呆れた顔で返事をする。
「クローバーJの命令だ…。仕方ないだろ…。あと…。お前は暴れすぎだ…。いくら楽園だとしてもレートDの暴君なんていわれたら抑止するために誰か人を入れられるのは目に見えてただろうに…。」
ディーナは笑いながらデスタに言った。
「じゃあさ、こいつで賭けをしようよ!! こいつを1週間泊めてあげるよ…。一週間後に生きていたら大人しくしてやるよ。」
「でも、殺したらまたいつもどうりにさせてもらうぜ!!いいな!!デスタ!!」
デスタは呆れながら。
「そう、クローバーJに取り次いでおこう…。あのお方は怖いのであまり話したくないのだがな…。」
そしてディーナは笑いながらこちらを向いて言い放った。
「いいな!! 一週間だけアタシのおもちゃとして遊んでやる!! アタシの勝利条件はあんたを殺す事!! そしてあんたの勝利条件は1週間生き延びる事!!簡単なルールだ。」
「正確なルールはここのルールに則って毎日16時~19時まで自由時間の間とさせてもらう…。この毎日続く地獄に耐えられるかな?もちろん逃げ続けるのもありだし・ドロップアウトもありだぜ! 命は大事にしないとな?チキン君♪」
そういいながら笑顔で木刀を磨いていた。
俺は決めた…。1週間逃げ続けてやる!! こんな危険な奴にまともにやりあえる訳が無い!! しかも、男としての尊厳を傷つけられた!! 例え、格好が悪くても勝ってやる!!
顔は可愛いのにやっぱり異常者でしたよ…。
そう思いながら俺は。
「このレートD区域は大体敷地的に東○ディ○ニー・ラ○ド並あると聞いている…。逃げ切ってやるさそのサバイバル!!」
でも…。何か…。俺が欲してた物が少し有る気がしたんだ…。
こんなに明るくできなかったし…。口は悪くても人して見てくれる…。
もしかしたら死んでしまうかもしれない遊びに確かに俺は興奮していた!!
ディーナは驚いた後、笑って言った。
「驚いた…。私の威圧を物ともしないで…。ふっ…。ふふふふ……。明日から楽しくなりそうだ!! 藤城歩とか言ったな? 絶対!! 殺してやる!!」
俺も笑いながら言い返した。
「絶対逃げ切ってやる!! そしてお前を正常にしてやる!!」
俺は判っていた…。確実に俺は異常に傾いてるのに…。だけど…。心地良いんだ…。
あのころから無くした感情が蘇ってくるような気がして…。
そしてディーナが俺に命令してきた。
「おい、歩!! とりあえずアタシを着替えさせろ!!! 早くしろ!!お前は今日からアタシのおもちゃだぞ!! ほら言う事聞け!!殺すぞ!」
「早く脱がせろ!!」
あの~…。あなたが身に着けてるのは…。パンツしかないんですが…。
俺は更なる異常領域に踏み出しそうです…。
いや…。股間は正常でした…。はい…。
今夜…。眠れるかな…。
ディーナ・ワーデン
歩と同室となる少女
身長は低く、髪は金髪のショートヘアー。
容姿だけでいえば美少女。
しかし、言動は男性にも勝るとも劣らず、口が悪いのも特徴。
あまり性の意識はない模様。
歩の2つ年下。
デスタ
無口な黒服の男性。
身長が高く、かなりガッチリとした体形。
常に帽子をかぶっていて素顔が見えない。
常識に疎い模様。