精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 ヴェルサリアがどうして装甲機龍を持っているかについての話です。


『カオス・ブレイカー』の出会い。

 「まさかあんたもドラグライドを持っていたなんてな。」

 「はい、それにそれは恐らく『神装機竜』ですよね?よく手に入りましたね。」

 カミトとレオノーラがお互い口々にそう言うとヴェルサリアがこう返した。

 「ああ、こいつはこの間まで討伐に向かっていた魔人級精霊を討伐する時にそいつが拠点にしていた洞窟で拾ったんだ。」

 

 

 

 

 数週間前・・・。

 「やったな。」

 ヴェルサリアは魔人級精霊を討伐するためとある森にある洞窟に来ていた。

 そしてその精霊を討伐して戻ろうとした時、何かが聞こえた。

 「《誰だ?》」

 「?」

 ヴェルサリアはそれを感じさらに奥にへと進むと・・・。

 「おお、これは美しい。」

 そこには地面に鞘ごと差されているレイピアがあった。

 ヴェルサリアはそれを見てそう思うとそれに手をかけようとした。

 すると・・・。

 

 

 

 

 「ここは何処だ?」

 周りは漆黒の世界で何もなかった。

 「《ほう、我の世界に来れるほどの素質がある人間に出会えるとはこれは

幸運だな。》」

 「!!」

 ヴェルサリアはその声を聞いて何処かと思って周りを見渡すと・・・白い体で所々に赤い線が入り、頭頂部に黒輪の輪と翼が生えた龍がそこにいた。

 「何者だ!?」

 ヴェルサリアはそう言って精霊を出そうとするも・・・。

 「精霊が現われない!どう言う事だ!?」

 「《無駄だ。ここは我の世界だ、貴様は今夢の中にいるような物で力を使うことが

出来ない。》」

 ヴェルサリアはが困っているのを見て嘲笑するようにそれはそう説明した。

 「ちぃい!!」

 ヴェルサリアはそれを聞いて最早ここ迄と悟った瞬間・・・それはこう言った。

 「《我が名は『カオス・ブレイカー』。貴様に力を与える者だ。》」

 「力だと?」

 「《そうだ、あらゆるものをねじ伏せ、従わせる力だ。良い物だろう?》」

 「対価は何だ?」

 ヴェルサリアは『カオス・ブレイカー』の説明を聞く中対価について聞いた。

 それを聞いた『カオス・ブレイカー』は・・・笑いながらこう言った。

 「《ハハハハハハ!!まさかそっちに目を向くとは中々どうして、勘が鋭いようだな人間!!》」

 「《気にったぞ人間!名を述べよ。》」 

 「・・・『ヴェルサリア・イーヴァ』だ。」

 『カオス・ブレイカー』の問いにヴェルサリアはそう答えると

『カオス・ブレイカー』はヴェルサリアにこう宣言した。

 「《ヴェルサリアか、ならば我がパスコードを貴様に教え、汝の手足となって

働こう!!条件はただ一つ『我を愉しませろ!!』だ!!」

 

 

 

 

 

 「!!今のは一体。」

 ヴェルサリアは意識を露わにした。

 時間はそう経っておらず気づくとそのレイピアを鞘から引き抜いていたのだ。

 「・・・これからよろしく頼もう。『カオス・ブレイカー』。」

 

 

 

 

 

 「そして学院に戻った後学園長が『ドラグーン教室』の存在とマギアルカ殿から

『ドラグナイト』についてを教えてもらってな。これが終わったら荷物をそっちに

持って行こうと思っていたんだ。」

 ヴェルサリアはそう言いながら貰ったホットドッグを食べていた。

 「《まあ、そのおかげでこうやって外に出れただけではなく貴様らにも会えたの

だからこれはこれで愉しみが増えたと言う物だ。》」

 「(けっ!手前みてえな悦楽主義者が仲間になってもムカつくだけだぜ。)」

 「【まあまあ良いじゃないですか?こうやってまた仲間になれたんですから】」

 『カオス・ブレイカー』の言葉に『シラヌイ』は認めねえと思い、

『メイルストーム』は『シラヌイ』を宥めていた。

 「然しよろしいのですか?我々のチームで?他にも強豪がいた筈ですが?」

 エリスはそう聞くとヴェルサリアはこう返した。

 「ああ大丈夫だ。今からチームを集めてもまともに連携が取れるわけではないし

それに・・・。」

 するとヴェルサリアはカミトを見てこう言った。

 「・・・お前もいるしな。」

 ヴェルサリアはそう言いながらも顔を赤くして俯くと・・・。

 「むうう。」

 レオノーラはそれを見て不貞腐れていた。

 そしてマギアルカがこう締めくくった。

 「それじゃあ新たなチームの編入も兼ねて近くのレストランで何か食わぬか?

儂が特別に奢ってやるわい。」

 それを聞いて全員がわっと沸くと・・・。

 「きゃああ!!」

 「「「「「「!!!!!!」」」」」」

 ズドンという音と悲鳴に全員がそっちに目を向けた。

 「カミト、義姉上!」

 「おう!」

 「これは祭りの事故ではないな!!」

 そう言ってカミト達はそっちに向かった。




 まあこれも・・・いつも通りだな。
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