精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 やっと3巻がオワタ。


いざブレイドダンスへ。

それから暫くして・・・。

 「当面の間だがここで食べるのが最後だな。」

 カミトは食事しながらそう言った。

 「ああ確かにな。」

 ヴェルサリアもそれに共感していた。

 「然しまさか我々がブレイドダンスに出場出来るなんて夢のようですね。」

 レオノーラは感慨深くそう言った。

 「それを言うなら私なんてまさか精霊をもう一度使えるようになれるなんて

夢にも思わなかったわ。」

 フィアナは少し前の自分を思い出していた。

 「だがこれは夢ではなく現実なのだ。出場する以上我々が掲げる目標は・・・。」

 エリスは全員に対して目的と目標を全員で掲げようといった。

 そしてそれは・・・。

 「「「「「ブレイドダンス優勝!!ただ一つ!!」」」」」

 全員がそう言った。

 

 

 

 

 

 「それでやはり奴はこの国にはいないという事だな。」

 学園長室でグレイワースがフレイヤ先生にそう聞いた。

 「はい。軍の報告を照らし合わせてみた所やはり一致していました。」

 フレイヤ先生の報告にグレイワースは内心穏やかではなかった。

 自身の学院を滅茶苦茶にしただけではなく生徒にまで被害を及ばせ、

死人を作らせたことに対して怒り心頭であるのだ。

 「分かった。引き続き軍の諜報を頼む。」

 「あの、私先生なんですけど。」

 そう言いながらフレイヤ先生は部屋を出て行くとそれを聞いていたのは

グレイワースだけではなかった。

 「やれやれ。どうやらあ奴らは中々尻尾を掴ませてくれないようじゃのう?」

 マギアルカがソファーの上で寛いでいた。

 「ま、儂の方も裏の連中を使って調べておるがあの機竜を使っていたあの少女は

おそらく『アーカディア帝国』の関係者で間違いなかろう。」

 「またその国か。一体何が目的でこの国に来ているのだ。」 

 グレイワースは憎たらしさ全開で窓に目を向け乍らそう言った。

 「ま、どちらにしてもあ奴らの迷惑にさせないようにすべきじゃの。」

 こんなめでたい日は特になと言ってマギアルカは部屋を出ようとする中

グレイワースも席から立ち上がってこう言った。

 「確かにな。」

 

 

 

 

 

 「エリス!頑張ってーー!!」

 「ヴェルサリア様!!応援しています!!」

 「カミト君!!勝ち進んでーー!!」

 学院にあるストーンサークルでカミト達学院から選抜された3チームとその友達が

集まっていた。

 無論大半はヴェルサリアのファンなのだがあの戦いの後カミトに話しかける女生徒が増えてきたのでそう言う声がチラホラと聞こえる。

 全員選抜の証でもある赤いマントを羽織っていた。

 「まもなく転送が始まるから全員準備しておけ。」

 フレイヤ先生が懐中時計を見ながらそう言うとグレイワースとマギアカが

やってきた。

 マギアルカはカミト達を見てこう言った。

 「お主等を教えていたのは1か月にも満たないがまあ言う事はただ一つ・・・

『勝て』!!それだけじゃな。」

 「カミト・・・絶対勝てよな!!」

 「おおう。」

 マギアルカの隣にはアルマが親指を見せつけるようにそう言った。

 そしてグレイワースは全員に聞こえるようにこう言った。

 「これから君たちは我が国の代表として数多の試練が襲い掛かるだろう。

だが国の威信とか家とかそういうのは抜きにしてこう言いたい。『全員!!必ずここに戻って来い!!』以上だ!!」

 『『『『『ハイ!!』』』』』

 そう言った後フレイヤ先生が懐中時計を持ってこう言った。

 「時間だ。全員ストーンサークルの中に入れ。」

 するとストーンサークルが光り輝くのを見た後ヴェルサリアは全員に向けて

こう言った。

 「皆。それぞれ理由があってここ迄来たんだろうが我々の眼前に来るのは敵と思って心得ておけ!!」

 「「「「ハイ!!!!」」」」

 「さあ・・・喰らい尽くすぞ!!」

 「「「「オオオオ!!!」」」」

 そう言ってカミト達はストーンサークルにへと進んだ。

 ここまでの間に多くの出会いと戦いがあった。

 託された願いが・・・叶えたい願いを胸に秘め、彼らは陰謀渦巻く戦いに身を

投げた。

 後にカミト達は『聖域(アヴァロン)』の戦いに身を投じ、歴史の真実を知るのだがそれはまた・・・別の機会にお話ししましょう。




 2回目ですが休載いたします。
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