精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 レスティアとの再会とルミナリスとの激闘です。


再会と戦闘

 「レスティア・・・」

 「はあい、カミト」

 レスティアはそう言ってカミトに向かって行くとカミトは少し離れてこう聞いた。

 「・・・何をしに来たんだ?」

 そう聞くとレスティアは・・・ちょっと拗ねたようにこう言った。

 「つれないわね、折角心配してあげたのに」

 そう言うとレスティアはカミトに向けてこう聞いた。

 「貴方らしくもない・・・というのは失敬ね。けど少し実力が

落ちてるんじゃない?」

 「誰かさんのおかげでな。」

 カミトはそう言いながらレスティアに目を向けるとこう聞いた。

 「・・・目的は何だ。」

 「まだ信じていないなんてちょっとショックだわ。」

 シラヌイのせいかしらと言うと本題を言った。

 「ねえカミト、私を使ってみない?」

 「!!」

 カミトはそれを聞いて目を見開くとレスティアは笑いながらこう言った。

 「別に驚くことではないわ。私は今でも貴方の契約精霊何だから。」

 「その割にはピンチになっても駆けつけてこなかったろうが。」

 今更何だよと思っているが内心は嬉しこんでいた。

 あの日からずっと願っていても来てくれなかったレスティアがやっと来てくれると思っているからだ。

 然しカミトは何かおかしいと思っている中でレスティアがこう言った。

 「但し条件があるわ。」

 「条件?」

 何だと思っているとレスティアは・・・とんでもない事を口にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あの剣精霊の娘との契約を破棄すること。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それを聞いてカミトは目を見開くがレスティアはカミトの耳元で囁くように

こう言った。

 「貴方が他の精霊と契約したことを、この私が嫉妬していないとでも

思ったの?」

 そう言うがカミトは・・・こう答えた。

 「悪いがそれは出来ない。」

 そう言うとカミトはこう続けた。

 「元々俺がブレイドダンスに出場したのはお前を取り戻すためだ。

それじゃあ本末転倒も良い所だしそれに・・・エストは俺の大切な相棒だ。」

 そう言うとレスティアは・・・寂しそうにこう言った。

 「そう、ならしょうがないわね。」

 そう言う中でレスティアはこう続けた。

 「気を付けて、彼女はあらゆる手段を使って貴方を追い詰めて

覚醒させようとしているわ。」

 「・・・あの偽のレン・アッシュベルがか?」

 そう聞くとレスティアはこう続けた。

 「何時でも待ってるわカミト。貴方が私を呼びさえすれば・・・・」

 「彼女が戻れなくなる前に倒してくれることを祈るわ。」

 「待ってくれレスティア!!それって一体」

 カミトはレスティアに向けてそう言うが・・・次の瞬間に爆発が起きた。

 「何だ!?」

 カミトは爆発が起きた方向を見てみるとそこにいたのは・・・。

 「・・・ルミナリス!?」

 ルミナリスが剣を持って現れるが何かおかしかった。

 そう・・・まるで・・・。

 「ソコニイタかァ・・・。」

 禍々しいナニカを放っているかのようであった。

 そしてカミトを見て・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「レン・アッシュベル---!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう言いながらルミナリスは天に手を差し伸べると・・・何かが現れた。

 「・・・何だあれは‥‥」

 そう・・・現れたのは・・・・

 「・・・遺跡か?」

 巨大な建造物であった。

 何やら十字架のような建物が大量にあると思ったらそこから剣が現れた。

 そしてルミナリスの右手から・・・・「36」の数字が表れた。

 「あれはまさか!!」

 カミトはまさかと思っていると・・・ルミナリスは剣を振りかざして・・・。

 その一撃を穿った。

 そしてその場所が・・・大爆発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「まさか敵襲か!?」

 ヴェルサリアは爆発音を聞いてそう言うと急いで着替え直していると・・・

フィオナがこう言った。

 「何か来るわよ!!」

 そう言った瞬間に・・・弓矢が襲い掛かった。

 全員がそれを避けるとそこから・・・。

 「聖ルギア王国の聖霊騎士団・・厄介な連中だな。」

 ヴェルサリアはそう言ってサイレント・フォートレスを展開すると・・・

影が周りを包んだ。

 「これは?!」

 ヴェルサリアはそう言うと一人がこう言った。

 「悪いがルミナリス様があいつを倒すまで付き合ってもらおう。」

 そう言うと残りのメンバーが・・・攻撃してきた。

 敵は3人だがフィオナは戦えないために実質足止めされているという

感じであろう。

 「カミト・・・!!」

 ヴェルサリアはそう言いながらも・・・戦うしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「レン・アッシュベル---!!」

 「何だこいつは!!」

 カミトはそう言いながらもルミナリスの剣戟を受け止めているが・・・何時もと違っていた。

 まるで狂暴性が増した魔獣のようだと思っている中でカミトは両手にある短剣を構えていた。

 神威を集中して強度を増し、更に毒を使っているため当たればと

思っているが・・・そうはいかなかった。

 ガギィインと・・・短剣が・・・弾かれたのだ。

 「!!!!」

 カミトは何故と思っていると・・・ある事に気づいた。

 よく見れば彼女の周りには見えない・・・膜が張られていた。

 あれが恐らく防御壁の役目を果たしているのであろうと思っている中で

ルミナリスはカミトを見て・・・こう言った。

 「コンナモノなのかァ!!レン・アッシュベル---!!」

 そう言いながらルミナリスは剣をあの遺跡に向けると・・・光が放たれた。

 「うおわあ!!」

 カミトはあまりの光に目を瞑ってしまうがルミナリスはこう言った。

 「〈破滅の守護聖域『サンテ・ガル・ルミナス』〉!!」

 その言葉と同時に遺跡から・・・強い衝撃波が襲い掛かった。

 「!!!!」

 カミトは堪らずに吹き飛ばされてしまい何処かの木にぶつかった。

 「・・・ウグウあ・・・・。」

 カミトはそれと同時に自信の右手の違和感にヤバいと思ってしまった。

 「(・・・腕が・・・)」

 完全に折れているなと思っているとルミナリスは近づいてこう言った。

 「このテイド・・・なのかあ!!」

 そう言いながらカミトのすぐそこまで走りながら構えて・・・そして・・・。

 「終わりだあああ!!!」

 振りかざされて・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何かが見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 炎に包まれた街が。

 家が。

 城が・・・。

 人間が・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「******様!このままではここも持ちませぬ!!」

 誰かがそう言うとその周りにいた5人の人間もそう思ってた。

 半分以上が女性であったがその中にいる一人の男性がこう続けた。

 「どうか逃げて下さい!我々が時間を稼ぐ故に******王国に!!」

 「いや、駄目だ。」

 すると男性がそう言ってこう続けた。

 「彼らの目的は僕と彼女と・・・恐らくあれであろう。」

 そしてこう言った。

 「君たちはあれのプロトモデルを持って国外に逃げるんだ。

民たちも生きている者たちは既にポータルを使って非難した。」

 「ですが!!」

 それを聞いて尚も食い下がろうとする騎士を見て男性はこう言った。

 「それならば・・・***。良いかい?」

 「は!」

 男性は騎士の一人を呼ぶと騎士はそれに答えて前に出た。

 黒髪の・・・口を布で隠した女性であった。

 すると男性は女性に・・・布でくるまれたナニカを渡すとこう言った。

 「その子を守ってくれ。それが君たちに与える任務だ。」

 「「「「「「!!!!!!」」」」」」」

 全員はそれを聞いて男性の方に目を向けて・・・何人かが泣き始めた。

 最早ここまでだと確信して・・・こう言った。

 「必ずや・・・お守りいたします。」

 「ありがとう。」

 そう言うと全員・・・離れていった。

 そして残ったのは・・・・。

 「本当に良いのかい?アレイシア」

 「ええ・・・良いわ。」

 アレイシア・イドリースと・・・。

 「マスター」

 隣にいたエストだけであった。

 するとその部屋から・・・誰かが来た。

 「無事か*****!!」

 「フギル!!」

 フギルと言う青年が現れるとこう言った。

 「早く逃げるぞ!今ならまだ」

 「頼みを聞いてくれないか?」

 「・・・・・・」

 フギルはそれを聞いて黙り込むとアレイシアはこう言った。

 「エストをお願い。」

 「マスター!!」

 エストはそれを聞いて驚くがエストはこう続けた。

 「マスター!私ならば単体でも戦えます!!それにあの子を」

 「エスト」

 アレイシアはそう言いながらエストに向けてこう言った。

 「思えば貴方とは色々あったわ。」

 「貴方を見つけて・・・聖女だと言われて・・・良い事も・・・

悪い事も・・・」

 けどねと言ってこう続けた。

 「ここに来て本当に良かった。」

 「愛を教えてくれた。」

 「世界を教えてくれた。」

 「そして何より・・・幸せを見つけた。」

 「貴方がいたから私は今の私があるの。」

 だからねと言って・・・こう言った。

 「ありがとう、私の友達」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「アレイシア!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それを聞いてアレイシアはにこやかに笑ってこう言った。

 「やっと名前を呼んでくれたわね。嬉しいわ」

 そう言ってアレイシアは涙を流すと男性と共に外に出る唯一の扉に二人で

手をかけてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ありがとう、エスト。私の大切な・・・・家族。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「アレイシア---!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その慟哭と同時に映像が切り替わって見えたのは・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 細長い体をした・・・白い・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二つの光を纏った竜が・・・そこにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 そして街を・・・光で・・・覆い尽くした。




 それは光。
 全てを覆う・・・優しい創生。
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