精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 ミラ・バセットの続きです。


過去語り

 それからと言うものぽんたはミラ・バセットに感情を思い出させるために

色々と工夫したり街に繰り出させもした。

 工夫と言うのはびっくり箱を渡して驚かせたり『日本』の怖い話や昔話などを

聞かせてやったり街に繰り出すときはぽんたが兵士に化けてミラ・バセットを

街の出店や色々な所に案内させてあげたのだ。

 その中でミラ・バセットは・・・何時の間にか笑う事が増えてきたのだ。

 だがそんなのが・・・続くわけではなかった。

 

 

 

 

 

 

 「返して!それは」

 「駄目だ!貴様は所詮は兵器!!我々がルギア王国と並び立つには

貴様の力を存分に発揮させる!その為に感情など」

 「そんなの貴方達が勝手に決めたことでしょ!私がいつそう決めたのよ!!」

 「ええい黙れ黙れ黙れ!貴様みたいなバケモノは大人しく我らの」

 

 

 

 

 

 

 「ちょっと待ったーー!!」

 そう言って何処かの貴族の家に・・・ぽんたが入ってきたのだ。

 「何だこの動物!精霊か!?」

 「おいらはぽんた!ミラ・バセットを助けに来たポン!!」

 そう言うが貴族の男性は醜悪な笑みを浮かべてこう言った。

 「ハン!何だ所詮は少し頭が良い程度の小さな精霊が良くほざく、

貴様など兵だけで充分だ!!」

 そう言うと周りから・・・鎧を着た男性たちが現れた。

 然しぽんたは彼らに向かってこう言った。

 「お前たち筈かしくないのか!未だ小さな、下手したら貴様らと同じ年の

子供がいるというのに苦しんでいるその子を放っておいて

それで良いのかポン!!」

 「・・・確かにそうかもしれないが命令は命令だ。」

 そう言って騎士達が武器を構えるとぽんたはこう言った。

 「ならばおいらもお主たちのその主君を思う敬意に免じて・・・戦うポン!」

 そう言った瞬間にぽんたが・・・姿を変えた。

 『古狸三太夫』に。

 「な、精霊が変わった!?」

 「一体どうなっている!!」

 騎士達はぽんたに向けてそう言っているとぽんたはこう呟いた。

 「さあてと・・・誰から来るポン!?」

 そう言ってそこからは・・・ぽんたの無双であった。

 №であった為その能力は人間以上に高い身体機能と喜楽の部下であった経験から戦での戦い方は熟知していたので騎士の動きなど・・・意味がなかった。

 全員倒すとぽんたは貴族に向けてこう言った。

 「後はお前だけだぽん。」

 「ヒィイイイイイイイイイ!!」

 貴族はぽんたに恐怖するとぽんたに向けて命乞いをした。

 「ままま待ってくれ!先ほどの事は謝ろう!

ミラ・バセットの扱いは不当にしないと他の貴族にも言及する!

金でもなんでも好きにやるからドウカ命だけは!!」

 そう言うとぽんたは貴族の胸倉をつかむとこう言った。

 「それで許せるほど・・・ミラの心の傷は治せないんだぽん!!」

 そう言ってぽんたは顔に一発拳をお見舞いしようとして・・・

フェイントで股間に鎧の重さを+した蹴りを見舞った。

 「!!!!!??????」

 貴族の男性はあまりの痛みに悶絶しているがぽんたは其の儘・・・

顔に一発拳を今度こそ見舞って・・・吹き飛んでいった。

 「プギャアアアアアアアアア!!」

 そして殴り飛ばされた貴族の男性は其の儘階段に一直線に吹き飛んで

その勢い其の儘に上に上がって・・・気絶した。

 「良い気味だポン!」

 ぽんたはそう言ってミラ・バセットの方を向くとミラ・バセットは

ぽんたに・・・抱き着いたのだ。

 「ぽんた・・・ありがとう。」

 「どういたしましてだポン。」

 そう言ってミラ・バセットと共に部屋に帰って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それからと言うものミラ・バセットの周りの環境は変わった。

 兵器扱いなどされることもなくそれどころか強力な精霊を

複数契約しているという噂が忽ち広がり軍もそれを聞いて

ぽんたはどの様な精霊なのか、何の種族なのかと、何処で契約したのかなどと

聞かれるが代わりにぽんたが説明するも・・・気がふれたのかと言う

内容ばかりである。

 異世界にある№と言う力。

 ヌメロンコード

 バリアン

 自身が嘗て仕えてきた主君が邪神によって運命を狂わされたこと

 通常ならば信じられないという人間が大多数を占めていたがならば

この精霊は何なんだという疑問がまた出てしまう為取敢えずは

そういう事にしようかと思っていたが・・・ぽんたがある物を出してこう言った。

 「これこそが拙者が異世界から来たという証の

『デュエルディスク』なるものがここにあるでぽん!」

 『『『『『最初からそれ出せ‼!』』』』』

 それを見て遅いわと言う内容であった。

 世界でたった一つであった為解析するのに分解できないという

難点があったが見ただけでは分からないという事で起動させて見せた処・・・・。

 『『『『『これ・・・納得するしかないな。』』』』』

 そう言って納得させると同時にこう言う人がいた。

 「本当にぽんただけなのか?」

 『『『『!‼!!』』』』

 それを聞いて酷内での話し合いの結果、ブレイドダンス中に任務として

№の収集、情報解析等が含まれてしまい・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そして今に至るって訳、ぽんたは私の契約精霊って感じなの。」

 「そうか・・・君もか。」

 「?」

 「いや、こっちの話だ。」

 カミトはミラ・バセットに対してそう答えるがこう思っていた。

 「(この子は俺なんだ、昔・・・レスティアに救われた時の。)」

 そう思いながら食事をしていると・・・左手に激痛が走った。

 「!!」

 「どうしたの?」

 ミラ・バセットがそう聞くとカミトはこう答えた。

 「奴が来た。」

 「!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「随分と強固で最悪な『拠点』を構築したわね、流石は元精霊姫候補のお姫様」

 レスティアはそう言いながらも前方にある聖結界を見ていた。

 闇属性でもあるレスティアからすれば悪意の塊としか言いようがないのだが

仕方ないと言ってこう言った。

 「未だ完全な状態じゃないけど仕方ないわね。」

 通るわよと言って・・・黒騎士ネペンテス・ロアが現れた。

 「さあ、剣舞を舞いましょう。カミト」

 そう言った瞬間にネペンテス・ロアの背中から・・・

4本の蜘蛛の足が現れて結界を破壊し始めた。

 




 次回は戦闘。
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