精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 等々6巻目が終わった。


願い

そして次の日。

 「それじゃあだが・・・それで良いのか?」

 「うん、元々目的は№の収集だしこのカードを回収できたし

魔石はそっちにあげるわ。」

 ミラ・バセットはそう言って№が入った箱を見せるとこう続けた。

 「それに私の精霊もぽんたと融合したことで変わってしまったし

その辺の報告もしなきゃね。」

 そう言いながらミラ・バセットは自身の左目にある・・・隈のような刺青を

触っていた。

 するとカミトはこう聞いた。

 「ぽんたは?」

 「ここにいる、私と一緒に。」

 もう離れないようだしねと自嘲交じりでそう言った。

 ぽんたはあの後から・・・姿を消したのだ。

 まるで始めっから存在しなかったかのように忽然と。

 「だけどぽんたは私の眼の中で生き続けておるから何とかなる。」

 そう言いながらカミトに向けてこう言った。

 「次に会う時は敵同士だけど・・・貴方達と共に戦って良かった。

あんなバケモノをのさばらすのはブレイドダンスとしてあるまじき行為だから。」

 「確かにな、あの闇精霊の話によればあれは禁呪で蘇ったそうだからな。」

 それを聞いてヴェルサリアも賛同するとミラ・バセットはカミト達に向けて

こう言った。

 「それじゃあこれで・・・武運を。」

 「ああ、お前もな。」

 カミトとミラ・バセットは互いにそう言ってそれぞれ別れた。

 そしてエリスがこう呟いた。

 「今日で4日目、既に各チームは拠点を構築しているだろうな。」

 「そうなるとここからが本番ですね。」

 「それまでに拠点の再構築を急がないとね。」

 エリス達はそう言いながら空を見あげた。

 既に24チーム中8チームが敗退し、

現状一位が《チーム・インフェルノ》である。

 そして拠点が構築し終えたという事は次は情報収集であり

ここからが本番となるのだ。

 「ここからが俺達の腕の見せ所だ・・・やるぞ!」

 『『『『おオオォォォォおおおお』』』』

 それを聞いてヴェルサリア達は掛け声を上げる中でカミトはある事を

思い出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦闘の後の夜。

 「さてとレスティア、今度は逃がさないぞ!」

 そう言ってカミトは魔剣の柄を掴んだ瞬間に・・・じゅっと音をたてて

皮手袋が溶けて火傷の様な痛みが襲い掛かった。

 「グあアアアアアアアア!!」

 「「「「カミト!?」」」」

 ヴェルサリア達はそれを見てカミトを離させようとするがカミトはがんとして

離さずに神威を注いでいると・・・声が聞こえた。

 ーやめなさい、カミト。貴方はもう私に触れることすらできない。

 「やってみないと分からねえだろうが!!」

 ー馬鹿ね、私はもう貴方の知っている私じゃ

 「それがどうした!!」

 ー・・・・

 「あの時お前が変わっちまったのならその責任は俺だ!だから俺が

お前を元に戻す!!それが俺の願いだ!!!」

 カミトはそう言いながら魔剣を空に掲げると・・・黒い羽が見えた。

 「レスティア。」

 「馬鹿ね本当に・・・けど私は貴方の知っている私じゃないわ。教えてあげる、三年前に貴方が願ったあの願い。」

 そう言った瞬間にレスティアは自身の魔力を注いで・・・

あるビジョンが見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三年前のブレイドダンス最終日

 「ねえカミト、私の願いを叶えてくれる?」

 「ああ、僕はレスティアの為に勝ち抜いたんだ。」

 「【お前本当に我欲がないよな。】」

 シラヌイはそう呟いている中でレスティアはカミトに向けてこう続けた。

 「良いの?それをしたら貴方は世界の敵になってしまうわ。」

 「【何だその願いは!?どんな野望を持った願いなんだよ!!】」

 シラヌイはそれを聞いて一体どんなの何だとそう思っていると・・・

カミトはこう答えた。

 「大丈夫だよ、僕とシラヌイがレスティアを守るよ。」

 「【何気に俺も巻き添えって・・・ああもうどうにでもなれ!野となれ山となれ後は采配だ!!】」

 勝手にしやがれとシラヌイがぶつくさ文句たれながらそういうとカミトは願いの内容を聞いてレスティアはこう答えた。

 「それはね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・貴方に暗殺して欲しいの、5人の精霊王を。」




 次回は七巻です。
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