精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 シェーラ・カーンの精霊です。


仮面の悪意

「お前は確か〈チーム・インフェルノ〉の魔女『シェーラ・カーン』!?」

 シャオは即座に魔装を展開するとラオがこう聞いた。

 「貴方!リンファ様とリオンに何したの!?」

 そう聞くとシェーラ・カーンはこう答えた。

 「簡単よ、私の精霊が彼女達の意識を奪って操っているのよ。」

 シェーラ・カーンがそう言った瞬間に影の中から顔に「67」と言う数字が

彫られた木偶人形が現れるとハクアが少し怖そうな表情をしてこう聞いた。

 「何・・・それ?」

 そう聞くとシェーラ・カーンはこう答えた。

 「これが私の精霊《嘲笑う仮面(バルダンマスク)》。能力はこの子の顔に

1から6までの数字が出てね、それで今日一日に出す仮面の数が決まるのよ。」

 「仮面・・・リオンが持っていたあれか!?」

 シャオはリオンが持っていたそれを思い出すとシェーラ・カーンは

正解と言ってこう続けた。

 「今日は⑤、つまり5枚の仮面が出てきたから丁度良いわね。・・・

全員私の手駒になれるんだから。」

 「「「!!!」」」

 それを聞いてラオとハクアがシャオに向けてこう言った。

 「シャオ!貴方は逃げてください!!」

 「ふざけるな!そんなこと出来るか!?」

 「今あなた迄ここで倒れでもしたらそれでこそクイナ帝国の名が

地に伏してしまいます!!今は耐えて!!」

 リオンの言葉を聞いてシャオはそう返すがハクアの必死の言葉でクソと思いながら見捨てるしかないのかよとそう呟いてこう続けた。

 「・・・分かった、済まない!」

 そう言ってシャオは森の奥にへと入っていくとシェーラ・カーンは

それを見てリオン達に向けてこう言った。

 「貴方達が相手してくれるのかしら?」

 そう聞くと2人はこう答えた。

 「その通りです!」

 「ここからは通しません!!」

 2人の言葉を聞いてシェーラ・カーンはくすくすと笑っているのを見て

リオンはそれを見て怒り心頭でこう言った。

 「何が可笑しい!!」

 そう言うとシェーラ・カーンはこう答えた。

 「ええ、可笑しいわ。だって・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・何時私だけって言ったかしら?」

 「何?」

 ハクアはそれを聞いて何でと思った瞬間に・・・10人以上の人間が現れた。

 「この人たちはまさか!!」

 「全て・・・参加選手・・・まさか魔石を未だ持って!?」

 リオンとハクアがそう言うとシェーラ・カーンはこう答えた。

 「その通りヨ、性格には〈嘲笑う仮面(バルデンマスク)〉の支配下に置かれた今は私の私兵よ。」

 「貴様・・・こうやって仲間を操って同士討ちなどと言う薄汚い事を!!」

 リオンは遂にキレて青龍刀を構えるがシェーラ・カーンは何言ってんのと言ってこう続けた。

 「これは国の威信をかけた代理戦争よ、正々堂々なんて・・・

バカでしかないわ。」

 そう言って扇子を開いて仰いでいると2人は攻撃を始めようと飛び込んだ瞬間にシェーラ・カーンはこう言った。

 「・・・返り討ちに合わせなさい、私の私兵。」

 それを聞いた瞬間に全員の魔装が展開されて・・・蹂躙が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして3分後。

 「全く手を焼かせてくれるじゃないの。」

 シェーラ・カーンはそう言って・・・無表情となって

シェーラ・カーンの私兵となってしまったリオンとハクアを睨んでいた。

 圧倒的な数の暴力で押さえつけられ、然もリンファの能力によって

弱体化させられ抵抗虚しく仮面を付けられたのだ。

 そしてさてとと言ってシェーラ・カーンはこう言った。

 「それにしてもあの女が何考えているかさっぱりわからないけど

どうでも良いわ、私は私のやり方で行動するだけ。」

 そう言ってリンファ達を引き入れて・・・森の奥にへと去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな中でカミト達はと言うと・・・。

 「これで良いわ、腕の方は終わったけど応急処置だから

あまり使わないようにね。」

 「悪いなフィオナ、助かるぜ。」

 カミトはフィオナに向けて礼を述べるとこう続けた。

 「それにしてもどうしてあそこであんな方法を思いついたんだ?

普通なら戸惑うだろう?」

 そう聞くとフィオナはこう答えた。

 「簡単よ、マギアルカ様の教えで『いかなる時におぴ手も常に最善を模索して

撤収を含めて策を弄するべし』って教わったからね。」

 「成程な。」

 カミトはそれを聞いて納得がいった。

 ああ見えてマギアルカは商人であると同時にマフィアのボスだけではなく

国家に於いて最強のドラグナイトだ。

 軍事、政治、商事、あらゆることを貪欲と言っていい程に吸収して

わが身に変えたその実力と探求心は本物でありそれの教えを請いたのであろう。

 今のフィオナは間違いなく女王として確実な才能を開花しつつあるが

それを当人は全くと言っていい程国ではなくマギアルカの為に使うと言う

心構えしかない。

 本当に・・・欲しい人材ほど遠くにあるものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日の昼飯は先ほどの激闘も相まって鍋になった。

 ぽんたから教わった『寄せ鍋』と言う鍋料理を教わって貰い今日はそれだ。

 肉に魚、薬草、そして貰った豆腐である。

 豆腐に関してはぽんたから教わっている為出来上がったものだ。

 そして暫くして・・・全員が揃ってこう言った。

 「「「「「「頂きます。」」」」」」

 そう言って食事が始まった。




 そして食後。
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