精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 戦いに向かうぞ。


そして決戦場へ。

 次の日カミトは船の中で軽い朝食を食べ終えて転送用の〈ゲート〉まで

行こうとするとマギアルカはカミトに向けてこう言った。

 「カミトよちょっと待ってくれ。」

 「?」

 それを聞いて何だと思っているとマギアルカはこう続けた。

 「お主これが終わったら少しばかりじゃが機竜の試験受ける気は無いか?」

 「!?」

 それを聞いて驚いていた、何せ機竜の試験とは一体何なんのかと思っていると

マギアルカはこう説明した。

 「もうすぐ昇格試験という前に話したが機竜使いにはランクがあってそれに応じて任務や機竜が与えられるのじゃが其れの試験でな、まあ大抵は実技じゃから

お主程度なら何とかなるやもしれんが問題はもう一つ。サミットじゃ。」

 「サミット?」

 「そうじゃ、各国の重鎮が数年に一度集まって話し合う物でな。恐らく議題に№が関わるのは自明の理じゃ、それに伴ってお主たちと

ロッソベル公国・ルギア王国からも来てもらいたいのじゃ。向こうの重鎮共は

ロッソベル公国は何とかなるまでもじゃがルギア王国ハア何かきな臭いのじゃ、まあ取敢えずは頭の隅にでも入れておくことじゃな。」

 もう良いぞと言うと腰に差してあるシラヌイがこう言った。

 『(カミト、こいつは面白い事になりそうだぜ~~?)』

 「面白いって言うか・・・厄介事なのは間違いないな。」

 そう言いながら荷物を持って歩いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして合流地点に着くと早速と言ってヴェルサリアが全員に向けてこう言った。

 「それでは最終確認といくぞ、フィールドに着いたら極力戦闘は避けて

チームメイトとの合流を最優先とする。例え相手が一人であろうとも絶対だ、

ここまで来た者達は既に全員がエース級と覚悟しろ。」

 それを聞いて全員頷くと案内している姫巫女がこう言った。

 「到着いたしました。」

 そう言って聖堂に着いた。

 今回は特別な転送魔術を使う事と丁度4チームである事から

それぞれ別々のメンバーが違う場所で転送するのだ。

 そして全員が姫巫女達からテンペストで使われたものと同じ魔石を使っており

失格条件も同じである為どう持つかは分かり切っていた。

 「誇り高き精霊使いの姫巫女に〈精霊王〉の加護を!」

 「俺男なんだけど!?」

 カミトは姫巫女の言葉に対してそう反論するが全員少しクスクスと笑っていた為緊張をほぐすことは出来ているようであった。

 そして暫くして全員転送された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして同時刻の別の聖堂

 「諸君、これより我々は〈聖法機関(デ・ゼツサント)〉より与えられし

最後の任務を遂行する。」

 ルミナリスがそう言って全員に目を向けると全員直立不動の姿勢で並んでいた。

 「それでは任務完遂の補助としてお前たち全員に渡すものがある。」

 そう言ってルミナリスは手にした剣で地面に魔術方陣を描くとその途端に

眩い5つの光芒が生まれてその殻長大な棒状の武器が現れると全員が驚いていた。

 現れたのは柄の部分に聖句が刻まれた・・5本の槍であった。

 特務仕様の新星武装〈ロンギヌス・コピー〉。

 最高位の魔装具職人が生み出した伝説級の魔装具で練達の精霊使いが

神威を込めれば闇精霊型の精霊に対して最も有効的な武器となる。

 そしてルミナリスは全員に行き渡るのを確認するとこう言った。

 「改めて確認する、我々の目的は2つ。一つはブレイドダンスの優勝、

そしてもう一つは・・・チーム・インフェルノにいる闇精霊を討伐する事!

チームリーダーに関しては3人以上で戦う事!!それとこれは

私の個人的頼みであるが・・・チーム・スカーレットナイツの

カゼハヤ・カミトを見つけたら私に連絡しろ!これは最重要命令とする!!」

 良いなと言ってそっぽ向くとチームメイトはルミナリスを除いた

全員が輪を作るとこう言いあった。

 「ねえあれどう見えます?」

 「そりゃあ勿論普通ならばリベンジマッチだと聞く方なんだがなあ。」

 「見ました?ルミナリス様のあのお顔!」

 「ああ・・・どう見ても紅かったな、・・・成程あれが魔王と言う事か。」

 「え?それってどういう意味ですか?」

 「分からないか?魔王は数十人とも言う精霊使いを手籠めにしていたんだ、

そして大抵の女は強い男に惚れやすい・・・そう言う事だ。」

 「其れってつまりルミナリス様はあのカゼハヤ・カミトに・・・!!」

 「恐らくな、それに考えたらルミナリス様は19歳。そろそろ精霊使いとしての

婚約の適齢期に入ろうとしているのだ、ここでカゼハヤ・カミトの・・・

まさか望んで手籠めに!?」

 「いやあああ!ルミナリス様がそんなはしたない事を!?」

 「まさかと言いたいが取敢えずは用心しておけ、

もしカゼハヤ・カミトと出会ったら我々4人で叩くしか道はない。」

 「だけど相手はルミナリス様と引き分けたんですよね?

それ相手に如何しろと?」

 「・・・それでもやるしかない!ルミナリス様のイメージを保つためにも!!」

 互いにそう言っているとルミナリスは全員に向けてこう聞いた。

 「おい貴様ら何言ってるのだ?」

 「「「「いいえなんでもありません!!!!」」」」

 それを聞いて全員が姿勢を正してそう答えるのを見届けた後に

ルミナリスはこう思っていた。

 「(待っていろカゼハヤ・カミト、私があの闇精霊を見つけたその時こそお前と3年前の決着をつけて・・・それで若しも私が勝ったらそのだ・・・

一緒にルギア王国で…//////私は何考えているのだーー!?)」

 何やら変な事を考えている自分を想像(妄想)していたがために

煩悩退散とも言わんばかりの頭を振りながら<ゲート>に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてアルファス教国はと言うと。

 「それでは全員いつも通り暴れろ。」

 「分かってるわよ。」

 「いつも通り依頼を遂行しましょう。」

 「ええ、こっちも準備良いわよ。」

 それぞれがそう言って<ゲート>に向かおうとすると

レン・アッシュベルらしき人間はミュアに向けてこう言った。

 「ミュア、貴様には命令がある。」

 「はあ?」

 それを聞いて嫌々そうであったがとりあえず聞く事となってそれから暫くして

彼女達は転送された。




 そしてついて。
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