精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 この一言だな。


女の戦いは怖い

そしてフィオナはと言うと・・・こうなっていた。

 「アアアアアアアア!畜生がああああああああ!!」

 普段言わないような言葉を発しながら廃精霊から逃げていた。

 防護魔術を唱えながら逃げ回っているがふざけんなと思いながらこう言った。

 「ゲオルギウス!こいつらやっちゃって!!」

 そう言うとゲオルギウスは廃精霊達を一網打尽にしたがきりが無かった。

 「こんな所で足止め喰っている暇ないのにってああもう横っ腹が

痛くなりそうよ!」

 逆切れしながらそう云う中で・・・周囲にいた廃精霊達が突如として

動きを止めた。

 「な・・・何が起きて・・・・!!」

 ォォォォォオオォォォォォォォォ!!

 凄まじい咆哮における振動で砂塵が一気に舞い上がってフィオナは驚いている

とある物を見た。

 「あれは一体・・・何?」

 あったのは・・・巨大な火柱であった、ここから大分離れているのにも

肌を焼き尽くすような熱波が襲い掛かるのでゲオルギウスが盾となって守る中で

フィオナはそれが何なのかを目を細めて確認するとそれは・・・現れた。

 巨大な火柱は絶え間なく炎を吹き出す黒い溶岩の様な胴体、眼光は灼熱の炉の様に紅く輝き、口腔からは黒い煙を吐き出していた。

 そしてその手に握られているのは巨大な炎の鞭。

 それを見てまさかとフィオナはこう言った。

 「封印指定の軍用精霊《ヴァラルカール》って何であんな安定しない精霊って・・あれ?あの精霊擬きたちは?」

 フィオナはそう言って周囲にいた廃精霊達がいない事を確認するとこう言った。

 「まあ良いわ、あんなバケモノ相手に戦う必要ないもの。速攻で合流よ!!」

 そう言ってフィオナはそこから走って離れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 廃都の外周を囲んでいる奇怪な樹木が根を張っている城塞から突き出した鐘楼の縁に・・・レスティアが腰かけて廃精霊達に向けてこう言った。

 「堕ちた者ね・・・まあ私も似た様な物だけどね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・3年前のあの時に私は私じゃ無くなった。」

 そう意味深な事を言っていると廃精霊達はレスティア目掛けて

襲い掛かって来たが・・・レスティアは廃精霊達に向けてこう言った。

 「けれど私は未だお前達と一緒になる気は無いわ。」

 そう言って黒雷が・・・全てを消滅させた。

 その威力はまさに最強と言っても良い位であるが途端にレスティアは胸元に

手を添えて苦し気に呻いていた。

 その光景はまるで・・・グレイワースと同じであった。

 「かなり浸食しているって事ね・・・あとどのくらい持つか分からないけど・・使命を果たすまで消える訳にはいかないわ・・・!!」

 そう言って何とか立ち上がると・・・声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ほお、本調子ではないようだな闇精霊。」

 「!!・・・貴方は確か三年前の」

 「ああ、久しぶりだなレン・アッシュベルの精霊・・・いや、

カゼハヤ・カミトの元精霊とでもいうべきか?」

 森の中からルミナリスが現れるとレスティアはこう言った。

 「何処で彼の・・・アア大体わかったわ。」

 恐らく戦ったのであろうとレスティアは呆れ半分中々やるじゃないのと

感心していた。

 「それで・・・私に何か用かしら?」

 レスティアがそう聞くとルミナリスはこう答えた。

 「ああ、上層部からの命令で貴様を滅ぼしに来た・・・建前はな。」

 「・・・成程、大方3年前のリベンジって所かしら?」

 「まあな、貴様は少し痛みつけたところをカゼハヤ・カミトの前に連れ出して

もう一度リベンジして勝利して・・・その・・・うん・・・/////」

 最後ら辺で赤面していくルミナリスを見てレスティアは・・・・ああねと思って内心こう続けた。

 「(カミト、貴方何敵に迄惚れさせてるのかしらね。その内彼を賭けて

ブレイドダンスが行われそうって・・・辞めましょ、何だか分からないけど

嫌な予感になりそう。)」

 そう思いながら半ば思考放棄するとレスティアは気を取り直してこう言った。

 「それで、私をどうするつもりなのかしら?」

 「あ・・・ああ簡単だ・・・。」

 ルミナリスはちょっとした妄想から心を戻すとこう言った。

 「貴様を戦えないとは言わんが少々・・・痛めつけてやる!」

 そう言って・・・攻撃が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてそれと同時に。

 「全く、まさか私が都市の一番端とはな。」

 ヴェルサリアがそう言いながら外縁部を見ていた、所々壊されていて

外に出るのは一見して簡単そうに見えるが強力な結界で出ることが

出来ないでいた。

 すると轟音と共に火柱が上がった。

 「あれは焔精霊・・・然しあれはまるで放置している様な感じだが

今は合流だな。」

 ヴェルサリアはそう言ってそこから離れると・・・ガキンと音が聞こえた。

 「今のは・・・あっちか。」

 そして向かって行くとそこで目に映ったのは・・・レスティアとルミナリスが戦っている様子であった。

 「あれは確かルミナリス・・・もう一人は精霊か?」

 一体何の為にと思って聞き耳を立てていると・・・こう聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 「へえそれなりに強くなったのね。」

 「当たり前だ!3年前のリベンジの為だけに剣を振るったのだ!!」

 「あらあらそうなの?けど貴方カミトに負けたじゃない?」

 「貴様何処で知った!!」

 「あら?私は当てずっぽうで言っただけよって・・・へえ黒のねえ。」

 「!!!!何見ている貴様!!」

 「くすくす、それでカミトを誘惑してあわよくば其の儘夜のブレイドダンス」

 「きききき貴様矢張り闇精霊貴様はこいつで封印してくれるわ!!」

 「・・・本気だったとは何かその・・・御免なさいね。」

 「謝るなあアアアアアアアア///////」

 何やら意味不明の様な感じであるがヴェルサリアはと言うと・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・何だと。」

 殺意丸出しにするに十分であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これで終わりだ闇精霊ーーーーー!!」

 「ここで倒されるわけにはいかないのよ!」

 レスティアはそう言って魔術を放とうとした瞬間に・・・横から

割込みがあった。

 「「!!」」

 突如としてハルバードが2人の間に割って入って来て一体何だと思っていると

出てきたのは・・・精霊を纏ったヴェルサリアであった。

 「貴方は確かカミトの所にいた・・・。」

 レスティアがそう呟くとヴェルサリアは・・・ルミナリスに向けてこう聞いた。

 「初めましてだなルミナリス・セイント・レイシェード。」

 「確か貴様はヴェルサリア・イーヴァ・ファーレンガルトだったな、

何の用だ?」

 そう聞くとヴェルサリアは・・・にこりと笑ってこう答えた。

 「いやな・・・《私の大事な大事な》チームメイトにちょっかい出そうとする

不届き物に用があってな。」

 「!!ほう成程な・・・貴様もか。」

 ルミナリスはそれを聞いてククククと・・・黒い笑みを浮かべていると

ルミナリスはこう言った。

 「どけヴェルサリア、私はそこの闇精霊と《カミト》に用があるんだ。」

 「用だと?・・・敵風情がほざくな負け犬が、さっさと(カミトの事)諦めて

魔石置いてリタイアしろ。」

 突如としてヴェルサリアの殺気が神威と一緒に流れるのを感じて周りの鳥たちが逃げていくのを感じるがルミナリスは・・・目を鋭くしてこう言った。

 「ふざけるな、そう言う貴様こそレン・アッシュベルに一回戦で負けた

負け犬であろうが。黙って(カミトの事)引き下がって失せろ。」

 互いに内心の事察している様であり互いに殺気と神威を放出しながら

ルミナリスが精霊魔装を出して互いに武器を構えるとこう言った。

 「よく聞け《岩石女》、貴様よりも男は私みたいな手合いが好みだと聞くぞ?」

 「くくく笑わせるな《行き遅れ》、歳を考えろ。さっさと何処かの貴族と

子供でも作って励め。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「「・・・・・ヨシコロソウ!」」

 互いに悪口の応酬が終わった所で・・・何故か分からないが殺し合いに

発展してきた事に対してレスティアはその原因であるカミトの事を思い出して

こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「私じゃなくてここにカミトがいた方が良かったんじゃないのって

私どっか行っても良いわよねホントウに?」

 そう呟きながらレスティアは体力を回復しようと思って精霊魔装になって

眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 決して現実逃避したいからと言う理由ではない事を祈りたい。




 そして最後にこう言おう。








 修羅場はまだあるよ♪
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