「ここなら大丈夫そうだが大丈夫かエリス?」
「・・・う・・・ん」
カミトは自身の制服の上着をエリスに掛けた後廃都の中心から離れた巨大な祭殿の遺跡にある御祓の出来そうな泉を見つけていた。
これは毒などの異常状態を穢れと共に無くして少しでも回復させる行為である。
それとだが精霊使い・・ブラックティターニアがエリスに対して行った行為で
精霊使いとしての力に支障をきたさないようにするためである。
カミトはその泉に浄化の精霊語の呪文を唱えた後に精霊鉱石を投げ込むと
雨水が溜まっていて少し汚そうであった水が一瞬泡立ったかと思いきや済んだ
清らかな水に変化した。
「カミト・・・すまない。」
「無理に喋るな、体力を温存するんだ。」
カミトはそう言ってエリスを泉に入れるとこう聞いた。
「今はこんな処置しか出来ないが少しは楽になったか?」
「う・・・うむ・・・大丈夫・・・あう・・・ん」
エリスはそう言いながらも苦しく喘ぐがカミトに向けてこう言った。
「カミ・・・と・・・・ん」
掠れ声でエリスはカミトの名前を呼んでいたがカミトはそれよりも視線がある所に集中していた。
・・・胸部に集中していたのだ。
自身の上着がエリスの体に張り付き始めてその黒い下着が透けて
見え始めていたのだ。
何とか見ない様にしている中でカミトはこう聞いた。
「体辛いのか?」
「あ・・・ん」
エリスはそう言いながら身を捩っていると唇をきゅっと噛みしめて
カミトを見つめてこう言った。
「そ・・・その・・・笑うなよ・・・手を・・・握ってくれないか?」
「ああ、分かった。」
カミトはその言葉に対してそう答えて両手でエリスの手を握ると・・・
エリスは可愛い悲鳴を上げた。
「ひゃわアアアアアアアア!」
「わ、悪い!いきなりすぎたか?」
カミトがそう聞くとエリスはこう答えた。
「い・・・いや・・・私こそ済まない・・・と・・・殿方の手を・・・
握るのは・・・慣れていなくて。」
エリスは恥ずかしそうに頬を赤ラメながらおずおずと指を搦め始めた。
まあ当人はゆで胼胝の様に真っ赤になっているとこのままではまずいと感じた
エリスはカミトに向けてこう聞いた。
「カミト・・・一つ良いか?」
「?」
「もし・・・あの2人が敵でまた・・・現れたら・・・どうするのだ?」
そう聞いて来たのだ、幾ら敵国とは言え嘗ては同じ仲間であったカミトにとって苦ではないのかとそう聞くとカミトはこう答えた。
「戦うさ、今の俺にはお前らがいるからな。」
「そうか・・・それなら良かった・・・・!!」
エリスがそう言った瞬間に体の熱が高くなるのを感じた。
「ああ・・・・ん」
「エリスどうした!?まさか発熱を促す毒か何かを仕込まれていたのか!!」
「ん・・・あ、ふん・・・ん」
「おい如何したんだ大丈夫なのか!?」
カミトは苦しそうにしているエリスに対して肩を掴んだ瞬間に・・・
エリスの体がビクンと大きく跳ねた。
「んひゃう!?あ・・・はああ・・・んあ。」
「呼吸が荒くなってるし熱も高くなってやがる!」
カミトはそう言いながら手から伝わる体温でどうしたら良いんだと思っているとエリスがこう言った。
「カミ・・・ト」
「どうしたエリス!」
「体が・・・急に熱くなって・・・ふぁん」
「ああクソ、間違いなくリリィのやり方だ。あいつの薬学と毒の知識は
桁外れだったからそれだ。」
「そ・・・そう言えば・・・あの・・・エルフィム族の・・・リリィが・・・言ってた・・・ナイフに・・・毒を仕込んで・・・いたと」
「ナイフ・・・そう云やあアイツそう言うのもうまかったな・・・
何仕込まれてたんだ?」
カミトがそう聞くとエリスは赤面して暫くすると・・・こう答えた。
「び・・・媚薬・・・だ。」
「・・・・ハアアアアアアアアア!!?」
それを聞いてカミトは嘘だろと思っていた、お嬢様学校の人間がそんな薬を
使われるとどうなるか考えたくないと思っているのだ。
するとエリスは赤面しながら自らの胸を掻き抱いて両足をもじもじしながら
カミトに向けてこう言った。
「ふぁ・・・ん・・・助け・・・て・・・カミ・・・ト」
そう言いながら・・・涙が溢れて出てくるんを見てカミトは
如何すりゃあいいんだと思っているとエリスがこう答えた。
「こ・・・この火照りを・・・ああ・・・静めてくれるだけでいい。」
「(いやいやいや待て色んな意味で駄目だろうって言うか
もしファーレンガルト家の娘に対して何か取り返しがつかない事したら間違いなく俺殺されるぞあの爺さんに!!)」
そう思いながら首をぶんぶんと降っているがエリスは更に苦しそうに
喘ぎ声をあげているとカミト・・・決心して一緒に泉に入って
エリスを抱きしめた。
「こ・・・これで良いのか?」
「う・・・うむ。」
「辛かったら力を抜いて良いからな。」
「す・・・済まない。」
カミトの言葉にエリスは頬を赤く染めているとエリスはこう言った。
「そ・・・その・・・はしたない娘だと思わないでくれ・・・こ・・・
こんな風になってしまうのは・・・わ・・・悪い毒のせいだからその・・・
もっと・・・強く頼む。」
エリスがそう言うとカミトは腰を強く抱きしめてこう聞いた。
「これくらいか?」
そう聞いた瞬間にエリスはカミトの顔の真ん前に出ていきなり・・・・。
「ムグ」
キスをして来たのだ。
まさか媚薬の効果かと思っているとエリスは更にカミトの口に・・・
舌を入れてきたのだ。
「も・・・・ももも!!」
カミトはいきなり入ってくるエリスの舌が自身の舌に絡みつくかのように
舐め始めると体を密着して胸を押し付けるどころか股をカミトの足に
擦りつけるかのように動かし始めた。
まるでカミトに自分の匂いをマーキングするかのように。
そして一旦離れるとエリスはカミトに向けてこう言った。
「カミト・・・もっと~~♡」
そう言って更に強烈に、今度は腰を動かしてカミトの下半身を
刺激してくるようにしていると暫くして・・・エリスが震えあがって・・・
・・・・絶頂を初めて体験してしまったのだ。
「♡♡♡♡♡!!!」
その初めての絶頂を体験したと同時にエリスは・・・
果てたかのように意識を手放したのだ。
その頃のフィオナ
「何だろう・・・記憶結晶を使う機会逃したって私の第六感が囁いてる!!」
そう言いながらギリギリとハンカチを噛んでいた。