合流
そしてエリスが起きた時にあの時の事を思い出したエリスは・・・赤面して
カミトに向けてこう言った。
「かかかかカミトあれはその・・・忘れてくれ本当に!!」
「お・・・・おお。」
カミトはエリスの鬼気迫らんほどの目つきに恐怖してそうかといっていると
エリスは逃げるかのようにこう言った。
「ちょ・・・ちょっと禊してくるから・・・絶対に来るのではないぞ!!」
良いなと言って例の場所に向かって行くのを見て暫く考え事をしていた。
収穫は0で然も全員集まっていない、この状況をどうするべきかと思っていると
近くから・・・足音が聞こえた。
「!!」
カミトはヤバいなと思って身構えて暫くすると・・・精霊が現れたのだ。
「これは風精霊・・・?こいつ何か持って・・・こいつは
俺達の通信用精霊の石!」
そう言うと・・・そこから草むらからレオノーラが現れたのだ。
「はああ・・・やっと着きました。」
「本当じゃ、合流出来て一安心じゃ。」
「レオノーラ!グリムゲルデ!!大丈夫だったか!?」
「はい、こちらは。何処かの地下迷宮擬きに迷い込んでいてつい先ほど
出れたんですよ。」
「そうか、良かったって言うかヴェルサリアは?」
どうしたと聞くとレオノーラはこう答えた。
「そっちもですか?こちらも合流出来てません。カミトの方は誰かと
合流出来ましたか?」
「あ、アアアアアアア!エリスと合流出来たからダイジョウブダ。」
「何故にカタコトなのか気がかりですがまあ良いでしょう、こちらは遺跡で
面白い物がありましたので。」
そう言っていると・・・近くから髪を濡らしていたエリスが現れると
レオノーラに向けてこう言った。
「レオノーラ!そちらは無事だったか!!」
「ええこちらは、そう言えば遺跡で面白い物が」
「ほお、それは私達にも聞かせて貰うぞ?」
「ヴェルサリア・・・と・・・何でいるんだルミナリス?」
「私がいては悪いと言うのか!!」
ルミナリスが怒ったかのような感じでそう聞くと・・・ヴェルサリアが
説明した。
「私達は丁度良くがちあってな、まあ戦ったが引き分けであったから
ここに来たのだ。エリスの風精霊の導きでな。」
「そうか・・・まあ良いのか是?」
大丈夫かルール的にというがまあ良いかとカミト入ってレオノーラ二向けて
こう聞いた。
「それでだが何見つけたんだ?遺跡で??」
「ああそうでした!詳しい事は帝国の資料から見ないといけませんが・・・
厄介な事が記述されてました。」
嘗て世界には6匹の全ての精霊の根幹とも言うべき精霊龍とそれらを創造し、
世界を作りし二体の精霊神が世界を統治していた。
だが・・・異界から別の精霊たちは天使の力を使って6体の精霊龍は封印され
その力を封印されかけた精霊神達は輪廻の輪に逃げ込み時を待った。
いつか現れるであろう・・・精霊神を扱えるであろう人間が現れるその時まで。
「とまあこんな感じで結構古い記述で書かれていたのですがまあ後は
調べなければ分かりませんね?」
「其れが真実である確証は?」
ルミナリスがそう聞くとレオノーラがこう答えた。
「グリムゲルデが証人です。」
そう言うが信用すら出来ないと言うのが大多数でありこれはなと思っていると
取敢えずと言ってエリスはカミトに向けてこう言った。
「取敢えずは休みたいのだが義姉上はどういたします?」
そう聞くとヴェルサリアはこう答えた。
「私達も眠ろう、戦って疲れてるからな。」
「そうだな、神威の補充をしなければな。」
そう言って2人が寝るとカミトも眠りについてレオノーラがこう聞いた。
「どうします?ここは彼女の魔石だけでも」
「其れは駄目だ、その様な卑劣な事は私が許さんぞ。」
「分かってますって。」
そう言うとエリスに向けてこう言った。
「それでは寝ててください、もしかしたらフィオナが
来るかもしれませんので。」
「ならば私も起きていよう、先ほどまで寝ていたからな。」
体力は既に回復してるしなと言って互いに火の番をしていた。
ーここは何処だ?」
カミトはフワフワとした様子で周りを見ていた。
さんさんと輝く太陽が照り付けていて周りには古い家なのであろう石で
出来た家が至る所にありその中でも大きな城が目に付くと・・・場面が変わった。
ーーここは城の中か?
カミトはそう思って周りを見ていると・・・少し変わった格好をしているが
アレイシア・イドリースが少し長くて白いロングのスカートの
腹部が出ている状態で子供達に手を振っていると・・・エストが近寄って
抱きしめていたのだ。
まるで母親に甘える娘の様なそんな感じになっているとエストの声が聞こえた。
「アレイシア、何時になったらこの子に会えるんですか?」
腹部に向けてそう聞くとアレイシアはこう答えた。
「(´∀`*)ウフフ、未だ二か月後よエスト。・・・ねえエスト、
私偶にこう思うんだ。これは夢なんじゃないかって。」
「アレイシア・・・。」
「だってそうでしょ?捕虜になったと思いきや彼に解放されてここに住んでいて何時の間にか愛してしまってこの子を宿して・・・こんな普通の幸せが
夢なんじゃないかって思っちゃうの。今起きたら軍隊の中で聖女扱いされて・・・使い勝手のいい道具にされるなんて・・・嫌だなあ。」
そう言いながら寂しそうに空を見つめるアレイシアであったが・・・
エストがこう言った。
「それでしたら私がアレイシアを守ります、貴方の剣として・・・そして、
生まれてくるこの子と子孫達の為に。」
そう言うとアレイシアは・・・笑ってこう答えた。
「ありがとうねエスト、私のたった一人の友達」
「もう一人ではありませんよアレイシア、貴方には私ともう一人の彼と・・・
あの人がいます。」
そう言って視線の先には・・・顔が黒く塗りつぶされている男性が
手を振っているのが見えた。
そしてエストはアレイシアの手を取ってこう言った。
「行きましょうアレイシア、待っている人がいますよ。」
「・・・うん、ありがとうねエスト。」
アレイシアはエストの手を取ってその男性の下に向かって行った。
ーーエスト。
「そう言えばお腹の子供の名前は何するんですか?」
「うん?そうねえ・・・折角だからこの国の言語で良い
響きの名前にしようかなあって思ってるんだ。」
「何です?」
「な・・・い・・・しょ♪」
夢はやがて・・・真実に繋がる物語へと。