精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 戦いまくりです。


外での戦い

 「くそ!やはりこの木の大群はきりがない!!」

 「でしたら降参して魔石置きなさい。」

 「ふざけるな!そうして魔石を奪えば今度は私達を操る気なのでしょう!?」

 レオノーラがそう言うとリリィはそれもそうですねと言いながら縦横無尽に

ナイフを使ってエリス達を翻弄させていると・・・光が辺り一帯に降り注いで樹が

枯れていくのが見えた。

 

 

 

 

 ーークソがーー!!俺の体に何しやがるーー!!

 ブラックティターニアが断末魔を上げると魔精霊たちがエリス達目掛けて

攻撃しようとするもその光によって阻まれた。

 「今だ行け!ここは私が引き受けた!!」

 「分かりました!行きましょうエリス!!」

 「ああ!」

 レオノーラとエリスはこの場をルミナリスに任せて自分たちはカミトの方に

行こうとすると・・・シェーラ・カーンがこう言った。

 「だったらこの子を倒してからよ!」

 そう言って召喚したのは・・・腕が付いた白い球体であった。

 中心部には口みたいな開閉場所があり一体何だと思っていた。

 魔精霊は大概が奇怪な形状を持っており中には形などないタイプもいる。

 そしてその精霊を見るとエリスはそれに向けて技を放った。

 「凶ツ風よ、狂え!」

 そう言ってレイ・ホークで貫かんとするもそれが口を開けた瞬間に・・・

風が吸収されていくのが見えた。

 「「!!」」

 2人はそれを見て驚いているとシェーラ・カーンがこう言った。

 「さあ行きなさいパンダ―スナッチ!嘗て魔王に使役されていた72柱の一つの力を見よ!!」

 そう言うと巨大な腕で攻撃してきたのだ。

 「ちぃい!」

 「うぐう!!」

 その攻撃は重たかったがために吹き飛ばされるとパンダ―スナッチは口を大きく開けた瞬間に・・・風の刃がエリス達を襲った。

 「「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」」

 2人はその攻撃に吹き飛ばされるとエリスがこう言った。

 「何故・・・私の攻撃が」

 「ああそれはね、この子の能力は相手の力を奪って自分の物にする事が

出来るのよ。だからあなたたちの攻撃は効かないわよ。」

 「「!!」」

 それを聞いてじゃあどうやって倒すんだと思っているとシェーラ・カーンがこう言った。

 「今度はこっちの番ヨ。」

 そう言った瞬間にパンダ―スナッチが・・・ニヤリと嗤った瞬間に姿を・・・

消したのだ。

 「!!」

 「どこに」

 「上だレオノーラ!」

 グリムゲルデがそう言った瞬間に上空を見るとパンダ―スナッチが

そこにいたのだ。

 実はパンダ―スナッチは消えたわけではなく只腕を地面に叩きつけて

飛んだだけなのだが力が強かったことから消えたように見えたのだ。

 そしてその儘・・・エリスのすぐ近くに着陸するとパンダ―スナッチはエリスを殴り飛ばした。

 「が・・・はあ!」

 「エリス!」

 レオノーラはやばいと感じてグリムゲルデで突き刺そうとして猛スピードで

向かうもその腕で防御されたのだ。

 「な!」

 その光景にレオノーラは一瞬呆けた瞬間にパンダ―スナッチは口から巨大な舌をエリス目掛けて放った。

 「エリス逃げて下さい!」

 「あ・・・う」

 レオノーラがそう言うもエリスは先ほどのダメージによるものであろう身動きがとりづらくなっていたのだ。

 そしてその儘その巨大な舌でエリスを搦めとろうとした瞬間に

レイ・ホークが解除されて・・・シムルグが現れたのだ。

 ぴぃえエエエエエエエエ!

 そしてシムルグはエリスをその足で掴んで空高く飛んだ。

 「しむ・・・ルぐ。」

 ぴぃえエエエエ

 シムルグは傷ついたエリスを戦線から離させようとするのであろう、少し遠くの森迄飛んで行こうとすると背後に気配を感じた。

 「・・・・!!」

 エリスはそれが何なのかを感じて振り向くと・・・パンダ―スナッチが

そこにいたのだ。

 そしてその巨大な舌はシムルグを搦めとった。 

 「シムルグ!」

 エリスはいけないと思って精霊界に帰そうとするも・・・

それが出来なかったのだ。

 「な・・・何で。」

 するとパンダ―スナッチの上にいたシェーラ・カーンがこう言った。

 「ああ簡単よ、この子の舌に絡めとられたら精霊界に帰れないのよ。」

 「そんな精霊が・・・!!」

 そう言った瞬間にシムルグが・・・ヴェルサリア目掛けて落としたのだ。

 「!?エリス!」

 ヴェルサリアはいけないと思って受け止めると上空にいるシムルグを

見た瞬間に・・・悍ましい事が起きたのだ。

 「さあパンダ―スナッチ・・・食べちゃいなさい♪」

 シェーラ・カーンがそう言ったと同時にパンダ―スナッチはその巨大な舌で

シムルグ事巻き取ってそして・・・食べたのだ。

 バリバリと嫌な音を立てているのを聞いてエリスは・・・

呆然となってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・え?」

 何でと思っていると其の儘パンダ―スナッチはシムルグを食べ終えると

更に奇妙な現象が起きたのだ。

 精霊刻印が・・・消えたのだ、エリスの。

 「そんな・・・・ああ・・・あああ・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 嫌ああアアアアアアアア!!シムルグーー!!」

 エリスはそれを見て大声でそういうもシェーラ・カーンはニヤリと笑ってこう言った。

 「ファーレンガルト家の魔風精霊御馳走様♪」




 そして中に戻って。
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