精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 夢の中へとご案内。


夢の世界

「ここは・・・何処だ一体!?」

 ルビアはそう言いながら周りの・・・見たこともない様な光景が広がっていた。

 恐らく砂漠に面した国なのであろう灼熱の如き太陽がさんさんと輝いており

周りの人達は日除けの為かフードらしきものや布で巻いた帽子を付けているような

人たちが至る所にいた。

 「私はカゼハヤ・カミト相手に戦ってそしてあのデモン・スレイヤーを破壊して

奴を貫こうとしてそして・・・何がどうなっている!?」

 ルビアはそう言いながら頭を悩ませていると近くに人が来たのでこう聞いた。

 「おい済まないがここは一体」 

 何処だと言いかけてルビアは・・・絶句したのだ。

 先ほど通りかかった女性が自分の体を・・・透き抜けたのだ。

 それは他でも同じで何故か通り抜けてしまうのだ。

 「一体・・・何がどうなっているのだ?」

 ルビアがそう呟いた瞬間に・・・風景が変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここは・・・城内か?」

 ルビアはそう言って見まわしていた。

 質素に見えるが其れなりに優雅さを併せ持つ綺麗な場所である。

 ルビアは周辺を歩いていると・・・カミトを見つけた。

 「カゼハヤ・カミト・・・!」

 見つけたと思って近づいて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここは・・・前とは違うのか?」

 カミトはそう言いながら前に見た夢とは違うのかと思っていると・・・

とある部屋に辿り着いた。

 「ここは?」

 何だと思って入ろうとすると・・・声が聞こえた。

 「カゼハヤ・カミト!」

 「・・・ルビア・エルステイン・・・!!」

 カミトはそう言いながらルビアに対して敵愾心全開で睨みながらも・・・

部屋に入ろうとして2人の見ているものが変わった。

 「ここは部屋の中か。」

 「おいカゼハヤ・カミト!ここは一体何処なんだ!!我々は今まで」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「アアアアアアアア!」

 「「!?」」

 一体何だと思って2人は悲鳴があった所を振り向くとそこにいたのは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「エスト私のお菓子食べちゃったよ~~!!」

 「ああ、はいはい泣かない泣かないって。」

 エストが頬張っているお菓子を食べているのを見て泣いているアレイシアと・・カミトと顔立ちが似通っている男性が頭を撫でていた。

 するとアレイシアはこう続けた。

 「お菓子~~~!!」

 「お菓子ならまだ俺のがあるからそれ食べてろよ?」

 「けどそれ食べたら・・・スライマンの分が。」

 「「スライマン!?」」

 カミトとルビアは互いにその名前を聞いて驚いていた。

 あの魔王が目の前にいることに驚いたのだが・・・理由はそれだけでは

なかった。

 魔王と呼ばれていたのだから一体どんな恐ろしい手合いかと思って見てみれば

何ともない・・・人のよさそうな青年であった。

 するとスライマンはアレイシアに向けてこう言った。

 「ああな、俺はまだ仕事が残っているしそれにアーカディアとの同盟における

手続きでフギルが待っているからな。」

 「「!?」」

 それを聞いて更に2人は驚いていた、フギルは前に見たが何でこんな大昔に

於いてもその名前が出てくるんだと思っているとアレイシアはスライマンに向けてこう言った。

 「じゃあさ!一緒に食べよ!!どうせだったら2人でさ!!」

 「まあ・・・仕事の邪魔をしないんだったらいいがな。」

 「ヤッターー!!」

 それを聞いてアレイシアは本当に喜んでいるように思えてならないが

アレイシアがスライマンの・・・足に乗っかるような感じで座ると

お菓子を一つ取り出してこう言った。

 「はい、あ~~~ん。」

 「・・・はあ・・・あーん。」

 スライマンは少し溜息付くと其の儘アレイシアが手で渡したお菓子を食べると

アレイシアはにこにこしながら更にお菓子を渡していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「な・・・何だこれは・・・!!」

 「ああ、俺は何度か見たけどこれは無かったなあ。」

 カミトがそう呟くとルビアは何だとと言ってこう続けた。

 「お前この夢を何回も見ているのか!どう言う事だこれは・・・!!」

 答えろと言った瞬間に風景が変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 街が燃えているのだ、精霊使いや軍隊が町の住民を達を皆殺ししているのだ。

 そして城の中で見るとカミトとルビアはアレイシアとスライマンを見ると

スライマンはこう聞いた。

 「良いのかアレイシア?僕がこいつを使うと言う事はそれは君の魂が」

 「構わないわスライマン、あの子が無事逃げ切るまでの時間は稼ぎたいし

何より・・・貴方と離れ離れになって残りの一生を過ごすなんて・・・嫌だよ。」

 アレイシアはそう言いながらスライマンに抱き着くとスライマンはこう言った。

 「じゃあやろう、この魂が例え・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『冥府に送られず永遠にこの土地に縛られようとも』

 『我らの魂は何時いかなる時も永久に離れることなくこの土地を守らん。』」

 スライマンとアレイシアが互いにそう言って・・・2人揃ってこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「「現れよ!創世神『メサイア』!!」」

 その言葉と共に精霊が現れた瞬間に光が国を覆って街は・・・砂の中にへと

引きづりこまれていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーー是こそが真実だ。

  「「!!」」

 2人はその声を聴いてフギルだと思い至るとフギルはこう続けた。

 ーー2人の魂は今でもメサイアと共に封印されている、だからこそ・・・

生まれ変わりなど只の幻想にすぎない。

 「嘘だ!」

 ルビアがそう言うとこう続けた。

 「貴様は行ったはずだ!私こそ世界を救う聖女だと」

 ーー確かに言ったがだが俺は何時・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・貴様の事をアレイシアの転生者だと言った?

 「・・・・え?」

 ルビアは間の抜けたかのような声を出すとフギルはこう続けた。

 ーー哀れな小娘だ、お前はアレイシアにはなれないが・・・誰にもなれない

お前こそが真実だ。

 「黙れ」

 ーー誰かの名前を使わなければ只々からにとじ込むるだけの弱い存在 

「黙れ」

 ーー妹を守ろうともせず手放してせいせいしていたんだろ?

 「黙れ黙れ黙れ!」

 ーー所詮お前は誰も守れない。

 「黙れーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーー貴様など、無敗の最弱である賢弟にも劣る存在だ。

 そう言うとフギルはルビアに向けてこう言った。

 ーーそしてそんなお前に良いものをやろう。

 「出て来いフギル!フギルーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーさらばだ精霊姫

 そう言った瞬間にルビアの体の至る所に・・・模様が浮かんできたのだ。

 「刻印・・・・!?」

 カミトがそう言った瞬間にルビアの体が波打っているのを見た。

 「あが・・・グウウウウウ・・・・!!」

 「おい!大丈夫かおい!?」

 ーーカゼハヤ・カミト、お前は向こうに戻ったら仲間を引きつ入れて逃げるか

機竜を使え。さもなくば・・・死ぬぞ。

 「な!それってどういう」

 意味だと言いかけた瞬間にルビアは・・・断末魔を上げた。

 「ウぎゃあああああああアアアアアアアア!!」

 そう言うと同時に黒いオーラが体から溢れ出てそれが先ほどまでの

白の世界を壊すと同時に見えたのは・・・恐ろしい物であった。

 「な・・・何だよありゃあ。」

 カミトが黒いオーラの向こう側から見えたのは・・・蜘蛛の如き

8本の足を持った・・・まるで魔精霊の如き風貌と成り果てていた

ルビアがそこにいた。




 次回は人物紹介してまた休載します。
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