精霊使いの装甲機竜   作:caose

20 / 229
 学ぶこととは知る事。


我が学び舎の部屋へ。

レイブン教室に着いてその部屋を覗くと・・・誰もいなかった。

 「今は全員外に出払っているが後で先生が来る。その時に・・・。」

 「(カミト!あぶねえ!!)」

 エリスが言いかけると突如『シラヌイ』が警告すると何かが来る予感がしたため

カミトはそれを紙一重で躱した。

 そこにいたのは・・・。

 「よくも逃げたわね!!カゼハヤ・カミト!!」

 あたしの契約精霊でしょうとクレア・ルージュが大声でそう言うとエリスがカミトの前に割り込んだ。

 「またか!クレア・ルージュ!!」

 「げ!エリス・ファーレンガルト。」

 クレア・ルージュは苦々しい表情でそう言うとエリスはこう言った。

 「貴様また問題行動をしてどうする!こいつは認めたくないが今日からわが校の

生徒になるんだ!これ以上問題行動を起こさすわけにはいかない!!」

 するとクレア・ルージュはこう返した。

 「は!何言ってんのよ!そいつは私の奴隷精霊になるんだからね!!」

 「貴様。とうとう頭がいかれたのか?そんな精霊何処にいる?」

 エリスはクレア・ルージュの言葉に呆れていると彼女はカミトに指差して

こう言った。

 「そこにいるじゃない!そこに!!」

 「こいつは人間だぞ?何を基準にしてるんだ!?」

 エリスはとうとうツッコミしてしまうがクレア・ルージュは収まる事を

知らなかった。

 「さあ、さっさとそいつよこしなさい!!」

 「(無茶苦茶だなあの嬢ちゃん)」

 流石に『シラヌイ』も呆れてしまうとドアから誰かが入ってきた。

 「おいおいここで騒ぎを起こさないで欲しいな。騎士団長様。」

 そう言っているのは二十代半ばの長い黒髪と黒縁の眼鏡を掛けて、ダークグレーのスーツの上に白衣を羽織った女性であった。

 「「フレイヤ先生!!」」

 エリスとクレア・ルージュが揃ってその女性の名を出すとカミトは誰だと思った。

 するとフレイヤと言う女性はカミトを見てこう言った。

 「ああ君が学園長の話に出てきた例のねえ・・・。」

 そしてフレイヤは自己紹介した。

 「私がレイブン教室担当のフレイヤ・グランドル。担当教科は精霊刻印についてだ。君の事は既に把握済みだ。その腰に差している奴についてもな。」

 フレイヤは『シラヌイ』の方を見てそう言うとエリスとクレア・ルージュに

こう言った。

 「さて二人とも、学校内での私闘は厳禁だろ。さっさと散った散った。

クレア・ルージュ、君は確か野外授業じゃなかったかな?何でここにいる?」

 「あ・・えと・・・あの・・・。」

 クレア・ルージュは慌てふためいて弁解しようとしながらカミトの方を見るが

カミトは目線を逸らした。

 「もうすぐ授業が終わるから自分の机に戻るがいい。」

 「・・・はい。」

 そう言われてクレア・ルージュは渋々戻るとエリスにもこう言った。

 「君はヴィ―ぜル教室だろ?ここは任せて戻るがいい。」

 「ではこれで。」

 エリスはそう言ってフレイヤにお辞儀して出て行った。

 そしてカミトにこう言った。

 「君の席は後にして、自己紹介の内容を考えることだ。」

 「はい。」 

 そう言ってカミトは壇上近くの席に座った。

 因みにクレア・ルージュはカミトを後ろから睨みつけていた。




 そしてカミトは自己紹介をする。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。