精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 真実は正しいのか?
 ・・・明かさないほうが良い時もある。


真実

レイハがカミトに対してそう言うと・・・他の精霊姫が痰を切ったかのように

どよどよとカミトに詰め寄ってこう言った。

 「アレイシア・イドリース様手書きのって本当なのですか!」

 「ぜひ閲覧の許可を!!」

 「その前に一体何処で手に入れたのです!?」

 「読ませてください速く!」

 詰め寄る姿にヴェルサリア達は互いにこう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「「「「(・・・・・ああ・・・

私達もあんな感じになっていたんだろうなア・・・)」」」」

 そう思っていて暫くしてカミトは懐からアレイシア・イドリースの手記を見せると精霊姫達は全員まるで神様を直接見るかのように恭しく頭を地に付けると

レイハがこう言った。

 「精霊王よ、我らにこの様なお慈悲をお恵みして頂けることに感謝致します。」

 そう言うとカミトはほれとレイハに手記を手渡すとレイハ恐る恐る

それを手に取るとではと言ってこう続けた。

 「それでは・・・解読に取り掛かります。」

 そう言うとそれぞれが精霊語を解読し始めた。

 最初はエストを手にした時から聖女と呼ばれて従軍迄は歴史書通りですねと

言っているとそこからは・・・とんでもないことであった。

 魔王討伐と称して攻め込んでいくとそこで目にしたのは・・・

6機の機竜が戦場にて暴れまわって自分が捕まったことを読むと嘘でしょとか

そんな事とか言っているのを聞くとヴェルサリア達もそんなとか言って

口を手で塞いでいると更に続きがあった。

 アレイシア・イドリースが捕虜として魔王の国に来てからの生活、

民達がどの様に暮らしていたのか、そして自分がその魔王・・・

スライマンに恋して愛し合ったところを読んで・・・阿鼻絶叫の悲鳴が部屋に

響いた。

 「いやあああああああ!」

 「嘘でしょ!嘘って言って!!」

 「ありえない・・・聖女が・・・魔王に・・・・!!」

 「これは夢・・・これは夢・・・これは夢・・・・!」

 「はううううう。」

 レイハが失神しかけるのを見てカミトはやばいなと思っているが

それでも全員根性で続きを読む中ある言葉が・・・全員を驚かせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「アレイシア・イドリースと魔王スライマンに・・・子供が・・・

生まれた・・・!!」

 『!?』

 カミトを除いた全員がそれを聞いて目を大きく見開いて驚いていた、

何せ精霊使いは子供を産むとその神威を大幅に消費して精霊が使えなくなるノニ

何故エストは人間界に存在し続けていたのかと思っているが続きがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『精霊龍』と『精霊神』・・・?」

 「「「「「!」」」」」

 カミト達がそれを聞いてまさかとあの旧い神殿に描かれていた・・・

グリムゲルデが言っていたあれかと思っていると更に続きがあった。

 「『精霊龍』は精霊大戦の際に異界の天使によってその力を簒奪され

彼らは残されたその力を温存するがために6体の『精霊龍』の力と

『精霊神の片割れ・メサイア』の位置情報を7つの遺跡(ルイン)に封じ

それを開くには門番として精霊の力とアビスの血液成分を融合させた・・・

ラグナレクによって守られ・・・開放するには機竜の力を持ってしなければ

開かれない・・・これって・・・聞いたことがない・・・!」

 レイハがそう言ってその手記に描かれた情報に目を疑っていた。

 こんな事が本当にあるのかと誰もが疑っているが更に続きがあった。

 子供が生まれ平和な生活の中連合軍は和平交渉の為話し合いの場を

提供されたしと言う事でスライマンはそれに応じ国の首都に招いた際に・・・

悪夢が襲った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「連合軍は奇襲を仕掛け・・・王都に侵攻・・・!」

 『?!』

 そんなと誰もがそう思っていた、話し合いをすると連合軍が言っていたのに

何故連合軍が襲いかかってきたんだと・・・スライマンが連合軍を

信じていたのにと思うと・・・手記から・・・魔力が溢れ始めたのだ。

 「!皆逃げて!!」

 フィオナがそう言うと同時にその魔力が・・・世界を形作った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「こいつは・・・あの時見た!」

 カミトがそう言うと同時にレイハ達もいることに驚く中あの時の・・・

アレイシア・イドリースとスライマンとの最後の会話が聞こえていた。

 だがその時に・・・フギルが目の前に現れた。

 「お前は!」

 カミトがそう言ってシラヌイのソードデバイスを抜こうとするとフギルは

カミトに向けてこう言った。

 「お前達は真実に目を向けている、忘れるな。アレイシアとスライマンは

只平和な生活を望んでいた、子供と共に過ごせれる日常が

欲しかっただけなんだ。」

 「貴方は一体・・・誰なの?」

 フィオナがそう聞くとフギルは自分の服の胸元を見せるとそこにあったのは・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・精霊刻印であった。

 「まさか・・・お前も」

 カミトがそう言うと同時にフギルの背後に・・・巨大な精霊が現れるとエリスはあれは何だと言うと・・・フギルは人のよさそうな笑みを浮かべてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これこそが俺の精霊・・・『精霊神の片割れ・ギーゼ』・・・全ての精霊の

神とも呼ばれる俺の・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・俺達精霊使いの闇の象徴だ。」

 そう言うと同時に世界が白に戻ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして彼女たちは元の部屋に戻って行った。




 次回は部屋に戻ります。
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