精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 扉の向こうへ・・・。


いざ無限回廊へ。

「チーム・スカーレットナイツの男の精霊使いよ。」

 『(見たら分かるだろ)?』

 「レン・アッシュベル様を倒したって言う」

 『(偽物だけどな)。』

 「ちょ・・・ちょっと怖いけど話しかけてみましょうかしら。」

 『(冒険心は大切だぜ)?』

 「だ、駄目よ。近づいたら魔性の虜にされてしまうわ。」

 『(もう虜にされちまっている奴らがいるけどなwwwwwww。)』

 「でもちょっと・・・カッコイイ・・・かも。」

 『(時には女になって可愛くなるけどなwwwwwwww。)』

 貴族少女たちの言葉を聞いてシラヌイが内心笑っているとヴェルサリアが来ているのが

見えた。

 白のドレス。

 胸元には白百合の花を模らせたシンプルなドレスだがヴェルサリアの金髪に映えるようにデザインがこだわっていた。

 そんな中・・・ミラが現れた。

  「久しぶりカミト。」

 「おお、久しぶりだなって・・・協力に感謝したぜ。俺達だけだと絶対勝てなかった。」

 「ううん、私達は目的があって行動しただけ。それに№を一つだけど手に入ったから国の土産に丁度良かった。」

 「そうか・・・何時か又出会った時は宜しくな。」

 「うん、宜しく。」

 そう言って互いに手を取り合ってじゃあと言うと・・・レオノーラが現れたのだ。

 肩の露出した紫色のドレスは優美な体のラインを余すことなく表現している。

 「ようレオノーラ、お前のドレス・・・婆さんか?」

 「はい、グレイワース様が寄越してくださいまして。それにマギアルカ様も

用意してくださったので。」

 そう言ってネックレスを見せつけるとそうかとカミトが言っていると・・・今度は

ルミナリスが現れたのだ。

 ヴェルサリアと同じく白色のドレスだが胸元を見せつけるかのように大きく開けた

ドレスを着こなしルミナリスはカミトに向けてこう言った。

 「久しぶりだなカミト、あの偽物相手に勝てたな。」

 「まあな、だが相手が相手だったんだ。お前らの協力が無かったら勝てなかった。」

 「構わないさ、それに私がいただけでは勝てん。最低でも半数を

道連れにしなければいかんかもな。」

 「お前が言うと・・・冗談にも聞こえねえな。」

 カミトは顔を顰めさせていると(* ̄▽ ̄)フフフッ♪と笑いながらルミナリスは

こう続けた。

 「だがおかげで面白い物が見れたしそれに・・・お前とはまた会うかもしれんな。」

 「そうか・・・その時は味方であることを期待するぜ。」

 「ああ・・・互いにな。」

 ルミナリスはそう言って其の儘立ち去るのを見ると・・・フィオナが全員の前に現れてこう言った。

 「皆、始まるわよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 フロアの奥では精霊王に奉納する供物が饗され、奥に設けられた祭壇では

5人の精霊姫が厳かに演舞を舞っていた。

 「精霊姫の演舞が見られる機会は早々ないわ、皆もよく見ておきなさい。」

 フィオナがそう言いながらレイハの演舞を見ながらそう言っていると青いドレスを着たエリスが現れたのだ。

 「やっと・・・シグルドを取り戻せれる。」

 「エリス・・・。」

 カミトはエリスの必死めいた表情を見てどうするべきかと思っている中・・・

扉が開いたのだ。

 「扉が開いたわ・・・願いを叶えるための道行・・・と言っても私の願いは

もう叶ってるのよねえ。」

 フィオナがそう言って空を見上げているとヴェルサリア達がこう続けた。

 「私も同じだ。」

 「私の願いは・・・自分でやらなければなりません。」

 「私の願い・・・ここで。」

 エリスがそう言っていると・・・レイハがこう言った。

 「この扉から先へお進みください、ただし決して脇道に逸れたり

引き返してはなりません。さもなくば永久に無限回郎を彷徨う事になるでしょう。」

 それを聞いた後にカミト達は内部に入ると暫くして・・・扉が閉まると

カミトとヴェルサリアは互いに待てと言ってこう続けた。

 「皆に言わなければいけない事がある。」

 「これは・・・大事なことだ。」

 そう言ってカミトとヴェルサリアは・・・精霊王の事を説明した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「精霊王が・・・そんな・・・偽物・・・!」

 フィオナがそう言って口で手を覆っているとレオノーラは更にこう続けた。

 「それが真実だとするのでしたら・・・グリムゲルデと共に見たあの遺跡に

描かれていたあの壁画にフギルと呼ばれたあの男が言ってたあれが真実だと

言うのですか!」

 「恐らくな・・・それに・・・その・・・。」

 カミトはそう言って顔を俯かせていた、何せ闇のことを言えば・・・自分が

レン・アッシュベルであることを放さなければいけないからだ。

 今知っているのはヴェルサリアとフィオナ程度で後はルミナリスだけしかいないのだ。

 そんな中エリスが・・・足から崩れ落ちるかのように・・・表情が消えていた。

 「そんな・・・じゃあ・・・シグルドはもう・・・!」

 エリスがそう言っているのを聞いてレオノーラは慌ててエリスに近寄っていた。

 そんな中カミト達は無限回廊に目を向けてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「行かなければいけない・・・精霊王が奪った精霊龍の力を取り戻させて・・・全部を終わらせる。」

 そう言って無限回廊の方に目を向けた。




 そして・・・精霊王暗殺作戦へ。
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