精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 第12巻に入ります。


第12章 解放と暗躍
学園祭


「なあ・・・何で俺達こんな所にいるんだ?」

 ーーさあな、まあ俺達迄ここに来させるって事は・・・そう言う事だろ?

 シラヌイがカミトに向けてそう言ってそうなのかなとカミトはそう言いながら

この光景・・・パレードを眺めていた。

 如何やらこれはブレイドダンス優勝を祝しての事らしく更に言えば・・・

未だ交流したことが無い他国との交流をしその功績が評価されたことから

このパレードは通常よりも大盛況なようだ。

 カミト達は吹き抜けの馬車、シラヌイ達は機体を荷車を改造して建造して

特注の馬車として現在王都を悠々と走っていた。

 この後は国王に優勝の報告、グレイワースはシングレンから聞いた

今後の世界情勢について数週間後に執り行われる世界会議で取り出して今後の戦いの

会議とする旨を伝えた後自分達は学園に戻ったがこっちでも・・・大げさであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ヴェルサリア様おめでとうございます!」

 「エリスーーおめでとーー!」

 「レオノーラーー!よく頑張りましたわーー!?」

 色々と各生徒達から祝福される中・・・一人だけはそれを憎々し気に見ていた。

 ・・・クレアであった。

 自分が出れなかったこと・・・そして何よりも・・・カミトが・・・自分の精霊を・・

ゼストを奪った事にきっと目を細くして怒りながらもそこから出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして学園祭に向けて生徒全員が準備をしている中・・・ある一団が学院都市を

歩いていた。

 その門前にて奇妙な二人組がそこにいた。

 全身を覆い隠すほどの灰色の外套をフードで頭まですっぽりと被っていた。

 その内の一人が・・・その片割れに向けてこう言った。

 「帝国最高の精霊使い養成機関、来るのは久しぶりだな。」

 「あらそれは意外ね?貴方何時も色んな所に行くからこっちにも来てるんだと

思ってたわ。」

 「ボクは帝国内じゃなくて・・・大抵が国外だからね、其れにしても国王からの

報告に加えて国外・・・機竜側の世界情勢にノクターン・・・こんなのが

こっちにも広がったら対応が出来ない。」

 「そうよねえ、聞いた話だとノクターンだっけ?そう言うのになれば

私の治癒魔法も効かない可能性があるし・・・ドラグライド・・・厄介な武器ね。

アビスとかもいるって話だし私達は如何やら抗えない戦いが待ち構えているの

かしらねえ。」

 「そのドラグライドを持っているのはヴァンフリーク商会と

ギルゾレイクファミリーしか持っていないって話だから・・・私達の所にも

ルインだっけ?そう言うのがあればドラグライドを手に入れやすいのに。」

 「贅沢言うな、それに私達がこうやってきたのは・・・来たな。」

 そう言って目の前に現れたのは・・・巨大な鉄騎士が門の上から空間を歪ませて

現れたのだ。

 「ねえ・・・やっぱり手続き」

 「面倒くさいしこの学院の警備レベルを計りたいからね。」

 そう言って懐に手を入れると・・・大きな丸太ほどある両刃の剣を向けた鉄騎士が

向けてこう言った。

 「警告、許可無き者この門を超える事は」

 「黙れ。」

 そう言った瞬間に外套の下から・・・無数の閃光が弾けた。

 「お・・・・お・・・おおお・・・きさ・・・・ま。」

 全身に無数の穴を穿たれた騎士精霊は其の儘無念と言って最後に消滅した。

 それにかかった時間が・・・刹那的であったがために誰もかれもが其れに

気づかなかった。

 そう・・・一部は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「おいマテ、お前ら誰だ?」

 そう言って上空と街角から・・・ワイバーンを身に纏ったアルマとドレイクを

身に纏ったギルゾレイクファミリアの面々が出てくるとほらあと片割れがそう言うと

仕方ないなと攻撃してきた外套の人間は何かをしようと考えて・・・上空に何かを感じて振り向くとそこで目にしたのは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シラヌイを纏っているカミト達が姿を見せたのだ。

 「あら?姿を見せたって・・・多くないこれ?」

 そう言うとまあそうだねと言って拳銃を取り出すと・・・外套をも脱ぎ取ってその姿を晒した。

 「「「!!!」」

 それを見てヴェルサリアとエリスが目を大きく見開いて驚くのを見てあれは誰だと

アルマがそう聞くとヴェルサリアがこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「彼女たちは・・・帝国の12人の・・・最強の精霊使い・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『ヴィレイ・ブランフォード』と『ルーリエ・リザルディア』・・・第9位と第8位の精霊使い・・・『十二騎将』だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あんたら一体何の目的だ?何しにここに来ているんだよ?」

 アルマがそう聞くとええとねと『ルーリエ』は少し慌てている様子であったが

『ヴィレイ』は落ち着いた様子で・・・騎士団の集合所でこう言った。

 「僕達の目的は君達ギルゾレイクファミリーがどの様な存在なのかを暗部として

見極める事。」

 「暗部・・・用は暗殺・諜報部隊じゃねえか其れが俺達に何の用だ?」

 アルマがそう聞くとそれはねと『ルーリエ』がこう答えた。

 「君達がドラグライドを保有している事から危険視している奴らがいるんだ・・・

そしてお前もだカゼハヤカミト。」

 「!」

 カミトを名指しした事からカミトが驚いていると更にこう続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そして・・・異国にいるルクスと言う少年・・・水の精霊王をも従えさせる

彼に対してもだ、魔王であることから危険視している・・・君達は完全に一部から

敵視していることを・・・忘れないで貰う。」

 それを聞いてルクス迄もかよと思っているが・・・事は其れだけでは済まないので

あった。




 次回が学院に戻って。
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