精霊使いの装甲機竜   作:caose

212 / 229
 厄介毎に備えます。


厄介毎に備えろ。

「神装機龍だと!だが何故今・・・フィオナお前その怪我!!」

 エリスがそう言ってフィオナの体の見て驚いていた、よく見たら全身が傷だらけに

なっているその痛々しい姿を見るとああこれねと吊るされている右腕を見てこう言った。

 「ああこれね、あれの攻撃で私のドレイクが中破しちゃったの。多分だけどその敵はこの学院祭に何かがあると考えた方が良いわね・・・・マギアルカさん。」

 「うむ分かっとる、アルマよ。皆に伝えて早急に部隊を展開、儂もヨルムンガンドを

展開して置けるように配置につこう、フィオナよ。お前さんはその怪我じゃが・・・

ストーンサークルの祭りには出そうか?」

 「ええ、見張りを立てておけば行けますし・・・何よりも何をするのか分かりませんが

私達の学院祭を邪魔するんだったら容赦しないわ。」

 フィオナはそう言ってギブスを無理やり取ると準備を始めるわと言って出て行くのを見てマギアルカはレオノーラに向けてこう言った。

 「レオノーラお前さんはフィオナの護衛を頼む・・・お前さんも頼みたいのうヴィレイとやら。」

 『!』

 それを聞いてカミト達は目を大きく見開いてマギアルカが向いたほうに目を向けると・・闇の中からヴィレイが出てきてこう聞いた。

 「どうして僕のことが分かったんだい?特務騎士として僕の隠密技術は相当だと

思ってたけど?」

 ヴィレイがそう聞くとマギアルカはこう答えた。

 「ほほほ、儂はこう見えてお前さんよりも年上じゃぞ小娘?精々がカミトよりも歳を

一つ程下程度が上だと思い込むでないわ。」

 「はあ!俺よりも年下だったのかよ!!」

 カミトがヴィレイに対してそう言うと何言っているとヴィレイはカミトに向けて

こう言った。

 「十二騎士将は年齢制限はないからな、現にグレイワース公だってついこの間まで

その席に就いていた。」

 「!・・・お前婆さんの事」

 「いや、僕がその事を聞いたのはここに来て直ぐにグレイワース公から

聞かされたんだ。残念で仕方ないが戦えない以上は仕方ない、それと見張り何だけど

もう一人頼みたいんだ。」

 ヴィレイがそう言って来ていいぞと言って出てきたのは・・・シャオであった。

 「シャオ!」

 「よ、あたしも護衛に参加させて貰うぜカミト。あたしもこう見えて

暗部所属だったからな、監視はお手のもんだ。何か変な反応がある奴がいたらあたしがぶっ飛ばしてやるから心配すんなって。」

 それを聞いてマギアルカはうむと言うとエリスに向けてこう言った。

 「エリスよ、確かお主は最後に演舞があったのう?何時じゃ??」

 マギアルカがそう聞くとああと言ってこう答えた。

 「ラッカ達が今日の為に鎧意匠を持って来てくれてな、其れを着てその後私が出るのは夜手前だから・・・まだ大丈夫だ。」

 まあ鎧の合わせとかもしなければいかんがなと言うとそうかとマギアルカが

そう答えると全員に向けてこう言った。

 「皆、これより始まるは戦じゃ。皆敵が何処におるか分からなぬが上・・・気を付けて事に当たられよ。」

 良いなと答えると全員が了解とそう答えて全員準備を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カミト達はマギアルカからの指示で機竜を使って散らばるが機竜を初めて見た

人たちからすれば紹介されたとはいえあれが精霊ではないと言われて

はいそうですかと信じるわけもなく誰もかれもが新種のお精霊だとか言って

騒ぎ立てている中でシラヌイがこう呟いた。

 ーー全くよ、俺達は精霊じゃねえって何度いやあ分かるんだろうな。

 「仕方ねえだろ?あの人達は精霊の方に見て聞きなれてるからな。それに比べたら

機竜は未だ発見されて10年弱・・・まだまだ慣れるには時間が掛かるんだよ。」

 それ聞くもシラヌイはけどなあと呟いているとワイバーンを纏ったエリスが

カミトに向けてこう言った。

 「カミト、私達は『ウンディーネ区』、外門に近い学院性の遊興施設がある場所だ。

そこはこの学院都市で中心部に当たるが・・・既に何人か入っていることを

想定したほうが良いかもしれない幾らギルゾレイクファミリーの人達も監視に

加わっているとはいえな。」

 「ああそうだな、だから俺が来てるんだろ?教導院で人を監視する事は

慣れてるからな。」

 「・・・すまないカミト、私のシムルグがいたら空からの偵察も出来たのに。」

 「・・・其れは言わない約束だろ?俺達は互いに支え合って補い合う事で

何とかするってダンジョンのルインで特訓した時にそう言ったろ?それにヴェルサリアはお前の事を責めてねえし。」

 「む・・・確かにそうだな。」

 だがこれ程の人の数となるととエリスがそう言っていると・・・カミトは清水を

背面部から取り出して構えるとドレイクの探索能力を使って監視を始めた。

 そしてそれと同時に通信システムを利用してカミトはギルゾレイクーの人達が漏らした人間がいないか探してとエリスがこう言った。

 「あれ・・・ルーリエ卿ではないか?」

 「ああそうだなって・・・お祭り堪能してやがるぞ。」

 ーー完全にな、あの両手の飯の数すげえって言うよりも何だあの仮面?

 シラヌイも肝が据わってんのかねえと言っているとルーリエが何かを

感じたのであろう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・カミト達がいる方向目がけてにこりとすると其れを見た

カミトとシラヌイは・・・ぞわっと身震いするように逆立てるとこう言った。

 ーーおいカミト、あいつ今俺らを見たぞってなんでわかんだよここ端だぞ!

 そう、カミト達がいるのは『ウンディーネ区』の端らへんなのに何故分かっただと

思う中でカミトはあの笑みにアル・・・黒いナニカを感じて報告すべきか

考えていると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・学院のある方向でズドーン!と言う爆発音が響き渡ったのが聞こえた。




 次回は学院へ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。