精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 敵の考えが分からなければ勝てる物も勝てない


敵の目的

「この学院の真下、嘗てランパール戦争の時代に使われた呪装刻印に関する研究所が

封印されている状態で置かれているがそこで空間異変の兆候があると報告があった。

カミト達をそこに向かわせ調査させてほしい、封印の解除に必要な物は

そこの資料にあるからシャオと共に向かわせろと伝えておいてくれ。」

 グレイワースがヴィレイに向けてそう言うとヴィレイはグレイワースから

資料を貰うとこう答えた。

 「分かった、けど旧軍事施設に行かせて何故正式な帝国騎士団に相談しないんだ?

本来ならばそれが当たり前のはずなんだけど?」

 ヴィレイがそう聞くとグレイワースは違うなと言ってこう続けた。

 「嘗て教導院があった際に帝国内にも信望者がいたが全員捕まったわけではない、そして旧軍事施設に発生したその空間が地下に潜んだ奴らが再び立ち上がりかねんし帝国にいる

反魔王派によって・・・カミトが粛清される可能性がないにしもあらずだからな。」

 「反魔王派・・・信望者・・・まさか旧軍事施設に発生した空間って言うのは!」

 「そうだ、貴様も思っての通りだな。あれを正規軍に見つけさせたくはない・・・

頼むあの子を・・・カミトを・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・私にとって大切な息子を守るために同じ隠し事を背負ってくれ・・・!」

 頼むと言うとヴィレイは・・・グレイワースに向けてこう答えた。

 「分かった、最強とも呼ばれた貴方から頼まれたのならば大抵の事は従いますが・・・

今回だけですので悪しからず。」

 「・・・ありがとう。」

 グレイワースの言葉を聞いてヴィレイは目を少し動かして動揺するが平静を保って

こう続けた。

 「じゃあ僕は出るよ、仕事もある事だし何よりも・・・貴方からの頼みだから

引き受けます。」

 そう答えて其の儘ヴィレイは部屋から出ると溜息吹かしてこう呟いた。

 「大切な息子か・・・羨ましいなあ・・・あんな風に想ってくれる家族がいると

言うのは。」

 そう言ってヴィレイはフィオナのいるゲートに向かって跳躍していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヴィレイの一族は代々帝国王宮に仕える暗部部隊として活動していた、帝国における

不穏分子を討ち取って平穏を保っていたのだ。

 そしてヴィレイは拳銃を主体とする魔装機士(アーティフィサー〉であり遠距離攻撃を主立っているため暗殺を主立っている諜報部隊が拳銃を持つのは当たり前だ。

 無論ヴィレイの家族はヴィレイに対して愛情を注いでいたがそれと同時に厳しい特訓を受けていたのだ。

 だがそれでも・・・偶に思うのだ。

 もし自分の家が普通であったら・・・普通の家族として過ごし笑って泣いて

そして精霊使いではない只の町娘として過ごせれたのならどれだけ幸せだったのだろうと思った事など1回や2回ではないほどだが・・・それでも最終的に誇りに思っているこの諜報部隊としての仕事を疎かにはしたくないし何よりも十二騎将にも選ばれたこの力を

国の為に使うと言う使命感の名のもとにフィオナのいる場所にへと向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方フィオナのいるゲート前では・・・戦闘が続行していたが

ドラグナイトとしての戦闘をまじかで見ていた帝国騎士たちはそれに畏れ戦き乍らも

見ていたのだ。

 そして最後の一体を握りつぶしたマギアルカはさてととマギアルカはミレニアに向けてこう言った。

 「残るはお主だけじゃが・・・ナニカ言い残すことはあるかえ?」

 そう言いながらアルマがブレスガンをミレニアに向けて構えるとミレニアは

ふむと言ってこう続けた。

 「これがドラグナイトの戦闘か、ルミナリスから聞いたとおりであるがいやはや

それ以上の物だった。」

 「っほお・・・さては儂らの戦力確認かのう?それにしては大げさすぎじゃと

思うのだが・・・儂らをここに釘付けさせて何が目的じゃ?」

 そう聞くとミレニアはマギアルカに向けてこう返した。

 「私の目的が他にあると分かっているにも拘らずこうやってくるとはよほどの

お人好しのようだな?」

 「御託は良い・・・貴様をふん縛って吐かす。」

 そう言いながらヨルムンガンドの7本の腕がそれぞれミレニアに向けて照準を

合わせた瞬間に・・・新たに数匹のナズ・グールを解き放つとミレニアはゲートを使うとマギアルカは待てと言いかけるもミレニアはマギアルカに向けてこう言った。

 「私に向けてくれるのはありがたいが良いのかここにいて?」

 「・・・お主の目的は時間稼ぎか!」

 「まあな・・・ではこれにて。」

 そう言ってミレニアがゲートの光と共に消え去ると同時にヴィレイが現れると

こう聞いた。

 「グレイワース公よりシャオに対して命令が下った!シャオは何処に居る!!」

 ヴィレイがそう聞くとシャオが前に出るのを見るとシャオに向けてこう言った。

 「君は今からカゼハヤカミトを探せ、私と一緒に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「おいお前ら大丈夫か!」

 ヴィレイの言葉に続くかのようにカミトがエリスを抱えながら来るのを見ると

ヴィレイは手間が省けたなと言ってカミトに向けてヴィレイはこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「グレイワース公からだ、今すぐ旧軍事施設がある地下研究所に向かって欲しいと言う任務だ。なにか見つけたら必ず報告しろと言われている。」

 ヴィレイがそう言うとシャオは成程なと言ってこう続けた。

 「分かった、けどこの封印の解き方はな・・・ちょっと難しいぞ?」

 シャオがそう言って封印解除の方法が記された資料を見てフィオナがこう続けた。

 「これは私じゃあ手が余るわよ?後数人の姫巫女がいれば別だけれど。」

 そう言っていると其れの心配はいらないとヴィレイがそう言ってこう続けた。

 「十二騎将は第3レベルまでの封印解除が許可されている、必要な鍵も既に

持っているから後は向かうだけだ。」

 それを聞いて分かったとカミトはマギアルカに向けてこう言った。

 「俺はこれからこいつらと一緒にあっちに向かうから後の事は頼むぞ!」

 そう言うとマギアルカはこう答えた。

 「任せとけ、他にもいるであろう奴らの特定はお手の物じゃ。」

 「カミト!気を付けて下さいね!」

 レオノーラがそう言うとヴェルサリアもこう続けた。

 「お前の事だから大丈夫だと思うだろうがその・・なんだ・・・気を付けろよ。」

 それを聞いてカミトは分かったと答えると全員を引きつれて・・・

旧軍事施設にへと向かって行った。




 いざ旧軍事施設へ!
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