精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 寝る場所
 それは人間の欲求において大切な事の一つ。


我らが寝床

 ここは精霊学園近くの森の中・・・。

 「おいどこ連れてくんだ?」

 カミトは森の中を歩いていると前にいる少女「レオノーラ・ランカスター」が

こう返した。

 「これから貴方が住む場所です。一度は寮内と言う案がありましたが年頃の

男女が・・・然も魔王と同じ体質の人間がいれば何されるか分かったものじゃないと

大多数の教員の反対意見でここになったんです。」

 「俺ってそう思われてるのかよ。」

 カミトはレオノーラ・ランカスターの答えに『シラヌイ』がこう返した。

 「(まあ良いじゃないか。女がそこら狭しといる中に男一人はきついぜ。一人になれる環境を提供してくれるだけまだましだぜ。)」

 『シラヌイ』がそう言うとレオノーラ・ランカスターはこう返した。

 「あのこう言っちゃ何ですが・・・一人ではありませんよ。」

 「ああそういや言ってたな。俺が住む場所には先約がいるって・・・誰なんだ

そいつ?」

 カミトはレオノーラ・ランカスターの言葉に問うと彼女はこう返した。

 「私です。」

 「・・・・はい?」

 「いえ私なんです。先約。」

 「・・・・・マジかよ。」

 カミトはまさか目の前にいる彼女が同居人である事に項垂れていると

レオノーラ・ランカスターがカミトにこう言った。

 「着きましたよカミトさん。あそこが私達が住む場所でありグレイワース学園長が

研究の時に使っている研究棟『魔女の釜(ウイッチ・ケトル)』です。」

 そこはレンガ造りで離れていた時よりも少し綺麗な感じがした建物であった。

 

 

 

 

 はてさて何故この二人がいるのかと言うとアレイシア精霊学院の講義は精霊によって千差万別であり能力もさまざまであるため必要取得条件を満たしていれば好きな講義を生徒が自分で受けることが出来る単位制なのである。

 カミトは編入したばかりでカリキュラムが出来ておらず午後からの予定が

真っ白なのだ。

 そしてレオノーラ・ランカスターはと言うとグレイワースから午後の授業を

休みにする代わりにカミトに宿舎となる場所を教えて欲しいと頼まれたのだ。

 本来ならば昼食を食べてから行くことも考えていたが学園の食堂の値段が一般よりも馬鹿高い為昼食抜きで行くことにした。

 レオノーラ・ランカスターも流石に学園のはと言って同じ理由。

 そして後ろからクレア・ルージュがカミトに午後の授業にも来いと言われたが

レオノーラ・ランカスターがグレイワースの名前を出すとすごすごと退散した。

 

 

 

 

 そして現在にへと至る訳であるがレオノーラ・ランカスターは扉からではなく後ろの勝手口から入っていった。

 カミトもそれに続くと中は・・・。

 「おお意外に綺麗じゃねえか。」

 元々は待合室であった場所を台所や本棚、勉強机等が置かれていた。

 さらに窓際には衛生面を考えてか花が置かれていた。

 そして少し離れた所にそれがあった。

 爪は先端が薄紫になっており肩には蜂の巣の断面のような形の武器が搭載されており両手の手首部分には鋭い刃物が内蔵されていた。

 「こいつが・・・『メイルストローム』。」

 すると声が聞こえた。

 「【あらあら久しぶりに見たわね。ドラグナイトを見るのは?】」

 「!!誰だ!?」

 「【こっちですよ。】」

 カミトはその声に従って振り向いた先には先程の機竜がいた。

 「成程『シラヌイ』と同じってか?」

 「【久しぶりですね『シラヌイ』】」

 「(ああ久しぶりだな。『メイルストローム』)」

 如何やらお互い顔なじみだったようだ。

 カミト自身も少し嬉しかったのだ。

 自分と同じモノを持つ仲間に出会えたのだから。

 「カミトはさん。寝る部屋に着いて説明しますので着いて来て下さい。」

 「ああ、分かった。」

 カミトは今後の事を考えると少し楽しみが生れたことに意気揚々であった。




 神装機竜「メイルストローム」
 種類  「ワイアーム」
 見た目  肩にミサイルを搭載した「ガンダム・鉄血のオルフェンズ」に出てくる「ガンダムバルバトスルプスレクス」と同じ。
 本機は『シラヌイ』と同じく人語が喋れる機竜である。
 グレイワース曰く未だ他にもあるかもしれないという仮説がある。
 武装  クロー*10
     槍
     腕部内蔵ワイヤーテール*2
 特殊武装  グロリアス・テンペスト
     肩部に搭載されているミサイルポッド
     ミサイルは機竜弾頭(ドラグヘッド)と呼ばれる代物であり所有者に応じて煙幕、焼夷弾、分裂弾等が搭載されている。
     機竜自身で生成しているため弾切れしない分所有者の体力を削る為
長期戦には向いていない。
 
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