精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 山に入ります。


いざ山へ

翌朝カミト達は起床するが何時もの訓練時刻であるがために未だ空は暗くおまけに寒くて間違いなく凍死してしまうと思っている中どうするべきかと思いながらカミトは

立ち上がって様子を見ていた、未だ吹雪が辺りを覆っている事を考えたら本来ならば

行かないが最適解であろうが今回はそうはいかないのだ。

 「(アビスがいるとなると最悪こっちにも来かねねえ、其れに対処できるのが俺達だけで精霊使いは足手まとい・・・孤軍奮闘するしかねえよなあ。)」

 たった2人だけでと思いながら取りあえずはと言ってカミトはレオノーラと共に

チェックアウトの準備を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・また同じ場所か、一応は傷を入れてはいるが恐らくは

治しているのだろうな。」

 精霊の力だろうなと思いながらルミナリスは森の周りを眺めていた、霧が立ちこむ中

歩けど歩けど同じ光景で方向感覚が狂いかねない状況の中を歩いているとルミナリスはこの霧が結界かもしれないなと思いながら歩く中である音が空から聞こえたので近くの木の陰に隠れて見てみるとそこで目にしたのは・・・白いナニカであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「前が・・・殆ど・・・見えねえ!」

 ーーああそうだな!俺のセンサーでメイルストームの居場所特定しながらだが

あいつが持っている精霊鉱石のランタンとあいつの風の抵抗が無けりゃあ間違いなく

俺達は遭難しているぞ!

 シラヌイはカミトに向けてそう言うが確かにと思っていた、レオノーラの精霊

グリムゲルデは風の精霊。

 風に対しては抵抗能力があり其れが無ければ自分達は間違いなく死亡確定だと

感じているカミトはこんな雪の中で戦闘になったらコッチガ堪ったもんじゃないと

思いながら進むが雪が深すぎて歩きづらくておまけに念のために持っている

火の精霊鉱石が3つもおじゃんである。

 おまけに休憩したいと思ってもできるような場所が無いことから踏破するしか

道が無いと思っているカミトはレオノーラに向けて竜声で通信した。

 「レオノーラ、あとどの位で目的地だ!」

 そう聞くとレオノーラはこう答えた。

 『其れがですがこれ程の吹雪となりますと通常の踏破は不可能です!只でさえ

この吹雪で歩みが遅くなっていますから・・・仕方ありません裏道を使います!』

 其れを聞いて裏道と聞くとレオノーラはこう答えた。

 『この辺りで崖がありますがそこには幾つもの洞窟があります、

その近くを通っていけばすぐですので!』

 案内しますと言ってカミトはレオノーラと共に着いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここか・・・。」

 「ええ、噂ではフロストジャイアントが太古の昔に住んでいたソウデス。」

 ーーそのフロストジャイアントも滅んでしまい今では誰も住み着いていない洞窟で然も中は迷路のようになっている事から誰も詳細を知らないのです。

 ーーまさに一度入れば二度と戻れない迷宮ってか・・・カミト上だ!

 「「!」」

 カミトとレオノーラが互いに上に目を向くとそこで目にしたのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・ガーゴイル型のアビスが数匹ほど飛翔していた。

 きしゃあああああああああああ!

 ガーゴイルの雄たけびが辺りに響くと共に翼が紅く輝くと同時に翼が分離して

カミトとレオノーラ目がけて襲いかかってきたのだ。

 「カミトさん回避です!あれには追尾機能がありまして何処迄も追ってきます!!」

 「だったら・・・直撃前で回避だ!」

 カミトはそう言って両肩にアル大型手裏剣『風雷』で弾き飛ばして回避するが

受け止めた個所が罅割れて・・・氷で出来た個所が落ちて行った。

 ーーカミト不味いぞ!ここは戦うには足場が悪すぎるぞ!!

 「ああそうだな!おまけに・・・こいつら遠距離でちまちまと!!」

 ーーじゃあ『清水』で対応するっきゃねえよな!

 「ああ・・・そうだな!」

 カミトはそう言って清水を起動させて攻撃していくがガーゴイルは

吹雪の中に隠れて対応すると言う厄介な動きをしてカミトとレオノーラは

面倒だと思いながらもレオノーラは何故と思っていた、今迄のアビスとは違う行動に

噂で聞いた角笛が関係しているのかと思いながら攻撃していくと

ガーゴイルの数体が向かって行くとやばいと言ってカミトは清水で攻撃しつつ玄海を

抜刀して身構えた瞬間にメイルストームの両腕にアルアンカーが放たれるとガーゴイルの向かって行く内の2つに絡みついて・・・その儘フルスイングするかのように

カミト目がけて振り下ろすとカミトは其れを見て成程なと思って其の儘・・・

玄海で斬り落としたのだ。

 「良し!次だ!!」

 カミトはそう言ってもう一度と思っていると・・・ガーゴイル達は互いに視線を

共有してそして・・・翼を分離して向かってきた。

 ずだだだとカミトとレオノーラ・・・ではなくその近くの崖に向けて攻撃するのを見てカミトは不味いと言って回避しようとした瞬間に・・・崖が崩れてしまったのだ。

 「糞・・・が!」

 「カミトさん捕まって!」

 レオノーラはそう言ってアンカーを崖向けて放つと其の儘洞窟目がけて入って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 フロストジャイアントが創った未だ誰も攻略した事もない暗闇の中へ。




 次回は洞窟の中へ。
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