精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 その言葉の意味である。


その意味

「その戦い・・・私にも噛ませてくれないか?」

「「!」」

 ルミナリスの言葉を聞いてカミトとレオノーラは目を大きく見開いてルミナリスに向けて正気かよと思っているとルミナリスは2人に対してこう続けた。

 「私には確かにドラグライドは無いが・・・キリア山脈の・・・我が国側の麓の村が

奴らによって壊滅させられた。」

 「村が・・・あんたの所がか!」

 ーーアビスは人間を襲って喰っちまうからな、ココで若し倒せなけりゃあまた別の場所に被害が出ちまう。だけどこいつにはドラグライドがねえ・・・目的があるんじゃねえか?

 シラヌイがカミトに向けてそう聞くとそうだなとカミトはルミナリスに向けて

こう聞いた。

 「お前の目的は何だ?俺達のドラグライドの戦力調査か?」

 其れとも他のかと聞くと・・・ルミナリスはこう答えた。

 「今現在わが国にはドラグライド等なく持っているのは帝国ぐらいだ。」

 ーー後教国の奴らナ。

 「わが国でアビスが出現した際に対抗する術もなくそうなると帝国に助力を

申し渡さなければいけないがそうなると外交上のリスクが発生してしまうのだ。」

 「そうですわね・・・ポータルを使ってもその後に侵略行為とか何とか言われて主戦派が何かしらの理由で戦争を仕掛けられたら元も子もありませんし。」

 リンスレットはルミナリス野言葉を聞いてそう言うとそうだと言ってルミナリスは

こう続けた。

 「そうならなかったとしてもわが国は弱点を抱える事となってしまう、

ドラグライドが無い国とある国における戦争でのバランスが崩壊して嘗ての

ランパール大戦以上の戦いが繰り広げる事は明白。だからこそ私はこの戦いに噛ませる・・いや違うな、アビスとの戦いを見届ける観戦武官と言う形でココに置かせてもらいたい。

既に村にて待機させている部下達には昨日の内にアビス・・・とは言ってないが

精霊とは違う存在である事と同時に上層部にはアビスの事を知っている者もいるから既に

対策協議が行われているはずだ、此の儘では帝国に王国。両国に多大な被害を齎すことも

既に明白・・・迷惑とは承知しているがどうか・・・頼む!」

 ルミナリスがそう言って頭を下げるのを見てカミトはそれでもなあと思っていると・・レオノーラが溜息付いてこう言った。

 「もうこうなったら梃子でも動かないようですね・・・仕方ありません、

観戦する位ならもう何も言いません。」

 「おま・・・反対するんじゃないのかよ!」

 「そりゃあしたいですけど・・・この人の目全然動く事しないようですから

諦めがつきました。」

 「ああ・・・そうなのか。」

 じゃあ仕方ねえよなあと思っているとシラヌイとメイルストームも確かにと言うと

リンスレットが全員に向けてこう言った。

 「でしたら敵が来ることを想定して今のうちに動いて置いて損はありませんわ、

済みませんが麓の長に緊急招集掛けてくれませんか?敵・・・邪精霊と

言っておきましょう、正体不明と言うよりかはそっちで済ませた方が話は

拗れなさそうですし。」

 「畏まりました、早急に騎士数名を引き連れて話しておきましょう。」

 「メイドの方々は避難民に簡単な食糧配布の準備と共に布団の準備を、

眠れるようにお願いいたしますわ。」

 『御意。』

 其れを聞いて全員が準備を始めると其れじゃあとカミトはリンスレットに向けて

こう言った。

 「俺とレオノーラはシラヌイとメイルストームの簡単だが整備して来る、

あの二機は今何処なんだ?」

 カミトがそう聞くとリンスレットは執事に対してこう聞いた。

 「例のあの鎧は今どちらに?」

 「はっ、現在は嘗てメイルストームを置いた場所と同じく地下倉庫に

保管させております。」

 「案内をお願いいたしますわ、其れとですが見張りの者達に伝える事を。これより

明後日までは6時間交代で見張りに立ち特に上空を警戒するように、

見慣れない精霊が出てきたら即私たちに報告をと。」

 其れとレオノーラ達を案内したら暖かい紅茶をお出ししてくださいましと言うと執事は畏まりましたと答えてカミトとレオノーラを案内しようとするとルミナリスも

立ち上がってこう言った。

 「私も行こう、戦う者はちゃんと見てからでないと信頼が出来ぬからな。」

 そう言って2人に着いて行くとさてとと言ってリンスレットも立ち上がって

こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「私は会いに行きますか・・・妹に。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地下倉庫は雪国なのであろう凍り付かないように魔法で処置されているんだろうと

感じたカミトとレオノーラは地下倉庫に入るとそこには多くの武器と・・・

シラヌイとメイルストームが安置されていた。

 「既にいくつかの工具は置いておりますのでご自由に、後で紅茶を持ってきます。」

 「おお・・・ありがとうな。」

 カミトがそう言うとではと執事は其の儘部屋から出て行くのを見届けたカミトは

さてとと言うとルミナリスはこれがと言って2機を注意深く観察していた。

 恐らくはマジかで見るのは初めて・・・まあそうだろうなとカミトはそう思いながら

レオノーラと共に整備を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃リンスレットは城から少し離れた森の中にアル大祭殿・・・

『水霊祭殿』に向かっていた、『水霊祭殿』は古代の魔氷・・・つまりは魔法で

出来た氷を削って造った祭殿でありとある事件から厳重に封印されれいた。

 入れるのはローレンフロスト家の人間しか入れず解除できるのも同家だけである。

 リンスレットはとある人間に会うために中に入って奥に向かって・・・リンスレットはえ・・・っと呟いて膝から崩れ落ちるかのように座り込んでしまった。

 そこにあったのは巨大な氷であったがそれらは既に砕け散っており後に残っていたのは氷の欠片・・・ソシテリンスレットは其れを見て・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「どう・・・して・・・いないんですの・・・どうして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・『ユーディア』・・・一体何処なの!」




 次回は・・・異変。
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