「さて寝る所ですが元々ここは療養所であることは知ってますね?」
レオノーラ・ランカスターがカミトにそう聞くとカミトはこう答えた。
「ああここは来る前に遠くからだがエリスが説明してくれた。」
「それなら後は簡単です。二階全て空き部屋ですので好きな所に入って下さい。
私が入っているのは201号室ですのでそれ以外を使ってください。それとお風呂は
大風呂がありますのでそれを使って下さい。台所も好きに使って構わないので。」
何か質問ありますかと聞くとカミトはいやと答えるとレオノーラ・ランカスターはほっとしていた。
「それではお昼としますが・・・。」
レオノーラ・ランカスターは何か言い淀んだ後カミトにこう聞いた。
「カミトさん、料理できますか?」
そう聞くとカミトはこう答えた。
「ああそれなりにな。」
そう言うとレオノーラ・ランカスターは喜びながらこう言った。
「良かったーー。私あまり料理が出来なくてだからその・・・缶詰めとパンしか
食べれなかったんです。」
サンドイッチとサラダぐらいなら出来ますけどねと自嘲しながらそう言うとカミトは台所に向かって食糧庫を見ると大量の缶詰めがそこにあった。
「結構種類が多いからそれなりに出来るな。それじゃあ・・・えーと・・・
レオノーラさん・・・。」
「レオノーラでいいです。これからここで暮らすのですから。」
レオノーラがそう言うとカミトはこう答えた。
「それじゃあ俺の事もカミトって呼んでくれ。」
「分かりました。カミト。」
レオノーラがそう笑顔でそう言うとカミトは咄嗟にこう思ってしまった。
「〔・・・可愛いな。こいつ。〕」
カミトは耳が赤くなっていることを感じながら調理を始めた。
数分後机の上にはカミトの手料理があった。
丁度パスタの袋があったのでそれでホウレン草とベーコンのパスタ、ツナ缶と
マッシュしたジャガイモで作ったツナポテトサラダ、サーモン缶を使ったグラタン、
カボチャのポタージュスープ、デザートのフルーツヨーグルトまである。
「うわあああ・・・。」
レオノーラは目を輝かせながら料理を見ていた。
どうやらあまり真面な食事にありついていなかったと思ったのだ。
因みにサラダとヨーグルトはレオノーラも作っていたのだがその光景を見ていた
『シラヌイ』と『メイルストローム』曰くこう思ったらしい。
「(【夫婦の共同作業??】)」
するとレオノーラは我を取り戻すとカミトにこう言った。
「ああそう言えばカミトさん。機竜を召喚してください。私はまだ見たことが
無いので。」
「おお分かった。」
そしてカミトは『シラヌイ』のソード・デバイスを抜いて詠唱を唱えた。
「運命よ。我は呪い、その座を引きずり降ろし、わが手で未来を作る。
(シラヌイ)」
そして『シラヌイ』が『メイルストローム』の隣に召喚された。
「これが『シラヌイ』ですか・・・。」
「(これからよろしく頼むぜ。レオノーラ。)」
「こちらこそよろしくお願いいたします。」
レオノーラは『シラヌイ』に挨拶した後カミトはレオノーラにこう言った。
「さてと冷めないうちに食べるとするか。」
「そうですね。」
そしてお互い机についてお互いこう言った。
「「それじゃあ・・・頂きます。」」
食事は誰かと食べることが一番良い事。