「あらあ?これはこれはまた・・・良いのかしら?ファーレンガルト家の名に
傷ついてしまうわよお?」
レシュキルがそう言うがエリスとヴェルサリアは互いにこう答えた。
「生憎だが我々はフィオナが皇帝陛下に対して剣を向けるはずはないと確信している、
何せ彼女自身がそれを望んでいないからな。」
「其れにフィオナはそのような事をする外道でない事位は我々も熟知している、
貴方の言葉に響く事など無い!」
そう言いながらヴェルサリアとエリスは互いに武器を構えると其れにと・・・フィオナはレシュキルに対してこう聞いた。
「伯爵・・・グレイワース学院長の精霊『ディ―ス・パテル』、何であの
ブラッド・ストーンに閉じ込められてたか疑問だったけど。貴方が来たから推測が
立てれたわ。」
「推測?何かしら??」
レシュキルがそう言うとフィオナはこう答えた。
「貴方、アルネウス兄様と共謀してお父様と宰相に毒を盛ったのでしょ?」
「「「!」」」
それを聞いてヴェルサリアとエリスだけではなくレシュキルでさえ目を大きく見開くがフィオナはこう続けた。
「今迄ずっと考えてたけどあの時の皇帝陛下は異常だったわ、精霊が
襲いかかって来たのに何も動かなかった。其れだけじゃなく何も言わないし
考えなかった、普通あり得る?お父様だってあの時の精霊を見れば何か言う筈なのに何もしなかった。其れに宰相の時だってそう、あの時は分からなかったけどあの
ブラッド・ストーンがアルネウス兄様が・・・いえ、ルギア王国が関係するのなら全てに合点が行くわ。教国の精霊使いには相手を支配することが出来る存在がいたわ、
恐らくそれで操ってそして最後に宰相が毒を飲む。それで全てが終わってこの国は
ルギア王国と教国が共同で支配してアルネウス兄様を傀儡とした地獄が完成よ。幾らで
あの国に降ったのかしら?富か権力かどれかはまあどっちでも良いけど・・・
貴方達の良いようにはさせないわ。」
フィオナはそう言ってドレイクのライフルを構えると(´∀`*)ウフフと・・・
レシュキルは笑いながらこう答えた。
「あらあら?そこ迄想像力が働くだなんて、女王にはならずに脚本家になったら
どうかしら??意外に売れますわよ?」
「あら其れはまた良いわね、まあ私も当て推量で言ってないわよ。」
だってと言ってフィオナはこう続けた。
「十二騎将には既にルーリエって言う裏切者がいたんですもん、他にもいたとしても
不思議じゃないでしょ?」
それを聞いてレシュキルの目つきが鋭くなると確かになとエリスがそう言うと
こう続けた。
「ルーリエ卿と言う裏切者がいたんだ、他にもいたとしても不思議じゃない・・・だがどうして教国やルギア王国に?」
「其れはこいつを縛り上げれば済む話だ。」
ヴェルサリアがそう言って方天戟を構えるとレシュキルは・・・仕方ないわねと言ってこう続けた。
「良いわ、ここ迄をたった一人で考え尽くせれる。貴方は本当に皇帝としての実力を持っているわね。」
「褒められた気がしないわね、私は皇帝になる気なんてさらさらないわ。」
「けど貴方の事を推す人たちは多いわ、だからこそ潰しておかないとね・・・私たちが精霊と言う呪縛から解き放つためにね!」
そう言ってレシュキルは鉄球と鎖が付いた武器を使って攻撃しようとすると・・・
背後から殺気を感じて振り向こうとした瞬間に・・・上空から機龍弾頭が
向かってきたのだ。
「ちぃいいいいいい!」
それを見てレシュキルは鉄球で防御した瞬間に懐に・・・カミトが突如として
出てきたのだ。
「い・・・何時の間に・・・!」
「あんたがフィオナと話している間に・・・な!」
カミトがそう言ったと同時に両手に握りしめてある双剣で・・・攻撃してレシュキルは吹き飛んだのだ。
「そ・・・そんな・・・!」
馬鹿なと言って倒れるとカミトはフィオナに対してこう言った。
「引き上げるぞ、大祭殿に装甲商船が来るから直ぐにでも」
向かおうと言った瞬間にカミトは何かを感じて振り向くと同時に・・・技を放った。
「絶剣技初ノ型・・・
・・・・『紫電』!!」」
その声と共に互いに武器がガチ合うと何でと思っていた、何せこの技が使えるのは
世界でたった・・・2人だけなのだから。
するとカミトは其れを見て・・・驚いていた、何せ修道服を着ていたそれは
カミトが・・・よく知る人間。
「何で・・・あんたが」
「ほう、私と同じ技が使えるとはな・・・一つ聞く。」
ーーおいおいおい冗談だろ・・・何であんたが・・・まだその時期じゃねえぞ!
「何故私の技が使えるのだ貴様は。」
ー「グレイワース!」-
その光景を見ていたレシュキルは倒れた場所で・・・2つのブラッド・ストーンを
投げるとレシュキルの所は蒼く、そしてカミト達の足元が紅く輝いているのが見えて
不味いと言ったカミトは今来たレオノーラと地上に降り立ったエリスとヴェルサリア、
そしてフィオナに対してこう言った。
「全員はなれ」
そう言いかけてカミト達はその光と共に・・・消えて行った。
そう・・・今ルクス達がいる暴虐の魔王がいる世界にへと。
ここからは『最弱無敗の決闘機龍』を読んでください。