精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 その魔女は・・・この世の悪を知る物。


魔女との出会い。

 ドラグニア竜皇国の元港「ドラグニア・ポート」にてある一団がアビスと

対峙していた。

 空や地上で鋼の竜が戦場を縦横無尽で飛び回っていた。

 そしてその中である一角で猛威を振るっていた。

 飛翔するアビスを叩き落しながらそれは移動していた。

 全身が刃のように鋭く尖っており黒灰色の装甲と緑の線が刻まれていた。

 するとそれを纏っている人間が何かを聞いていた。

 「それはほんと~~?」

 間延びしている感じがするがその髪の色と三日月のように曲がった口を見るとまるで悪魔のような印象を与えそうになった。

 「そう・・・それじゃあ・・・見てみましょうか~~?」

 すると足元から車輪が出てきて高速で移動を始めた。

 レオノーラ達がいる戦場へ・・・。

 

 

 

 「このーー!!」

 レオノーラは孤立無援の状態でありながらも戦場を駆けていた。

 神装機竜『メイルストローム』は未だ調整すらしていない中レオノーラは

戦っていた。

 持っていた槍を振り回しながら残った兵士を逃がそうとしていたのだ。

 然しガーゴイル型は飛翔出来るためそれをひょいと躱して倒そうと考えたのか

翼を広げて飛翔した瞬間『メイルストローム』がこうアドバイスをした。

 「【私の腕の武器を使ってあれらを叩き落しましょう。】」

 「はい!!」

 レオノーラはそれを了承して腕に付いている突起型のワイヤーテールを射出してそれをアビスの足に括りつけた。

 「!!」

 アビスがそれに驚くとそのまま地面に叩き落した。

 「セエーーイ!!」

 アビスが叩き落されると他のアビスが羽を赤くして射出しようとすると

『メイルストローム』の肩に搭載されていた蜂の巣のような物の穴から何かが

出てきた。

 「発射ーー!!」

 しゅどどと音を出して射出されたそれは線を描くようにアビス目掛けて

突っ込んできた。

 「ぎえ!!」

 アビスが射出する前に命中してアビス達は落下していった。

 そしてレオノーラは堕ちた敵目掛けて槍で突き刺した。

 「ぎえええええ!!!!」

 アビスがもだえ苦しむもそのまま槍を振って投げ飛ばした。

 「うおおおお!!!」

 そのまま刺されていたアビスを投げ捨てた後レオノーラは次の敵に

集中しようとすると背中から気配を感じて振り向くと・・・。

 ディアボロス型がにゃっと笑うように立っていた。

 「へ?」

 「【レオノーラ、防御!!】」

 『メイルストローム』がそう言った瞬間ディアボロス型の腕が

『メイルストローム』を襲った。

 「ぐうう!!」

 咄嗟に槍で防御するとともに神威で防御力を上げるもそのまま吹き飛ばされた。

 そしてそのまま近くの木にぶつかったのだ。

 「がは・・・。」

 木にぶつかり思うように動けなくなったレオノーラは前を見ると・・・。

 「そ、・・そんな・・・。」

 自分が倒したアビスが立ち上がってレオノーラを睨んでいたのだ。

 周りを見ると既に自分以外は誰もいなくなったのを確認するとレオノーラは

槍をアビスに向けてこう言い放った。

 「貴方達を竜都には絶対近づけません!!」

 そしてディアボロス型が腕を振ろうとした次の瞬間・・・ディアボロス型の胸から

剣が生えてきた。

 「ぎ・・・・え・・・。」

 「あら~~、大当たり~~。」

 そのままディアボロス型が倒れたと同時に周りにいたガーゴイル型ごと斬り捨てた。

 「へ?」

 あまりの光景にレオノーラは茫然とするとその人間はこう言った。

 「あら~~。本当のようね~~。ここにも機竜があるなんて~~。」

 それが近づくとレオノーラはその人間にこう聞いた。

 「助けてくれたのとに礼を申します。私はレオノーラ・ランカスター。

貴方の名前は?」

 するとぞの人間はこう名乗った。

 「私はヘイブルグ共和国所属の~~。『ローザ・グランハイト』よ~~。」

 それが彼女との初めての出会いであり・・・仇ともいえる存在の強さでした。




 そしてその後・・・。
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