精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 そして彼らは向かう。


いざ出陣。

「・・・何で・・・それを・・・!!」

 カミトはフィアナに驚きながらも大声で言いそうになるとフィアナが指に口を付けてこう言った。

 「静かにしなさい。エリスが起きるわよ。」

 それを聞いてカミトは慌てて声を小さくして聞いた。

 「何で俺の正体を!?」

 するとフィアナがカミトの言葉を聞いて呆れてこう返した。

 「呆れた。未だ思い出さないのね?」

 「?」

 カミトはフィアナの言葉に疑問を抱くと彼女はこう返した。

 「私は貴方に会っているわ。三年前のブレイドダンスでアストラル・ゼロの

森の中で助けられてね。」

 「(アストラル・ゼロの森の中で・・・三年前・・・助け・・・ああ!!)」

 『シラヌイ』がある事を思い出してカミトに思い出させた。

 「(カミト!こいつ三年前のブレイドダンスの時に特訓の際にドリアードに

襲われてた奴だぞ!!)」

 「え・・・ドリアード・・・あああ!!」

 「やっと思い出したのね。」

 フィアナは呆れながらそう言った。

 「悪い。まさかここ迄雰囲気が違うなんてよ。」

 カミトがそう言うとフィアナはある事を言った。

 「私がこの学院に入ったのはね、カミト君のチームに過去の秘密をネタに

入りたかったのよ。」

 「お前それ悪人だぞ。」

 カミトはフィアナにそうツッコミを入れると更にこう続けた。

 「そしてブレイドダンスに出場して私の願いを叶えるために。」

 その言葉には力強さを感じ、カミトはそうかと返した。

 するとフィアナは立ち上がってカミトにこう言った。

 「さてと、そろそろ戻りましょ。皆が待ってるはずよ。」

 エリスをお願いねぇと言って去って行ったがそれを聞いてカミトはエリスの方を

見ると・・・。

 「待て・・・それで私を・・・ああ・・・ダメダ・・・カミト・・・////。」

 ・・・何だか顔を赤くしながら魘されているようであった。

 「(・・・何だかなあ。)」

 流石の『シラヌイ』も呆れて物が言えなかった。

 「・・・しょうがねえな。」

 カミトはエリスをお姫様抱っこして集合地点まで向かった。

 

 

 

 「それじゃあ・・・準備は良いかしら?」

 何故かクレア・ルージュが馬に乗りながらそう聞いているがそれはエリスがまだあの事を思い出す為かとてもではないがまとめられる状況ではないからだ。

 そしてフィアナは同性で然もそれなりに強いレオノーラの後ろに掴まっていた。

 (フィアナは乗馬の経験がない為である。)

 そして門が開いてクレア・ルージュが全員に向かってこう高らかに言った。

 「それじゃあ・・・出陣よ!!」

 「「「「「「「おーーーーーーーー!!!!!!!」」」」」」」

 そして馬と共に駆けるその姿はまるで戦場にへと向かう戦士の様であった。




 いざ戦地へ。
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