カミト達が洞窟の中に入るとエリスがカミトに向かってこう言った。
「カミト、私達は例の男の精霊使いを探してみる。万が一の事があったら・・・。」
「それって今じゃねえのか?騎士団さんよ。」
その声に全員がそこに視線を向けるとジオ・インザーギが嗤いながら
そう言っていた。
「貴様あの時の!!」
エリスが〈レイ・ホーク〉を構えてそう言うとジオ・インザーギは嘲笑して
こう言った。
「手前一人じゃ話になんねえよ!そいつを殺すまでの準備運動にもならねえから
全員で掛かって来いよ!!」
カミトに指さした後そう言うとラッカ達が精霊魔装を構えてジオ・インザーギに
向けてこう叫んだ。
「あんたそれが遺言でいい様だな!!」
「後悔しなさい!!」
そう言って立ち向かうとジオ・インザーギは呆れた様子でこう言った。
「手前ら程度じゃ俺には勝てねえよ!!」
そう言うとジオ・インザーギはこう呟いた。
「-顕現せよ、地精霊(アルゴス)!」
するとラッカの前に地面がジオ・インザーギの前で隆起した。
「はっ!!その程度!!」
ラッカは大槌を振るって地面事破壊するもジオ・インザーギの姿が見えなかった。
「何処だ!?」
「ここだよ。」
そう聞いてラッカが下を見るとジオ・インザーギが地面すれすれの状態で伏しておりそのままラッカの腹部に拳を叩きつけた。
「がはア・・・!」
ラッカはその威力に耐え切れずに失神するとレイシアが怒り乍ら突っ込んで
こう怒鳴った。
「よくもラッカを!!」
剣を構えてそう言うもジオ・インザーギはさらにこう呟いた。
「-顕現せよ、破雷精霊(ブラスト・ギア)!」
すると雷がレイシアに襲い掛かった。
「きゃああああ!!」
そしてレイシアはそのまま倒れたのを見てエリスが〈レイ・ホーク〉を構えてこう言った。
「貴様よくも!!」
「-顕現せよ、毒精霊(ラフレシア)!」
するとジオ・インザーギを中心に濃密な紫紺の霧が噴出された。
するとグリムゲルデがレオノーラのこう忠告した。
「レオノーラ!あれはヤバいぞよ!!」
「!!・・・はい!」
するとレオノーラが風を出してそれを追い払った。
そしてエリスが〈レイ・ホーク〉を構えてこう呟いた。
「凶ツ風よ、汝、無限の刃となりて我が敵を切裂けー」
エリスが〈レイ・ホーク〉の力を解放して無数の風の刃を出して応戦した。
然しジオ・インザーギはこう呟いた。
「-顕現せよ、魔境精霊(ミロワール)!」
するとジオ・インザーギの前に赤い鏡が現われてエリスの風の刃を・・・
弾き返した。
「なっ!!」
「エリス!!」
カミトは驚いているエリスを抱きかかえる勢いで押し倒して回避させた。
「大丈夫か!」
「ああ・・・。」
エリスは少しびっくりしているとジオ・インザーギがニヤニヤしながらこう言った。
「邪魔すんじゃねえよ。折角その女をぶっ殺せたのになあ。」
そう言った瞬間・・・カミトと『シラヌイ』がジオ・インザーギに向けて
こう言った。
「安心したぜ・・・手前みたいな最低野郎なら・・・。」
「(心行くまでぶち殺せるってもんだ。)」
するとジオ・インザーギが右腕の掌からある物を召喚した。
「剣精霊(グラディウス)。その剣とどっちが強いか試してみようぜェ。」
するとカミトはジオ・インザーギに向けてこう言い放った。
「エストとそんな鈍らと一緒にするな。」
そして二人の剣が交差した。
ここからだぜェ。