精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 嫉妬って怖いよ~~。


一体誰だ。

あの後カミトは医療院に戻ってご飯の準備をする中でレオノーラ達にエリスの事で

話した。

 「・・・へええ。そうですか、そうですかあ。」

 「おい、レオノーラ。少し怖えぞ。」

 レオノーラはカミトとエリスが二人っきりでと言った所で少し顔が怖くなっている所を見てカミトが注意していた。

 「くっ!迂闊だったわ。そんなところがあるんなら記憶結晶を持って

見たかったわ。」

 フィアナはそれを聞いて何だかお門違いな所を悔しがっていた。

 「然し儂らにこれ以上の借りを作らせない為とは言え小僧を勧誘とは中々やるのお。あの騎士団長補佐官殿は。」

 それを聞いて裏の理由を感づいたマギアルカはニヤニヤと笑っていた。

 するとマギアルカは全員に聞こえるようにある事を言った。

 「おおそうじゃそうじゃ。忘れぬうちに伝えておくが明日の夕刻ぐらいから新たに

編入する者が来るぞ。」

 「「「「「?????」」」」」

 カミト達はそれを聞いて誰なのだろうと思った。

 この教室に来れるのは機竜の事を知っているか若しくは・・・。

 「(新しいドラグナイトが来るって事か?)」

 「「!!」」

 『シラヌイ』の言葉を聞いてカミトとレオノーラが驚いた。

 新たにドラグナイトが見付かったという事は自分達が保有している機竜と同じようなタイプである可能性が出てきたのだ。

 「何やら特殊なタイプらしくてのお。明日の夕刻頃にはここに来るように

なっておる。」

 「あの~。何で明日なんです?」

 マギアルカの言葉にレオノーラが質問してきた。

 何故今日では何のかという事に対しての質問に対してこう答えた。

 「うむ。如何やらその者はある任務で帰ってきたのが今日の明け方ぐらいだった

そうじゃ。その後に報告と儂らの存在を話してくれてのお。授業の調整も相まって

明日になるそうなのじゃ。然も本人はもう三年なのじゃが此度のブレイドダンスの

ルールを知って丁度良いようでな。これで五人揃うと言う物じゃ。」

 マギアルカがいつものように笑いながらそう言うと全員の眼の色が変わった。

 チームがこれで五人目。

 つまりこれで問題の一つがクリアされたような物であったがフィアナは何やら

顔を顰めていた。

 「いいえまだ問題があるわ。その人が加入したといってもその強さが如何程にも

よるわ。」

 フィアナの言葉に確かにと思った。

 如何に上級生でも強さが無ければ足手纏い、又は無用の長物である事が

あるのだから。

 それを聞いたマギアルカはニヤリと笑ってこう返した。

 「その心配はいらんぞお小娘ども。」

 「「「「「?????」」」」」

 「何せ編入してくるものはな・・・。」

 

 

 

 

 

 

 ところ変わってエリスがいる部屋の中で・・・

 「カミトが似合っているって・・・・うふふふふ。」

 部屋の掃除が終わった後さっきまで来ていたメイド服を広げて浮かれていた。

 これまでエリスは誰にも弱みを見せずその強さを見せつけていた。

 だが・・・。

 「カミトが初めてかもな。私の弱さを・・・。」

 不安に怯えていた自分を見せたのは姉を除けば彼だけであった。

 そしてカミトを思うたびに胸の鼓動が止まらないのだ。

 そしてある物を見た。

 綺麗にラッピングされているチョコの入った袋を・・・。

 「明日は〈ヴァレンティア聖祭〉だからな。・・・騎士団に入ってくれる

礼だからな。それ以上の意味はないな。うん。」

 エリスはそう言いながらも少し気になりそしてメイド服を見てこう考えた。

 「・・・少し予行練習をしよう。」

 

 

 

 そしてエリスはメイド服を着た後扉を睨みつけるかのように立っていた。

 如何やら扉をカミトに見立てているようだ。

 そして扉を見た後深呼吸して何回か練習した後こう言った。

 「カミト。騎士団に入ってくれたことに・・・私の願いを受け取ってくれたことに対して・・・受け取って下さい!ご主人様!!」

 そう言ってエリスは扉の前に目をやると・・・人が立っていた。

 「!!!!」

 「・・・・・・・」

 エリスはその女性を見て驚いている中当の女性は・・・苦笑いしながら立っていた。

 そして・・・。

 「・・・・・・」ぎぃ~~~~。

 扉を閉めようとしていた。

 「!!!!」ガッチリ!!

 「待ってください義姉上!!これには訳が!!」

 「いや良いんだエリス。人にはそれぞれ趣味趣向があるからな。私は何も反対しないからな。」

 「それなら私の目を見て言ってくださいって扉を閉める力を強めないで!話を聞いて下さい義姉上~~~~!!」

 姉妹の再会は・・・悲しいかな。哀れな物であった。




 そしてエリスが帰った後滅茶苦茶泣きそうな顔で部屋に入ったそうなあ。
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