精霊使いの装甲機竜   作:caose

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 人の顔はちゃんと思い出せるようにすること。


ちゃんと思い出せよ。

「・・・はあ?」

 ヴェルサリアのこの言葉に全員が何事だと思った。

 「いや・・・あんた誰だ?」

 カミトのこの言葉が原因だ。

 暫く茫然とした状態が続き『シルフィード』のメンバーの一人がヴェルサリアにこう聞いた。

 「あの~。ヴェルサリア様。・・・大丈夫でございますか?」

 「〈?・・・ヴェルサリアって・・・何処かで〉」

 カミトはその名前に聞き覚えがあるのを感じて記憶を整理している中・・・。

 「フフフフフフフ。」

 ヴェルサリアが何故か分からないが笑い声を上げていたがそれは普通の笑い声では

なかった。

 「ヴェ・・・ヴェルサリア様?」

 「あ・・・義姉上?」

 『シルフィード』のメンバーとエリスがそれを聞いて少し恐怖した。

 その笑い声はまるで地獄の底からのナニカとした言えないからである。

 「そうか・・・そうかソウかソウカ誰ときたか・・・フハハハハハ。」

 壊れたラジオそのままのような言語で俯いていた顔を起こし、カミトに対してハイライトの灯っていない瞳を見せながらこう言った。

 「私はあの時の約束を三年も忘れていなかったというのに貴様はそれを忘れる。

こんな事が・・・ハハハハハ。」

 「おい・・・何かわからねえが・・・怖いぞ。」

 カミトはそれを聞いて恐怖しながらそう言った。

 するとヴェルサリアはカミトの耳元でこう囁いた。

 「あの約束忘れるとは酷いぞ。レン・アッシュベル。」

 「なあ!?」

 カミトはその名前を聞くや否や少し下がってこう聞いた。

 「あんた一体?」

 「私を忘れるとは本当に約束やぶりだな貴様は。」

 ヴェルサリアはそれを聞いて頬を膨らましながらある事を口にした。

 「三年前・・・ブレイドダンス・・・精霊の森・・・ドリアード・・・

神儀院の少女」

 「あれ何かそれって何処かで・・・」

 「(いい加減にしろよお前。こいつあの時フィアナと一緒にいた精霊使いだろ。お前に戦って負けたあの。)」

 カミトはそれを聞いて思い出そうとすると『シラヌイ』が助け船を出すと・・・

それを思い出した。

 「あああ!!あの時の!?」

 「やっと思い出したか。」

 カミトの驚くような言葉にヴェルサリアは頭を抱えて呆れた口調でそう言った。

 「悪いな。あの時の約束。」

 「ああそうだな。私はあの日一日待ったのに来なかったものな。」

 「ぐうう!!」

 ヴェルサリアの言葉がカミトの心に突き刺さった。

 するとヴェルサリアはカミトに近づいて・・・こう言った。

 「だからこれは・・・その時の約束をさぼった責だ。」(*´з`)

 「・・・へ?」

 ヴェルサリアはカミトの頬にキスをするや否やこう続けた。

 「これはあの時助けてくれた礼だからな。・・・それじゃあ////」

 そう言ってヴェルサリアは颯爽と出て行くや否や・・・。

 『『『『『きゃあああああああ!!!!!』』』』』

 『シルフィード』のメンバー全員が悲鳴を上げた。

 「ヴェ、ヴェルサリアは様がキスを!?」

 「これは大事件よ!!」

 「直ぐに他の生徒にも伝えて!」

 周りがざわめく中カミトはと言うと・・・。

 「・・・・・( ゚д゚)」

 ポカーンとしていた。

 然もキスされた方の頬を擦りながら・・・

 すると・・。

 「カ・ミ・ト~~~~!!」

 エリスが槍を持ちながら怒っていた。

 「貴様あ!義姉上にどう言う事を!!そこに直れ!!『野菜サラダ』にして

くれるわあ!!」

 「おい待てって!俺にもわかんねえよお!?」

 カミトはエリスの槍を避けながら弁解のチャンスを探っていた。




 ヴェルサリア「はううううう・・・/////」
 あの後部屋に戻るや否やベッドに包まって顔の紅さを隠すようにしていた。
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