まあそんなこんなでカミト達は『シルフィード』のメンバーと一緒に昼ご飯を
食べることとなった。(エリスは不機嫌だが)
場所は緑豊かな自然公園でヴァレンティア聖祭の会場から少し離れているため
静かである。
「そう言えば調理場で何かやってるなアと思っていたけど昼食を
作っていたんだな。」
「ああ、こう言う事が何回かあってな、それからは習慣になったんだ。」
そう言いながらエリスはランチボックスを広げた。
他のメンバーもサンドイッチだがエリスのは豪勢であった。
「・・・凄い豪勢だな。」
「・・・そうか?べ、別に、普段と同じモノだがな。」
カミトが驚いている中エリスはちょっと照れたように顔を俯かせた。
するとそれを見た『シルフィード』のメンバーがこう反論した。
「いやそれ嘘よ、何時もはピーナッツバターサンドイッチだけなのにポテトサラダに玉子焼きも入ってるし。」
「よく見たら林檎もちゃんと兎さんの形に切ってるし。」
「ウインナーもタコさんになってるしね。」
「・・・エリス、どう言う事だそれは?」
メンバーがエリスの台詞に異議ありという風に反論するとそれを聞いたヴェルサリアもジト目でそう聞いた。
「・・・・すいません。今日の為に調理しました。」
エリスは等々観念した。
するとエリスは『シルフィード』のメンバーにある事を聞いた。
「そう言えばお前達、カミトに対しては今朝はあんなに怖がっていたのにどうしたというのだ?」
すると彼女達はそれぞれこう答えた。
「・・・実はまだ怖いところはあるけど。」
「団長補佐官と話しているのを見たら評判通りの人じゃないことが分かり
ましたし。」
「それに・・・ヴェルサリア御姉様とのご関係も知りたかったし。」
「「!!」」
それを聞いたカミトとヴェルサリアは目を見開いてお互い見つめ合うと・・・。
「「/////」」
顔を真っ赤にして目を逸らした。
「(おい、この状況何とかしてくれ?甘すぎて仕方がねえよ。)」
『シラヌイ』はこの空気に耐えられないと思いながらそう言った。
「・・・(´ー`)」
エリスはと言うとそれを見て顔をムッと膨らませていた。
その後は色々と質問しながらもお互い話し込んでいた。
「ねえあれって、カゼハヤ・カミトじゃない?」
昨日カミトのチームと戦った二人の精霊使いがいた。
二人はカミトを忌々しそうに見ている中・・・ある声が聞こえた。
「ねえ・・・力が欲しくない?」
「「!!」」
背後からの声に二人はさっと身構えるとそこにいたのは・・・・。
「あの男の精霊使い何か圧倒するぐらいの」
翡翠の髪をした妖艶な美女
「・・・圧倒的なチ・カ・ラ♡」
〈マーダーズ〉の商人「ヴィヴィアン・メローサ」がそう言った。
手には虹色の液体の入った瓶を持って。
嫌な予感は直ぐに当たる。