でも・・・それと同時にもう一人が合流します。
相手がかわいそうとしか言えない状態になります。
SIDE イッセ―
アーシアと遊び、気持ちいい気分で次の日。悪魔としての仕事をこなす。
本当は悪魔かどうかも疑問な存在だけど、一応眷族なので。
でも・・・チラシ配りとかホ当に大変だよ。
しかも呼び出されようとしたら・・あまりに魔力な無いために転送されないという悲しさ。
ははは・・・自分に魔力が無い同然のカスくらいしかないことくらい分かっていたさ。覚悟はできていたけど・・・やっぱりきついねえ!!
深い悲しみで俺はダッシュで召喚主の所へ走ったさ。ああ・・・。体力には自信があるのだよ。
鋼兄程じゃねえけど鍛えてますから。
しかも呼び出した相手が全部・・変人だったし。
ミルたん?ああ・・・・あの筋肉の塊。漢の娘か。
変態画家もいたねえ。
ははは・・・幼馴染共を見て思ったんだけど、俺の周りにはどうして変人、奇人、そして人外どもばかりが集まってくるんだ!?
もう諦めの域だというのか?ドライクとクレアがまだ起きてこないし・・・くそ・・なんか泣けてきたぜ・・・。
まあ・・・さすがに不憫だと思ってくれた部長より、魔力を分けてもらって初めて転送しました。
そして、そこで俺は血まみれで倒れる男と・・・
「ぎゃははははは・・・悪魔だ!!こいつ死ぬ間際に悪魔を召喚しやがったぞ!!」
現れた俺を見て凶悪なまでに笑う奴がいた。
「てめえ・・・・何をした?」
「何って・・死ぬ間際に悪魔に助けを求めたくそ神父を殺そうとしただけだぜ。」
「ぐう・・・うう・・・。」
まだ息がある。助けることができるか?
「まだ生きているのですか!!だったら死になさいよおおおおぉぉぉぉぉ!!」
フリードが息の虫になっているそいつにナイフをつきたてようとする。
「がばっ!?」
そんなあいつの顔面に俺は拳をぶちこんでやったぜ。
吹っ飛ばされるあいつを尻目に
呼び出された理由が理由だしな。
「おっ・・・ま・・・・」
「安心しな。助けてやる。」
息の虫であったそいつに話しかけてやる。でも・・・・参ったな。
回復系の力なんて持っていない。
んん?
右腕の小手が?クレアの力が・・・あれ?
クレアの力を発揮するための召喚機・・・ドラグバイザーが出現し、それと共に俺の左手に新しいカードが現れる。
使えということか。久々だな。新しいカードができるのは。
カードをバイザーに装填し、発動させる。
―――――――Recover Vent!!
すると右手が赤く輝き、そこから紅く輝く血の様な物が流れてくる。
それを召喚してくれた人にふりかけてみると・・・。
「あっ・・・あれ?なっ・・治った!?怪我が治ったよ!」
嘘だろ。死にかけだった人が一瞬で元気になったよ。
「あっ・・ありがとうございます。あの・・・その!!」
すげえ力だな。でもよかったぜ。
「治癒系の力つかうのですか?ふざけた事をしやがりますねえ!!」
そこであの男があらわれる。
気持ちいいくらいに鼻血をふきだしているが、まだ意識があったか。
「それに不意を突かれたとはいえ、そこそこやるようで。よし・・あんたをぶち殺す!!」
そこそこというのはあっている。こう見えても中学、高校。喧嘩に巻き込まれてもあしらう事ができる程度にまでは鍛えている。
あの駒の影響で身体能力もあがっていやがるし。
「逃げろ。ここは俺が抑える。」
「はっ・・・はい。このご恩は必ず!!」
助けた男を逃がしながら、ふざけた神父と対峙する俺。
そんな俺に向かってあいつは光の様な物を飛ばしてくる。
だが、ただの光なのか、全くダメージがない。
「んんん?光が効きませんね?悪魔だと思いましたが?」
「色々あって普通じゃねえ。でも、悪魔ではない。知り合いに悪魔はいるがな。」
眷族であっても、悪魔ではない。訳が分からないあいまいさがここで役にたったか。
「ほう。だったら遠慮なく殺していいですよね?悪魔に関わるくそ野郎を・・。」
嬉々とした表情を浮かべたそいつは左腕にある物を出現させる。
それは銀色のはさみのようなものであった。
そのはさみを開き、そこにカードを入れるって・・・・まさか!?
―――――――Adⅴent!!
「でてきなさい・・・キャンサー!!」
その言葉と共に・・・フリードの隣の窓ガラスから黄金のカニの様な化け物が現れた。
「今回の贄はこいつか?」
その化け物もクレアと同じように喋っていた。
「ええ。ジャンジャンたべてくださいよ。食べたら食べた分だけ、つよくなってねえ。」
こいつ・・・間違いない。
俺の力と同じ・・・異界の召喚獣の力。
そして、左腕のはさみがおそらく・・・召喚機。
それも使役しているのがクレアが嫌う、人間などの命を奪っているタイプだ。
「どうしてくれよう・・?」
こっちは大した力はない。
だが、その時ありえない人物が俺の前にいた。
「彼に・・・手をださないでください!!」
どうしてだ?
どうして・・君がここにいるんだ?アーシア?
「邪魔しないでもらいましょうか!!」
そんなアーシアをあいつは殴りとばした。
それだけで理由は十分だった。
――――Sword Vent
俺は右腕に召喚機・・ドラグバイザー、そして左腕に赤龍帝の小手を出して、そのままあいつの間に立ちふさがった。
「おんや?その小手・・・。そうですか・・・そうですか!!はははは・・僕と同じ力をもつのですね!!面白いです、おもしろすぎますよ!!ははははははは!!」
あいつは狂ったように笑いだす。
そして・・・・。
「だったらあの人達も呼びましょうかね!!でてきてください。」
フリードが懐から筆の様なものと取り出す。そして、それを振るうと共にあいつの周りに黒い何かが現れた。
それは部長や朱乃さん達よりも外見的に悪魔らしい悪魔だった。
やせ細った骸骨のようながりがりの身体。何よりも体が真黒だ。
「ははは・・・行きなさいホラー!!」
それは本能的に触れてはいけない存在だと理解した。
でも・・・放っておいてもいい存在でもないと。
だが、ホラー達のようすがおかしい。
「んん?どうしたのですか?」
ホラー達が俺を見て怯えていたのだ。
まるで・・・天敵にでもあったように。
「仕方ない。アギトの力はホラーにとっても脅威なのだから。」
変態神父の隣に見覚えのある奴が姿を現す。
黄色の豹・・・。確かルテウスといった。
「なんですかアギトって?確か・・・・。」
フリードの視線がアーシアに向けられる。
「アーシアを見て、あなた達も同じことをいいましたね。」
「なっ・・・・・。」
アギトの力。俺と同じ力を・・・アーシアが!?
「生きていたか。詰めを誤った。」
「へっ・・・今更気付いたか?」
まずい。あいつまで来るのは不味い。
「ホラー達を因果のあるオブジェに憑依させろ。それだけでだいぶ違う。」
「あいよ。だったら商売道具のこれがいいね。」
ルテウスの言葉に従い、フリードが手元から無数のナイフを取り出し、それをホラー達に向かって投げつける。
するとホラー達は文字の様な物に分解し、そのナイフにとりついていく。
ナイフ達はそのままいびつな人型へと変わっていく。
「ひゃひゃひゃひゃ・・・まさに陰我だねえ。」
ホラー達は怯えた様子を見せずに、俺に向かっていく。
ぐっ・・・これはまずい。アーシアだけでも逃がして・・・。
「女のアギトは殺すな。我らが女王の所望なのでな。」
「ひゃひゃひゃ・・・アギトというやつを食べたらキャンサーがどれだけ強くなるのかたのしみですね。」
絶体絶命。
そう思った時であった。
・・・・ん?何かが来る?
アーシアも何かを感じたようだ。
俺達は視線でお互いに同じ物を感じた事を知る。
そして・・・それはやってきた。
それは俺の貧相な想像をはるかに超える物だ。
壁をぶち破ってやってきたのは・・・・馬!?
えっと・・順を追って説明するぜ。
壁をぶち破ってきたのは全身黒い鎧のような物に覆われた龍の様な二本の角と一角獣の様な角の三つの角を持つ馬。
そして、狼と竜をかけあわせたような黒い鎧を纏った男が其の背に乗っていて・・・手にした馬鹿でかい剣で駆け抜きざまに襲いかかろうとした連中を全員まとめて斬り払いやがった!!
ホラーと呼ばれる連中の半分は其の斬撃で消滅してしまったぜ。
何を言っているのか分からないかもしれねえ。
言っている俺も可笑しいと思っている。でも・・・それが実際に目の前で起きやがった。
馬鹿でかい剣が縮み、一本の剣にかわる。
鎧の馬から鎧の騎士が下りてくる。
「お疲れ、轟龍。」
其の騎士は馬をなで、軽くねぎらう。
そして、視線をフリードに向けた。
「貴様がホラーをこの街にばらまいているのか?」
「ぐっ・・・まっ、魔戒騎士。しかもその黒い鎧・・・よりによってあの黒龍騎士がこの街にまで来たというのですか!?」
フリードは鎧の騎士を見て苦い表情を見せる。
「たかが人間。ソウルメタルの鎧を着ているとはいえ、我ら使徒に敵うわけが・・・。」
「ちょっ・・・あいつはただの騎士じゃ・・。」
ルテウスがナイフを手にフリードの制止を聞かずに自慢の俊足で駆ける。
それに対して騎士が動いたのはたった一歩。
すれ違う両者。
「・・そんな・・・馬鹿な・・・。」
そして、斬られたのはルテウスの方であった。
たった一閃。でも、その一閃で手にしたナイフが粉々になりルテウスが倒れた。
「使徒を一撃。さすがは・・・あの黄金騎士の愛弟子。」
フリードの言うとおりだ。
強い。
「急所は外した。正直人と同じ急所とは思えなかったけど・・・案外当たっているみたいでよかった。」
しかも手加減までしているよ!?
「聞きたい事があるのでね。そっちのはぐれ神父さんにも。誰からその技をならった?ホラーを召喚なんて・・・魔戒法師の術を誰から得た?」
さっきから何を言っている?魔戒法師や魔戒騎士とか・・・。ホラーがあの化け物である事だけはわかるが・・・。
「・・・困りましたねえ。それを話すことはできないのですよ。」
そんな騎士に向かって無数のホラーがいく手を阻む。
一方倒れたルテウスをフリードは助け起こす。
「ここは撤退ですよ。あなた達時間稼ぎを・・・。」
おい。ただで逃がすと思っているのか?
そこに上空から光の槍が飛んでくる。
「何をしている?」
それは黒い翼を持つ堕天使。
「見ての通りですよ!!ちょっ・・・逃げるの手伝ってください。」
それが二人も。
「ルテウス。大丈夫か?」
「何があったらお前がここまで手酷くやられる。」
フリードの傍に黒豹と白豹の怪物まで現れやがった。
ルテウスの両肩を支える二体。
「思ったよりも複雑みたい・・・。少し本気を出した方がいいかな?」
『やり過ぎて建物を壊すなよ?解放の余波だけで壊れかねん』
あいつから別の声も聞こえるし、本気って・・あれでまだ本気じゃねえのかよ?
「君は逃げて。ここは何とか私が抑えるから。」
敵が増えているのにこいつは俺に逃げろという。
実力に自信があるのも多分ある。でも、まずは誰かを逃がそうとする気持ちはまさに騎士なんだろうな
「冗談じゃねえよ。」
ありがてえが、俺もここで踏ん張る理由がある。
―――――Strike Vent!!
俺はドラグセイバーを左手に持ち替えて右腕にドラグヘッダーを召喚。
<BOOST!!>
赤龍帝の篭手(ブースデット・ギア)も機動させている。すでに倍化も始まっている。
「んん?その篭手・・・。まさか君は・・・イッセ―君?」
あれ?
何で俺の名前を知っている?
「・・・その反応からするとそうか。人の縁はわからないものだよ。少々面倒くさいけど。」
その声。そして面倒くさい?
まっ・・・まさか・・・。
「お前・・・サイなのか?」
また俺の幼馴染なのか?
悪魔、王子、鬼に続いて、今度は鎧騎士ですか?
「ああ。どうして君がホラーや堕天使、そして訳のわからない怪物に襲われているのかは、あとでじっくり聞こうか。その様子なら戦えそうだし。まずは退けてから。」
「・・・・はあ。ああ。それとお前に言っておくことがある。」
「んん?」
「お前で四人目だ。」
その言葉と共にフリードに向かって巨大な魔力弾がどこからともなく飛んでくる。
それは他のホラー達を次々と消滅させていく。ルテウス達はそれを飛んでかわす。
足が本当に速い。仲間を抱えた状態でも残像が残る程のスピードとは。
「ちょっ・・・。」
――――――Guard Vent!!
フリードの奴がとっさに召喚機の力を発動。
左腕に黄金の盾を装着させて砲撃を受け止めるが・・・
「ぬぐおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?」
踏ん張り切れず、その砲撃が爆発するとともにフリードが後ろ吹っ飛びそうになる。
それをキャンサーが背後から埋め止め共に堪える。
「大丈夫か?」
「すっ・・すみませんね。なんですかあのバカげた威力の砲撃は!?」
「・・・なんかどんどんブルーローズの威力があがっているぜ。」
やってきたのはネロである。
ネロの姿を見たルテウス達は悲鳴をあげる。
「ギッ・・・ギルスだと!?」
肩にレッドクイーンと名付けた巨大な剣を担いでいる。
「ようやく見つけたぜ。お前ら・・・・。」
ネロの視線は上空にいた堕天使達に向けられる。
「あっ・・・あの時の男!?」
「まさか生きていたのか?」
「ああ・・・・。冥府から舞い戻って来たぜ。キリエはどこだ?」
ネロはすでに力を解放している。
彼曰く・・・魔人化と言われる現象らしい。
背後から日本刀を持った蒼い魔人が浮かび上がっている。
「おっ・・・・お前達のさらってきた奴の関係者だったのか!?」
最初から色々な意味でクライマックスなネロ。はっきり言って怖い。
「もう一度いう。キリエはどこだ?」
「にっ・・逃げろ。覚醒しかかっている上に、あいつはまともなギルスじゃない。」
「生意気な。再び滅してくれる!!
堕天使の一人が光のやりを投げつけるが、ネロの背後の魔人がそれを片手でつかみ取る。
「もうお前らの戦い方は見切ってんだよ。」
そして、その槍を握りつぶした。
それを見て堕天使たちも絶句している。こんなに強い奴だったのかといいたげに。
―――――Strike Vent!!
「調子にのるんじゃありませんよおおおおぉぉぉぉ!!」
フリードが右腕にキャンサーの鋏を装着させ、ネロに向かおうとした。
「いい盾だ。あのような砲撃を防げるだけのことはある。」
でも無理だった。
フリードの目の前にいつの間にか、人が立っていたからだ。
それは・・・鋼兄である。
腰を落とし、フリードの手にしている盾に拳を軽く当てていたのだ。
「どれだけ素晴らしいか拳で試させ欲しいからしっかり踏ん張ってくれ―――――――踏ん張れるものならな。」
そして、そこから一歩も動かずに拳も全く動かさないのに、凄まじい衝撃音が轟いた。
まあ踏ん張り切れる訳がねえわな。
「ぬがあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・!!?」
目にもとまらぬ勢いで壁をぶち抜いて吹っ飛んでいくよ。
あっという間に星になりやがった。
冗談のような光景に俺も含めた皆も驚き固まっているぜ。
「HAKKEIというものだ。飯くって映画を見て寝たら覚えた。」
・・・・・・あんたどこのOTONAだよ!?
それも鍛えるうちに入るのか?それであれができるのなら誰も苦労しないわ!!
「まだ人外がいるのか!?」
「アギトではない。だが・・・何だこの尋常じゃない力は?むしろ我らに近いものを・・・。」
――――――ええい・・・本当に世話が焼ける連中だ!!
どこからともなく声が聞こえてきて、無数の光の槍が雨のように飛んでくる。
それらは俺達に降り注ぐようにしてきたが・・・。
どこからともなく聞こえてくる笛の音と・・横手から飛んできた無数の泡のような物の弾幕にすべてぶつかり相殺されてしまった。
そこには奇妙な銃を持った渡の姿。
「誰か知らないけど、僕の友達をやらせるわけにはいかない・・・キバット!!」
「あいよ!!ガブリ。」
あいつの元に現れた妙にデフォルメされた蝙蝠を捕まえ、そいつが噛みつく。
するとあいつの顔にステンドグラスのような模様が浮かび上がり、腰にベルトの様な物が現れる。
「・・・変身。」
腰にその蝙蝠を装着するとともに渡は文字通り変身した。
黄色い眼と黒と紅、そして銀の身体。
それはファンガイア王族に伝わる伝説の鎧・・・キバの鎧。
「キバまで・・・。このアギトにちょっかい出しただけで・・・こんなにも色々な連中が・・・。」
皆・・・驚いている。その気持ちは分かるぜ。ああ・・・そりゃもう俺も自分のことながらに呆れかえっているところだ。
この様子だとあと一人もとんでもない事になっている。
そんな時。紅の魔方陣が後ろで輝き、そこから部長が現れる。
「・・・みんなにイッセ―の危機を伝えたら行動が速いわ。でも・・・なんかまた一人ふえていない?」
「四人目登場です。」
「・・・・・・また人外が増えたのね。」
部長はすでに諦めの境地。
いやほんとすいません。でもまだまともの方だと・・・思いたい!
―――――ほう・・・。悪魔どもと戦争と思っていたが・・・ファンガイアとも戦争出来るのかもしれないな。
「・・・やってみろ。そんな事をしようとするなら僕と兄さんが黙っていない。本当の意味の全力で相手になるよ。」
「右に同じく。こっちも手加減は一切しないぞ。」
謎の声に対して、渡と鋼兄は強い意思で応える。
「それよりもキリエはどこだ!?あいつをさらって何を・・・。」
――――――・・・・・・・本来ならこっちも戦いたいところだが、楽しみはまだ後にとっておく事にする。退くぞ!!
その言葉と共に、上空にいた堕天使達も、そしてルテウス達も消える。
そして・・・アーシアも例外ではない。
彼女の足元に魔法陣が展開され、アーシアがそこに閉じ込めらたのだ。
「アーシア!?」
「だっ・・大丈夫です。私はまだ大丈夫ですから!!」
俺は手を伸ばすが・・・彼女の手をとる前に、アーシアは消えてしまう。
「ぐっ・・・・。」
届かなかった。それがただ・・・悔しい。
何も分からず、何もできないまま今回は終わってしまった。
黒幕は実はあるキャラを先出しさせてもらっています。
その正体はまだ先にならないと判明しません。