赤龍帝の幼なじみ達   作:THIS

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 ここにて合宿開始。

 ここでグレモリ―眷族が原作とどれだけかけ離れているのかわかると思います。




合宿です。

SIDE イッセ―。

 

 さて・・・色々あってから一夜明けて。

 

 部長はみんなと合宿行くことに決まった。

 

 学校は休み。

 

 一週間鍛え込むぜ。

 

 でも相手がねえ・・・。

 

 俺・・・小猫ちゃんと一緒に鋼兄と黒歌との修行だよ。

 

「先輩・・・覚悟はいいですか?」

 

 小猫ちゃん。ああ・・・とっくにできているさ!!

 

 凄まじい苦行がまっていることくらいさ。

 

「イッセ―の場合はアギトの本能的な戦い方を今の状態でも引き出せるようにならないといけない。」

 

 俺の戦い方を鋼兄は理解していた。

 

 アギトの力は秘密になっている。まだ召喚機も赤龍帝の篭手も禁手化には至っていない。

 

 そのため大分制限された中で、力を出し切る必要がある。

 

 その一つとしてアギトの時の動きを普通の状態で出来るようにすることだ。

 

 アギトの戦いの時の動きは本能的なものだ。

 

 変身した時の感覚は確かにまるで違う。それを普段でもできるようにするのだ。

 

「お前は術がなあ・・・・。」

 

 仙術も教えてくれようとしたけど・・・まったく俺はその才能はない。

 

「あっ・・・でも一つだけ・・・たった一つだけ編み出せた術があるんだぜ!!」

 

 そう・・俺は悔しかった。魔力が全くないのと術に関する才能が事を。だから・・・その足りない部分を・・・妄想で補ったぜ。それで出来た必殺魔法。

 

 小猫ちゃんを使って実践!!

 

「へっ?」

 

 茫然とする小猫ちゃん。

 

 よし・・・大成功って・・・

 

「ぶぐぶるぶふはぁぁぁっぁぁぁぁぁ!!?」

 

 あっ・・・あれ?鋼兄が鼻血を噴き出して倒れた?

 

「・・・・これって鋼ちんに対する必殺魔法ね。」

 

 あっ・・・そう言えば鋼兄ってこういうの駄目だって聞いた事があった。

 

 でも・・・ここまでだめとは。

 

「変態撲滅。」

 

 あっ・・・しっ・・しまった。小猫ちゃんが目に涙を浮かべて拳を握っている。

 

「HAKKEIの強化・・・短頚!!」

 

 ちょっ・・・それはしゃれにならなぶるぶるふぐあ!?

 

「阿呆が・・・。」

 

「はははは・・・弁護できないわ。」

 

 ドライグとクレアも呆れているし。ああ・・・俺は今宙を舞っている。

 

 森全体を一望できるくらいの高さでなあああああぁぁぁぁぁぁ!!

 

「だが・・・相棒はもう至ってもおかしくないレベルだぞ?歴代の中ではダントツに遅いが、才能だけでいえば、逆にダントツに高い。」

 

「そうね、アギトとしての力も覚醒している。あとは・・・何かきっかけいや・・もしかしたら・・・。」

 

 2人が相談しているのを耳にしながら俺は落下していく。

 

「一応妹が辱められたお礼はしておくにゃ・・・・。」

 

 下では黒歌が怖い笑みを浮かべながら蹴る準備をしてまちかまえていますしぃぃぃぃぃぃ。

 

 ああ・・・俺・・・終わったわ。

 

 

SIDE 木場。

 

「何やってんだあいつ?」

 

 森の向うでまるでボールのように何度も打ち上げられるイッセ―の姿を見て僕たちは呆れていた。

 

「大方昨日言っていた魔法を・・・多分小猫ちゃん辺りにやらかしちゃって猫又姉妹に蹴鞠のようにやられているといったところか?鋼兄はその際に鼻血を噴き出して気をうしなっているはずだし。あんな卑猥な術・・・見た事ないよ。」

 

 うーん・・・サイガ君の推理はあたっていそうだ。

 

 イッセ―君は一体どんな魔法を?

 

「それよりもこっちも始めようぜ。こっちは大地斬と海波斬は覚えたぜ。」

 

「僕も同じかな。」

 

「・・・・・・すごいね。この二つを覚えるのって結構大変なんだけど。体はもうできていたからコツをつかむだけだったということか。」

 

 最大限の効率で力を込め岩石すらも叩き割る大地斬。

 

 素早く剣を振るい。剣圧で海すらも斬る海波斬。

 

 原理は単純、でも単純だからこそ応用が効く。

 

「パワー自体はおそらくあの力のおかげということかな?」

 

「ネロ君もきづいているよね?僕の力。」

 

「薄々は。悪魔でもない・・・異質な何かは感じている。どうもこれが俺のアギトとしての力のようだな。まあ・・・イッセ―とアーシアには無い力だぜ?」

 

 ネロ君は相手の力を見抜く力を会得している。アギトの力、召喚機の力・・・神器の力。

 

 潜在的な物すら見抜くというのは驚きだ。

 

 そして・・・ネロ君は僕の中のオルフェノクの力まで捕えているということだ。

 

 一度変身して見せる僕。

 

 この姿になれるようになってから・・・実は力がすごく上がっている。

 

 変身したらもっと上がる。剣で鉄球をたたきわれるほどに。

 

 下半身を馬にすれば電車すら楽に追い越すほどの速度で駆けることができる。

 

「ほう・・・部長が知ったらさらに人外魔境度合いが増したと嘆くだろうな。」

 

 僕の異形の姿をネロ君はあっさりと受け入れているし。

 

「いずればれるぜ?それだけは覚えておきな。その力があんたにとって救いなのか呪いなのか分からねえがな。まあ・・・俺も似たようなものだったし。」

 

 ネロ君は右手首のブレスレットを外すと、術が解け彼の悪魔の腕があらわになる。

 

 これは学校に通うための措置だ。さすがに悪魔の腕のままじゃまずいので。

 

 当たり前すぎて忘れていた。

 

 ネロ君も大概異形の存在だったね。

 

「俺もばれた。でも・・・キリエは受け入れてくれたぜ?」

 

 ネロ君がどういった人生を歩んできたかしっている。

 

 この腕が出てからしばらく隠していたけど・・・それがある事件でばれたこともだ。

 

「少なくとも今宙を舞っている馬鹿は平然としていやがる。あいつは信じていいぜ。」

 

 馬鹿みたいに悲鳴を上げながら宙を何度も舞っているイッセ―君を指差すネロ君。

 

「こんな変わり果てた俺を信じるような奴だ。それだけは覚えておきな。」

 

 ああ・・・覚えておくよ。2人は信じられると。

 

「さて・・・二人にはあれを覚えてもらおうか。空の剣、空破斬を。これは力でも技でもない・・・心が何よりも重要。2人とも力量は十分。心はどうかな?」

 

「へっ・・上等だぜ。」

 

「心か・・・・。」

 

 こっちはどうだろうか。今だ心の中にはあの憎しみが・・・。

 

「憎しみがあるのならそれと向き合え・・・かな。悟りに近いものがあるから。」

 

 僕の内心を見透かしたようにサイガ君は言う。

 

「多分・・・木場くんの力はそれを乗り切ってから。簡単じゃない。憎しみを乗り越えるというのは。」

 

 もしかして・・・彼は僕の過去を知っている?

 

 一体何者なんだい?君は・・。

 

「君は・・・誰なんだい?」

 

「さあ?でも・・・さっきネロ君がいっていたじゃないか。いずれ分かることだって。」

 

 サイガ君は多分・・・何かを知っている。

 

 それでもそれを話せないと。でもいずれ分かるといっている。

 

「今はただ・・・部長のためにね。」

 

 でも・・・君も信じられる。どうしてそう思えるのだろうか?

 

 まるでおとぎ話にある勇者のようだ。

 

「ああ・・・。早速やろうぜ。それとこのレッドクイーンのエグシードを知りたいっていっていたな。夜でも教えるぜ?」

 

「頼むよ。ずいぶん暴れん坊な剣になりどうだけど。あとあの刀も・・・。」

 

 互いに色々と抱えている物はありそうだ。それでも僕たちは部長のために頑張る。

 

 サイガ君もまた味方だと・・・信じるよ。

 

 

 side アーシア。

 

 私は部長さん達と術の練習です。

 

 メンバーは私にハルさん、レイちゃん、朱乃さん、リアス部長、そして渡さんに何故かオ―フィスちゃんもいます。

 

 前の私は回復と触れると相手の心を読む力しか使えなかったはずです、

 

 でも・・・・アギトの力が覚醒し始めたこと私もまた変わりました。

 

「あっ・・・アーシアちゃん。こんな力が眠っていたなんて・・・。」

 

「これはまた・・・新しいタイプの僧侶の誕生ですね。回復役だけでもすごいけど・・。」

 

「アギトの力のせいね。元々そっちの素養もあったし。本当に僧侶の駒一ではつり合いが取れないわ。」

 

 リアス部長は苦笑いをしています。

 

「サイコキネシスなんて・・・ねえ。それもすごく強力だわ。」

 

 私は手を使わずに車を持ち上げています。

 

 それも一度に五台もです。

 

 それでも楽ちんです。しかもすごく精密にうごかせます。・・・・私の手よりもです。

 

 私・・・いつの間にかサイコキネシスに目覚めていました。

 

 昨日階段を上るおばあさんを助けようと肩を貸した時・・・おばちゃんの身体を軽く持ち上げてしまった事がきっかけです。

 

 おばあちゃん驚かせちゃったのは失敗でした。

 

「それだけじゃないです。」

 

 私は姿を消す。

 

 瞬時に渡さんの後ろに現れて見せる。

 

「・・・・テレポテーション?!」

 

「まだあります。」

 

―――――みなさーんきこえますか!?

 

 多分みんな頭の中に私の声が直接聞こえているはずです。

 

『!?』

 

「・・・本当にすごいわ。テレパシーも?」

 

「一応みなさんの位置もわかります。何故かイッセ―さんが空高く飛んでいますけど・・。」

 

 この力は連絡だけじゃなくて、相手の位置も分かる。それもかなり広い範囲でわかります。

 

 ちょっとしたレーダーになります。

 

 それにしてもどうしてイッセ―さんは宙を舞っているのですか?

 

 黒歌さんと小猫ちゃんが怒った状態でイッセ―さんを飛ばしているみたいですが?

 

 鋼鬼さんは気をうしなっていますし・・?

 

「・・・これはアーシアちゃんの神器の力も合わせると面白い事ができそうだね。アーシアちゃんは目覚めたこの三つがそれぞれでどこまでできるのか試してみようか。」

 

「はい!!」

 

 渡さんとハルさんが色々を話しあっている。

 

「これは・・・すごい支援役ができそうね。」

 

「ええ。それでハル君?私もあなたの魔法ってつかえるの?」

 

「えっ・・・と・・・その・・・。」

 

 朱乃さんの言葉にハルさんは何故か言いにくそうにしています。

 

「・・・アーシアちゃん。イエスかノーなの?」

 

 それを見た朱乃さんはにっこりと私の方に聞きます。

 

「へっ・・・いっ・・いつの間に!?」

 

 ハルさんの手に触れて答えを知っていたからです。

 

 あるく嘘発見器ともいわれるようになっています。

 

「イエスみたいです。話しにくい理由があるみたいですが・・・。」

 

「おいおいおいおい!!頼むから心を読まないでくれ!!」

 

 あれ?でもこの理由って・・・・。

 

 私は驚いてハルさんの顔を見ます。

 

 ハルさんも私が何を知ったのか察した様子です。

 

「・・・読んだからには共犯になってもらうよ。もう・・・君の力は魔法使いにとって天敵だよ。テレパシーを応用させ、呪文や術式にも介入してキャンセルしてきそうで怖い。」

 

 いつかそれもやってみたいですね。なんか出来そうだと私の中の何かがいってくれていますし。

 

 でも・・今はそんな事より・・・私・・とんでもないことを知ってしまいました。

 

「理由も読み取ったのなら黙っていてくれるかな?」

 

「はい。でも・・・・。」

 

「機会があれば必ず名乗りでる。その時は封印も解けるから。」

 

 私は頷きます。ハルさん・・・実はすごい決意を持ってここにいるのですね。

 

 その理由・・・私はすべて知ってしまいました。それ故に・・・。

 

「その間・・・お姉さんを守るのを手伝います。」

 

「はあ・・・いい子過ぎて困るよ。頼む・・・たった一人の姉さんだから。」

 

 私達が小声で喋っている間に、朱乃さんが近寄ってくる。

 

「それで・・・私も使ってみたいの。貸してくれないかしら?」

 

 ものすごくいい笑顔です。

 

 有無言わせないすごい笑顔です。

 

「うう・・・その・・・あの。」

 

 ハルさんの弱点はこれのようです。姉である朱乃さんには頭が上がらない。

 

 昔も・・・そして今も変わらないみたいです。昔はそれでよく女装させられていたとか。

 

 可愛いがられていたのですね。本当に・・・。

 

 ハルさんはしぶしぶ指輪を渡します。

 

「わかりました、でもドライバーが無いと発動は・・・。」

 

―――――コピー・・・。

 

「あれ?」

 

 朱乃さんが指輪をかざすと・・・魔法が発動しました。

 

 朱乃さんが二人に・・・。

 

「ええええええぇぇぇ!?」

 

『発動できちゃった。これいいわね。私が二人って・・・。』

 

 ご満悦の朱乃さん。

 

「まさか・・・体内にあるあれがドライバーの代わりをしているの?嘘だろう・・・魔法を使えるのは知っていたけど・・・。」

 

 朱乃さん・・・魔法つかえるのですか!?

 

「いくつか指輪を用意してくださいな。良い切り札になりそうですし。」

 

「・・・・・はい。予備があるので幾つかあげますよ。」

 

「もちろんご指導おねがいしますわ。」

 

 ハル君・・・完全に尻に敷かれています。

 

「私はまったくねえ。でもカ―ミラがいるし、渡さん・・・魔皇力の使い方を・・・。」

 

「うーん。僕の友が使う技でいいかな?ドッガハンマーのあれなんかは?バッシャ―やガルルも行けるけど・・・。」

 

 部長も渡さんから指導を受けています。魔法は無理でも・・・あっちはあっちで出来ることをやっています。

 

 私もがんばらなきゃ!!

 

 そんな私にオ―フィスちゃんが話かけてきます。

 

 私とオ―フィスちゃんは仲良しなのです。一緒にお風呂に入るなど・・・何か妹みたいな子になっています。

 

「アーシア。アギトの力に我の加護いるか?」

 

 加護ってなんです?

 

「私はみんなと一緒に頑張れればいいです。オ―フィスちゃんと一緒に。」

 

 その言葉にオ―フィスちゃんは喜んでいるようです。

 

 普段は無表情で分かりにくいですが、結構感情は豊かな子なんですよ?

 

「そう・・・か。なら・・我もできることする。一部だけど譲渡。」

 

 オ―フィスちゃんが何か空に文字を書き、それを私に?

 

 右手の甲に「∞」の文字が浮かび上がっています?

 

「がんばれ。我・・・応援する。」

 

「はい!ありがとうございます!!」

 

 嬉しい応援。私は自身の可能性をもっと追究する事にしました。

 




 とくにアーシアのスペックが恐ろしいことになっているという罠を用意しています。
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