赤龍帝の幼なじみ達   作:THIS

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お待たせしました。

 レ―ディングゲーム開始です。

 さっそくですがあの人に大暴れしてもらいます。


戦闘開始です!!

 SIDE イッセ―

 

 いよいよ決戦の日がやってきた。

 

 皆・・・気合いは十分。

 

 というより・・・確実に強くなっているのがわかる。

 

 俺もそうだ。大分戦えるようになった。

 

 頭の中でスイッチみたいなのを切り替えれば動ける。

 

「さて・・・大暴れしましょうかね?」

 

 鋼兄がやる気だよ。

 

 人間の姿での本気を出すっていったよね?確かその実力は最上級悪魔クラスだときいているぞ。

 

 サイラオークと言う人と生身で互角に殴りあった仲。その実力がここで分かるのか!?

 

「手入れも十分。ガンガン吹かせるぜ。」

 

 武器の手入れを終えたネロも燃えている。

 

「朱乃さん・・・指輪の確認は大丈夫ですか?」

 

「ええもちろんよ。ありがとう。色々とやれそう。」

 

 ハルは朱乃先輩と色々と確認中。

 

「魔戒騎士の中でも参加するのは僕が初めてかな?」

 

 サイガは剣を見て苦笑している。

 

「緊張しているのかい?」

 

「まさか?楽しみだよ。面倒臭いところはあるけどね。」

 

 木場とのやりとりは自然なものだ。

 

 この修行であいつらすっかり仲良くなったな。

 

「こっちは楽しみにみておりますわ。」

 

「がんばるにゃ。」

 

「無理はしないでくださいね。」

 

 レイちゃんと黒歌、キリエさんは応援に回る、さすがに参加できないしね。

 

「応援・・している。」

 

 何故かオ―フィスちゃんもいるし。

 

「はい!!私達・・・がんばってきます!」

 

 アーシアもやる気満々だ。

 

「リアス部長。しっかり堪えるんだよ。王として一番辛い部分だから。」

 

「ええ。かなり辛い事になるのは覚悟しているわ。」

 

 渡は渡で部長に再確認するようにして何かをつげている。そう言えば王としてこのゲームにおいての大切な心がけを話していたよね。

 

「みんな・・・これだけは確認させて。どんだけ傷ついても今回はリアス部長のために戦う。それでいいよね?」

 

 渡の言葉に不敵な笑みを浮かべて応えるのはネロだ。

 

「何言ってんだ?こっちは色々と世話になってんだよ。恩返しってわけじゃねえが存分にやるだけだ。」

 

 その言葉で十分だった。

 

 皆も笑みでその言葉に応える。

 

 さて・・オカルト研究部の部室よりゲームが開始される。

 

 いよいよだ・・・。

 

 

 

SIDE ライザ―

 

 はあ・・・やっときやがったか。

 

 俺は実はかなり緊張を強いられていた。

 

 俺もこの一週間何もしなかったわけじゃねえ。

 

 あいつらの情報収集に努めていたのだ。

 

 そして・・・とんでもない事が分かった。

 

 まず鋼鬼。

 

 奴は・・・あの鬼神だ。

 

 変身はしないらしいが・・・それでも数多くの悪魔やエクゾシスト共を返り討にした実力は侮れねえ。

 

 それだけでもまず脅威。

 

 そして、俺にアイアンクロ―をかましやがったあいつ・・・操真 晴人。通称ハル。

 

 あいつの正体もはっきり言って驚異だ。

 

 奴は・あのグレゴリの技術顧問、および諜報部の幹部。そしてソロモン王の生まれ変わりとされる稀代の魔法使い。

 

 だが、あんな凶悪なまでの握力は想定外。まだ知らない何かがあると・・・。

 

 他にも厄介な連中ばかりが揃っていやがる。

 

 黒龍騎士に・・スパーダの血を引く奴。

 

 そして赤龍帝か・・・。

 

 くっ・・・あの切り札が無かったら勝ち目は全くないといえたな。

 

「みんな・・・準備はいいか?」

 

「はい・・・・。」

 

 眷族の連中の何人かはある物を手渡している。

 

――――Tレックス

 

―――トライセラトップス

 

「気に行ってくれましたか?」

 

―――――バイオレンス

 

―――――ヒート

 

 白い蝙蝠のような姿をした奴が俺の背後で逆さまになりながらも笑う。

 

「ああ・・・最高だぜ。」

 

 俺はそのメモリを手にして笑う。

 

「他の皆にも配っておけ。あいつらには遠慮は無用だ。」

 

 悪魔である俺達はガイアメモリの毒素に対する耐性は人間のそれとは比べ物にならねえ。

 

「はあ・・兄様。そんな物に手を出してしまって。」

 

 隣で妹が嘆く。

 

 まあ・・・こいつには使わせないがな。

 

「彼女は?」

 

「レイヴェルだ。俺の妹。一応僧侶の駒で眷族にした。」

 

「妹ねえ・・・・。」

 

 ガイアメモリの売人が妹を品定めするように見る。

 

「おい。こいつには手をだすな。でないと・・・。」

 

 その視線が気に食わなく俺は背中から翼を出して威嚇をする。

 

 これでも大切な妹なのでな。

 

「・・・ふふふ・・・ええ。私は手をだしませんわ。」

 

 そう言ってあいつは姿を消す。

 

 どうも何かを企んでいる節がある。警戒にこしたことはないか。

 

「イザベラ。いざという時は・・・頼む。」

 

「はい。」

 

――――――ナックル

 

こいつにもメモリを与えている。

 

 もちろんユーベル―ナにもだ。

 

―――――ボム。

 

「これ・・・私の異名にちなんだチョイス?はあ・・・。」

 

 本人はかなり嫌がっているが、適合率は抜群だ。仕方ねえだろう。

 

 爆弾女王だけにな。

 

「さあ・・・始めるぜ。」

 

 こうして俺もまたゲームに赴く。

 

 そこに俺はあの連中の信じられないスペックを目の当たりにすることになり、予想外の展開が待ち受けることをまだ知らなかった。

 

 

 SIDE イッセ―。

 

 さて・・・戦闘開始だぜ!!

 

 チェーンソー姉妹の戦闘からまずは始まるぜ。

 

 って・・・あいつもしかして綺麗何処ばっかりを眷族にしていやがるのか?

 

 うらやましい奴だ!

 

「なんで・・・・。」

 

「当たらないの!!」

 

 チェーンソーを避けながら俺はこんなことを考える。

 

いや・・・余裕。

 

 攻撃を簡単に見切れる。

 

「いやね。体が勝手に動くんだわ。」

 

 本当に鋼兄との修行の成果は大きいわ。こんな大ぶりの攻撃なんざ簡単に見切れる。

 

―――――本当に強くなったわ。

 

――――男子三日合わずは活目してみるべしというが・・・動きが良くなった。

 

「鋼兄の攻撃に比べたらあくびがでる。」

 

 そして、俺は二人の姉妹に手を当てる。

 

「へっ?」

 

 妄想全開にした俺の必殺技を見てみよ!!

 

『洋服破壊(ドレスブレイク)!!』

 

「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

 

 いや・・・綺麗何処ろだけあって眼福眼福。

 

 脳内に彼女達の裸体を保存しようとした時、横から強烈な一撃を受けて俺は吹っ飛ぶ。

 

「・・・変態。」

 

 殴ったのは・・・俺をさげすんだ目でみる小猫様です。

 

 みっ・・味方にダメージを与えてどうすんのよ!!しかも今の一撃、確実に前よりも上がっているよね!?

 

「・・・先輩はその分無駄にしぶとい。」

 

 そう言えばあの一週間、小猫ちゃんに何度もきついツッコミを受けていたな。

 

――――・・・無駄に打たれ強くなった。嘆かわしいことながら・・・。

 

――――ははは・・・煩悩も馬鹿にできないわ。尊敬もしたくもないけど。

 

 相棒共のコメントも結構辛辣だ。

 

「・・・鋼兄と別行動にして正解だったぜ。」

 

「ははは・・・そうだね。」

 

 ネロの言うとおりか。まあ・・・そうだよな。この必殺技は鋼兄には致命的だし。

 

 素っ裸にした連中を魔力弾とかで片付けて行く。

 

「卑猥すぎる。でも・・・これを一度指輪で再現してみても面白くはあるか。あとで原理を解明してみても・・・。」

 

 ハル。俺の必殺技を指輪で再現するのか?

 

 自分で言うのもなんだけど、こんな魔法を再現して何の意味があるの!?

 

「くだらない事と言っていないで・・・行く!!」

 

 小猫ちゃんの言葉で俺達は体育館へと向かう。

 

 俺達はライザ―の本陣へと切り込む役割がある。

 

 メンバーは俺、小猫ちゃん、ネロ、木場、そしてハルの五人だ。

 

 部長の守備には鋼兄とサイガ、朱乃さん、そしてアーシアがいる。

 

 そして、俺達は体育館の前に立つ。

 

 そこで立ち止まる。

 

「どうした?」

 

「多分・・・待ち伏せ。」

 

 アギトの力は本当に便利だ。体育館内に敵が多数いる事がわかる。

 

「へえ・・・だったら面白い魔法がある。一発かましてあげるよ。

 

 ハルがなんか恐ろしい笑みを浮かべているけど・・・何をするつもりだ。

 

 ある指輪を取り出し、それをドライバーに充てる前に皆に警告する。

 

「一応・・・鼻はふさいだほうがいいよ。これ・・・結構きついから。」

 

―――――スメル

 

 その言葉と共に体育館の中央に魔法陣が展開され、そこから煙が・・・って・・・。

 

「臭せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

 なんだこの煙の臭いは・・・臭すぎるぞ!!

 

『ぎゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

 

 体育館の中で待ち構えていた連中が悲鳴をあげている。うわ・・・あれを逃げ場のない密閉された空間内で使ったら・・。

 

「それもう一丁。」

 

――――スメル

 

「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁ!!」

 

「もう一回。」

 

「もっ・・もっやめてくれえええぇぇぇ!!」

 

――――スメル。

 

「アンコールに応えてもう一度。」

 

「誰もそんな事言っていないってええええぇぇ!!」

 

――――スメル

 

『ああっ・・・あああああああっ・・・・。』

 

 もういい・・もうやめてあげなよ!!

 

 内部でのたうちまわっている姿が見えるよ。うわ・・・倒れて、危険な痙攣をおこしている奴までいる。

 

「ふふふふ・・・傷はつけていないよ。ただ臭いだけだから。気絶しそうなくらいにね。」

 

 その悦に浸った笑み。すげえ朱乃さんに似ている。

 

 やっぱ姉弟じゃねえのか!?あの二人。

 

『・・・・・・・・・・・。』

 

 皆改めて思うよ。こいつはやっぱりドSだ。

 

「話にはきいていたけど、朱乃さんといい勝負。」

 

 小猫ちゃんも戦慄しているよ。

 

 そう言えば、ハルの野郎。朱乃さんも指輪の魔法が使える事が分かって幾つか指輪渡したんだよな?

 

 何だろう・・・嫌な予感しかしねえ!!

 

 Sな朱乃さんが恐ろしい事をしでかしそうだ。

 

「ついでにこの煙は可燃性だから・・・。火花を散らすだけで・・・。みんな伏せていて。」

 

 ソードガンを取り出し、内部に向けて三発だけ銃弾を放つ。そこで火花が散ったかと思うと・・・一気に引火。

 

『がああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?』

 

 大爆発が起きて、体育館が吹っ飛んだよ。

 

『・・・・・・。』

 

 もう・・・ツッコミ疲れたよ。

 

「よし・・・いこうか。」

 

 素晴らしい笑みを俺達に向けるハル。

 

 えげつない事をしてその笑みは止めてくれ。逆におそろしいから。

 

「なあ・・・絶対にハルを敵に回さない。そう俺は決めた。」

 

『右に同じ。』

 

 満場一致だった。

 

 こいつを敵に回したらどんな目にあるのかわかったもんじゃねえ。

 

「よくもやってくれたなお前ら・・・・。」

 

 あれ?体育館の中から声が聞こえてくる。

 

「あらら?思ったより打たれ強い。と言うかすごく怒っているけどどうしたの?」

 

 怒らない方がどうかしているぞ。あれは・・・。

 

「ふはははは・・・いきなりメモリを使ってしまう事になるとはな。大丈夫ですか?」

 

 仮面をつけた女性は無傷。その後ろで誰かを庇っていたようだ。

 

「はっ・・はい・・・。うっぷ。気持ち悪いですわ。」

 

 あららら・・・。なんかあの女の子が気の毒に思えてきた。

 

 駆けだしそのまま金髪ドリルの女の子の背中を察すてやる俺。

 

「はや?!」

 

 我ながら結構なスピードだったからな。

 

みんな驚いているが、それに構わずに背中をさすってやる。

 

「あっ・・ありがとうございます。うっ・・・まっ・・・まさかあんな手を使ってくるなんて予想もしなかった。気持ち悪い・・・。」

 

「先輩。その子一応敵。」

 

「ああ・・・それなら気にするな。彼女は戦闘には参加しない。ライザ―様の妹だから。」

 

・・いっ・・妹!?

 

「レイヴェル・フェニックスといいます。うっぷ・・・。」

 

 あの変態。実の妹まで眷族にしているのかよ。

 

―――――業が深い。イッセ―、お前のコレクションの中にあるあれを思い出したぞ。

 

―――――同じ妹がいる身としても・・ちょっとね。

 

 よく俺のコレクションを覚えているなドライクは。

 

 それとクレア。お前・・・妹がいたのか?

 

 初耳だぞ。

 

「うう・・・気持ち悪いですわ。」

 

 ハルの魔法が相当効いているな。真っ青な顔をしているよ。

 

 しかたねえな。

 

 召喚機を出現させて・・・。

 

―――――――――Recover Vent!!

 

 手から出てきた光輝く龍の血をレイヴェルちゃんに与えてやる。

 

「あっ・・あらら?気持ち悪さがなくなった?」

 

「大丈夫か?」

 

「えっ・・そっ・・その・・・はい。でも・・・いいのですか?」

 

「いいも何も一応俺のダチが迷惑かけたお詫びみたいなもんだ。お前は戦うわけじゃねえし。だろ?」

 

『・・・・・・・・。』

 

 その光景にあれ?敵味方共に固まっているよ。

 

「ふっ・・・ふはははは・・・これはすごい。これは大物になるぞ。」

 

 仮面の女の人が笑っているよ。

 

 なんか敵全体が毒気を抜かれたようになっているし。

 

「馬鹿なのは認める。」

 

「もう希少価値クラス。」

 

 小猫ちゃんとネロのコメントはほめているの?それともけなしているの?

 

「本当に・・・でもそこが君の魅力か。」

 

 木場も呆れながらも笑っているし。

 

「そのようだね。それとさすがに・・・すまなかったね。こちらからもお詫びくらいはしておこうか。現代魔法でようやく実現させた希少な治癒魔術なんだけど・・・。」

 

 ハルは指輪を当てる。

 

――――リフレッシュ。

 

 その音と共に敵から気持ち悪いと感情がなくなっていくのが感じられる。

 

「まだ解毒が限界。アーシアちゃんがどれだけすごいのかよく分かるよ。」

 

 あいつが敵に塩を送るなんてな。

 

「でもいい実験になった。」

 

 訂正。実験だったのかい。

 

 こいつ結構酷い奴だな!!

 

「・・・変な連中だ。だが・・・強いのは分かるぞ。」

 

 彼女は笑いながら・・・・ある物を取り出す。

 

 ってそれは・・・ガイアメモリ!?

 

――――ナックル

 

 それを左首筋にあるコネクターに挿入して・・・。

 

 その女性は変身する。

 

 白い体に両手足がトゲトゲのナックルが付いたド―パントに。

 

「我が名はイザベラ。勝負をお願いしよう。」

 

 ここでド―パントが出てくるか。

 

 俺にとって因縁のある・・・。

 

「だったら俺がでようか。」

 

「僕も・・かな?」

 

 そんな俺の前にネロと木場が立ちはだかった。

 

「いいだろう。先ほどの礼だ。二対一で勝負してやる。」

 

 イザベラは拳を鳴らす。

 

「お前達のあいては・・・。」

 

「私達だ。」

 

 おそらく戦車と僧兵に相当する連中なのだろう。その二人の手にもガイアメモリが・・・。

 

 その中身は・・・。

 

―――Tレックス。

 

――――トライセラトップス

 

 それをそれぞれ腕に付けられた生体コネクターに入れる。

 

 現れたのは巨大なTレックスの頭をした怪物と・・・トリケラトプスの頭を持った屈強な怪人だった。

 

「・・・・恐竜かよ・・・。」

 

因縁のあるド―パントとこんな形で戦う事になるとはな。

 

「僕たちの相手はどうやらこの二体のようだよ?」

 

「・・・骨が折れる。」

 

 小猫ちゃんが拳をポキポキならしてやる気を見せる。

 

「レイヴェルちゃんはここから離れるんだ。巻き添えを食うぞ。」

 

「へっ?でっ・・・ですが・・・。」

 

 俺の心配に戸惑う彼女。

 

「ガイアメモリの使用者は毒素にやられて暴走する。悪魔がどれだけ耐性を持っているのかわからないけど、見境がなくなる危険がある。」

 

 ガイアメモリの危険はまさにそこである。ドライバーがあれば話は別だけど。

 

「可愛い女の子にできれば怪我はしてほしくないし、怖い思いもさせたくねえ・・・。」

 

「で、ですが・・・。」

 

「まあ・・・それでも・・・」

 

 戸惑う彼女にあと一押ししておく。

 

「俺が怪我なんてさせねえ。安心しな。」

 

「////!?」

 

 精一杯の笑顔で言ったのだが・・・。

 

「・・・ぽ~////////。」

 

 あっ・・あれ?なんか呆けていませんか?

 

 風邪でも引いているのか顔も赤いし。

 

「いいから早く行けって。安全なところでみておけ。」

 

「はっ・・・・はい////あっ・・・あああ・・ありがとうございすちゅううぅぅ!!」

 

 まるで風のように速く去っていったな。

 

 あと噛んだぞ。

 

 まあ、あの様子なら大丈夫だろう。

 

 よしよし・・・みんな待っていてくれてありがとうよ。

 

 さて戦おうか!!

 

『・・・・・・。』

 

 ・・・・・・あっ、あれ?また敵味方共に固まっていますけど?

 

「・・・はあ・・・・・・この馬鹿が。」

 

 ネロはため息。何か頭痛そうに手で押さえてんぞ?

 

「まさかイッセ―君がここまでのたらしだったなんて。しかも鈍感とは罪深い。」

 

 木場。なんか失礼なこといっていないか?

 

「愉快すぎる。面白い物をみせてもらったぞ。本当に英雄になる器をもっているぞ!!」

 

 イザベラさんまで笑っている?

 

「・・・別の意味でも女の敵だったなんて・・・この女殺し。私も危ない。」

 

「・・・姉さんも何時毒牙にかかるのか心配になってきた。警戒はしておくか。」

 

 小猫ちゃん?別の意味で女の敵って何?なんで身の危険をかんじているの?

 

 それとハル?何を警戒しているの?姉さんって誰のことよ!?

 

――――――救いようがない。

 

――――――だから言ったでしょ。イッセ―はあの夢をかなえるだけの素質があるのよ。それをのばすように教育をしてみたんだけど・・・ここまで酷いレベルになるとは思ってもみなかった。

 

 何時の間に俺を教育したんだ!?クレア?

 

 モテたいと言っても何も言ってくれなかったのに、変なアドバイスばかりしかれなかったのに・・・。

 

――――少し教育を間違えたな。

 

――――いまから修正が必要なのは同意。エロ馬鹿でいままで女子達から見向きもされなかったから私も気付かなかった。ここまでのレベルに成長していたなんて不覚だわ。

 

 エロ馬鹿だけで学校中の女子から敵視されてはいますよ。

 

 モテ無い男で悪かったな!!

 

「おっ・・・おい。お前ら何をいってんだ?」

 

『はあ・・・。やれやれ』

 

 その言葉に敵味方共にそろってため息をつき、俺を指して言う。

 

『・・・・・・さあ、お前の罪を数えろ!!』

 

 しかも敵味方共に満場一致。

 

「なんで!?」

 

 訳が分からん!!

 

―――――――そろそろ鈍感さを直すための教育が必要じゃないのか?

 

――――――ふふふそのようね。多分これで三人目だし。ここから増えて行くわよ。正妻候補はいるし、何とかいまの内に体勢を整えないと。

 

 ドライク。俺って鈍感なのか!?

 

 クレア!!三人目ってなんだよ!!それが俺の罪の数だというのか!?

 

 それと・・・正妻って誰の事よ!!

 

 

 




 この話はイッセーとハル乃やりたい放題回です。

 二人とも敵に回したくないのが個人的な意見です。

 片方が何をしてくるのかわからない。

 もう片方は・・・地獄を見るのは確実だからです。
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