新たなB.O.W. ネオ   作:Kurokodai

7 / 9
平成最後の投稿です


合流

レオン「きっ君は?」

 

先ほど倒した化け物が起き上がったと思えば、突如の発砲音とともにまた倒れた。

と思えば、俺たちの横を一人の人物が通り過ぎ、あの化け物の頭に数発弾をぶち込んでいた。

それに応えたのか、化け物は完全に死んだ。

俺はその化け物にとどめを刺した人物に問う。

 

年齢からして、まだ10代前半。

黒髪に黒目、顔立ちからして恐らく日本人だろう……。

服装は、灰色の薄いコートに黒いズボン、首にはまだ冬ではないのに赤いマフラーを巻いている。

背中には、数多くの武器を詰め込んだリュックを背負っている。

そして腰についた不思議な形状をした赤いベルトが目に見えた。

 

 

 

 

千紘「初めまして。僕は千紘といいます。」

レオン「チッ…チヒロ?」

千紘「はい。警察署に避難せよという放送があったので、ここまで来ました」

クレア「君一人で?」

千紘「はいそうです。お二人は?」

 

レオン「あぁすまない、俺はレオン……よろしく」

クレア「私はクレアよ。よろしくね」

千紘「はい、よろしくお願いします」

 

まぁ、バイオしている人なら知っているけど、あまり口にしないでおこう。

さて、まずは二人の目的をお手伝いしないとな

 

千紘「お二人は今何をしていらっしゃるのでしょうか?」

レオン「実は、俺たちは小さな女の子……シェリーを探しているんだ」

クレア「あの子を一人にしていたら、危険だわ。チヒロ、あなたも探して欲しいわ」

千紘「わかりました。僕もお二人に同行します。」

 

という訳で、ここからはレオン達と同行することになった。

や っ た ね チ ヒ ロ ち ゃ ん 仲 間(・ ・) が 増 え た よ

 

閲覧者<おいバカやめろ!

 

 

取り敢えず俺達はシェリーを探すために何もない(・・・・)剥製処理所から出て地下駐車場にやってきた。

もちろんどこからでもゴミどもが出てきても大丈夫の様に警戒しながら

 

レオン「シェリー!どこだ?」

クレア「シェリー!いたら返事して!」

千紘「出てきたらお兄さんの金の玉をあげるよ!」

 

えっ?俺のセリフがなんか変って?

フフフフフッ……

 

 

 

 

某キチガイアニメの魔王風「気にするな!」

 

とここで、ゴミどものご登場。

俺の金の玉欲しさに現れたのかな。

こいつら、もしかして┌(┌ ^o^)┐か?

 

レオン「悪いが あんたらに用はない」

千紘「駆逐してやる!」

 

まぁ、そんな金の玉を欲しがる悪い奴らにはレオンと共にお仕置き(殺害)してやったぜ。

月に変わってな。

 

さて再び相殺を始めたその時、奥から銃声が聞こえた。

さらに右奥からゾンビと同じくウィルスに感染して化け物に成り果てたゾンビ犬『ケルベロス』たちが現れるが、俺たちを無視して左奥の方に突っ込んでいった。

見るとそこには、真紅のワンピースとレギンス、ハイヒールを身につけた女性がケルベロスを狙撃していた。

彼女が放った弾は、すべてケルベロスに当たった。

 

そんな中、新たな二匹のケルベロスが女性に迫っていた。 

女性はそのことに気づいていない。 

すぐさまレオンと俺はその二体に向かって発砲した。

その二体は、たまに命中しそのまま倒れた。

 

レオン「大丈夫か?」

?「そうね ありがとう。弾が節約できたわ」

 

レオンはその女性に近づいた。

そんな中俺はこの人物を見て……

 

千紘(やっぱり、この人はH.C.F.のスパイ、エイダだ)

 

そう、今目の前にいるのはバイオハザードシリーズでもメインキャラの一人にしてアンブレラのライバル企業『H.C.F.』のスパイ、エイダ・ウォンであった。

そしてレオンとのいろんな意味での因縁(?)相手でもある。

 

……しかし実際に見てみると、すごい美人だな…

 

レオン「レオンとクレア、そしてチヒロだ。君は」

エイダ「エイダ・ウォン あなた、ここの警官でしょ?ベン・ベルトリッチって知らない?」

レオン「悪いが赴任したばかりでね」

 

千紘(俺は知ってるよ。ベンはあのブライアン署長(キチガイ)の悪事を暴こうとして捕まってしまった。そしてそのまま……)

 

クレア「ここで何を?」

エイダ「ベンが情報を持ってるの」

レオン「なんの情報だ?」

エイダ「それを聞き出さないと」

 

そう言うと、エイダはそのまま歩き始めた。

 

レオン「おい!」

クレア「なんなの?あの女?」

 

すぐさま俺たちはエイダを止めた。

 

レオン「待つんだ」

 

すると、エイダはレオンに……いやレオンの後ろに向かって銃を向けた。

俺も一応B.O.W.だからその気配をすぐに感じた。

 

エイダ「後ろよ!」

 

集まってきたゾンビどもを四人の銃撃により、すぐさま鎮圧させることにできた。

エイダはそれを確認すると、まるで逃げるかのように離れだした。

 

クレア「ちょっと!」

レオン「待ってくれ」

エイダ「まだ何か?」

レオン「事情は知らないが生き残り同士協力するべきだ」

 

すると、俺は再び気配を感じた。

二つの気配で一つは生存者の気配。

そしてもう一つはバケモノの気配。

それはゾンビとも雑魚のB.O.W.とも違うとてもやばい気配だった。

それはすぐさまその気配を感じた方へと視線を向けた。

 

レオン「?チヒロ、どうしたんだ?」

千紘「しっ!向こうに何かいる!壁によって!」

クレア「何かいるのチヒロ!?」

千紘「いいから早く!」

 

俺はすぐさま他の3人に壁の方に寄せさせた。

すると、通路の奥から男の悲鳴が聞こえた。

 

?「やめろ!来るな!」

 

エイダ「ベン!?」

 

原作だと、ここは留置所。

つまりベンを閉じ込めている場所であった。

ストーリーによってベンの結末は異なっていた。

原作だと、普通に死ぬ前に対面できていた。

この流れからして……

 

ベン「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

その悲鳴がした後、ベンの声はしなくなった。

おそらく死んだと思う。

……あの化け物に

 

千紘「皆んな!音を立てるな!」

 

俺はすぐにレオンたちに小声で言った。

そして化け物の気配が近づいてきた。

 

クレア「何 あれ!?」

 

そこに現れたのは、右肩から腕までが異常に腫れ上がりその方には巨大な目玉がついた怪物だった。

あれは、とあるウィルスによって怪物となったとある人物。

その怪物はこちらに気づくことなく、横にあるドアに入り、消えていった。

 

千紘「……もう大丈夫。あいつは奥に行ったようだ」

クレア「化け物になった署長に似てたわ」

レオン「どうだろうな」

 

クレアは何か知っているであろうエイダに質問をした。

 

クレア「あなたは?何か知ってる?」

エイダ「まさか 初めて見たわ」

千紘「とにかくさっきの悲鳴の人物を確認してみないと」

 

すぐに通路の奥にある留置所の一室に向かった。

そこにあったのは血は周りに飛び散り、内臓が外に出ている男性の遺体。

 

クレア「むごい」

レオン「さっきの悲鳴は彼のものか」

 

エイダ「見て。壁に文字が…」

 

エイダの言葉に反応し、壁の方を見るとそこにあったのは、警察とアンブレラの癒着記録だった。

内容によると、警察署の地下にある下水道からアンブレラの地下研究所まで繋がっているとの事だった。

よし!原作通り二人は脱出のためにアンブレラの地下研究所に行くことになった。

俺も脱出と自身の記録の入手が目的だからこれは必須だ。

下水の臭いに耐えればいいが…(汗)

 

レオン「脱出に使えるかもしれない……あれ?エイダは?」

クレア「エイダ?今までここにいたのに…」

レオン「どこへ?」

 

俺たちはエイダを探しながら元のルートに戻る。

すると、他の留置所の部屋にあった死体が消えていた。

 

千紘「レオン!気をつけて!おそらくあの死体は化け物になっているはずだ!」

レオン「わかった」

 

すると曲がり角で案の定ゾンビが待ち伏せしていた。

しかもオマケとして、奥からゾンビから変異した化け物、外見は脳が丸出しで腕や足に巨大な爪があり、それで壁や天井を這いずる化け物『リッカー』が迫ってきていた。

 

レオン「どうやらオマケも付いているようだな!」

千紘「あまり嬉しくないけど!」

 

俺たちはすぐさまハンドガンでゾンビとリッカーを駆逐していく。

すると、先ほどの化け物が入っていった扉が開いていた。

そこへ入ろうとすると、駐車場の方から新たなゾンビが現れた。

 

レオン「急いで入れ!」

 

レオンの言葉の言う通りに入り、一箇所に来るゾンビを一体ずつ倒していく。

最後の一体を倒したところで、再び探索を開始する。

すると、一つのマンホールが開いていた。

それは下水道へと通じる入り口だった。

 

クレア「ここが下水道の入り口?」

千紘「もしかしたらエイダもこの中に入ったかもしれない」

レオン「よし、行こう」

 

そう言い、レオンが足を動き出したその時。

 

クレア「待ってレオン。なぜ彼女は一人で行ったの?彼女、何か変よ」

 

どうやらクレアはエイダに対して不信感を抱いているようだ。

一応俺もここで少し言ってみようか。

 

千紘「確かに。生存者にしては格好が一般人とは思えない。武装的なものがついていたし、まるでスパイのような格好だった」

クレア「やっぱりチヒロもそう思ったの?」

千紘「はい」

 

まぁ、俺はエイダの正体は知っているけどここで正体を言えば設定が大きく狂ってしまう。

 

レオン「脱出したいだけだ。守ってあげよう」

 

……レオンの残念なイケメンな場面がここで現れた。

 

クレア「男って単純ね。いいとこ見せたいのね」

レオン「女って奴は…」

 

 

千紘「レオンさん……流石のこれはクレアさんに同情しますよ」

クレア「同じ男である千紘に言われるなんてカッコ悪いわね」

レオン「チヒロ……クレアに同情しないでくれ」

 

そんなやり取りしながら下水道へと向かっていった。

 

 

 

 

 

……この先に待ち構えている恐怖を知らずに……(俺は知っているけど)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。