あれから色々あり・・・
《個性把握テスト!?》
「入学式は?ガイダンスは?」
「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよー」
入学案内に入学式って書いてた気がするんだが
「雄英は自由な校風が売り文句、そしてそれは先生方もまた然り」
先生は行事もばっくれていいのかね
「お前たちも中学の頃からやってるだろ?個性使用禁止の体力テスト国は未だ画一的な記録をとって平均を作り続けている。合理的じゃない。まぁ文部科学省の怠慢だな。えーと、じゃあ爆豪」
こっちを見てきたから手を振っておいた
「おう」
「中学の時、ソフトボール投げ何メートルだった?」
「67m」
「じゃあ個性を使ってやってみろ」
「円から出なきゃ何してもいい、はよ、思いっきりな」
「んじゃまぁ・・・死ねぇ!!!」
「まず自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
「「「うぉぉーー」」」
「705mってマジかよ」
「何これ面白そう!」
あ、言った
「個性思いっきり使えんだ!さっすがヒーロー科!」
セロテープ、追い討ちか?
「面白そう、か」
「ヒーローになるための三年間そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」
うわー黒笑ってこういうのなんだろーな
「よし、8種目トータル成績最下位のものは見込みなしと判断し、除籍処分としよう」
「「「はぁーーー!?」」」
「生徒の如何は俺たちの自由、ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」
「最下位除籍って、入学初日ですよ、いや初日じゃなくても理不尽すぎる」
「自然災害、大事故。そして身勝手なヴィラン達いつどこから来るかわからない厄災。日本は理不尽にまみれているそういうピンチを覆して行くのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったならお生憎、これから三年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。さらに向こうへplus ultraさ。全力で乗り越えてこい」
「さて、デモンストレーションは終わりこっからが本番だ」
「相澤センセー1ついいですかー?」
みんなが静まり返ってる中一人話を聞いてなかったような軽さで質問する声がした。
「なんだ、神崎」
「いやー、確認なんですけど
試験前から測定不能がでることがわかっているかのような口ぶりで彼は言った。
「測定不能は満点にする。他ないか」
「大丈夫でーす」
「じゃあ始めよう」
ー第1種目、50m走
「いやー、みんな早いなー」
神崎はそう言った。最も彼からすれば、というのは置いておこう。
「あんた、あの状況でよくあんなこと言えたね」
後ろから聞こえた声は聞き覚えのある声だった。
「耳郎ちゃんか、別に疑問点があったから聞いただけだよ」
「あっそ、そろそろうちの番だ」
「行ってらっしゃい、頑張れよ」
「おう」
「意外と待ち時間長いな」
試験開始前に相澤先生に21人目にしてくれと言ったため順番が最後なのだ
「神崎、次お前だ」
そういうとクラスのほとんどがこちらを見て来た。よほど気になるのだろう
「はーい」
彼はスタートラインに立ったクラウチングスタート用の器具に足はつけない。ただの棒立ち
「位置について」3
無機質な機械音が聞こえる。彼は息を吐き目を閉じる
「よーい」2
またも無機質な機械音が聞こえる。彼は息を吸い目を開く
「ドn「シフト」」1
機械が言い終わる前に彼はある言葉を口にした。
「ピコ」0
先ほど聞こえたのとは違う位置から音がした
「0秒15」
「ちょっとずれたかー」
『いま何したあいつ!!』
「クソ、足の速さなら一番だと思ったのだが」
「いや、足使ってたかあれ?」
「さて、次行こう」
周りの様子には興味がないのか次の種目へと行く
結果ー0秒15
ー第2種目、握力測定
「今度は待たなくていいのか、ラッキー」
そういった彼は握力計を握った
「えい!」
軽い掛け声の後に聞こえたのは
「ゴキャ、ゴト。」
「あ、壊れた。相澤先生壊れたー」
「ゴリラ超えがいた」
「・・・」
「測定不能」
結果ー測定不能
ー第3種目、立ち幅跳び
「〈フライ〉」
「それどこまでいける?」
「日本一周して飽きたからそこから数えてないですね」
「一周したのか」
「測定不能」
「またでた!!」
結果ー測定不能
ー第4種目、反復横跳び
「じゃあ〈タイムアクセラレーター〉」
「360回かー、まぁいっか!」
「おいらの得意種目だったのに」
「一体なんの個性なんだ?飛んだり早くなったり」
「足見えなかった」
結果ー360回
第5種目、ソフトボール投げ
いやー、やっときた。緑谷くんの勇姿見させてもらうよ!
「46m」
「なんで、いま確かに使おうって」
「消した」
「そうか、思い出した!抹消ヒーローイレイザーヘッド!」
うーん教室で言ったのは気づかなかったのかな?
「ボール投げは2回だ早く投げろよ」
さぁー来た!じゃあヒントだそうかなー
「緑谷くん、大丈夫だよ!」
サムズアップすればわかってくれるだろ
「そうか!」
来た
「スマーーーッシュ!!」
おー、やばい泣きそう
「先生まだ動けます」
うぉーーーー!!!!、いいねー最高!
「でも」
「訳を言え!デク!!てめぇー!!!」
「はいストップ」
離れた位置から後ろに近づいて関節決めて地面に倒す。勿論、掌には触れないように
「なんだテメー!!」
「喚くな、うるさい。相澤先生ドライアイなんだから」
「そこまで知ってんのかよ」
『すごい個性なのにもったいない!!』
「できる限り調べたので」
「いつまで俺の上に乗ってる気だ、てめぇー!!」
「降りてやれ、あとはやる、あと次お前が投げろ」
「了解、じゃねー」
そう言って円の中に入る、後ろからの視線が痛い
「まぁ、やり方ならいくらでもあるんだけど、すいません確認いいですか?」
「手短にな」
「ここから何km先まで校舎ですか?」
「この位置だと10kmくらいだな」
「わかりました、じゃあまず」
そう言って彼は振りかぶる
「よい、しょ!!!」
相澤先生のスマホに出たのは
「9999m」
「よし」
「2投目早くやれ」
相澤先生は特に気にした様子でもないが周りの生徒たちは
「9999m!?狙って出したのか」
「たまたまだろ」
「でもいま、よしって言ってたよ」
と騒いでいた方や神崎はと言うと
「相澤先生やりますよ」
「早くしろ」
「では」
彼は手を伸ばした。およそ物を飛ばす時のフォームではない
「これでどうでしょう」
彼の手は消えていた。否、暗い空間に飲み込まれていた
「測定不能、か」
「何をしたんだ彼は」
「どんな個性なのか想像ががつかないわ」
「測定不能3個目か」
「じゃあボール返しますねー」
結果ー測定不能
6・7・8種目ー長座体前屈、上体起こし、持久走(結果のみ)
左から
結果ー70cm、「普通だ」
結果ー120回、「障子と切島大丈夫か?」
結果ー3分00秒、「あいつ一番外走ってたよな」
「では、結果を出すぞ。ちなみに除籍はウソな。君らの最大限をを引きだす合理的虚偽」
『はーーーー!!』
1位神崎 紫焔
2位八百万 百
3位轟 焦凍
4位爆豪 勝己
18位耳郎 響香
21位緑谷 出久
「少し考えればわかることですわ」
「そうでもないよ」
「どういうことですの?」
「見込みなしと判断されれば誰でも退学になってた」
「ありえませんわ」
「なら他の教師に聞いてみるといい、以前ひとクラス丸々退学処分にしてるんだから」
彼のその一言はその場にいたクラスメイトを驚愕させるには十分過ぎた。
まさかのテスト書いただけでいつもより文字数多いという。