不燃性物質 作:不燃性物質
ダンジョンに通じる塔バベル。装備屋とか薬屋とかいろんな店が合って、魔石とかを買い取る鑑定所もある、でもいつも混んでいるので街の方にあるギルドでに行った方が良いらしい。
確かに、遠目に見るだけでもひとつの列あたり十数人。1人2〜3分かかっているので30分以上待たなければいけないこともあるだろう。街に家がある俺はギルドでやる方が効率的だな。
そう言えば、ヘスティア様にクラネル君とパーティを組んでみてはどうか、と言われた。でもクラネル君は冒険者歴1週間強、もうじきヴァレンシュタインさんに助けられてスキルが発動、そしてそのままトントン拍子に上がっていくんだから、足手まといになるだけだろう。
とにかく金策だ、初期装備だと心許ないし、治安も良くないこの世界だとステータスも上げなければならない。
1階層
出てくる敵は、ゴブリンとコボルト。誤差の範囲だけども、力のゴブリン技のコボルト的な?そんな感じらしい。人型の生物を殺したことは無いけど、血は出ないみたいだし、自分の精神力は信頼してるから多分大丈夫だろう。
『グァァァァ! 』
1匹だけのコボルトだ、とりあえず練習台になってもらおう。
「コキュートス」
自分を中心に、辺りが凍っていく。それはコボルトの足元にまで広がり、消えた。
・・・、コボルトが一歩も動かない、まぁ、Lv1冒険者でいうと、Lvが0になったようなものだからな、敏捷の数値が小数になっているんだと思う。腕がほんの少しずつズレてるから、0では無い
しばらく待ってみると、大体30秒程で動き始めた。対価もなしにこの効果、中々チートと言えるんじゃないだろうか?優遇転生だしな。割と楽な人生を遅れそうだ。
切りかかって来たコボルトの腕を切り飛ばし、首を刎ねる。即座にコボルトの身体は消え去り、魔石が残る。・・・やっぱり、なんの感慨も無いな、殺すことについては大丈夫みたいだ。
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「3000ヴァリス、か」
1日潜り得た収入、それに初めての冒険という事も考えれば中々だろう。砥石が500ヴァリスで売っていて購入。食費は、自分が耐えられる最低限のひと品200程だった、朝昼晩の分で500を超えるくらいか。ヘスティア様の食費も負担しなければならない、まぁ、神様にしては舌が貧しいので400ヴァリスもあればいいだろ、クラネル君と折半で200程。残金が余裕を持って考えると1500ヴァリス。
長剣と革鎧の借金が8000ヴァリス。
1週間やそこら、潜ればいいのか。変な怪我さえしなければ、余裕だな。
ああ、そう言えば衣類も買わなければいけない。中古の服3枚で800ヴァリスだったな・・・。
どんな世界でも、生きるのは楽じゃない。