不燃性物質 作:不燃性物質
「はぁ、新しい武器ですか」
別に俺は「強く・・・なりたいです」とか言ってないから貰わなくていいんだけどなぁ。それに、みんなにたようなの持ってたらクラネル君の唯一感無くなるじゃん?貰った長剣を見てみると、薄い青色で俺好みの色だ。装飾はシンプルで鍔になんかの模様が入ってるだけ。
「スガノ君には先に謝って置かないといけないことがある」
「はい?」
「その武器は、正直ベルくん程の武器じゃない。ヘファイストスがあんな武器はもう打ちたくないと言って、同じ効果の物は作ってくれなかったんだ・・・」
あー、そう言えば、そんな事言ってたな。作り手を残して勝手に強くなる武器なんて邪道よ、だったか。あ、使い手だっけ。
「まぁ、元々そんなに欲しかったわけじゃないんで、いいですよ。ちなみにこれ、幾らくらいだったんですかね・・・?」
「1億とんで500万ヴァリスだ」
おおぅ、それはまた・・・クラネル君が欲しがってた短剣が1000万とかだった筈だから、これもなにか特殊な物なのか・・・
それにしても、ヘスティア様これで3億500万ヴァリスだろ?借金。正直想像もつかないけど俺らの人生の中で返せるのかなって思う。
「スガノ君、心配しなくてもボクが払うよ、これは僕の借金だ」
そうは言われましても・・・まぁ、隙を見て直接ヘファイストス様に渡したりすればいいか。
神様が言うに、この剣の効果は
・
・魔力を消費して切れ味上昇
・魔力を消費して不可視の刃を飛ばす、飛距離は消費量依存
の3種類。試してみると、切れ味上昇は殆ど実感がない。元の長剣と打ち合わせて見てもどちらも欠けもしない。まぁ、まだレベル1のステータスだしね。
不可視の刃は、普通に使って50センチとか?まぁ、対人戦なら意表を付けそう。多分相手死ぬけど。
「これでも自分見たいな駆け出しが持つには強過ぎるくらいの剣ですよ。ありがとうございます」
これなら、無制限に剣自体が強くなるとは言えないから、ギリギリヘファイストス様の中でOKが出たんだろう。それにしてもヘスティア様のdogezaが無かったら作ってはもらえなかったような代物だ。流石にこれの借金返済をヘスティア様に押し付けることは出来ない。
「そう言えば、もう身体は大丈夫なんですか?」
「いや、正直言うとまだ辛いね、悪いけどもう一眠りさせてもらうよ。ふぁぁ・・・スガノ君も、あんまり無理はするんじゃないぞ?」
「あ、はい」
その後めちゃくちゃダンジョンに潜った