東方心神領域   作:aetos

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今回は剣Sideとその後に昴流Sideです。

最初の文章は訳分からんってなる方がいると思いますので、飛ばしても余り支障はないです。

※やっぱり話分からない方が多いと思いますので、あとがきに現在の主人公のステータス成るものを書いておきます。



第3話 新たな力

剣side...

 

 

 

我はかの故人の刀なり・・・

 

ー我の刃に切り裂けぬ物などあるまい。

ー我の刃に傷を付ける物などあるまい。

ー我の輝く刃に見入ぬ者などあるまい。

ー我を扱う者は世の理を外れた者なり。

 

ーー我を扱う者、数多の時を超える定めを負ふ。

 

ーーー我は永遠神剣転位『気骨《きこつ》』なり・・・・・・

 

 

 

我は担い手に此方ーハイ・ぺリアへ連れてこられ、その後、家宝として遣われた。

我はマナが無くとも担い手ならば何かを消耗する事で我を使用出来る。

我は常軌を脱した永遠神剣・・・、故に我の位は存在しない。

それ故に我の担い手がエターナルに成りたければ成れるが、無論我の担い手もマナが無くとも何かを消費し神剣魔法を放つ事が出来、傷も癒せる。

それは理想幹の管理者をも恐れる程である。

だが・・・、前ならそうであろう。

現在は違う、・・・我の担い手が居ないのだ。

然う言えば我の担い手であった者の先祖が居ったな。

いやはや、此処がそうであったな。

しかし如何した物か・・・、我から視れば長くないが人間から視ると長い時が立っている筈だ。

 

如何なる物にも縛られない我ならば彼奴の処へ往ける筈だ。

では、往こうではないか・・・、『嘗ての担い手の末裔』の許へ。

 

 

 

 

 

剣Side...END

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昴流Side...

 

 

 

あの復体との戦闘から数日、俺はあることに迷っている。

俺の戦闘の中で何か足りない物がある。

それは・・・、火力である。

 

「ん~。何かこう、一撃必殺とかの切り札が欲しいよな。」

 

博霊神社から出発し、人里への道無き道を進む間、このことに悩みながらゆったりと歩んでいる。

能力を使い、知識を付けるがこれと言ったような物が見つからない。

そして悩み始め一刻程経っただろうか。

前方はもう森など無く、ひとまず森を抜けたという所だ。

何となく後ろを振り返る。

当然のようにもう博霊神社は視えない。

 

だが、ふと視線を上げると何か輝く物が俺の下に落ちてくる。

 

「えっ?・・・ってあぶな?!」

 

咄嗟にバックステップし落ちてきた物を避けるが、爆音の後、体が3m程飛ばされる。

砂煙が立ち上り、視界がかなり悪い。

 

砂煙が晴れ、視界が見える様になったので立った後に落ちてきた物を観察する。

布に包まっている棒状の物が地面に向かって垂直に刺さっている。

 

「何だ?これは・・・。」

 

近づいて抜くか抜かないか迷う。

が、悩んでいても仕方が無いので上部を両手で掴み、力を入れる。

すると、それが地面から抜ける。

そして巻かれている布を広げると、そこには一振りの日本刀があった。

そこで気付き、広げた布を見るとそれは親に貰ったあの刀の袋である。

と、言うことはこの日本刀は実家で古くから家宝としてきた物だということだ。

なら何故こんな所に?という疑問が湧くが、

 

(我は永遠神剣転位『気骨』なり。我が担い手の末裔よ、この刀を持ち契約するのだ。)

 

という言葉が頭に響く。

そこであるゲームを思い出す。・・・『永遠神剣』だ。

というか実際にあったんだ、これ。

いや、それ以前に何故俺ん家の家宝に?

 

(その疑問に答えようではないか。我は先程も言ったようにお前の先祖に武術を学ぶ寺小屋の様な物を造った者が居ろう。我はそやつの永遠神剣だ。)

 

そう言うことか、分かったぞ。

で、ここからが本当に疑問なんだがマナが無いのに何故今まで大丈夫だったんだ?

 

(そのことか、よいであろう。我は普通の神剣では無い。我はマナを必要としないのだ。その代りに代償を払わなければならぬがな。)

 

じゃあ次で最後だ。

お前と契約したら俺ってエターナルに成るのか?

 

(成るかどうかは自身で決めるがよい。我はマナなど要らぬから体を乗っ取ることも無いだろう。それとエターナルに成ろうとお前はマナなどは要らぬぞ、神剣魔法などは先程言った様に代償を払わなければならないがな。それに我は普通ではないからな、お前の存在が消されることはない。後は普通のと変わらぬ。)

 

おし、分かった。

普通って言うと、死ににくいってのと不老か。

不老不死と似たようなもんか。

じゃあどうすれば良い?

 

(力を求めよ。)

 

ん?そんなので良いのか。

じゃあ遠慮無く。

 

永遠神剣転位『気骨』!俺に力をくれ!!

 

(よかろう。鷹宮 昴流を我の担い手と認よう。)

 

これで良いのか?あっさりと契約完了したな。

んで、『気骨』、お前の能力は?

 

(我は世界想像は出来ぬが転移するだけなら出来る。どんな次元でも行けるが。後は、我を持っているとあらゆる物に対して普通の神剣より耐久力が増すであろう。次で最後だが、我に干渉できぬ物など無い、と言っておこうか。)

 

流石に上位神剣は強いな。

 

(それと先に言っておくが、我の能力は全てお前の手中だ。代償が払えるなら好きに使うがいい。)

 

なぁ、今思ったんだが俺の能力でその代償ってのを無くしちゃいけないのか?

 

(特に困ることはない。我は振るわれることだけに存在しているのだからな。)

 

じゃあ能力を使いこの神剣に代償不要の効果を付ける。

よし、出来たぞ。それに能力使っている内に特に意識しずに使えるようになったしな。

『気骨』、試しにやって良いか?

 

(ああ、やるがいい。神剣魔法ならほぼ全て使用可能だ。)

 

じゃあやるか。荒地に向かい神剣魔法を唱える。

 

「赤きマナよ、炎となりて敵を撃て、『ファイアボール』!」

 

すると、赤い円陣から前方へ炎の槍が束になり、地面に激突し、砂煙が高く舞い上がる。

砂煙が晴れるとそこには深さ40cm程のクレーターが出来ていた。

 

「おお、これは凄いな。・・・まぁでも弾幕には使えそうに無いな。」

 

威力が強く、加減が難しいのでスペルカードバトルには使えないだろう。

もし使ったら、紫に怒られそうだし。

実際使えるのはこの日本刀だけか。

その刀を見つめる。

そして、中段に構える。

 

「刀か。久しぶりだな、この感じ。」

 

そうして十分に懐かしさに浸った後、刀を鞘に納める。

で、最初のに戻るんだが、んー、決定打か。

この神剣を使うのも良いんだが、他に無いものか。

そこで、ふと思い出す。

ただし、付けられるのは異能(デュナミス)しか出来そうに無いのだがやってみる。

霊力の残量を考えると後二つか、・・・いや、十分だ。

一つ目は炎を操る能力。

二つ目は音を操る能力。

を自身に付ける。

これで良いか。ふう、疲れたぜ。

俺の能力に合わせれば何とか切り札みたいなのが出来そうだな。

けど、考えるのはまたでいいか。

 

『気骨』、俺を紫の所へ転移してくれ。

 

(よかろう。では、・・・『転移』!)

 

すると、体が光り出す。・・・そうか、エーテルジャンプの様な物か。

そして、すぐに視界が真っ白になり、視界が戻ってきたと思ってきたら、そこは紫の屋敷の前だった。これは本当に便利だな。

 

「うわぁっ」

「・・・ん?」

 

後ろで誰かの短い悲鳴の後、トスッという音が聞こえた。

なので後ろに振り向くとそこには藍がいた。

何やら青褪めた顔で尻餅着いて、何かワタワタとしている。

 

「どした?」

「き、貴様!今何処から来た?!」

「ん?・・・転移してきた。まぁ、紫のスキマ移動みたいな感じだな。」

「いや、兎に角落ち着こう。ふぅー。さっき貴様から転移したっていう幻聴が聞こえたのだが。あっ、若しかして紫様に続き私までもが老化が進んでいるのか?!」

 

勝手に話を進め、崩れ落ちる藍。

こっちからしたら、何こいつ、でスルーするだけだが、こいつがいないと進みそうに無いので

 

「兎に角、紫と話したいことがあるから家の中に入らせてくれ。」

「むっ、まぁいいだろう、他でもない貴様だからな。それでは入れ。」

 

了承を貰ったので屋敷の中に入る。

廊下を進み、3個目の障子の前に止まる。

 

「藍、紫はここで良いのか?」

 

と後ろに付いて来た藍に聞く。

 

「そうだ。」

 

と短い答えを聞き、障子を開ける。

 

「紫ー、話しに来たぞー。」

「ああ、昴流。どうしたの?」

 

そこで、紫に言いに来た事を思い返す。

あの復体はまだ懲りてないのか、前よりかは被害が少なくなったがまだ完全に収まった訳では無い。

だって、まだ妖精の興奮が収まってないし、・・・異変が解決してないからだろう。

だから、俺はもう復体をこれ以上自由に泳がせて置く訳にはいかないと思い、俺がこの異変を解決するという旨を言いに来たのだ。

 

紫に一通りの説明をし、俺が異変解決をすると言うと、

 

「そうね、前の状況を考えるに貴方が行くのが一番正しいわね。それに、さっきの話を聞く限り、前より強くなってるんだから負ける道理は無さそうね。良いわよ、解決に行っても。」

「よし、じゃあ早速今から・・・」

「ただし!・・・条件があるわ。必ず勝ってくること、それに、道中で満身創痍なんじゃ話に成らないわよ、良い?」

「分かった、十分に心得ておく。」

「後、行くのは明日にしなさい。貴方、疲れているでしょう?」

「うっ、そうだな。そうする。」

 

という事で、俺は異変解決に向かう事になる。

大丈夫かな?と思ったが、

 

(お前の力ならば必ず成し遂げれよう)

 

という神剣から賞賛の言葉を貰い幾分気が楽になった。

やっぱり持つべきものは相棒だな、と思いながら眠りにつくのだった・・・。




それでは早速主人公の現状
 主人公単体(エターナルになりました)
・能力「あらゆる物を付く・付けることが出来る程度の能力」
火・光・条件とか付けれる。この能力はどんなものでも対象に出来る。
・死ににくく、自然治癒能力が高い
・身体能力や精神力が上位妖怪並に上がっている
・炎と音が操れる
 剣所持中(離れていても念じれば転移してくる)
・身体能力や精神力が最上位妖怪以上に上がっている
・自分が知ってる場所への転移(他次元も可能)
・干渉できない物はないらしい
だいたいこんな感じです。
分からない所があればコメントよろしくお願いします。

タグが増えてきているけど、多分大丈夫か・・・。
最後の方の炎と音の能力は『幻創のイデア』からです。

次回からは異変解決に向かいます。
それでは、今後もこの作品をよろしくお願いします。
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