夢を目指す少女達と神童と謳われた少年   作:レムりん

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どうも筆者のレムりんです
今回投稿遅くなってすみません、リアルが結構忙しくて…
あ、あと皆さん評価&感想誠にありがとうございます
私の励みになりますので今後ともよろしくお願いします
今回の話は特別編ということでリクエストを頂いたのを元に書きました
それではどうぞ




特別編
特別編 生死をかけた鬼ごっこ!?光を消した少女達


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タッタッタッ…

 

「はぁ…はぁ、くそ…どうなってるんだよ」

 

俺はいま夜の街を走っている、何故かって?

 

「響也?早くつかまった方が身のためだよー?」

 

「いや捕まる方が怖いわ!」

 

後ろから追いかけられてるからだよ

後ろにはとりあえずリサしかいないけど5バンドのメンバー全員がおれを捕まえようと躍起になっている

どうしてこんなことになったかって?

それはだな…

 

 

 

「あちぃ…喉乾いた」

 

俺は夏の炎天下の中Roseliaの練習を見に向かっていた

本来ならこんな暑い日に出たくはないもんだが

 

「あれ?響也先輩じゃないですか?どうしてここに?」

 

「香澄か、俺はRoseliaの練習見にいくんだよ」

 

「なるほど、私たちもいまから練習なんですよね」

 

「ほう?まあ頑張れよ?」

 

俺は歩きだそうとする

 

「え?先輩見てくれないんですか私たちの練習」

 

「Roseliaの練習見るって言ってるじゃん」

 

「えー!いいじゃないですかー」

 

「あれ?香澄ちゃんと響也くん?そんなとこで何してるの?」

 

「あ!彩先輩、聞いてくださいよ~」

 

彩が香澄に近寄って何か話している

 

「…って、ことなんですよ別にいいと思いません?」

 

「そうだねーでも1つあるとすれば」

 

彩はこっちを見つめてくると

 

「響也くんは今日は私たちの練習みるからそれは無理かな」

 

「な!?そんな約束しとらんぞ?」

 

「だって今言ったんだもん」

 

「ちょっと待ってくださいよ彩先輩!私たちが先に誘ったんですよ?」

 

「だからー香澄も、今日はRoseliaの練習をだな」

 

「あれ?香澄に彩さんじゃん?なにしてんの?」「あれ?香澄に彩じゃない!何してるのかしら?」

 

そこに現れたのは蘭とこころの二人であった

 

「蘭とこころじゃねえか?お前らこそどうしたんだ?」

 

「あたしは自分らの練習、途中でこころと会って一緒に来たんだけど」

 

「あたしのところもそうよ?」

 

「珍しいなみんなのバンドが全部練習なんて」

 

「確かにそうね、あ!そうだ響也」

 

こころがなにか思いついたように話す

 

「いまからあたし達の練習見にこない?

ちょっと教えて欲しいことがあって」

 

「ちょっとこころ、今あたしが誘おうとしたのに」

 

「お前らもかよだから俺はRoseliaの練習を「響也さん」」

 

その声に振り向くと入口に紗夜が立っていた

 

「遅いから迎えに来てみればこれはどういうことです?」

 

「紗夜聞いてくれよ」

 

かくかくしかじか

 

「なるほど、皆さん、今日は私たちの練習を見てもらう約束をしてたのでどうかお引取りを」

 

「えー!Roseliaばかりずるいですよー

響也先輩全然練習見に来てくれないんですから」

 

「ずるくはありません!」

 

「響也!今のうちに行きましょ?時間がもったいないわ」

 

「おい、こころさすがにそれは「ねぇ?」」

 

「…こころなにしてんの?抜け駆け?」

 

こころの腕を蘭が掴む

こころの表情を見ると目に光が宿ってないような気がした

 

「…見てわからないのかしら?蘭の目は節穴なのね」

 

「っ!?…なに?喧嘩売ってんの?」

 

「そんなことないわ、ただこんなことしてる時間が馬鹿げてるだけよ」

 

「…いい加減にしな「こころーなにしてんの?」」

 

声の方を見るとハロハピの面々が歩いてきてた

 

「聞いて美咲!響也が練習見に来てくれるわよ!」

 

おいおいそろそろ蘭がキレるぞ…

 

「こころ、…あんたいい加減にしないとほ「らーん」」

 

「なーにしてるのー?」

 

モカの声

気づけばアフロのメンバーも到着、紗夜達の方を見るとそれぞれメンバーが全員来ているみたいだ

言い争ってるだけで女子だから殴り合いとかの喧嘩にはなってないからまだいいが結構悪い空気が漂っている

 

「あれ?お兄ちゃんに皆さんどうしたんですかこんな大人数で」

 

声に振り向くと我が妹詩歌がそこにいた

 

「詩歌いい所に、この状況どうにかしてくれ」

 

「いやまず説明してほしいなお兄ちゃん…」

 

かくかくしかじか

 

「ふむふむなるほどねーお兄ちゃんモテますなぁ」

 

「いやそんなんじゃないだろ」

 

「わかった私に任せて

すぅ…はぁ…

はい皆ちゅーもくぅぅぅぅ!!!」

 

ビクッ!!

 

「あれしーかじゃんどう「香澄も聞いてね」」

 

「お話は聞きました、その状態で私から1つ皆さんにご提案があるのですが」

 

「なんですか?私たちは早く決着をつ「まあまあ紗夜先輩にも悪いはなしではないとは思いますよ?」」

 

25人全員が詩歌に注目する

なんだろう今のうちに逃げろっていう風に神が言ってるような気がするが前には紗夜達後ろにはこころ達

どう考えても逃げられないな…

 

「こういうのはいかがでしょうか?

いまから皆さんには鬼ごっこをしてもらいます鬼は皆さん、捕まえる対象はお兄ちゃん、

捕まえた人が明日一日お兄ちゃんを好きにしていい権利、1人で満喫してもいいしバンドメンバーで楽しんでもいいです

…ね?、悪い話ではないでしょ?」

 

おい!詩歌お前なんて言うこと言ってくれたんだよ

皆の目が輝いちゃったよ俺狩られるよ

 

「ちなみに捕まえたのがこの25人以外の時点で皆さんの権利剥奪されるのでよろしくお願いします

こころの黒服さん達とか皆さんのご家族様とかね?」

 

チッ

こええよ帰りたいよ

 

「開始時間は10分後のちょうど正午から

お兄ちゃんには先に逃げててもらいます

お兄ちゃん建物内は禁止ね…あ!そうだ

ちなみにお兄ちゃん、交通機関使ったら…分かってるよね?」

 

妹には全てお見通しであった

 

「じゃあお兄ちゃん頑張ってねー」

 

ちくしょぉぉぉ覚えてろよ詩歌ぁぁぁ

 

 

 

「はぁ…はぁ…とりあえずあの位置からだいぶ離れてみたけど」

 

時刻は12時1分そろそろ鬼(物理)が解き放たれた頃だな

でも全員が女子だからはぐみとかこころくらいしか足の速さ的に怖くは無さそうだな

 

その時のおれは女子の本気を知らなかった

 

 

 

「響也先輩待てー」

 

1番最初に俺を見つけたのは沙綾だった

 

「待てと言われて待つわけがない」

 

「まあそうだろうと思ってたけどね…有咲!」

 

「おうよ」

 

脇道から有咲が飛び出してきた…何となく予想は出来てたけど

 

「よっと」

 

「ちょっ、おま、逃げるな」

 

「もう有咲なにしてんの、」

 

「う、うるせー」

 

「じゃあなお二人さん」

 

おれは少しスピードを上げた

 

 

 

「ま、まてー」「まてー」

 

次に俺に追いつきてきたのはつぐみとモカだった

 

「だから待てっていわれて待つほど俺は人間出来ちゃいないよー」

 

「響也さんを捕まえたら二人で…」「きょーやくんと2人でパン屋巡りするんだぁー」

 

「おいおい二人とも願望出てるぞ…てかバンドのためじゃないんだな」

 

「「響也さん(きょーやくん)を取る奴は全員敵!!!」」

 

怖い怖い…てか

 

「二人ともそんなに足早かったっけ?なんかどんどん追いつかれてる気がするんだけど」

 

「「ふふふふ」」

 

さすがに少し力入れて走らないと捕まっちまうな…

 

「「あ!ずるーい!」」

 

「またな!」

 

 

 

それから2時間近くが経った

途中ではぐみに追いかけられて真面目に捕まりそうになった時以外はなんとか逃げている

でもそろそろ体力的にもやばいしどこかに隠れたいな

 

「ここは…公園か、ちょうどいい自販機もあるし飲み物でも買おう」

 

ガコン

 

「ごく…ごく…くぅぅぅ、上手いなスポドリは」

 

ふぇぇぇぇ

 

「…なんか聞きなれた声がする見に行くだけ見に行ってみようかな」

 

少し奥に進むと

 

「ふぇぇぇぇ、みんなどこに行ったのぉ」

 

「花音じゃないか…また迷子か?

でも花音も参加していたはずなのに、はぐれちまったのか」

 

まあ花音なら多分大丈夫だろ…

 

「おーい花音、どうし、っ!!」

 

突如右から飛び込んできた物体を紙一重で躱した

 

「ちっ、さすが響也さんね」

 

「あぶねえな千聖、おれを殺すつもりかよ…」

 

「何してるの千聖ちゃん!ちゃんと捕まえないと」

 

「ごめんなさい花音、響也さんが思ったより反射神経良くて」

 

「まあ、この公園に入ってきた時点で袋のネズミだしまあいいかな」

 

「袋のネズミ?」

 

「そう、パスパレとハロハピは共同戦線を張ったのよ

花音が引き付けてそれを周りから囲って捕獲

いい作戦でしょ?」

 

…パスパレはどうにかなるけどハロハピは厳しいな

はぐみとこころ同時に追いかけられるとかたまったもんじゃない

 

「今パスパレはどうにかなるとか思ったでしょー響也くんてば」

 

「…そう言えばお前もいたな…日菜」

 

「さあ大人しくしてねー手荒な真似はしたくないよー」

 

いつの間にか出てきてたパスパレとハロハピの10人が輪になるようにジリジリと近づいてきてる

さてどうやってここを越えようかな

まあ1番穴になりそうなやつの所を走り抜けるか

 

「てなわけで彩!君に決めたぁぁぁ」

 

叫びながら彩に向かって駆けて行く俺

 

「そんないきなり…響也さんなら嬉しいけどでも…」

 

くねくねしながらそうつぶやく彩

その横をすり抜けて脱出した

 

「もう少しマシな方法でかかってこいよー」

 

俺は公園を後にした

 

 

 

「…彩ちゃん何か言いたいことはあるかしら」

 

「彩?流石のあたしも笑顔になれないわ」

 

「いや、ごめんなさい、なんでもするからぁ

だからゆるしてーーーーー」

 

 

 

何か彩の叫び声が聞こえたような気がしたが気にせず走る俺

まだまだおわらなさそうだな

 

 

 

あれから色んなメンバーの襲撃を躱しながら逃げる俺

気がつけば辺りは暗闇に街灯の光だけの空間になっていた

もう夜か

 

「やっと会えたわね…響也」

 

「…友希那か」

 

目の前に仁王立ちする友希那がそこにいた

 

「さあ、大人しく捕まってもらおうかしら」

 

「嫌だって言ったら?」

 

「拒否権があると思ってるの?」

 

「友希那より足は断然早い

躱して逃げればまず追いつかれないだろう」

 

そう言うと友希那は微笑みながら

 

「それは100も承知だわ…ね?みんな」

 

「なに!?」

 

「はぁーい響也!」「まったく、探しましたよ」「りんりん、このラスボス的な感じあこちょー嬉しい」「そうだねあこちゃん」

 

友希那の後ろからはリサが

後ろを振り向くと紗夜達3人が身を表した

 

「…この路地に入った時点でこうなることは決まってたのか」

 

「そういうことよ、さあもういちど聞くわ、大人しく捕まって?」

 

「答えはノーだ」

 

「そう…なら力ずくでいかせてもらうわ」

 

友希那はおもむろに何かを取り出す…あれは、ロープ?

 

「これでぐるぐる巻きにしてみんなで持ち帰りましょうか」

 

「さすが友希那わかってるー」

 

「そうして外に出さないようにしたらもうほかの女の子達に会うこともないし…響也、それの方がいいに決まってるわ」

 

皆の目が怖く感じる…

瞳の光が失われて暗闇に吸い込まれるかと錯覚するくらい…漆黒の闇の視線5つが俺を貫いてくる

 

「俺はそう簡単に捕まらんぞ?」

 

「わかってるわ…だから私たちは5人であなたを捕まえる」

 

そのチームワークをもっとほかの所に使ってほしいな…

まあいいか

 

「…行くわよ」

 

友希那が地面を蹴って爆走してくる、あれ?なんでそんな速いの?

 

「うぉ、ぶねぇ」

 

友希那の突撃を見てほかの4人も動き出す

 

「響也さん、大人しくしてください」

 

「ちょっとまて紗夜その手錠どうするつもりだ!?」

 

「「「響也(くん)覚悟!」」」

 

だからお前らもその道具はなんなんだよ…

まあ

 

「塀を登ればいいんだけどね」

 

「あー響也それはなくない?」

 

「逃げるが勝ちさー」

 

後ろから声が聞こえるが気にせず逃げた

 

 

 

その後色々な場所で追いかけられたけど…

 

「結局ここに行き着くのか」

 

俺はCiRCLEに行き着いていた

 

「やっぱりここに来てくれましたか」

 

「…紗夜」

 

「私だけじゃないですよ、みんないます」

 

「みんなごめんな、先生なのにもっと皆のために時間を用意すればこんなことにはなってなかったよな

次から順番にはなるけどちゃんと見るから」

 

「響也ならそう言ってくれると思ってたわ」

 

「友希那…」

 

「よーしそれじゃぁ響也くんにみんな突撃ぃ」

 

「おい日菜何言って、ってみんなそんな勢いで来たら俺死んじゃうって、やめてうわぁぁぁぁ」

 

 

 

 

「うわぁぁ、…はぁ…はぁ、…夢?」

 

時計を見ると8時半を指していた

 

「夢か…良かったのか?」

 

まあ最近ちゃんと練習見てやれてないからみんなの為に時間を作るのは大事だな

俺はそう思った

 

 

「あ!響也先輩だおはようございます!」

 

「え?正夢になるのこれ!?」

 





というわけでみんな大好き夢オチ仕様にさせていただきました
え?ヤンデレ成分が足りないって?まだまだ話は続かせる予定なんでどんどんそうしていきますよ
ではまた次回パスパレを主軸とした話の予定です

次回もみてくれよな!
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