今回も投稿が遅くなり申し訳ないです…
あ、あと皆さん感想&評価誠にありがとうございます!
なんやかんや第6話、今回はパスパレにスポットライトを当てたいと思います
それではどうぞ!
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「響也くん!お願い事があるんだけど!」
「お断りします」
学校に着くなり日菜がいきなり頼み事をしてきやがった
こいつに絡むと面倒なことになるし丁重にお断りさせて頂くことにする
「普通何も聞かずに断わる!?しかもあたし面倒じゃないし
でもそういう所にはるん!てくるなー」
「るんがよくわからない俺にとってはその頼み事が恐怖でしかないんだよな…」
「むー、結構真面目な頼み事なのに」
「はいはい、では内容だけでも聞きましょうか?日菜お嬢様?」
そう言うと日菜はぱぁーっと笑顔になり
「さすが響也くん!
あのね一日でいいから私たちのマネージャーをして欲しいんだよね」
「マネージャーって前に断わったじゃねえか?」
そう言うと日菜は首を振りながら
「違う違う、本当のマネージャー業を一日だけ代行して欲しいんだよねー」
「はぁ!?そういうのって専門職の人がやるんじゃないのか?」
「そうなんだけどさー全員体調不良でばたばた倒れてね、知り合いでいい人探してきてって言われたからみんなで話し合ったら満場一致で響也くんになったのさ」
「いやなんでそこで俺なんだよ…」
「え?だって響也くんだもん」
「いや答えになってないしそれ…はぁ
仕方ねぇな、一日だけだぞ」
そう言うと日菜は笑顔になり
「さっすが響也くんわかってるー
急なんだけど明日の土曜日、お願いね!」
ほんとに急だな
「わかった、何時?」
「8時には事務所に来てほしいって言ってたよ」
「了解」
さて日が変わり次の日の朝7時半、俺は30分早く事務所に着いていた
受け付けの前で待っとけとの事だったので待っていると奥の方から小走りで近づいてくる水色の髪がいた
「おはよー!響也くん、今日はよろしくね!」
「おはよう、日菜は朝から元気だよなぁ」
「やっぱり元気がないとるん!てこないじゃん?」
「わからんがまあそうなんだろうな
んで?俺はどうすればいいんだ?」
「あ、そうだった、とりあえず楽屋まで来てくれる?
もう皆集まってるから」
「了解、いこうぜ」
コンコン、『はいどうぞ』
ガチャ
「失礼します」「ただいまー!響也くん連れてきたよー」
「おかえり日菜ちゃん
それと響也さん、今日はごめんなさい」
「大丈夫、どうせ暇だったし」
すると皆は安心したのか顔を綻ばせていた
「そう言えば俺は今日何すればいいんだ?」
「午前は取材があって午後はスタジオ練習と収録が1件あるんですよね
そこで響也さんには同伴して頂きたいと思いまして」
「なるほどね」
「と言ってもそこまで負担になるようなことはないですから安心してください」
と言いながら千聖はバインダーを渡してきた
「内容はそこに挟まってる紙の通りです」
「ありがとう、とりあえず暗記する時間をくれ」
「え!?響也くんそれ全部覚えるつもりなの!?」
彩が驚きながら聞いてくる
「持ち歩くのもめんどいしこれくらいなら5分くれれば覚えれるからさ」
「本当に化け物じみてますっスね…」
麻弥が少し引いていた
「さすが響也さんです!私にも何かそういう特技があればいいんですけど」
「イヴはモデルとして服を着こなすっていう特技があるだろ?
それだけでもすごいと思うぞ?」
「ですが…」
「やれないのに無理してやろうとすれば人間いつか壊れる
やれることをやれるだけ伸ばすのが成長するって言うことだからな
俺はそう思ってる
あ、あとひとつ言っておくと俺にも出来ないことあるぞ?」
「え!?…意外だねー、響也くん何出来ないの?」
「料理、前に1回作って鍋を跡形もなく消したことあってそれ以来妹がキッチンに入れてくれないのさ」
「…それってどうしたらそうなるのかしら」
「わからん、レシピのまんま作ったはずなのに気がついたら暗黒物質になってた…」
みんな少し異質な物を見る目で見ていた
…悪かったな料理出来なくて
「でもさー逆に考えると料理できる人だと響也くん的にポイント高いってこと?」
日菜が首を傾げながら聞いてくる
「まあ料理できる人はすごいと思うよ
個人的には料理できる人がそばにいないと多分餓死するし」
その答えに皆の目の色が変わった気がした
「響也くん今度お弁当作ってあげるね」「響也さん今度私の家で料理教えてあげるわ」「響也くん、お姉ちゃんと一緒に今度料理作ってあげるね!」「こう見えてジブン料理得意なんですよねー」「響也さん今度私の故郷の郷土料理振舞いますね!」
「「「「「……ん?」」」」」
…なーんか前にRoseliaのみんなと一緒にいた時もこんなことならなかったっけ?
「千聖ちゃん毎日忙しそうにしてて休めてないだろうから休みの日はしっかり休んだ方がいいんじゃない?」
「彩ちゃんに言われなくとも休めてるわよ?
…それを言うなら日菜ちゃんだってお姉さん練習で忙しいんじゃない?」
「お姉ちゃんなら大丈夫だよ?私が頼んだらやってくれるし、
あれ?麻弥ちゃんは休みの日いつも機材いじってるんじゃないの?」
「さすがにやらない時もありますよ…、絶対馬鹿にしてますよね
イヴさんは色んな部活とかバイトでそういうことしてる暇ないんじゃないですか?」
「麻弥さんはイジワルです、私にもゆっくりする時間くらいあります!
彩さん、失敗しそうなのでやめた方がいいですよ!」
「イヴちゃんそれどういうことー!」
Roseliaの時とは違い笑い合いながら言い合う5人
良かった…修羅場にはならなさそうだな
「でもさー全員がやらなくてもよくない?」
ピシッ
日菜の言葉に皆の動きが止まる
…なーんか嫌な予感が
「でもせっかくだし皆で料理対決的なやつはどうかしら?」
千聖の発言にホッとする俺
「それいいねー千聖ちゃん流石!」
「燃えてきたっす」
まあ皆の手料理が食べられるのはとても役得ではあるけど優劣を付けなくちゃ行けなくなったのが少し心苦しくはあるな…
「まあ今度の話だから今は置いておこうぜ時間も迫ってきてるし」
「そうしましょうか」
みんなが頷いた
取材が終わり今は昼休憩をとっているところ
みんなに聞いた結果ご飯はいつも行くファミレスになった
「やっぱりここが落ち着くよなぁ」
俺の言葉に皆が反応する
「そうだねー、ドリンクバーもあるし
でも誰かに見つかって大騒ぎになったりしないかな?」
「大丈夫よ、彩ちゃんは見つかっても騒がれないから」
「ちょっと千聖ちゃん!それはひどいよー」
みんなが笑う
「とりあえず注文しようよーあたしもうお腹ペコペコだよー」
日菜が机に突っ伏しながらいう
「そうっすねジブンもお腹空きました」
「俺ハンバーグプレートとポテトね」
「なんか響也さん子供みたいで可愛いです!」
「うっせ、好きなものは仕方ないだろ」
「響也さんは子供舌と…」
千聖がなにか呟きながらメモしていた
なんかあったんかね
昼休憩も終わり今はスタジオ練習を見学させて貰ってる
流石アイドル、踊りながらも笑顔を忘れていないところに俺は好印象を抱いた
「はい!みんなお疲れ様一旦休憩にするよー」
「「「「「はい!」」」」」
ダンスの先生の言葉に皆は動きを止める
「あい、皆お疲れさん」
俺はタオルと飲み物を持って近づく
「ありがと響也くん!」「ありがとう」「ありがとー!」「ありがとうございますっす」「ありがとうございます!」
「いやー流石だな、素人目から見てもダンスうまかったぞ」
「まだまだだよ、上手い人はもっと上手いからね日菜ちゃんとか」
「え?あたし?普通だと思うんだけどなぁ」
「いや、お前は特に頭抜けてたぞ日菜、例えばここら辺のステップとか」
俺はさっきの曲の中間辺りのステップを実演してみる
「ここの足捌きはプロも顔負けだよ……ってお前らどうした?ポカーンと見つめてきて」
「え?えぇ!?響也くんダンスも踊れたの?」
「いや?見た通りにやっただけだけど」
俺の一言にみんなが唖然とする
「…いやそれがすごいのよ響也さん」
「そうか?」
「そうっすよ、まず見ただけで踊れるようになるのがもうヤバいっす」
「響也さん響也さん、このステップ自信無いんですけどどうすればいいですか?」
「いや先生に聞けよイヴ…まあいいか今いないし」
俺はステップをやってみる
「ここはこう動いて、こうすると楽になると思うぞ」
みんなの目が輝きを放つ、うお、眩し
「すごいすごいよ響也くん!るるるるるんっ!てきた」
いや分からんしいつもより多い
「ほんとに天才ってなんなんだろうね…」
「彩ちゃん、私も同じこと考えてたところよ」
約2名が目に見えて落ち込んでいた、どうして?
「さすがです響也さん!」「いやーもうなんて言えばいいのかわからないっす、」
普通出来ると思うんだけどなぁ
ガチャ
「…え?みんなどうしたの?」
戻ってきた先生が驚いていた
なんかカオスな場だよなぁ
その後の収録も無事に終え、俺の仕事は終了
結局マネージャーと言ってもほとんど見てるだけだったが
今はみんなで帰ってる所
「響也くん!今日はありがとう」
「いやどうせ暇だったしいいんだけどな」
「そういえば響也さん明日は暇かしら?」
千聖が聞いてくる
「明日は朝からRoseliaの練習見るくらいで、昼からは暇だと思うけどどうしてだ?」
「明日はみんなオフなんすけど、朝言ってた料理の話明日集まってやれそうだなと思いまして」
麻弥が続く
「まあいいがどこでやるんだ?」
「場所はまだ決まってませんがどこがいいですか?」
うーむ、皆の家は親御さんとか兄弟さん達の迷惑になりそうだからなぁ
「仕方ないな、俺の家でやるか?」
俺の言葉に皆驚く
代表してなのか分からないが彩が口を開く
「え!?いいの?お邪魔しても」
「まあ大丈夫だろ、妹いるけどそれさえ気にしなければ」
「では遠慮なく響也さんの家に明日の15時頃皆で伺いますね」
「了解、一応食器とか準備はしておくわ」
「「「「「ありがとう(ございます!)(っす)」」」」」
みんなの言葉がハモった
「え?私明日香澄とかと遊ぶから夜までいないよ?」
「え!?まじで?」
ひと騒動起きなければいいけど
時は過ぎ今は次の日
時計が15時を指そうとしている
俺は諸々の準備を終わらせリビングのソファに座っていた
ピンポーン
お?来たかな
「はい、いまいきます」
覗き穴を覗くとパスパレの5人が立っていた
ガチャ
「いらっしゃい」
「「「「「お邪魔します!」」」」」
皆をとりあえずリビングに案内する
「好きなところに座ってて、今お茶入れるから」
「はーい」「お願いします」「ねぇ?テレビ付けていい?」「はいっす」「ここがキョーヤさんの家…」
…日菜は和みすぎだろ
コト
「はい、麦茶で良かった?」
「うん」「ありがとうございます」「リモコンどこー」「ありがとうございますっす」「ありがとうございます!」
…だから日菜は自分の家かよ
「え?何言ってるの?ここは響也くん家じゃん」
最近天然娘の地の文読みには慣れてしまった
「そういえば今日はどういう感じで料理すんの?」
「昨日私たちで決めた順番で料理して響也くんには食べてもらうよ
でも量の問題もあるから少なめでみんな作るから安心してね」
「良かった、俺もそこまで量食べれるほうじゃないから」
麻弥が立ち上がる
「よし!まずはジブンっすね」
「まずは麻弥か、そういえばみんな食材は一緒の使うのか?」
「ちがうよー皆バラバラに買ってきた」
「なるほどね、てことは完成まで分からないのか」
「そういうことっす、まあ半分くらい期待しててくださいっす」
それから時間が経ち麻弥が皿をもって来た、出来たみたいだな
「お待たせしました、ジブンは生姜焼きにしてみました」
「おー美味そうだないただきまーす」
パクッ
「うん、美味い、すげえ俺好みの味」
「良かったっす!安心したぁ」
麻弥が胸をなでおろしていた
「次は私ね」
彩がそう言いながら立つ
「大丈夫?」
「響也くんまでそんなこと言うの!?大丈夫だよ流石に」
「ならいいんだが」
「んじゃ作ってくるねー」
そう言いながらキッチンへと向かっていった
彩が無事に作り終わり(結構美味かった)、イヴと日菜の料理も終わった(どっちもすごく美味しかった)
残すは千聖のみ、と言っても作り終わって目の前にある
「私は庶民の味の定番、唐揚げを作りました」
「おぉーこれはまた美味そうだないただきます!」
俺は口へ運ぶ
「…うんうん、店とかで出てきてもおかしくないくらい美味しいよ」
「うふふ、褒めても何も出ないですよ?」
上機嫌になる千聖、…ん?
「なあ千聖、お前指どうしたんだ?」
「これですか?鶏肉切る時に少し指切っちゃって」
「大丈夫か?」
「ええ、大して深くもなかったですから」
「それならいいんだが」
俺が唐揚げに目線を戻した視界の端で千聖が黒い笑みを浮かべていたように見えたが気の所為だったかな
「みんな今日はありがとな、めっちゃ美味かったわ
でもごめん、先に謝っておくと俺には優劣をつけることは出来ないこの通りごめん」
俺は頭を下げる
「いや、そこまでしなくてもいいよ響也くん」
「私たちで勝手に決めたことなんだから気にしないでください」
その答えにホッとする俺
「その代わり今度買い物の荷物持ちとかするから」
「それで手を打ちましょうか、みんなもそれでいい?」
みんな納得してくれたみたいだ
みんなが帰ったあと俺はキッチンを見て驚愕する
「…あいつら食器そのままにして帰りやがったな」
俺は独り言を呟きながらスポンジに洗剤をかけた
最近リアルが忙しすぎて全然執筆出来ない…
皆さんごめんなさい、今後下手したら1話に1週間とかかかってしまうかもしれませんが首を長くして待っててください(笑)
次回はafterglowのみんなに少しスポットライトを当ててみようかと思ってます
それでは次回も見てくれよな!!