夢を目指す少女達と神童と謳われた少年   作:レムりん

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どもどもレムりんですよ
宣言通りハロハピ回です(笑)
今回は一風変えてハロハピ(花音先輩主観)のお話に挑戦したいと思います
タイトルで大体のネタバレですがまあそんなことは気にしないで見てください
ではどうぞ!



第8話 スニーキングミッション! 響也を追え!?

__________________________________________________

 

どーも響也です

今は休日なんで商店街をブラブラと歩いてるんですがなんか知らないですけどすごい視線を感じてます

でも振り向いても俺を見てる人なんて誰もいないんですけど…

まーいいか考えても無駄だな

 

 

「なかなか気づかないもんだねこころ」

 

美咲ちゃんがそうつぶやく

 

「そうね!さすがこの変装グッズだわ」

 

あ、おはようございます、花音です

今私達は響也くんの後をつけています

どうしてこんなことになったかというとまたこころちゃんの思いつきなんですけど

 

事は朝いつも通りこころちゃんの家に集まった所から始まりました

 

 

 

 

「ねぇ美咲、いいことを考えたわ!」

 

「何?」

 

こころちゃんがいきなり話し出す…いつもの事だからもう驚きはしなくなったけど

 

「いまから響也の所に行きましょ!」

 

「どうしてまた急に?」

 

「だっていつも響也が遊びに来てくれてるけどあたし達は響也が普段何してるか知らないじゃない?

だから響也の私生活が知りたくて覗こうかと思ってるの

運良く今日は一人で出かけるみたいだから後ろからついていくわ」

 

こころちゃん…それ1歩間違えたらストーカーだよ…

 

「こころんいい考えだね!はぐみも響也先輩の事もっと知りたかったんだ」

 

「はぐみもまたー、こころ?1歩間違えたらそれ犯罪だよ?」

 

美咲ちゃんが注意を促す

よかった…私間違ってはなかったんだね

 

「でも響也のことを知りたいのは私も同じかな、

ふふ…知られざる秘密を紐解くこの感覚、あぁなんて儚く愛おしいんだ…」

 

薫さんの言葉はやっぱりよくわからない

 

「花音はどうかしら?」

 

「ふえぇ!?私?」

 

いきなり話を振られる

 

「そうだなぁ…私はこころちゃんに任せるよ」

 

否定したら可哀想だし私は当たり障りない感じで返答する

 

「花音先輩まで…わかりましたよ、いけばいいんでしょ?いけば」

 

美咲ちゃんが肩を竦めながら言う…ごめんね美咲ちゃん

 

「そうと決まれば直ぐに行きましょ?」

 

テンションが上がったこころちゃんに半ば引きずられる様に連れてかれてしまいました…

 

 

 

 

そういう訳で響也さんの家の近くに着いた私達は曲がり角で様子を伺っていました

というかこころちゃん…この格好、

 

「ねぇこころ…この格好何?」

 

「よく聞いてくれたわ美咲!

この格好はね、かの有名なシャーロック・ホームズをモチーフとした衣装よ!」

 

「はいはいただの探偵の衣装ね

でもこれじゃ目立って直ぐに見つからない?」

 

「そんなことないわ!探偵は見つからないから」

 

「こころちゃん…さすがに見つかる探偵さんもいるよ?」

 

「あら花音もそんなこと言うの?現にまだ誰にも見られてないじゃない」

 

…人が誰も通ってないだけです

 

「てゆーかこころん!ついさっき響也先輩家を出たよ?」

 

はぐみちゃんがいつの間にか起こった事実を口にする

 

「それは急いで追いかけなきゃいけないわ!さあ、いくわよ!」

 

私達は姿を見つけようと走り出した

 

 

 

 

 

「あ!いたよこころん!」

 

はぐみちゃんが響也さんの姿を見つける

 

「ほんとね!みんなこの辺りで止まってちょうだい!」

 

こころちゃんの声でみんな立ち止まる

 

「こころ、これからどうするんだい?」

 

薫さんがこころちゃんに訪ねる

 

「これから響也の後ろをこの位の距離を保ちながら着いていくのよ!」

 

通りすがる人達にすごい見られてるよこころちゃん…

 

「花音先輩…私達で止めれるだけ止めましょうね…」

 

「…そうだね美咲ちゃん」

 

「さぁ、ハロハピ探偵団出動よ!」

 

 

 

「こころん、響也先輩さーやの所に入っていったよ!」

 

時は少し経ちいま私達は商店街にいます

 

「そうみたいね、パンでも買うのかしら?」

 

「さすがに冷やかしでは入らないと思うよこころ」

 

「でもここからじゃ何をしてるか分からないわ」

 

ササッ

 

「こころ様、こちらをお使いください」

 

そう言っていきなり現れた黒服さんはこころちゃんに小さな機械を渡した

 

「山吹ベーカリー全面協力のもと音声を聞かせて頂いております」

 

盗聴器…私もう帰りたいよ…

 

「気が利くわね、ありがとう!」

 

「では失礼します」

 

ササッ

 

「それじゃ聞きましょう!」

 

ザザザザ…

 

『…や先輩やっぱりメロンパン好きですよね』

 

「あ!さーやの声だ」

 

『パンの中で一番好きかもな、特にここのが』

 

「響也の声だね」

 

『ふっふっふー、パンは至高なのだぁ』

 

「モカの声ね」

 

『しっかしモカはよく食うよなぁ、今もってるパンの量も異常だし』

 

『だってここのパンが美味しいのがいけないんだもーん』

 

『よく太らねえよな』

 

『あー!きょーやくん女子に対して言ってはいけない言葉言ったー』

 

『…お前全然そこら辺気にしてないだろ』

 

『てへっ、まあ食べたカロリーはひーちゃんに送ってるから心配ないのだー』

 

『ひまりの前で言ってやるなよ可哀想だから』

 

『わかってるよー、さーやお会計お願ーい』

 

『はいはい』

 

「こんなに砕けた会話出来るなんて羨ましいわ!あたしもパン買ってくる!」

 

ガシッ

 

「まあまあこころ、それはまた別の機会に、今日は響也の秘密を見つけるのではなかったのかな?」

 

走り出そうとしたこころちゃんを薫さんが止める

 

「そうだったわね、ありがと薫!」

 

「お安いご用さ」

 

『ふっふっふー、きょーやくん!』

 

『ちょっ、モカ離れろって』

 

『はーい二人ともー店の中でいちゃつかないでねー』

 

『俺なんもしてねえ、ってか沙綾顔怖っ!』

 

『わー、さーやがおこったー』

 

…なんでだろ、会話を聞いてるだけなのにこのモヤモヤした気持ち、響也くんが遠くに行っちゃう感覚

 

トントン

 

「…花音先輩大丈夫ですか?」

 

「あ、うん大丈夫だよ、ありがと美咲ちゃん」

 

思考の渦に流されてた所を美咲ちゃんが起こしてくれた

 

カランカラン

 

また来るよー

 

「響也が出てきたわね!みんないくわよー!」

 

少しモヤモヤが残っていたけど私はその事を忘れるかのようにこころちゃんの後を追った

 

 

 

 

次に響也くんが訪れたのは街の図書館でした

中に入ると端の方のテーブルに座って本を読んでいた

 

「響也先輩かっこいい…」

 

「はぐみと同じ気持ちになったよ、様になってるね

まるで1枚の絵のようなそんな感じがするよ」

 

薫さんが珍しく普通の話し方をしていた

それだけ見惚れてたのかな?

私もそうなってたんだけど

 

「響也…」

 

「こころちゃん…」

 

「あたし決めたわ、今の雰囲気の響也の横に並べるようなお淑やかな淑女になるわ」

 

「こころ…あんたには無理な気が…」

 

「あら美咲、あたしに出来ないことがあるとでも?」

 

「……そうだね」

 

美咲ちゃん諦めたね…

でもこころちゃんの言葉にさっきのモヤモヤがまた出てくる…

こころちゃんが響也くんと…ココロチャンガキョウヤクント……

 

「花音、大丈夫かい?なにか思い詰めているみたいだけど」

 

「ふぇ?あ、うん大丈夫、ありがとう薫さん」

 

「ふふ、お安いご用だよ」

 

こうやって普通にしてたらいい人なのに

 

「ねぇこころん、響也先輩いなくなってるよ!!」

 

はぐみちゃんの言葉にみんなが驚く

 

「それは大変だわ、急いで探さなきゃ!」

 

私達は外に急いだ

 

 

 

 

ハァハァ…ハァ…ハァ…

 

「…ふぅ、はぁふぅ、響也先輩どこに行ったんだろう」

 

「そうね…はぁはぁ、うちの黒服達も見てないらしいわ」

 

「あの一瞬で姿を消すなんて…響也はなんて神秘的なのか、あぁ儚い…」

 

「まったく響也先輩は…」

 

はぁ…ふぅ…結構走り回ったけど全く見つからない、

響也くんどこいったんだろ?…ってあれ?

 

「あ、そういえば」

 

「花音、どうしたのかしら?」

 

「響也くん、今日はRoseliaの練習見るとか言ってた気が…」

 

「「「「それだ!!」」」」

 

「ふぇ!?」

 

「さっそく行きましょう!」

 

「「「そうだね」」」

 

タッタッタッ

 

「ふぇ…ふぇぇぇ、みんな待ってよぉ〜」

 

 

 

「あれ?ハロハピのみんな、今日は予約無いけどどうかしたの?」

 

「まりな、ちょうどいい所に、響也は来てないかしら?」

 

「響也くん?それなら今Roseliaの子達とスタジオ使ってるけど」

 

「やっぱりね、ありがと!」

 

「?どういたしまして」

 

まりなさんは奥に歩いていった

 

「でもさすがに練習の邪魔になるから近づく訳にはいかないんじゃない?こころ」

 

「そうよね、どうするかしら?」

 

ササッ

 

「こころ様こちらを、月島様に許可を得て撮影しております」

 

「あらありがと」

 

ササッ

 

こころちゃんに手渡されたのは小さなモニターだった

 

「さあこれを見て待ちましょう」

 

『よし、この辺りで少し休憩にしようか?』

 

『それがいいわね』

 

「ちょうど休憩になったみたいだね!」

 

『響也くーんつかれたぁ』

 

『だぁあこくっつくな暑い』

 

『響也さん、ロリコンは犯罪ですよ?』

 

『っ!おい紗夜』

 

『響也くん…やっぱり面白い人』

 

『響也喉乾いたー、ジュース奢ってよー』

 

『いや自分で買えよ、あこいつまで引っ付いてるんだよ』

 

『響也…変態』

 

『友希那…そんなこと言わないでくれ、俺は何もしていない』

 

「…今度あたしも抱きつこうかしら」

 

「こころん、はぐみも一緒にやる!」

 

「2人の可愛い子猫ちゃんをこんなにしてしまうなんて、どんなに罪な男なのか…」

 

「響也先輩…今度ミッシェルで試してみよう」

 

…響也くんは私のものなのに…キョウヤクンハワタシノモノナノニ、キョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクンキョウヤクン

 

トントン

 

「…花音?どうしたのかしら?」

 

「ふふふふ、響也くん、私がずっと一緒にいてあげるからね、ふふふふふふふふふふふふ」

 

「かのちゃん先輩どしたの?すごく怖い」

 

「花音、どうしたんだい?」

 

「花音先輩…まさか…」

 

「きひ、きひひひひあははははは、響也くん…あぁき「どうしたんだ?みんなして集まって」っ!!」

 

「「「「響也(先輩)!?」」」」

 

「今日は練習なかったんじゃないか?あと花音大丈夫か?」

 

スタスタスタ

 

ピトッ

 

「……熱は無いみたいだけど?なんか変なものでも食ったのか?」

 

「ふぇ…?き、きききききき響也くん!?かおちか…きゅー」

 

………

 

 

 

「んっ……」

 

「おっ?気がついたか花音」

 

「ここは…?って響也くん!!」

 

隣には響也くんが座っていた

 

「いきなりぶっ倒れるから心配したぞ、」

 

「え?私倒れてたの?」

 

「お前覚えてないのか?、まあ思い出さない方がいいかもな」

 

「ふぇ?私何かやっちゃってたの?」

 

「…いや何も?」

 

「ふぇぇぇ響也くん教えてよぉぉぉ」

 

逃げる響也くんを私は顔を真っ赤にしながら追いかけてた

 

 

 

後日こころちゃん達にも聞いたんだけど

 

「あの時の花音は流石の私でも少し怖かったわ」

 

って言われちゃった

…ほんとに私何やってたの?

 




花音ちゃんんんんんんんんっ!!!!
取り乱しました<(_ _*)>
いやー響也以外の視点で書くのめちゃくちゃ苦労しました
でもこれで各バンド2回ずつかけたのでついに個人のお話に手をつけようと思います
最初にやろうと思ってるキャラは決まってるのですが次からのお話は全く決まってないのでリクエスト頂ければ書きやすくなります(笑)
それでは次からの個人編でお会いしましょう

次も見てくれよな!!
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