はろー、レムりんだよー!
今回はハロハピよりみんなの天使、こころんの登場です
そして人によってはあまり気に入らないお話が最後の方から始まるかもしれません
でも書きたいお話ですのでどうにかお付き合いください
それではどうぞ!
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こんばんは響也です、今は学校が終わりRoseliaの練習を見て家に帰ってる途中です。
友希那達は寄るところがあるらしく俺一人で帰ってます
べ、別に寂しくなんてないんだからね!
はぁ…我ながらキモイな
「とりあえず帰ったら何しようかね」
宿題は配られたらその時間に終わらせるしまず予習などやる必要も無い
楽器なんて弾くこともないから基本は夜は暇になるのだ
中学の頃それを友人に言ったらグーパンされたよびっくりした
まあガチで殴ってきたわけではなかったみたいだから笑い話になってるけどな
きょうやー
「…?今誰かに呼ばれたような」
きょうやってばー
なんか後ろから聞こえるような気がした
後ろを振り向くと少し遠くから見たことある金髪をなびかせながらものすごいスピードで突進してくる女子がいた
「響也ー!」
俺は本能的に避ける
その女子はついさっきまで俺がいた場所をものすごいスピードで通り過ぎたと思いきや3m位先で急停止していた
いやいやいや
「…こころ俺を殺す気なのか?」
「何言ってるのよ響也、あたしがあなたを殺すわけないじゃない」
キョトンとした顔で首をかしげながら言うこころ
「さすがに今のスピードで突進されたら俺吹き飛んじまう」
「あらそう?響也なら受け止めてくれるかと思ったのだけど思い違いだったかしら」
こいつは本当にそう思って行動してるから余計にタチ悪い
「はぁ…気をつけろよ」
俺は考えることを諦めることにした
「ってこの時間に外にいるの珍しいなこころ」
「さっきまで美咲達と一緒にいたんだけど響也がこっちにいる気がしたから走ってきちゃったわ」
…こいつにはレーダーかなんか乗ってるのか?
「まあいいか…花音達にはちゃんと謝っとけよ?」
「わかってるわよ?ところで響也晩御飯の予定はあるかしら?」
「そりゃ多分詩歌が作ってるだろうけどどうかしたのか?」
その言葉を聞いたこころはおもむろにスマホを取り出し操作し始めた
数分待たされたがスマホをしまって顔を上げたこころはこう言う
「詩歌に聞いたら大丈夫って言ってたわ、さぁ響也一緒にディナーでもいかが?」
そう言えば同じ学校だったな…まあ美味しいご飯が食べれるのは俺的には有難いのでこう返す
「そういうことならありがたく」
「そうこなくっちゃ」
キキィー!
ガチャ
「こころ様お迎えにあがりました」
「いいタイミングね!さぁ響也乗って頂戴」
「あ、あぁ…」
いつもタイミングが恐ろしいな黒服さん達は
「あたしは少し用意するものがあるからこの部屋で少し待ってて!」
響也を応接室に無理やり押し込んだあたしはとある目標を成し遂げるためある場所に向かった
「お邪魔するわ!」
トントントン
「…こころ様!?どうなされましたか?完成までもうしばらくかかりそうなのですが?」
そうあたしが来たのはキッチン、…台所?厨房?まあどうでもいいわ
「北川!…少し頼みがあるの」
北川はあたしが小さい時からここで料理を作ってくれてる専属のシェフ
その北川は包丁をまな板においてこっちにやってきた
「こころ様いきなりどうしたんです?、まあ私めに出来ることであればなんでも致しますが」
あたしは考えてたものを言葉にする
「今夜の1品にあたしの作る料理を加えて欲しいの」
ガタガタドタバタ
いろんな場所から何かが崩れるような音がしたがあたしは特に気にしなかった
「こ、こころ様どうしていきなり…今まで料理をした事なんて1度も」
「どうしても作りたいのよ」
すると北川は少しニヤつくような顔になった
「…なるほどあの男の子ですか」
その言葉を聞いた途端あたしは顔が熱くなる
「べ、別に響也のためじゃないわよ?ただ料理を作りたくなっただけよ」
「ふふふ、そういうことにしておきます」
「もう…お父様に言いつけるわよ?」
「申し訳ございません、それで料理ですね」
にこやかに流されてしまう
うぅ…北川の馬鹿
「こころ様は何が作りたいのですか?」
あたしは考え込む…でも食材のこともあるし
「そうね、今から作れそうなものって何があるかしら?」
「そうですねー…響也様はどういった料理がお好きなんですか?」
あたしは前に聞いた情報を元にそれを伝える
「響也は確かハンバーグとかカレーとか子供が好きなものが好物みたい」
それを伝えると北川は少し悩んでこう答える
「そうしたらオムライスなどいかがでしょう?直ぐに作れますし多分ですがお好みだと思われます」
「素敵な意見ね、早速教えて頂戴!」
「かしこまりました」
あたしにとって初めての料理教室が開かれた
ガチャッ
「お、お待たせ響也」
あたしはオムライスを作り終えて着替えたあと応接室で待っている響也のところに来た
「おう!遅かったな」
「少し着替えるものに悩んで」
「そうか」
「何してたの?」
響也が何かノートに書いてるのを見て質問する
「これか?これはみんなの練習のスケジュールや個人個人のメニューなどを書いた極秘書類だ」
本当に響也ってみんなのことよく見てるわよね、少し嫉妬しちゃうわ
勘づかれないようにしながら言葉を発する
「そうなのね!さっすがあたし達の先生なだけはあるわ!」
「大袈裟だよ、それにいまは多分お前らの方が俺よりも演奏の技術やパフォーマンスが上だろうし」
「そんなことないわよ!最初に響也のピアノ聞いた時本当に感動したんだから」
「それだと良かったわ弾いたかいがあるって事よ」
コンコン
ビク、きっと北川ね!
「いいわよ!」
ガチャ
「失礼致します、お食事のご用意が出来ました」
「ありがとう!さぁ響也移動しましょ?」
「おう」
移動してきた俺たちを出迎えたのは豪華絢爛な料理の数々であった
やべぇ…
「どうぞ響也様こちらのお席へ」
「あ、ありがとうございます」
俺は導かれるがままに席に座る
「はじめまして、弦巻家で専属シェフを務めさせて頂いております北川と申します、本日はありがとうございます」
少し割腹のいい白い厨房服を着た男の人が言う
流石お金持ちは違うな専属シェフとかアニメでしか見たこと無かったのに
「それでは失礼致します、ごゆっくりお楽しみください」
一礼して部屋を出ていく北川さん
「それじゃ響也頂きましょうか?」
「ああ、どれも美味そうで目移りしちまう」
「「いただきます」」
二人きりの晩餐会が始まった
いやー満足満足
どれもこれも美味しかったなー、でもオムライス食べてる時だけこころがこっちをずっと見てきたんだけどなんでなんだろ、美味いって言ったらガッツポーズみたいなこともしてたし
まあいいか
「こころ今日はありがとな、時間も時間だしそろそろ帰ることにするわ」
「あ、ちょっと待って響也送ってくから」
ガタッバシャッ
「あ、」「あ、」
こころが慌てて立ち上がったためコップが倒れておれに中身がかかってしまった
冷たい飲み物でよかった
「どどどどどうしましょう…」
珍しくテンパるこころ
「大丈夫だってこれくらい帰ったら洗濯すればいいんだから」
「そうはいかないわ!佐々木!」「は!」
佐々木と呼ばれた黒服さんがいきなり現れて俺はなすすべもなく連れてかれてしまった
ダレカタスケテー
カポーン
「はぁ…飯食わして貰った挙句風呂までご馳走になるなんて、
しっかしでかい風呂だな」
佐々木さんに身ぐるみ剥がされて風呂に投げ込まれて今に至る
まあ極楽だから俺的には有難いんだけども
「しっかしこっちに来てから色んなことが起こったもんだ
女子高への転入、個性豊かなガールズバンドと出会い、あまつさえ好意を抱かれているとは人生どう転ぶか全くわからないものだ」
千聖に沙綾につぐみ…男として最低なことしてるよな俺
しかも返事すらしてないし
「ちゃんと考えて答え出さないと…」
ガラララ
「し、失礼するわ!」
「おわっちょ!!」
変な声が出てしまった
こころがタオルを身体にまいていきなり入ってきた
「…おわっちょ?変な言葉ね」
「ここここここころ!?おまなにして」
「な、なにって…そう背中を流しに来たのよ」
「流石にそれはやばい俺上がるわ」
急いで風呂から立ち上がろうとする
「ま、待って!出ようとしたらさ、叫ぶわよ!」
「社会的に俺を殺すつもりか!?」
「あ、あたしだって恥ずかしいんだからわかってよ響也…」
俯きながらボソボソと発せられる声に俺はなんとも言えない気持ちになる
よく見ると顔が真っ赤だ
「わ、わかった、任せる」
俺は色々と考えないことにしてこころをなるべく視界に入れないように立ち上がり鏡の前の椅子に座る
もちろん腰にはタオル巻いてるぞ?
佐々木さん絶対わかってタオル巻けっていったよな?だよな?
「それじゃ洗うわね」
こころはスポンジを泡立てておっかなびっくりの状態で俺の背中を擦り始めた
すごく優しい手つきで壊れ物を扱うような感じだった
「んっ…響也、背中おっきいわね」
「そうか?よくわからんが」
ん?擦る手が止まった?スポンジも離れたがどうかし
ギュッ
「え?」
「…あったかいわ」
こころが抱きついてきた、背中に柔らかな感触が…かなりでかいな…って違う違う
「お、おいこころ「響也」」
「あたし響也が好きみたい」
こころの突然の告白に言葉が出なくなる
「どうせ響也の事だからあたし以外からも告白されてるのはわかってる
しかもわからないなりに他のみんなも多分響也が好きなことも分かる
本当のことを言うとこのまま響也を縛ったりして閉じ込めてしまえば独り占めできる、でもそれだとあたしは嬉しくても響也はきっと喜ばない
多分あたしは響也に嫌われると生きていけないと思う
でもあたしも子供じゃないから今すぐとは言わないわ
みんなの事もちゃんと見てよく考えて答えてくれればいいから」
「こころ…」
スッ
俺から離れて立ち上がるこころ
それに釣られて俺は目線をこころに向ける
「あたしは待ってるわ!まぁアピールは少し強めにいくわよ!」
ビシッ
こころはポーズをとる
あれ?そんな勢いよくタオル姿でポーズなんてとったら
パサッ
「あ、」
「へ?………きゃあぁぁぁぁぁぁ」
ブンッ
俺の目に映ったのはとても美しいこころの産まれたままの姿とそのすぐあとに鋭く振り抜かれた足の甲であった
その後気づいた時には家にいた俺はこころに謝罪のメールを送って眠りについた
ピピピピカチッ
んんー、よく寝た
「さて今日も学校に行きますか」
色々用意を済ませた俺は鞄を肩にかけて家を出ようとする
ピンポーン
ん?誰だろ
ガチャッ
「どちら様ですかー?ってこころじゃないか」
「き、響也おはよう、昨日のことを謝りたくて」
「い、いやむしろ俺が謝らないといけない」
「どうしたのー響也ー?とこころじゃん珍しー」
こころと謝り合ってると聞き慣れた声がした
「お?リサと友希那早かったな」
「あ、リサじゃない!」
「こころも一緒に登校する?途中まで一緒だし」
「ええ、そうするわ!」
「それでね…」「ほんとにー?こころ面白すぎ」
前に2人が歩いてる状態で後ろから俺と友希那がついていってる
「響也、弦巻さんと何かあったの?」
「ブッ、…何も無いぞ?」
友希那は一瞬ジト目で見てくるが直ぐにいつものポーカーフェイスに戻りこう言う
「まあ何があったかはわからないけど犯罪はダメよ?」
「さすがにそれはねぇよ!?」
そんな感じで和気あいあい?とした会話をしながら通学路を進む俺たち
ふと何かを感じた俺は目線を前に向ける、
横断歩道を渡り始めた小学生の女の子が目に入った
…その向こうからトラックがスピードを出して走ってくる姿も
「クソがっ!」
俺は足の筋肉に全神経を使って走り始めた
「「「響也!?」」」
3人の声が聞こえるが俺は前だけ集中する
間に合え…間に合え…間に合え…
「間に合えよぉぉぉぉぉぉ!!」
俺は女の子をすんでで突き飛ばす、怪我はするだろうけど仕方ない
キィィィドンッ
ズザァァァ
「嘘でしょ…」
「いや、響也、そんな…」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ」
直ぐに救急車が呼ばれ病院に運ばれ手術を受けた響也は何とか一命を取り留めた
だけどまだ目は醒めない
ガラララ
「リサちー…響也くんまだ起きてない?」
「日菜、それにみんなも」
あたしが一足先にお見舞いに来ててその他のみんなが到着した
「…本当に人の為に動くんだから」
友希那が寂しそうに言う
本当だよいつもは面倒くさそうにする癖に人のことばかり気にする性格
グスッ
「私、私…」
「彩…」
みんなの目に涙が浮かび始める
あたしも泣きたいけどいまは違うそうじゃない
「みんな響也は死んでないんだからさ
起きた時に笑顔でいてあげないと」
「そうですね、今井さんの言う通りです「…ん」」
「え!?響也!?」
「響也さん!?」「響也くん!?」「響也先輩!?」「きょーやくん!?」
あたし達はベッドに集中する
響也が気がついた!
「ここは…見慣れない天井、んしょっと、いっ」
「き、響也焦って起きたらダメだって」
あたしは急いで身体を支えに行く
「あ、ありがとうございます…」
「…?どういたしましてまだ気がついたばかりなんだから」
なんか違和感がある
「ところで…」
「あなた達はどちら様ですか…?」
どうでしたか?
こころんの個人編からの記憶喪失物、人によっては記憶がなくなるのがあまり好きではない人がいるかもしれませんがこのSSを書き始めた頃から書きたかった物なので諦めてください(笑)
次からは記憶が無くなった響也にみんなはどう接するのかというテーマで何話か書いていきます
それか気まぐれで特別編を挟むかもしれませんが期待せず待っててください
それでは次回も見てくれよな!!