夢を目指す少女達と神童と謳われた少年   作:レムりん

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はいどーもレムりんですの
今回はちと遅れました
べ、別にスマブラしてたわけじゃないんだからね
…失礼しました
なんせ人数多いんで話かなり苦労しまして、
え?前置き長いって?
分かりましたよー

ではどうぞ!



第13話 A world where various emotions are swirling

_____________________________________________________

 

 

「あなた達はどちら様ですか…?」

 

その言葉を聞いた途端あたしの頭が真っ白になった

 

「き、響也何を言ってるの…?」

 

友希那も珍しく狼狽している

 

「響也…?それは僕の名前ですか?」

 

「じ、じょーだんはよくないよー?きょーやくんホントはわかって言ってるでしょー?」

 

モカもこの有様

 

「…ごめん、よくわからないんだ」

 

シーン

 

「記憶喪失ッスよねこれ…」

 

「多分麻弥ちゃんの考えてる通りだと思う…」

 

みんなの顔に影が指す…

 

とりあえずあたしはみんなに声をかけようとする

 

ガラララ

 

「えっ!?」

 

みんな揃ってるはずなのに開く扉

不味い多分詩歌だ、この現状を知られる訳には行かない

 

「お兄ちゃんの着替え持ってきましたよリサさん…あれ?

お、お兄ちゃん気がついたの!?」

 

詩歌が響也が起きてるのを見るなり荷物を足元に落としてこっちへ急ぎ足でやってくる

 

遅かったか…

 

ギュッ

 

「お兄ちゃん心配したんだから…うぅグスッ」

 

「し、詩歌あのね?」

 

あたしは詩歌に説明しようとする

だが先に口を開く者がいた

 

「しーか、あのねよく聞いて欲しいの」

 

「か、香澄待って!」

 

あたしは香澄を止めようとする、しかし

 

「どうしたの?香澄」

 

ダメ…それ以上は…

 

「響也先輩、…記憶が無いみたいなの」

 

時間が止まったような気がした

いや正確にはみんなの動きが止まったからではあるが

 

数秒後、焦った詩歌の声が響く

 

「へ?…いやいやいやいくら香澄の言葉とはいえそれは信じられな「ごめんね」」

 

響也がおもむろに口を開く

 

「僕には君たちが誰なのかはわからないんだ、自分の名前が響也…?だということもついさっき知ったし」

 

「そ、そんな…お兄ちゃん嘘だって言ってよやだよやめてよ、そうかみんなあたしのこと騙してるんだなーほらはやくドッキリ大成功とか誰か言って「詩歌!」っ!」

 

あたしは詩歌を真っ直ぐ見てその後首を横に振る

それをみた詩歌は顔をくしゃくしゃにして泣き出した

 

香澄が抱きしめて慰めている姿をあたし達全員はただただ見てるだけしか出来なかった

 

 

 

 

「皆さん取り乱してすいませんでした」

 

すっかり目の周りを真っ赤にさせた詩歌は落ち着いたようだった

 

「いいのいいの一番悲しいのは詩歌だって分かってるから」

 

「むしろ私的にはしーかのそんな姿見て安心したまであるよ

普段そんな姿見せないからね」

 

「恥ずかしいです…」

 

「ところで…」

 

響也が口を開いた

 

「僕と皆さんの関係をお聞きしたいんですけどいいですか?」

 

まあ当然だよねこんなに女子に囲まれたら普通怖い

詩歌がまず口を開く

 

「まずは私から、菅谷詩歌、妹だよ!」

 

「詩歌ちゃんね、…ふむふむ妹か幸せだなこんなに可愛い妹がいて」

 

「か、かわ…もうからかわないでよお兄ちゃん」

 

「そんなつもりはなかったんですけどね」

 

兄弟の会話を聞きながらあたしはふと悪い考えが頭に浮かぶ

 

あれ?…もしかしてこれ有利な位置にたてる?

 

ニヤリッ

 

あ、約数名多分同じ考えに至ってるような顔をしてる

 

「つぎはあたしかなー?」

 

そう言って響也に近づいて行ったのはモカであった

チッ!出遅れた…

あたしもみんなも苦虫を噛み潰したような顔になっていた

 

「あたしはー青葉モカっていいますー、気軽にモカちゃんって呼んでねー?

んできょーやくんとのかんけいはー」

 

ギュッ

 

「きょーやくんはあたしの彼氏さんなのだー」

 

「「…え、…えぇー!?」」

 

響也と詩歌が両方ともすごい顔をして驚いていた

もちろん嘘だとわかっているのであたしを含めみんなはジト目でモカを睨んでいた

 

「モカ…流石に冗談が過ぎる…」

 

青筋を浮かべながら蘭が冷ややかな声を上げる

 

「ふっふっふー、あれー?蘭なんで怒ってるのー?きょーやくんのことはきにならないんでしょー?」

 

「ッ!?…モカいい加減に「何ー?蘭はー邪魔がしたいのー?やっぱりきょーやくんのこと好きなんじゃーん」そ、そんなことないし…」

 

「あら、モカが彼女なら、あたしは弦巻こころ、響也はあたしの許婚よ?」

 

……

 

「こころー少し黙ろうかー?」

 

「あら美咲?本当の「いいから口閉じて」モゴモゴ」

 

「俺そんなに何人も手を出してたのか…人として最悪じゃないか…」

 

響也が人知れずダメージを受けていた

いやむしろ出さなくてやきもきしてるんですけどみんな

 

「とりあえず皆さん落ち着いてください!!」

 

紗夜の一喝によって静まる病室…てかここ病室なの忘れてた騒ぎすぎたの反省しなきゃ

 

「誰が彼女だ誰が許婚だ誰が奥さんなど今は関係ないではありませんか」

 

「いや紗夜奥さんは誰も言っ「なにか?」…いえ何も」

 

まさに触らぬ神に祟りなしであった

 

「今は響也さんの記憶を思い出させるのが先でしょう」

 

「おねーちゃんの言う通りだよ!流石のあたしもその言い争いはるんって来ないよ」

 

「「「「ごめんなさい…」」」」

 

「わかればよろしい、では響也さん」

 

「は、はい」

 

完全にライオンに狙われたシマウマのように震え出す響也

 

「…そんなに怯えなくてもいいでしょうに、流石に傷つきますよ」

 

「ご、ごめんなさい」

 

「あと皆さんには敬語ではなくタメで話していたので響也さんも意識して話してください」

 

「は、は…わかった」

 

「では響也さんにいくつか質問しますまずは…」

 

 

 

紗夜による質問が続いた

 

 

 

 

 

 

「なるほど…ほとんど、というか全てにおいての記憶が無いみたいですね…」

 

約10分の時を経て紗夜は顔を曇らせながら呟いた

 

「ごめん…」

 

響也が目を逸らしながら謝罪の言葉を紡いだ

 

「響也さんのせいではありませんので気にしないでください」

 

「どうしたものかしら…」

 

みんな目を伏せて静かになる

 

「…音楽…歌」

 

誰かが呟いた

 

「蘭…?いきなりどうしたんだ?」

 

蘭の突然のつぶやきに皆が焦る中、巴が問いかける

 

「あたし達の歌や音楽を聞かせたら何か思い出すかもしれない…」

 

「おー、らんーめいあんだねぇー」

 

「あたしも賛成」「私も」

 

「なるほど…一理ありますね、でもしばらくは入院でしょうし流石に病室で演奏する訳にはいかないでしょう」

 

「かのシェイクスピアはこういった…

急がば回れと…」

 

「薫さん、それことわざだよ…」

 

「とりあえずかおちゃんはこっちへ来なさい」

 

「ち、千聖、かおちゃん言わないで//って顔怖い、

助けてぇ」

 

あ、薫が千聖に連れていかれた

 

「とりあえず今日はもう遅いですし帰りましょうか皆さん」

 

「えーーおねーちゃんあたしもう少しいたいよー」

 

「日菜文句言わないの」

 

「ぶー」

 

「とりあえず詩歌さん!響也さんのことは任せましたよ」

 

「は、はいわかりました」

 

「おねーちゃんはなしてよーーーー」

 

紗夜が日菜を引っ張って病室を出ていった

それに続くようにみんなが病室をあとにする

 

「さてとあたしも帰るかな」

 

「…ごめんね、俺が何も覚えてないから」

 

「そんなこと言わないのー…でも」

 

ギュッ

あたしは自分の気持ちを抑えられず響也を抱きしめてしまう

 

「えっ!?「そのまま聞いて響也」」

 

「あたしすごい心配した…あの車に撥ねられた時、そして胸が締め付けられたよ誰だ?って言われた時は目の前が真っ暗になりそうな程に…

あたしには響也がいないとダメなんだよ…そう気がついた

あたし響也の記憶取り戻すためならなんだってするよ

…だからね」

 

スッ

…グスッ

 

「だからちゃんと思い出してね響也!」

 

バッ

 

「そしたら詩歌!あたしも帰るから頼んだよー」

 

詩歌の返事を聞く間もなくあたしは顔の赤さを隠すように病室を急いで出ていった

 

 

 

 

 

……はぁ

リサも響也のことが気になってるみたいね

 

私はリサが響也を抱きしめてるのを見て咄嗟に隠れてしまいそのままリサが出ていったあとも病室の外で動けずにいた

 

「歌ね…、美竹さんもなかなかいいこと言うじゃない」

 

私は今まで自分の音楽のことばかり考えてた

そのためには色々なものを捨ててきた

友情、恋愛、勉学…数え切れないくらいのものを犠牲にしてきた

そんな私に射した一筋の光、それが響也だった

最初はなんで女子校なのに男がいるんだ?と思ってた

でもリサに紹介されて色々関わるうちに私の視界には響也が居るようになった

いや…それは違う、私が自ら目で追ってたんだ

 

「…全く私らしくないわね」

 

こんなコソコソと隠れてるのは性にあわないわ

私は病室に入ろうとする

 

ガシッ

 

「!?…誰?」

 

「あら、あたしのこと忘れたのかしら?」

 

「…その声は弦巻さんね?」

 

後ろをむくと長い金髪をたなびかせた弦巻さんがいた

 

「響也は今記憶が無いんだからあんまり刺激するのはやめた方がいいわ!」

 

「…弦巻さんには関係ないことでしょう?」

 

私は弦巻さんの言葉に少し腹立たしさを感じて声を荒らげてしまう

 

「あら?あたしは至極当然のことを言っているのに何故怒ってるのかしら?」

 

「っ!?あんまりな事を言っている「あたしも」と…」

 

急に目を伏せてこころが言葉を紡ぎ始める

 

「本当はあたしだって響也のそばにいたいよ…でも今、その役目は家族しかできない」

 

弦巻さんにしては珍しく表情に影がさしている

 

「…私たち何に捕われてるのかしらね」

 

「さぁ?それは分からないわ!

…でも友希那もあたしも恋という足枷がついているのかしらね」

 

ふふふ、あはは

私達は静かに笑う

 

「負けないわよ?」「あたしだって!友希那には渡さないわ」

 

「でも他の人も手強いわよ?リサとかに本気出されると私たちで太刀打ちできるかどうか…」

 

「大丈夫よ!響也ならきっとみんなを笑顔にしてくれるはずだから」

 

「ふふ、そうね」

 

「さぁ今日は帰りましょ友希那?」

 

「えぇ」

 

私は弦巻さんと他愛もない話をしながら帰路に着いた

 

 

 

 





やっぱりSS書くのって難しいよね…
かなり悩みながら書きましたこの話
やっぱり話が続いてるとどう展開さしていいか分からなくなる
まあそんなのはどうでもいいですよね
次のお話をしましょうか
次は一つ一つのバンドで書こうと思ってますその方がまとまりがききますから

では次回ご期待ください

また見てくれよな!
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