どもどもどもレムりんですの
え?めっちゃ待ったって?ごめんごめん
思いつきではじめて、中も終わりもまったく白紙だから全然まとまらなくて苦労してるんですの…自業自得なんですけどねぇー
まあ残すとここの話ともう1話でこの編は終われるかなぁ…終われるかなぁ…?
まあいいや
それではどうぞ
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ザァーーー
春の陽気をかき消すかのような大雨が降り注ぐ
私はその雨を憂鬱に思いながら傘をさして学校への道を歩いていた
「友希那何考えてんの?」
隣を歩くリサが話しかけてきた
私はリサに勘づかれないように答える
「私達は何を歌うか考えてたのよ」
「ふーん、なるほどね」
何とかなったみたいね
いつもリサに迷惑かけてばかりでさらに負担をかけたくない
「まあ友希那にもいろいろ考えがあるんだと思うけどあたしにも頼ってよね?」
見抜かれてるみたいね…、ほんとリサにはかなわないわ、、、あら?そういえば
私は焦りを押隠すようにリサに思い出した質問をぶつける
「リサ、あなた今日日直って言ってなかったかしら?」
「え?…あっ、…ヤバ」
リサの顔が青くなる
私ももっと早く気づけば良かったわ
「ご、ごめん友希那先行くね!」
リサが走っていってしまった
「響也…私はどうすればいいの?」
誰もいない虚空に向かって呟きが溶けていった
◇◆◇◆◇◆◇
ー…して、…であるからして、ここは…になり
「………」
ーそしたらここを、うーん、あ、湊!答えてみろ
「………」
ー…あれ?おーい湊ー!聞こえてるかー?
「っ!?は、はい」
ーまったくちゃんと聞いといてくれよー?ここ結構重要なんだから、また後であてるから
「すいません」
またやってしまった
昔から考え事をすると周りの声が聞こえなくなる
この前もリサと響也に注意されたばかりなのに
やっぱり私は歌以外はダメダメね…
でもまた響也に叱られるのもそれはそれで
…いやなんでもないわ気にしないでちょうだい
それより早く授業終わらないかしら
実は今日リサに教えて貰って作ったクッキーを持ってきている
最初クッキーを作りたいと言った時はリサに物凄く驚いた顔をされたわ
失礼な話しよね、私だって少しは料理出来るわよ…
いえ見栄を張るのはやめるわ、半分は何故か食べれないクッキーが出来上がってしまったから多分料理出来ないんだろう
キーンコーンカーンコーン
ーよーし今日はここまでにしとこうか、ちゃんと復習しとくんだぞ?
「悩んでても仕方ないわね」
私は大事にその袋をもって集合場所へ向かった
◆◇◆◇◆◇◆
今日は雨が降ってるからリサたちの教室で食べることになっていて私は向かっていた
「ほんとに雨って憂鬱になるわね」
屋上でお昼を取るのがもはや日常化されてるため少し…いやかなり違和感がある
「あ、友希那こっちこっちー」
私はいつの間にか着いていた様でリサが手招きしていた
「ごめんなさい、遅くなったわ」
「大丈夫大丈夫」
ふと周りを見ると響也の姿が見当たらない
「リサ、響也が居ないようだけど」
そう私が言うとリサがニヤニヤしながら答えてきた
「響也今日は購買らしくて買いに行ってるもう少しで戻ってくると思うよー
…なになに友希那、響也いなくて焦った?」
「…っ!?、そんなことないわ変な勘ぐりはしないで」
「ごめんごめん」
からかわれて私は顔が熱くなる
きっと真っ赤になってるだろうますますリサに弄ばれてしまうわ
私は話題を強制的に変えることにした
「そういえば私達はLOUDERに決めたわ」
「やる曲?いいじゃん!あたしも賛成」
「後で紗夜達にも伝えといてくれるかしら?」
「おっけー!任せといて」
「お待たせ、ごめんね遅くなった」
ふと後ろから聞こえた声に私は振り向く
視界に入ったのは待ち焦がれてた人、響也だった
「いえ、私も今来たところよ」
「響也ー、いいの買えた?」
「うん、クロワッサンがあったから嬉しくて2個も買っちゃったよ」
「ほんとに響也ってクロワッサン好きだよね」
「…そうだったんだ、ただただ美味しそうだから買ったんだけど」
「えぇ、毎日のように山吹さんの所へ行って買っていたわ」
「そうなんだね、やっぱり体に染み付いてるのかなぁ」
そんな時ふと弦巻さんが言っていた言葉が頭をよぎる
本当に響也は二重人格なの?…記憶がないから体が覚えているってことがあるんじゃ
「…友希那大丈夫?」
「っ!?…ええ、大丈夫だわ」
響也が顔を覗き込んできたので私はびっくりして少し身を後ろに引いてしまったが直ぐに返答する
「とりあえず食べよーあたしもうお腹空いちゃった」
「そうだね食べよっか」
響也が着席したのを見て私も席に着く
そして持ってきた袋を机の上に出した
「響也…あの、これなんだけど」
「わぁ、クッキーだ!友希那が作ったの?」
ぱぁっと笑顔になり響也がそう聞いてくる
「え、えぇ、リサに教えて貰って作ったの、どうかしら?」
「食べる食べる、頂きまーす」
1枚手に取り口に含む響也、その後数回咀嚼して言葉を発する
「…うん、美味いよ」
「よ、よかったわ…」
私はその言葉を聞いて胸を撫で下ろす
ずっとドキドキしてたから緊張が解けたわ
ふとリサの方を見るとニヤニヤした視線でこちらを見ていた
またからかわれると思い、私は自分の弁当を取り出すと昼食を開始した
「でも響也、パンだけじゃ栄養ないからはいあーん」
「え!?リサさすがに恥ずかしいよ…」
「いいから早く、ほら」
「むぐっ!……美味しい」
「でしょ!今日の卵焼きは自信作なんだー」
リサなんて羨ましいことを…でもこれは私が作った弁当じゃないから自信満々にあーんするわけにはいかないわ…
あ、リサがこっちみてドヤ顔してるわ…
私は悔しい心に動かされて卵焼きを挟んだ箸を持つ手を響也に伸ばした
「ゆ、友希那までどうしたの?」
「早く食べてちょうだい…恥ずかしいのよ」
「う、うん…ぱく……うん美味しいよ」
私は顔が熱くなるのを感じて目を伏せる
こんなことよくリサはできるわよね…
とりあえずご飯を食べることに集中しましょうそうしましょう
あ、卵焼き美味しいわ
◇◆◇◆◇◆◇
時は過ぎ放課後
私は響也とリサと一緒にCiRCLEに向かっていた
「今日は美竹さん達afterglowが演奏してくれるわ」
「うん、昨日蘭たちからメッセージ来てたよ」
「そう、ならいいわ」
「友希那〜、顔が怖いよ〜?」
「大丈夫よ、怒ってないわ」
全く、私とは全然メッセージやり取りしないのに響也のバカ…
そうこうしてる間にCiRCLEに着いていた
「あら、友希那ちゃん達これから練習?」
中にいたまりなさんに声をかけられる
「いえ、今日は美竹さん達に用があって」
「そうなんだー、蘭ちゃん達なら奥のスタジオにいるよー」
そう言って奥に入ってくまりなさん
いつも忙しそうにしているがちゃんと休めてるのかしら
「行くわよ」
「うん」「おっけー!」
突き当たりのスタジオまで進む
ガチャッ
「お邪魔するわ」
「「お邪魔します」」
中を見ると練習中の美竹さん達がいた
私たちはなるべく邪魔しないように入ると備え付けの椅子に座って練習を見学する
上手くなったわね
私が1番に抱いたものは純粋な賛美だった
初めてあった時の荒削りな演奏が今や個性をちゃんと伸ばした素晴らしいものになっている
これは私たちもうかうかしてられないわね
「はぁ…はぁ…いらっしゃい響也、それに湊さんとリサさん」
曲が終わり少し呼吸を整えながら美竹さんはそう声をかけてくる
「上手くなったわね美竹さん」
私らしくもない一言を口からだすと美竹さんは驚愕の表情を見せる
「おー、湊さんが褒めたぁ」
「ちょっ、モカさすがに友希那さんも褒めるって」
「…湊さん、あ、ありがとうございます」
「率直な感想を述べただけよ」
「蘭〜顔真っ赤だよ〜」
「…モカ、うっさい」
「わぁ〜蘭が怒ったぁ〜」
「まぁまぁ蘭ちゃんもモカちゃんも落ち着いて、」
羽沢さんが止めに入る
…ふふ、いつ見ても仲良しね
「それで今日は響也だけじゃなくてお2人も聞いていかれるんですね」
「何か不都合があったかしら?」
宇田川さんがそう言ってくる
「いえ、ただ緊張してくるというかなんというか」
「あぁ、なるほどね
大丈夫よ、1客として気にしないように演奏してちょうだい」
「…巴大丈夫、いつも通りあたし達の演奏すればいいから」
「そうだな」
「響也」
「な、何?」
「…あたしに任せて」
美竹さんが響也にそう言う
美竹さんらしいわね
「いくよ、みんな!」
「「「「うん(おう!)(おー!)」」」」
「Scarlet Sky!!!」
演奏を聞きながら私は響也の方をチラチラとみていた
前回のパスパレの演奏の際に響也の人格が少し戻って来たのを聞いてまたあの優しい声で呼びかけられると思い…
はぁ…下心丸出しじゃない私、
でもそう思いたいのもわかって欲しいわ
「?…友希那?どうしたの?」
「っ!?…なんでもないわ気にしないでちょうだい」
「わかった」
見てるのがバレたらしく響也に話しかけられた
全くこれじゃまるで私が響也にこ、恋してるみたいじゃない
リサの方をチラ見するとニヤニヤしてたわ
あとでお説教ね
演奏が終わりみんなが息を整える時間の間少しの静寂が訪れる
「響也、どうだった?あたし達の演奏」
7人の視線が1人に集まる
「…………」
「…響也?」
「とても良かったよ、みんならしさが出てるって言うかなんというかとにかくかっこよかった」
…?
私は『響也』らしからぬ感想に違和感を覚える
それは皆も同じみたいだ
「響也?…だよね?」
「…?はい、僕は響也ですけど…」
響也自身の人格では無い
記憶が無くなってる響也がいるだけだった
◆◇◆◇◆◇◆
あの事から数日後、戸山さん達、Poppin’Partyにも演奏してもらい響也に聞いてもらったが結果は同じ、人格のじの文字すらないくらいだった
私は丸山さん達にもう一度詳しくあの時のことを聞いたがやはり響也自身が前に出て話してたらしい
そもそも二重人格なのに自分のことを忘れてるのが不自然なのよね
二重人格ではなく、記憶喪失でもなく、他の人…何かオカルト的な話になりそうだけれど霊的ななにかに取り憑かれて響也の人格が出て来れなくなりそれが何かをきっかけで少しばかり響也が出てくることが出来た
…いや待って、おかしい点がひとつあるわ
なぜ『二重人格』という診断結果になったのだろうか
そもそもそこからおかしかったのではないかしら?
だとしたら弦巻さんが何か知ってそうね
私は携帯を取り出すと彼女に連絡を取り早足で向かった
「来たわね友希那!で、あたしに聞きたいことって何かしら?」
弦巻さんの家に着くと大きな客間に通されて弦巻さんの前に座らされる
「…率直に聞くわ、あなた響也に何したの?」
そう一言発すると弦巻さんの顔から笑みが消える
「…なんの事かしら?あたしにはわからないわ」
「二重人格って本当は嘘なのよね?」
「…………」
「弦巻さ「友希那」っ!?」
弦巻さんの目から光が消えていた
「このまま誰も気づかないかと思っていたのだけれど想定外だったわ
そう、あたしが響也にある薬を飲ませたの」
「…ある薬って何?」
「薄々勘づいているでしょうけど飲ませた人間に全く別のまっさらな人格を上塗りする薬よ
…そしてこの薬は効果が切れると同時に最初にみた人しか見えなくなるっていう副作用があるわ」
「そんな薬が存在するわけないわ!!」
「それがあるのよ、なんてったってあたしの家は弦巻グループよ?無いものがないわ」
「それで響也を自分のものにするつもりなのね?人としてやっていいことと悪いことがあるわ」
「あたしって手に入らなかったものが昔からなかったのよ?
そして今回も響也を手に入れるわそのためならどんな犠牲を払ってでも…」
「そんなこと私が許すとでも?」
「許す許さないも何もあなたはもうニゲラレナイワ?」
プスリ
「え…?」
急激に身体の力が抜ける
自分の体を支えられなくなった私は地面に倒れ込んだ
「薬の効果は残り12時間
だからその時間響也を守り抜けばあたしの勝ちよ
…まあ今のところ友希那しか気づいてないみたいね
だからゆっくり眠るといいわ」
私は意識を手放した
…to be continued
はい、黒幕登場でした
一応記憶喪失してたけど弦巻グループの㊙薬おかげで治り、㊙薬の所為で囚われるという皮肉な感じに仕上がってます
…弦巻グループって名前出したらなんでも通用しそうで怖いです
前書きでもお伝えしたとおり多分ですが次の話でこの見切り発車が終幕を迎えられそうです
自分は書く才能がないのでもしかすると2話構成になるかもしれませぬが頑張ってまとめやす(笑)
あ、ちなみにまだ終わり方何も浮かんでないってか考えてすらないんでどうなるかは分かってません
気長にお待ちください
それでは次回も見てくれよな!!