夢を目指す少女達と神童と謳われた少年   作:レムりん

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どーもレムりんですの
今回はRoseliaからりんりんの登場です
長い話もいらないと思うので

どうぞ!




第19話 バフのかけ所にご用心

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『響也くん起きてますか…?』

 

「起きてるぞー」

 

パソコンを開いてデータ整理をしていたら燐子からボイチャがかかってきたので返答する

 

『明日って暇かな…?』

 

「明日は朝やる事あるから昼からなら大丈夫だがどうしたんだ?」

 

『明日あこちゃんが泊まりに来るんですけど響也くんも一緒に遊べたらなと』

 

「…それ俺行く必要あるか?」

 

すると燐子は俺にとっては衝撃の一言を放つ

 

『…クローゼットの右奥にあるダンボールのしたの「わかったっ!…行くから」ふふ、…響也くんらしいね』

 

なぜ俺の超極秘書物の場所を知っているんだ…?

本格的に家宅捜索を心に決めた俺であった

 

「しっかしまた急だな」

 

『詩歌ちゃんが前日に言えば断りづらいって』

 

「おっけ、ちょっと待っといて」

 

そう言うと俺は席を立つ

 

『ほ、程々にね…』

 

─え?お兄ちゃんどうしたの?って何何!?痛い痛い、ああああああ

 

……

 

「ただいま」

 

『あ、あはは…』

 

「とりあえず明日詳しく話させてもらうわ」

 

『うん…じゃあね』

 

そう言って燐子はチャットから落ちる

女子って怖いな…

 

そのあとトイレに行くついでに詩歌の部屋を覗いたら見事にまだ悶絶したままだった

…少しやりすぎたかな反省反省

 

 

 

 

次の日

俺はパスパレの練習を見るために事務所のスタジオを訪れている

そう言えばもう自分の中では当たり前になってしまっているがよくよく考えてみるとアイドルの事務所に顔パスで入れるようになるなんて凄いもんだよな

しみじみと考えながら廊下を進んでいるといつも使っているスタジオの前に着く

 

ガチャッ

 

「失礼するぞー」

 

「ほらほらー彩ちゃん最近甘い物の食べすぎでお腹周りがあれになってきてるんじゃないのー?」

 

「や、やめ、あはは、くすぐったいよぉ日菜ちゃん」

 

「こら日菜ちゃん、そこまでにしておかないと響也がくるわよ」

 

スタジオの中には襲われる彩と襲う日菜、それを叱る千聖に見てる麻弥とイヴ

 

「チ、チサトさん…、キ、キョウヤさんが…」

 

「響也がどうしたの?イヴちゃ…」

 

あ、やべ千聖とイヴに気づかれた

 

「お邪魔しました」

 

そう言って扉を閉める俺

数秒の後ドタバタと中から聞こえてきた

 

ガチャッ

 

「響也…?とりあえず中に入ってちょうだい」

 

「オレ、ナニモワルクナイ」

 

「い、い、か、ら、入ってちょうだい?」

 

阿修羅を後ろに従えて千聖が鬼をも殺す笑顔で手招きしていた

俺は観念してスタジオに入る

彩が顔を真っ赤にして隅っこで体育座りしていた

 

「もー!響也くんはエッチだなぁ」

 

「いやノックしなかった俺も悪いけどまさかこんなことになってるとは誰もが思わんだろ!?」

 

「それでもこっそり見てる必要はないんじゃない?」

 

「それはだな千聖、男には時としてやり切んなきゃ行けないこともあるんだ」

 

「力説してるとこ申し訳ないっすけど響也さんカッコ悪いっす…」

 

「キョウヤさん…」

 

約2名が哀れんだ目で見てきたけど俺は気にしないことにする

 

「結論、響也くんはエッチってことだよねそれ?」

 

「日菜よ、男は皆変態だ」

 

「…響也、正座」

 

「なんでさ!?」

 

とりあえず言われるがまま正座をする

…べ、別に怖いとかそういう訳じゃないんだからね?

 

「まぁ、響也が変態でどうしようもないってことは皆わかってるからそれはこの際どうでもいいわ」

 

「いや、それどうでもよかったら俺なんで正座させられてるの!?」

 

「でもこのままじゃいつ響也に襲われるか分かったもんじゃないわ」

 

「いや、千聖は怖くて手を出「(ガンッ!)…何か言ったかしら…?」ヒッ!…イエナニモ」

 

正座している俺の足の数センチ前に千聖様の御御足が振り下ろされていた

わざとであろうがあと数センチこちら側だったら俺の膝が消し飛んでいただろう

 

「えー、でもさー?千聖ちゃん『は』ってことはあたし達には手を出そうとしてるわけー?」

 

「………言葉の綾だ」

 

「響也…その沈黙はむしろ怪しいわよ?」

 

だって男なら皆そういう想像1度はするもんだろ?

 

「響也くんに…」ボンッ

 

「おい、いつの間にか復活してた頭ピンクなに想像してんだ」

 

「響也さんと…フヘ、フヘヘヘ」「キョウヤさんと…」

 

「やべぇ収拾つかなくなっちまった、ここはとりあえず一旦この部屋出といた「響也くん…?」っ!?」

 

ドアの方に向かおうとした俺の目の前にはさっきまでちょっと離れた位置にいたはずの日菜がいた

 

「ドコニイコウトシテルノ?」

 

「えっと、そ、そう!飲み物を買いに」

 

苦し紛れだがなんとか理由を作る

 

「うーん、それじゃあたしもいくー!」

 

「いや日菜は休憩してていいんだぞ?」

 

「うーんとね、なんだか響也くんなにか隠してそうだから見張っとかないと」

 

「な、なにも隠してねえよ?」

 

「なになに?『それじゃ14時頃家まで迎えに行きますね(≧∇≦)/』燐子

響也これどういうことかしら?」

 

「…え?あ、俺のスマホいつの間に、てかパスワードかけてたのに」

 

「え?パスワードくらいみんな知ってるわよ?」

 

OKGoogle、プライバシーとは?

…すいません、よく分かりません

 

「き、響也くん、まさか燐子ちゃんと付き合ってるの!?」

 

「そんなまさか、昨日燐子と遊ぶ約束したのさ

あこと3人でな」

 

そう言うと5人は明らかな安堵の溜息を零していた

 

「えー、今日帰りに響也くんとどこかよろうとおもってたのにー」

 

「日菜とは結構な頻度で会ってるだろ」

 

「そりゃ同じクラスだからねー、でもそれだけじゃるんっ!てこないから」

 

「まあいいか、とりあえず飲み物買いに行ってくるわ」

 

そう言って俺はスタジオから一旦いなくなる

 

 

 

 

「…私からしたらその毎日顔を合わせられることだけでも羨ましいわ」

 

響也くんが出たあと呟くように千聖ちゃんが声を発する

 

「それは私も思うよ、日菜ちゃん羨ましいな」

 

「えー?そうかなー?」

 

「でもそんなふうに言ってますから千聖さんってほんとに響也さんのこと好きっすよね」

 

「そ、そうかしら?」

 

千聖の頬には僅かな朱が差す

 

「マヤさんは違うんですか?」

 

「うーん、なんて言えばいいんでしょう

多分好きなんでしょうけどまだ分かってないんですよね

なにぶん音楽設備としか面と向き合ったことがないっすから…あはは」

 

「全く…麻弥ちゃんには女子力が足りないわ」

 

「め、面目ないっす…」

 

「麻弥ちゃん?毎日私が言った事やってる?」

 

千聖ちゃんが少しずつ麻弥ちゃんににじり寄ってる

 

「ち、ちちちゃんとやってますっす!」

 

「…本当に?」

 

今の千聖ちゃんはまるで悪魔のようなオーラを纏っ「彩ちゃん?後でお話があるから」ピィッ

 

「ヒィッ、ひ、日菜さん!助けてくださいっすー」

 

麻弥ちゃんが日菜ちゃんの方に逃げる

…その様子だとしてなかったんだね

 

「あはは、千聖ちゃんおもしろーい!」

 

「マヤさん!私がお守りします!」

 

千聖ちゃんの前にイヴちゃんが立ちはだかる

 

「チサトさん!いざ尋常に「……イヴちゃん?」」

 

「どいてもらえるかしら?」

 

「ぶ、武士はに、逃げたりしません!」

 

イヴちゃん、足ガクガクだよ!?産まれたての子鹿みたいになっちゃってるよ!?

 

「そう…わかったわ

まずはイヴちゃんから…

 

 

 

 

 

 

お説教が必要かしら?」

 

「キュ〜」

 

バタン

 

あ、イヴちゃんの恐怖メーターが振り切って気絶しちゃった…

 

「ふふふ

さてと、邪魔者もいなくなったわけだし麻弥ちゃん?お話を聞かせてもらおうかしら?」

 

「お、お助けぇ〜」

 

入り口に逃げる麻弥ちゃん

と、ちょうどその時入り口が開く

 

「すまんすまん、飲みたいもん下にしかなくて時間か「響也さん!!助けてくださいっす!!」」

 

麻弥ちゃんが響也くんに飛びつく

そしてすぐに後ろに隠れる

 

「おっとと、どうした麻弥」

 

「響也、どいてそいつお説教出来ない」

 

「いやいや口調おかしいしどっかで聞いたことがあるセリフよそれ

てゆーかイヴが倒れとるし、日菜は笑い転げてるし意味がわからんぞ」

 

大丈夫響也くん、私もわかんないよ…

 

「実はかくかくしかじかで」

 

「…なるほどね

千聖、さすがに麻弥もわかってるからそこまで煩く言わなくても」

 

「私は麻弥ちゃんのためを思って」

 

「大丈夫だ、それはみんな分かってるよ」

 

「そう…よね

ごめんなさい麻弥ちゃん」

 

「は、はいっす

響也さん、助かりましたぁ」

 

「麻弥もアイドルなんだから少しは自分のこともちゃんとしないと」

 

「すいません…」

 

「まあ、分かればいいさ」ポンポン

 

「っ!?…フヘヘヘ」

 

麻弥ちゃんが頭ポンポンされて蕩けてる

 

「あー!ずるーい、あたしもあたしもー!」

 

「あ、わ、私も響也くん!」

 

「いや何がかわからん!?」

 

「その頭ポンポンよ」

 

「いやいや順番待ちしてもやらんぞ?…って、麻弥?どうした俺の手を掴んで」

 

「も、もっとお願いします…」

 

「お、おう」

 

その後は麻弥ちゃんが納得するまでポンポンしていた響也くんであった

もちろん私達にも結局してくれました

 

 

 

 

「っていうことがあって大変だったんだよなぁ」

 

「そ、それは大変だったね…」

 

「えー響也くんあこにもやってよー」

 

結局あのままレッスンは終わりを告げ約束通り燐子の家に来てます

 

「はいはい」ポンポン

 

「えへへー」

 

「「(か、可愛い…)」」

 

約2名の思考が見事にシンクロした瞬間だった

 

「んで、呼ばれたから来たはいいけど何するんだ?」

 

「え…?別にただお菓子でも食べながらお話でもしようかと思ってたんだけど

ダメだった?」

 

「それならそれでおれは大丈夫だ

…んで?お菓子って?」

 

「響也くん食いしん坊だねー」

 

「うるせ、甘い物は正義なんだ」

 

「あこも好きだからいいんだけどねー」

 

「ふふ、2人とも似てるね

とりあえずお菓子と飲み物取ってくるね」

 

そう言って燐子は部屋を出る

 

「しっかし燐子の部屋大きいな

…モニター3面あるしガチだな」

 

「こら響也くん!女の子の部屋をジロジロ見ちゃいけないんだよ!

見るならあこをみてよー」

 

両手を使って頭を固定されてしまった

…って、

 

「顔真っ赤にして恥ずかしいなら無理してこういうことしなきゃいいのに」

 

そう言うとあこは少し目を逸らしながら

 

「…だってせっかく響也くんと遊んでるのにあこのこと見てくれないんだもん」

 

と呟いた

 

「まったく」

 

「え?」

 

俺はあこの頭を撫でる

 

「ちゃんといつも見てるだろ?」

 

「響也くんはずるいよ…

こんなの好きにならないわけないじゃん

 

「何がずるいんだ?」

 

「ううん、なんでもないよ!ありがと響也くん!」

 

まあ元気になってくれたからよかったかな?

ふと俺は扉の方が気になり目線を移動させる

 

「ヒィッ」

 

「ブツブツブツブツ」

 

扉の隙間から覗く燐子がそこに居た

 

「り、りんりん!いたなら入ってきてよあこびっくりしたよ 」

 

「響也くんのロリコン響也くんのロリコン響也くんのロリコン響也くんのロリコン響也くんのロリコン響也くんのロリコン響也くんのロリコン…」

 

「俺を社会的に抹消しようとするな!!」「前にも言ったけどあこはロリじゃないよ!!」

 

2人のツッコミが部屋に響き渡った

 

 

 

「んでね!その時の…」

 

「そうだったんだね、」

 

あこと燐子が話に花を咲かせる中おれはひたすらお菓子を口に運んでいる

 

「あ、そういえばおねーちゃんからチョコレート渡されたんだった」

 

あこがそういって自分の鞄の中から箱を取り出す

封をあけ俺たちに差し出す

 

「さんきゅあこ」「ありがとうあこちゃん」

 

俺らが手に取るとあこも手に取り口に入れる

俺もありがたく食すことにする

 

「…ん?あれ、これって」

 

これウイスキーボンボンじゃね?

 

「おい、お前らこれウイスキーボンボンだから食うのやめといた方が」

 

「あははー!響也くんが3人居るよぉー?」

 

「もう手遅れ!?」

 

あこは酒に弱いらしくぐわんぐわんになっていた

俺は燐子のことも心配になり目線を向ける

向けようとしたが優しい衝撃と共に俺は床に倒される

 

「響也くん…」

 

倒してきたのは燐子だった

手遅れだったか…

 

「あのー?燐子さん?さすがに「響也くん!」」

 

「なんだか酔ってしまってるみたいなんでこんなことをやってます

仕方なく…です」

 

「…燐子、お前本当は酔ってないだろ?」

 

「…そ、そんなことないよ?」

 

めちゃくちゃ目をそらすじゃん

 

「とりあえず上からどけてくれ?」

 

「響也くんは私の事嫌い…?」

 

「いや、嫌いではないけど」

 

「私知ってるんだよ?白鷺さんや、羽沢さん、山吹さんに弦巻さんから告白されてるのを」

 

「…どうしてその事を?」

 

「それは教えられないけど

響也くんは優しいよねみんなを傷つけないように答えを出せないままでいる

でもね、私も響也くんのことが好きだからこのチョコの魔法がかかってる時じゃないと」

 

…ったくよ

 

「そんなものに頼らなくても俺はちゃんと気持ちを聞くくらいのことは出来るぞ?

いまは聞くことしか出来ないけど」

 

「…ほんとに優しいよね響也くん」

 

「優しくなんてないよ、人としては問題ある行動してるからな」

 

「でも私…いやみんなもそうか、私達にとっては響也くんはもう居ないのは考えられない存在なんだよ」

 

「燐子…」

 

「ごめんねこんなことして、…でも私、やっぱり好きなんだ響也くんのこと」

 

「…ごめん、今は答えは出せない」

 

「うん、分かってるよ

でも伝えておきたくて」

 

潤んだ目に朱に染まる頬

とても美しいと思った

 

「まあ、響也くんは鈍感で優柔不断なんですぐに答えが出るとは期待してないけどね?」

 

そう言って俺の上から退ける燐子

 

「ったく失礼だな」

 

「あ、忘れてた」

 

「ん?何を「チュッ」っ!?」

 

「ふふ、私の初めて

響也くんにあげちゃった…!」

 

「え?…え?、お、おい燐子」

 

「ふふ、クラスの皆には内緒だよ?」

 

「ちょ、おまそのセリフは怒られるって!」

 

多方面から怒られる

 

「響也くんー!あははー!」

 

「って、忘れてた存在ぃ!!あこやめろぉ!!」

 

「ふふふ、仲良いね」

 

「燐子お前も寄ってくるなぁ!うわぁぁぁぁ」

 

 

 

その後正気を取り戻したあこに思いっきりビンタされた

理不尽じゃね?

 

 

 





いかがでしたか?
何故かあこもヒロイン化してたんじゃ…
俺は悪くないいいね?
ってな訳で次回のお話でもしましょうか
と言ってもいつも通りなにも決まってないんですけどね(笑)
考える頭がないもので申し訳ない…
まあゆるりとお待ちください

では次回も見てくれよな!!
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