イナズマイレブン! 脅威の転生者 ゴジョウ!!   作:ハチミツりんご

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うーん、なんかキャラが変なことになった子達が多い気がする。気に入らなけれ消します。



追記

そういえば、挿絵ってどうやったら入れられるんですかね?すごく素敵な支援絵を頂いたので紹介したいんですが・・・


番外編 第五条!! 突撃インタビュー!五条勝の印象は?

『鬼道有人』

 

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「勝についてだと?・・・頼りになる仲間であり、最も信頼する友でありーーー俺の、超えるべき目標だ」

 

 

>世間には、鬼道有人は五条勝に劣っている、という噂がありますが?

 

「フッ・・・そうかもしれんな。直接対決は幼い頃を最後にやっていないが、あいつの実力は本物だ。だが、俺も負けるつもりは無い。王者帝国のキャプテンとしてーーーそしてアイツと対等の友であるためにも、俺は自分自身の力を証明してみせよう」

 

 

>何故そんなファッションなんですか?

 

「なに?ーーーこのゴーグルは、総帥が俺の実力をより高みへ導くために用意してくださった特注品だ。残念だが、いくら探しても売ってないぞ?」

 

 

>結構です。ゴーグルは分かりましたが、マントは?

 

「マントはセーフだ!」

 

>アッハイ

 

 

 

 

『源田幸次郎』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「ん?五条か!あいつは頼りになるな!五条がいてくれたおかげで、助かった場面も多々ある」

 

 

>彼のシュートも止められますか?

 

「ノーマルシュートならば、最近身につけたやり方で問題なく弾けるんだが・・・未だに本気の【ダークトルネード】を止められたことは無いんだ。しかし、かならず止めてみせる!あいつも、自分のシュートも止められない男に背中を任せたくは無いだろうからな!それに、俺のキーパーとしてのプライドが許さん!」

 

>なんでフェイスペイントを?

 

「カッコイイだろう!毎朝描くの結構大変なんだ!(ドヤァ)」

 

 

 

 

『寺門大貴』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「五条について?そうだな・・・頼りになるやつだが、危なっかしいな。自分を嫌ってるやつを助ける為に総帥に直談判したり、見ず知らずの子供を庇って轢かれたりするからなぁ、あいつ」

 

 

>DFにも関わらず強力なシュートを放つ彼に対し、ストライカーとして思うところは?

 

「そりゃ悔しいに決まってんだろ。ただまぁ、帝国のサッカーは全員の意思統一を旨としている。総帥があいつのプレーをよしとするなら、文句は無い。ーーー最も、負けたままでいるつもりも無いけどな」

 

 

>巷でエースストライカーなのに影が薄いと噂されていることに関して思うことは?

 

「は?おいちょっと待て!それどういう事だ!?ま、まさか一般の方からの差し入れの数が鬼道や五条、源田だけじゃなく大野にまで負けてたのってそういう事なのか・・・!?ち、ちょっとその話詳しkーーー」

 

 

 

 

『大野伝助』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「おもしれぇ奴だな!リトル時代は、俺より出来るDFなんていねぇと思ってたが・・・そりゃ勘違いだったみてぇだな!ナッハッハ!」

 

 

>同じDFとして、五条勝のプレーは憧れますか?

 

「そりゃそうだな!あんだけ動き続けられるスタミナ、相手の動きの先読み、多種多様な必殺技・・・どれも俺には無いからな。だが、パワーでは負けるつもりは無いぜ!あいつに頼りきりなんてだせぇからな!」

 

 

>最近子どもたちと遊んでいるのが目撃されていますが?

 

「げ、見られてたのかよ。試合に出るようになってから一気に名前が知られちまってな。・・・まぁ大体五条か鬼道の話になるけどな。女の子なら源田が多いなぁ」

 

 

>優しいんですね?

 

「まぁ、せっかく応援してくれてんだから応えねぇとな。帝国レギュラーの務めってやつだ!ガハハ!!」

 

 

 

 

『佐久間次郎』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「五条?・・・不思議な奴だよ。わざわざ自分に悪意を持ってた奴にまで優しくするんだからな」

 

 

>最近、プレースタイルが大きく変化したと聞いていますが?

 

「まぁそうだな。今までは自分の実力を過信して正面突破しか考えてなかったが・・・ボールキープとパス主体のポストプレーにしているんだ。その為にもフィジカル強化に重きを置いている。・・・これも、あいつのおかげなんだ」

 

 

>実は女性選手禁止の帝国学園に潜り込んだ男装の女子選手だ、という噂については?

 

「・・・それ取材とかでもしょっちゅう言われるんだが、本当にそう思ってるのか?俺のどこを見たら女に見えるんだよ?」

 

 

 

 

『万丈一道』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「どう、と言われても・・・頼りになる仲間だ、としか言えないな。俺自身、あいつとクラスが同じ訳でも無いしな。しかしまぁ、同じポジションの人間としては、あいつに憧れてるのは事実だ」

 

 

>リトル時代にはあまり名前を聞きませんでしたね?

 

「リトルチームには参加してなかったからな。両親からはサッカーについて反対されていて、帝国に入るのがサッカーを続ける条件だったんだ。ま、だから俺のプレーは殆ど独学だよ」

 

 

>あの天才ゲームメーカー、鬼道有人を差し置いて五条勝から最も信頼されているという噂がありますが?

 

「・・・は?誰だそんなこと言い出したの。んなわけねーだろ、俺は平部員で、鬼道はエースだ。そもそも実力が違う。それを言い訳にするつもりじゃないが、実際俺にはまだあいつから信頼されるような実力はついてねぇよ」

 

 

 

 

『咲山修二』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「は?五条?・・・ただの馬鹿だろ」

 

 

>ずいぶん辛辣ですね?

 

「あー・・・嫌いな訳じゃねぇよ。チームメイトとしては信頼してるし、良い奴なのは分かってる。だがまぁ、捻くれ者にわざわざ気を使ったり、自分を嫌ってるやつが帝国に残れるように手助けしたり、見ず知らずの子供を助けたり・・・自分の利益にならない事までやるような奴だ。頭はいいが、馬鹿だろ?」

 

 

>五条勝からよくお弁当を受け取っているらしいですね?

 

「おいてめぇちょっと待て、なんでそれを知ってやがる。・・・タレコミがあった?よし分かったそいつの名前教えーーーてめぇ逃げんなゴラァ!!」

 

 

 

 

『辺見渡』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「五条か・・・ポジションが違う俺から見てもとんでもない奴だな。鬼道さんとサシでやり合ってボール奪える奴なんていると思わなかったぜ。後はまぁ、成績も優秀だし総帥からの信頼も厚い。鬼道さんや五条みたいな奴こそ、帝国学園に相応しいんだろうな」

 

 

>ありがとうございましたー

 

「・・・え、ちょっと他の奴にはまだ質問とかあっただろ!?なんで俺だk(ry」

 

 

 

 

『恵那和樹』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「頼りになるやつだぞ?あいつがいればボールがすぐに前線に送られてくるから楽で楽で。シュート力もすげーし・・・まぁ無理はさせないけどな。俺達が頼り過ぎてあいつが怪我するとか笑えねーし、実際木戸川との決勝ではあいつの抜けた穴から点取られたしなぁ・・・」

 

 

>・・・何故足に包帯を巻いてるんですか?

 

「へ?これ?怪我したに決まってんじゃーん。いやぁ、ミニゲームやった時にバランス崩した大野の下敷きになってな。まぁいつもの事だから気にしないでくれ。どーも怪我するのが癖づいててな・・・」

 

 

 

 

『渋木翔大』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「いい後輩だよ。あいつからしたら、俺みたいな格下に敬語なんか使うことないのになぁ・・・」

 

 

>後輩達と仲がいいと聞きましたが?

 

「ん?あぁ、よく話すぞ。兵藤や大楠、辺見とはこの間飯を食いに行ったし、佐久間や大野、源田からはボールキープする為の足元の技術について聞かれたな。俺は才能無いから、そこら辺の小手先のテクニックを磨くしか無くてな・・・。まぁそれがあいつらの手助けになるなら、俺も嬉しいさ」

 

 

 

 

『大楠星士』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「五条君?ええ子やで?DFなのにごっついシュート撃つからFWとしてはちょい自信無くすけど・・・味方ならこれ以上に頼もしいのは無いなぁ」

 

 

>関西弁ということは、近畿の出身ですか?

 

「あぁまぁ、大阪生まれやねんけどな。親の仕事の都合で色んなとこ転々としとったから、いろんな方言ごちゃ混ぜやねん。俺が喋りやすいように喋っとるだけやから、気にせん方がええでー?」

 

 

 

 

『兵藤雄平』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「五条だぁ?良い奴だが・・・ちーっとは試合中に手ぇ抜いてくれてもいいよなぁ、とは思うな。あいつのディフェンスをくぐり抜けてシュート打ってくやつなんかいねぇから、暇なんだよ・・・」

 

 

>随分自信があるんですね?

 

「へっ!あったりまえだろうが!!あの源田の野郎さえいなければ正キーパーは俺のはずなんだ!今はまだあいつに負けちゃいるが、俺は諦めねぇぞ!世代No.1ゴールキーパーは源田じゃねぇ!!この兵藤だ!!」

 

 

 

 

 

 

『吹雪士郎』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「五条君?凄い人だと思うよ。同じDFとして、あのプレーには憧れちゃうなぁ。昔、彼に負けたのは悔しいけど・・・その時の経験のおかげでアツヤも成長したし、結果オーライかな?次にやる時は、僕達が勝たせてもらうけどね」

 

 

>公式戦どころか、練習試合もしてないそうですね?

 

「うーん・・・練習試合は、単純にほかの学校が遠いから、部費の少ない僕達には移動手段がね・・・親御さんに送ってもらうにしても、都合が合わなかったりするし。

公式戦は・・・前は参加出来てたんだけど、最近は出来てないんだ。参加申請してないって言われるんだけど、そんなことないはずなんだけどなぁ・・・?」

 

 

 

 

『吹雪アツヤ』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「メガネだとぉ!?あいつは俺がぶっ倒すんだ!!いつも余裕綽々みてぇな顔してやがるが、ぜってぇ俺の事認めさせてやる!!全国の頂点に立つのはメガネじゃなくて俺達だ!!」

 

 

>随分根に持ってますね?

 

「当たり前だ!!俺と兄貴が組んで、勝てなかった相手なんてアイツだけなんだ・・・!だけど、今度は俺や兄貴に加えてバカなえも居るし、氷上や真都路の奴らもドンドン強くなってる。王者帝国だかなんだか知らねぇが、ぶっ潰してやるぜ!!」

 

 

 

 

『白兎屋なえ』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「ごまちゃんは凄いやっぺ!士郎達とやった時も、ドーン!!ってシュート決めたり、バーン!!ってアツヤを止めたりしてたっぺ!あの試合を見て、うちもサッカーやりたくなったんだっぺさ!」

 

 

>ごまちゃん、というのは・・・?

 

「?ごまちゃんはごまちゃんやっぺ!可愛いでしょ!」

 

 

 

 

 

『比得呂介』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「へ?勝ちゃん?一緒にいて飽きないね!勝ちゃんの周りではいつも何かしら面白いこと起こってるし!それに、勝ちゃん本人も完璧に見えて抜けてるところあるしね〜。見てて面白いことばっか!」

 

 

>五条勝のかつてのチームメイトとお聞きしていますが?

 

「そだよー?まぁチームメイトって言っても、勝ちゃんの足元にも及ばなかったからなー・・・。まぁ、フットボールフロンティアで負けるつもりは無いけどね。何回戦で当たるかは分からないけど、そん時に勝つのは俺達、大海原中だよ〜ん!!」

 

 

>ありがとうございました。・・・ところで、その手に持っているのは?

 

「これ?サーフボードだぜ!今から友達と・・・お!おーい音村ちゃん、綱海ちゃん、こっちこっち!んじゃ、俺もう行くわ!っしゃー!泳ぎまくるぜー!いぇーい!!」

 

 

 

 

『音村楽也』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「トゥントクトゥントク・・・うん、彼は素晴らしい・・・映像でしか見たことないが、彼の奏でるリズムは独特なものだ。噛み合っているようで噛み合っていない、それなのに美しい音色・・・ぜひ、そのリズムを直で見たいものだね」

 

 

 

 

『綱海条介』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「五条ってアレだろ!あの・・・帝国?のすげぇ奴!比得や音村のやつが褒めるのも分かるぜ、素人の俺でも分かるくらい凄いプレーしてるんだからな!それに、比得が言うには結構ノリが良い奴らしいからな。会ってみたいぜ!」

 

 

 

 

 

『小鳥遊忍』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「五条について?んー・・・憧れ、かな?やっぱり昔から見てたけど、アイツのプレー凄いからさ。対等に接してくれるけど・・・そんな実力は私にはまだ無いし。だからこそ、もっと練習して、本当の意味で対等になりたい、かなぁ」

 

 

>五条勝のかつてのチームメイトとお聞きしていますが?

 

「そうよ?まぁ、あいつが私と比得を正しい道に引き戻してくれる前までは、チームなんて呼べるようなものじゃなかったけどね。それについては、ほんとに感謝してる。ーーーだからこそ、フットボールフロンティアでの試合を通して、成長した私を見せないとね?」

 

 

>・・・帝国が負けるとは思わないんですか?

 

「帝国が負ける?ないない、そんなの有り得ないわよ。試合映像とか見てるけど、選手のレベル・・・特に私と同い年の奴らの実力は本物だもん。それに、五条は私に、自分のところまで登ってこいって言ったしね。あいつが約束破るわけないでしょ?」

 

 

 

 

 

『豪炎寺修也』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「・・・妹の、そして俺の恩人だ。俺が今、正しくサッカーを続けていられるのもアイツのおかげだ。ーーーだからこそ、俺はアイツに勝ちたい。そう思っている」

 

 

 

 

『円堂守』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「五条って、豪炎寺の言ってたすっげぇシュート打つヤツなんだろ!?秋に見せてもらったけど、凄かったなぁ、アイツの【ダークトルネード】!!くぅ〜〜〜!!!俺も早く、五条とサッカーしてみたいぜ!その為にも特訓!!そして部員集めだー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『影山零治』

 

>五条勝についてどう思われますか?

 

「とても優秀な子ですね。学業やスポーツだけでなく、普段の生活態度も素晴らしく、更には生徒と教師双方からの信頼も厚い・・・まさしく、帝国学園生徒の鑑とも言うべき人物。特待生に相応しい少年だと思っております」

 

 

>特待生の2人を贔屓しているのではないか、という声に関しては?

 

「いえいえ、そんなことは全くありません。確かに鬼道君とは幼い頃からサッカーの指導にあたっていましたが、特待生に選ばれたのは彼の実力や才能、そして多大なる努力によるものです。五条君に関しても、彼自身の力で学費免除や特別奨学金を勝ち取っていますので」

 

 

>五条勝は影山総帥の隠し子だ、という噂に関しては?

 

「・・・ハハハ、そんなユニークな噂があるのですね。いえ、彼と私に血縁関係はありませんよ。話はこれくらいで?では、お帰りはあちらです。えぇ、お疲れ様でした。またよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

・・・私だ。今の記者を尾行し、私や五条に関する噂の出処を特定しろ。それ以外にも、帝国学園の不利益になる噂は全て潰せ、いいな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『????』

 

 

「へぇ・・・随分高評価なんだなぁ、この人。昔っから鬼道さんの事は凄いとは思ってたけど、まさかこんな人がいるなんてなぁ・・・」

 

 

公園のベンチに腰掛けながら、1人の少年が興味深そうに笑う。彼が見ている雑誌は、『王者の秘密!常勝軍団【帝国学園】特集!』と大きな見出しで書かれたもの。少し前に発売開始されたものだ。

 

 

「鬼道有人すら超えると言われる世代最強、ついたあだ名が【ピッチの絶対帝王】、そして帝国学園特待生で影山総帥の懐刀、鬼道さんの親友と噂される・・・なにこれ、盛り込み過ぎでしょ」

 

 

まるで冗談のようなその肩書き。しかしこの少年は直感で察している。恐らく、ここに書かれていることが真実であろうということに。

 

 

 

「おーい!」

 

 

 

と、そこへ少年の友人達が声をかける。

 

1人は、首元にオレンジのスカーフを巻き、顔にフェイスペイントをした、鳥の羽根を広げたような髪型の少年。

 

もう1人は、暗めの緑色をした髪を右から左に流した、団子っ鼻が特徴的な少年。

 

どちらも、超がつく程の小柄な体格。一般的な身長である最初の少年の比べれば、その身長差はハッキリ言って同い年には見えない。

 

 

そんな友人達に気がついた少年は、ベンチから立ち上がると、ゆっくりと二人に歩み寄る。

 

 

 

「やっほ、2人とも何してんの?」

 

「見かけたから声掛けとこうと思って。何してたの?」

 

「んー・・・特に何もしてないよ。休みだからテキトーにその辺歩いてただけ。・・・あ、そーだ。椋本、これあげる」

 

 

そう言って、少年は先程まで読んでいた雑誌を、団子っ鼻の少年ーーー椋本に手渡した。

 

 

「ん?・・・これ、この間発売された雑誌じゃん。いいの?有難く貰うけど」

 

「さっき買ったんだけど、もうほとんど覚えちゃったから」

 

「うへぇ・・・さっすが、帝国学園から()()がくるような人間は違うなぁ」

 

 

呆れたような、驚いたような顔をする椋本。同じチームでプレーしているし、休日にも頻繁に顔を合わせるような仲だが、目の前の男の規格外さには未だに慣れない。

 

 

それもそのはずだ。帝国学園から推薦が来る、つまりは特待生として迎え入れられる。

 

ただでさえ狭き門である帝国学園から、来て欲しい、と願われるような人材。それが特待生。だからこそ、今の帝国学園にいる特待生はあの『鬼道有人』と『五条勝』の2人だけ。過去を見ても、特待生の数は片手で足りるほどしか居ない。

 

 

そんな特待生に選ばれるような人間が、通常の規格に収まるわけはないのだ。

 

 

 

「まぁ俺は推薦だけどさ。2人も帝国でしょ?模試の結果とか見ると、割といけるでしょ」

 

「まぁ、僕は勉強したからねー!模試判定Aだし!椋本は?」

 

「僕はB判定。ただ、C寄りのBだから、油断は出来ないけどね」

 

「ほら、1番判定の厳しい模試でそんだけ取れてればいけるっしょ。帝国に行っても、一緒にプレーしよーぜ」

 

「そーだね!その為にも頑張らなきゃ・・・あ、僕と椋本はこっちだから!ばいばーい」

 

「じゃあね、また今度」

 

「おう、バイバイ、洞面、椋本」

 

 

2人の友人と別れて、1人帰路に就く。ゆっくりと歩きながら、先程覚えてしまった雑誌の内容を思い返す。

 

 

 

「んー・・・やっぱり、今年の3年と2年には面白そうな人はいないなぁ。代わりに、1年生には多そうだから、そっちに期待しとこっと。あの人のことも気になるし、ね」

 

 

独りつぶやきながら、自身の紫色の髪の毛の先をいじる。首から下げた、愛用のヘッドフォンで耳を覆い、携帯プレーヤーから最近気に入っている音楽を流し、薄く笑う。

 

 

 

「【五条勝】ねぇ・・・。俺を楽しませてくれるのかなぁ」

 

 

 

心の底から楽しみだ、というような笑みで、彼は自宅へと歩んでいく。

 

 

五条勝が、後輩達とーーー1人の天才と出会うまで、残り半年。

 

 




武方三兄弟・木戸川三馬鹿『え?』

すまない、武方達はセリフが思いつかなかったし、三馬鹿は名前とか決めてないから・・・()
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