祥平「1つ!まさか異世界の俺と奈々に出会うとは思わなかった。」
奈々「2つ!性別反対のしょう君?祥子さん?……神次元に住む事になった!」
ネプギア「3つ!小さな女の子は何処に行っちゃったのか私達は探します!」
祥平「瞬間移動ぐらい覚えとけば良かった!気を探れば出来たのに!」
あの女の子の気が大きくなったり小さくなったりしてるからたまに分からなくなる!
~???~
私は逃げた……あそこには帰りたくない……あそこにだけはいたくない……何日も何日も薬を飲まされたりよく分からない実験をずっと続けていたのが耐えられなくて外に出て自由になりたかった……
女の子「お腹空いちゃった……」
私は歩いて食べ物を探そうと歩き始めようとしたら声が聞こえて直ぐに隠れた。
男1「見つかったか!」
男2「いいや!そんなに遠くにはいない筈だ!」
男3「よし!向こうへ行ってみよう!」
白衣の着ていた男達は走りながら何かを探していた。
女の子「私を探してる、捕まったら実験されちゃう……そんなの嫌だ……」
何回も同じことの繰り返していたら私はもう逃げ出していた……あれから何日たったのかな……さっきのお姉ちゃん達といた人だ!隠れなきゃ!
祥平「あの白衣の男達はなんだったんだ?……まぁ~それよりこの辺りから大きな気になったり小さくなったりしてる……うお!お前かエンシェントドラゴン!」
いきなり爪の攻撃が不意打ちだったが殺気を感じたから避けられたが………
祥平「今日は相手をしてる場合じゃないんだよな!」
このエンシェントドラゴンは俺の修行相手にしていたら仲良くなってたんだけどよ、こいつ何か様子がおかしいぞ?ちょっと吹っ飛ばして元に戻すか!
祥平「んじゃ!やるとするか!」
俺はいつも通りにパンチや蹴りをするがかった!
祥平「通常じゃやっぱり駄目か……なら界王拳2倍!」
俺はエンシェントドラゴンのパンチを蹴りで撃ち落とすのだが!
エンシェントドラゴン「があああああ!」
俺の手をしっぽで掴むのかよ!
祥平「が!」
しっぽで俺は吹き飛び木が折れてしまうのだが体勢を立て直す!
祥平「へっ!やるじゃねぇか!」
界王拳2倍であいつそれ以上か……でも超サイヤ人や超サイヤ人2になるの今の体力がないから参ったな……
祥平「よっと……ならこれで終わらせるか!」
俺はエンシェントドラゴンの後ろに移動をし首を強く叩いて気絶をさせる……
祥平「はぁ……これで落ち着いたな………そこにいるんだよな?」
!、気付いてた!……出た方がいいよね?……
女の子「えっと……」
無事で良かった……
女の子「!……え……」
この人は私の頭に手を優しく置いた……
祥平「もう大丈夫だよ……無理しなくていいんだよ。泣きたい時は泣いてもいいんだ、子供が我慢なんかしなくていいんだよ……」
祥平の言葉で女の子は目から粒の用に涙を流し始めた。
女の子「私!私!…あああああ!」
数時間後……
祥平「よく寝てるな……」
俺は泣き止んだ女の子をお姫様抱っこ状態でゆっくり飛んでプラネテューヌに戻ってる。しっかしな、この子は何であそこまで震えてたんだ?普通じゃないことは確かだけど……今のまま親御さんの元に返すなんて出来ない。今のこの子もそれは辛いだけだもんな……お?2人ともいつの間に戻ってたのか。
奈々「しょーう君ー!見つかったの!」
祥平「見つかったけど今は1度プラネテューヌに戻ろうぜ?」
ネプギア「いーすんさんにもその子をどうするのか相談しましょう……」
こんな小さな女の子はイストワールでも多分親御さんに返すのが1番と言いそうだけどよ、でもこの子はそれを望んでるのか?
~???~
???「そうか、あいつはこの世界にいたんだな……お前を潰すのが楽しみだぜ?」
男はそのまま何処かへ歩き始めた。
???「だがもう少し待ってやるよ、なぁ……祥平…」
~プラネテューヌ教会外~
俺達はプラネテューヌ教会に戻りイストワールに事情を話すがやはり親に返すのが1番だとは思ってるらしい……
祥平「はぁ~参ったな……」
あの子は親と言葉に震えてたもんな、何とかしてやりたい、でも俺だけで決めていい理由にはならない……
奈々「しょう君どうしたの?」
祥平「奈々か……いやあの女の子をどうしたらいいのか考えてたんだ…」
いきなり声が聞こえたので俺は後ろに振り向いたら奈々がそこにいた。
奈々「あの女の子を親の所に返すのが1番だと思うけど違うの?」
祥平「普通だったらそうかもしれないんだが異常な程に震えてるって事は何かあったのかもしれない。虐待もしくは育児放棄の可能性どっちかになる。」
奈々「でも1人であそこにいたって事は捨てられた可能性もある?」
わからない、でもあの子が本当にどうしたいのか聞きたいんだが……
祥平「直接は聞けないしどうしよう、本当に……」
昔しょう君から聞いたけど親に虐待されてたって聞いたけどその後は新しい家族に拾われて幸せに暮らしてたって言ってたからあの女の子を自分と重ねてる……
奈々「しょう君……」
祥平「どうした?」
奈々「昔にさ、1度親に虐待されて捨てられてそして新しい家族に育てられたって教えてくれたよね?」
懐かしい事を思い出すな、でも最初の糞親達とは縁を切れたから良かった。てか何でそんな話しをする?
奈々「私達で面倒みない?」
祥平「俺達でか?」
奈々「今のしょう君はあの子を昔の自分と重ねてるよね?」
確かにそうだがあの子はそれで嫌がったら駄目だからな……うお!
奈々「しょう君!悩むなら行動でしょ!私に言ったことを忘れたの!」
………そういや凄い昔だったから忘れてたが奈々に悩むなら行動しろって言ってたな、そうだな………よし!
祥平「奈々、ありがとな!」
いつまでも悩んでても仕方ないもんな!取り敢えず行動あるのみ!
~プラネテューヌ教会の中~
イストワールにあの子の親御さんが見つかるまでの事を話す。
イストワール「話しは分かりました。ですがあの子の親子が見つかるまでの間でお願いしますね。」
やっぱりそうだよな、でもあの子が戻りたいと思うなら良いけど……
祥平「もしあの子が本気で嫌がっていたら俺と奈々で引き取ります。」
祥平さんはそのまま部屋を出ましたがあの少女には何か……
~祥平の部屋~
祥平「ふぅ……おっと…いつの間にいたのか?」
いきなり走って来るからびっくりしたが俺は女の子を抱き上げ肩車をする。
奈々「どうだった?」
俺が部屋から戻って来たらいつの間にか奈々とあの女の子が部屋にいた。
祥平「一応親御さんが見つかるまでの話しだ。でもこの子が望む事は出来る範囲でやっていくよ……そう言えば君の名前をしりたいな」
肩車から下ろしそのまま座る。流石に名前を知っとかなくちゃな、呼ぶ時が大変だわ……
女の子「名前……名前なんかない……」
名前がないのか、なら……
祥平「優子……今日から君は優子だ。」
俺は優子の頭を優しく撫でたのだ……
女の子「でも私何かに名前なんて……」
私は道具、あの人達に使われていた道具なんだ。だから名前なんて貰っても……
奈々「私達は貴女に辛い思いはさせたくないの……」
祥平「子供が遠慮なんてするな、どんな怖い奴らが来ても倒してやるからな!」
この2人は私の事を守ってくれる……
???『道具らしく言う事を聞いていなさい!』
私は道具……
女の子「私は!……え?」
女の人が優しく抱き締めてくれた……何で…
奈々「辛かったよね?怖かったよね?助けて欲しかったよね?褒めて欲しかったよね?幸せになりたかったよね?………優子には幸せになる権利があるんだよ……」ポロポロ
女の子「私……良いんですか?」
祥平「優子はわがままでも良いんだよ……君が元の親御さんの所に戻りたくないなら俺達は優子とずっと一緒にいる……」
お父さんとお母さんの元……あんな所に戻りたくない……私はこの人達といたい!
女の子「私!2人の元にいたい!あそこには2度と戻りたくない!お願いします!私を助けて下さい!」ポロポロ
大きな粒が目から溢れていたのを俺と奈々で一緒に抱き締める。
奈々「うん!必ず幸せにしてあげる!」ポロポロ
祥平「これからは家族だ!」
こうして俺達に娘が出来た?と言うべきだろうな、この事をイストワールに話しをしようとしたのだが全部聞かれていたらしい。それで優子の元親を探すのを止めたらしい、ありがとうございますだなイストワールには……それから2日がたった……
~リーンボックス~
優子「お父さん!お母さん!早く!早く!」
あの2日で直ぐ元気になってくれて良かった……
祥平「分かったから気を付けて歩けぇ~」
奈々「たった2日で元気になってくれて良かったね」
祥平「だな、でもさ……」
と俺達はそう思ったんだがちょっと神次元から戻って来た皆に心配もされたけど怒られました。21号とフューは元の時代に帰ったが優斗や皆はプラネテューヌにまだ住んでるらしい。え?何でリーンボックスにいるのか?それは優子に色んな国を見る為に出たのだ!最初はリーンボックスを見る事にしていた。うぉっと、優子はジャンプして来るのだが俺は抱っこをする。
優子「お父さん!ナイスだよ!」
何か凄い元気すぎないか?今日が楽しみだったのかな?
祥平「危ないから気を付けろよ?」
優子「でもお父さんはちゃんと抱っこすると思ってた!」
何この笑顔……可愛すぎるぞ!
奈々「でも他の人もいるんだから危ないよ?」
優子「はーい!」
無邪気で元気のある子で本当に良かった……私としょう君そして優子はこれから4つの国を回ります!
END
作者「次回の超次元ボールネプテューヌ
第49話 リーンボックスの歌姫」