やはり俺の○○委員会はまちがっている。   作:フリーダムrepair

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あ、はい、どうも。
特にに書くこともないのですが、一応ご挨拶がてら、今回は完全に遊びでございます。

ご意見・ご感想・告白実行委員会でのお気に入りのキャラや絡ませたいキャラなどなどご要望がありましたら是非コメントして頂けると幸いです。


やはり俺の○○委員会はまちがっている。1

「中学生活を振り返って」

桜丘高校1年○組 比企谷 八幡

 

青春。

漢字にしてわずか二文字ながら、その言葉は人の胸を激しく揺さぶる。世に出た大人たちには甘やかな痛みや郷愁を、うら若き乙女には永久の憧れを、そして、俺のような人間には強い嫉妬と憎悪を抱かせる。

俺、こと比企谷八幡の中学生活は前述のような美しい心象風景で彩られるようなものではなかった。土気色をした仄暗い、モノクロームの世界だった。中学特有の強制部活入部から始まり、1年の始まりにしてクラスのほぼ全員から嫌われるという暗澹たるものであった。それからというもの家と学校とを往復し、休日には図書館へ通い、偶に現れるチンピラの後輩から逃げては、今度は別の先輩に捕まるという、およそ昨今の中学生らしからぬ日々を過ごしていた。

所謂おめーどこ中だよ?という奴である。

勿論そんな俺にラブコメなど皆無であり無縁もいいところである。

けれど、そのことに一点の悔いもない。むしろ誇りである。

俺は楽しかったのだ。

図書館に通いつめて大長編のファンタジー小説を読み切ったことも、夜中にふとつけたラジオから流れてくるパーソナリティの語りや音楽に聞き惚れたことも、テキストが支配する広大な電子の海で広い上げた心温まる文章も、深夜2時を狙って10連を回したことも、それら全て俺があのような日々を過ごしたからこそ、見つけだし、出会えたものなのだから。

その1つ1つに感謝することはあれ、嘆いて流す涙はない。

…いや、正確には俺が1人で得たモノに限っての話ではあるが。

俺は自身が過ごしたあの時間を、中学三年間という青春の日々を決して否定しない。力強く肯定しよう。その姿勢をこれからも変えることはないだろう。

しかしながら、それは他の全ての者たちの、今現在青春を謳歌せし者たちの日々を否定することではないということだけは示しておきたい。

青春の真っ只中にいる彼らは、敗北すら素敵な思い出に変えてみせる。なんならイジメや迫害ですら彼らにしてみれば一種のコミュニケーションツールであり、全ては彼ら視点の物語なのだ。

彼らの持つ、青春フィルターを通してみれば世界は変わるのだ。

だとすれば、俺のこの青春時代もラブコメ色に染まるのかもしれない。間違ってないのかもしれない。

なら、俺が今いるこの場所もいつか輝いて見えるのだろうか。

結論を言おう。

 

 

古典教師の明智咲ははぁ…と深いため息をつきながら、俺の作文を読み上げた。

こうして聞いていると、自分の文章力がまだまだだと言うことに気づかされる。小難しい単語を並べれば頭が良さそうに見えるんじゃないかという、どこぞの売れない作家が考えそうなこすっからい思考が見透かされる気分だ。

さては、この未熟な文章について呼び出されたのか。

もちろん違うよね。知ってました。

明智先生は結論の部分まで読み上げると額に手を当てて再び深々とため息をついた。

「…さて、比企谷。現代文の授業で出された課題はなんだった?」

「…はあ、『中学生活を振り返って』というテーマの作文でしたが」

「そうだな。それでなぜ君の作文の結論は''やはり俺の青春ラブコメはまちがっている''なんて何処かのライトノベルか映画のタイトル見たいな締めになるんだ?しかも追記に''青春を謳歌せし者たちよ、爆発しろ''。とまで書かれているのはなんだ?テロリストなのか?それともバカなのか?」

明智先生は再びため息をつくと悩ましげに髪を掻き上げた。

そういえば、明智先生は本来古典教師だったはず。

何故、貴方に説教をかまされてるんでしょうかね、明智先生。

そんなことを考えていると、紙束で頭をはたかれた。

「真面目に聞け」

「はぁ、というか先生って、古文の教師だったんじゃ…」

「俺は生活指導も担当してるんだよ。平塚センパ…先生が丸投げしてきた」

職員室の隅っこのほうを眺めると、件の平塚先生がPCに向かってなにやら仕事をしていた。

…どうも、俺、あの先生苦手なんだよな…なんというか勝てる気がしない?というか?何言ってるか分からんだろうが俺も分からん。

別の世界線で因縁でもあるのだろうか?何?シュ●ゲの話?

明智先生はそれをちらっと見てから俺の方に向きなおる。

「比企谷。この作文はなんだ?一応言い訳くらいは聞いておかないとな」

先生が渋い声で迫ってくる。普段あまりこういう声を出さないタイプの先生なのでこういう場合ビビりまくってしまう。っつーかマジ怖ぇ。

「ひ、ひゃ、俺はちゃんと中学生活を振り返ってますよ?青春なんてこんなもんじゃないでしゅか!だいたい合ってますよ!」

噛みまくりだった。人と話すだけでも緊張するのに、それが教師で1対1となればなおさらだ。

「ほう?ならこの最後の一文は?」

「…いや、それはつい筆に力が乗ってしまったというか」

いやね?ほら、世間一般で言われている''青春''なんてまちがえています。というのを強調したかったというか…

あんなもの嘘っぱちだ!!という(ハート)の主張である。

可愛い彼女とららぽーとで制服デートとか、友人の紹介で他校の女子とご飯に行くとかそんなことはありえない。そんなものはフィクションだ。

青春ラブコメには最後にこう付け加えられてあるでしょう?

『✳︎この作品はフィわクションであり、実在の事件、人物、団体とは関係ありません』って。

つまり、あんな青春ラブコメは嘘八百です。みんな騙されているのです。

明智先生ははぁ…と三度ため息をついた後に羽織っていた白い白衣から飴玉を取り出すと、ペリペリと包み紙を剥がす。剥がし終えると、持ち手の部分でくるりと飴玉を一回転され、口に放り込む。カリッという砕けた音と共に、至極真面目な顔でこちらを見据えた。

「君は部活はやってなかったよな?」

「はい」

「…仲の良い友人はいるか?」

「びょ、平等を重んじるのが俺のモットーなので、特に親しい人間を作らないようにしてるんですよ、俺は!」

「つまりはいない、と」

「た、端的に言えば…」

俺がそう答えると、なにやら納得げな明智先生は引き出しから何か書類を取り出して書き込み始めた。

「…恋人、彼女とか、いるのか?」

とかってなんだよとかって。俺が彼氏いるって言ったらどうすんだよ。

「今は、いないですけど」

一応未来への希望を込めて「今」の部分にアクセントを置いた。

「そうか…」

先生は今度はどこか潤んだ瞳で俺を見つめる。ゴミが目に入っただけと信じたい。おいやめろ。俺に生暖かくて優しい視線向けんな。

それにしてもなんだよこの流れ。明智先生は熱血教師なの?そのうち腐ったミカンがどうとか言い出すの?ヤンキー母校に帰るの?…マジで帰ってくんないかな。

明智先生は何事か思案したのち、ふう、とため息交じりに咥えていた飴の棒を口の中から取り出した。

「そうだな、こうしよう。レポートは書き直せ」

「はい」

ですよね。

よし、今度はごくごく適当に当たり障りのない文章を書こう。それこそ声優ブログやアイドル公式サイトくらい。『今日のご飯はなんと…、ハンバーグでしたっ!』みたいな。なんとっ!ってなんだよ何一つ意外じゃねぇよ

ここまでは想定の範囲内。俺の想像を超えていたのはこの後だ。

「だが、君がこのまま成長すればきっといつか痛い目を見るに違いない。取り返しのつかないことになる前に、軌道修正したほうがいい。なので、君にはある部活動を命じる。学校ってのは後ろは振り返らない、前だけ向いていればいい場所だが、何事にも例外は付き物だ」

余計なお世話である。

とは言え、ここで駄々を捏ねたところで状況が好転するとも思えない。ここは一旦従ったフリをしつつ、さりげなく部活からフェードアウトするやり方のほうが良さそうだ。

「部活動って…何すればいいんですか?」

恐る恐る尋ねた。もうね、ドブさらいしろどころか人攫いしろとか言われない雰囲気。

「ついてきなさい」

手イタズラに持っていた飴玉の包み紙をゴミ箱に捨てると明智先生は立ち上がる。説明も前振りもない急な提案に俺が止まっていると、扉の前で明智先生が振り返った。

「おい、早くしろ」

きりりとした目に睨まれて俺は慌てて後を追った。




ハニワは普通の恋愛モノだし、他のアクションやファンタジーなんかより全然余裕だろ!!ガハハ!!
…みたいなことを考えていた過去の自分を殴り倒したい…
告白実行委員会…ヒロイン書くの難スギィ!!
というかハニワ側のキャラ崩壊ヤバイよね。
…分かってますよ、独り言です。

ええ、前述の通り今回は一応シリーズモノですが、なんというかすぐ消えそう…劣等生やPWみたいに書くぞ!!って感じより筆休め中の筆休めみたいな??(予防線)
ぶっちゃけ、絶対こんなん書いてもウケんわ…なんだコレ…みたいな?

いいんですよう!!告白実行委員会は一度どこかで書いて見たかった作品なのです!!
そんなわけで、ぶっちゃけいつ消えるか分からんような作品ではありますが、もし、お時間にご都合が宜しければ、一読して頂けると幸いです。

…劣等生もそろそろ書かないとね…(書けるとは言っていない)
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